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ズガドーン

ずがどーん

ズガドーンとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するウルトラビーストの一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0806
アローラ図鑑No.393
UBコードネームUB:BURST
ローマ字表記Zugadoon
分類はなびポケモン
タイプほのお / ゴースト
高さ1.8m
重さ13.0kg
せいべつ不明
とくせいビーストブースト
タマゴグループタマゴみはっけん

他言語

英語・イタリア語・スペイン語Blacephalon
ドイツ語Kopplosio
フランス語Pierroteknik
韓国語두파팡
中国語(台湾国語)砰头小丑
中国語(広東語)砰頭小丑

概要

第7世代『ウルトラサン・ウルトラムーン』で初登場した、アローラ地方を脅かす謎の存在ウルトラビーストの一種。

UB:BURST(バースト)というコードネームで呼ばれている。


首が繋がっていない風船のような頭部と、細身のピエロのような身体を持つポケモンで、非常にポップかつカラフルな配色になっている。

この丸い頭部は不思議な火花の集合体であり、なんと自在に取り外して花火のように大爆発させることができる。爆発させても死ぬような事は無く、首元の穴から一瞬で新しい頭が生えてくる使い捨て可能な仕組みとなっている。


後述の専用技では爆発によって多少の負担が出ているようだが、「はじけるほのお」など他の技で使う場合はその限りではなく、頭を爆発させずに火花だけを飛ばす事も出来る。


クネクネとおどけたような動きで相手を油断させて近づき、不意に頭を爆発させて驚かす。

そして相手が驚愕したその隙を付いて、生気を奪い自分のエネルギーにしてしまうというゴーストタイプらしい習性を持つ。

また"驚嘆"の感情からもエネルギーを取れるようで、常に相手を沸かせるムーヴを心がけた、見た目通りエンターティナー気質の強い存在でもあるようだ。


首がないため正確には頭はくっついておらず若干浮いており、首周りの襟(?)の当たりを転がすように動かすことが有る。

実体がないということを強調しているのか、公式イラストやアニポケでは頭部のみ主線が描かれていない。ポケリフレでも頭から下はどこも触ることができるが、頭には実体がなく触った時の音が幽霊ポケモンを触った時の音になっている。


その頭部の左右にある爆発マークは目となっており、感情が和らぐと角が取れて花柄のような形状となる他、よく見ると黄色い丸の部分がときどきまばたきしている事が分かる。

ポケリフレなどでは目の位置の都合上若干見難いものの、笑顔になったり目を閉じたりと意外とちゃんと表情が有ることがわかり、ポケモンキャンプで顔を近づけたり、カレーの出来が良いとアクジキングと同様笑顔になる。

また頭に付いたブツブツの火花は、喜ぶと黄色一色になり、怒ると赤一色になり、嫌がると青一色になる特徴がある。


名前の由来もおそらく「頭(ず)がドーン!」(あるいは「ズガーン」と「ドーン」という2種類の擬音語)。英語名も"Blast(爆発)"、"Blaze(燃え上がる)"+"cephalon(頭部)"でまんま「頭がパーン」である。


Shiny Blacephalon Chibis!

なお色違いも厳選でき、白かった部分が真っ青になるというこれまたビックリな変化を遂げている。


デザインモチーフは「ニューイヤークラッカー」及び「カウントダウン花火」。正月に関連するUBとして門松熨斗と同じグループに属する。ちなみにアローラ地方のモデルとなったハワイでも年明けの際には盛大に花火が打ち上げられるようだ。

なお、後述するポケマスでも2024新年にプレイアブル実装された。


ゲーム上での特徴

ウルトラサン・ウルトラムーン

  • 殿堂入り後、ポニ島にある「ポニの樹林」で、『ウルトラサン』でのみ2体が出現し捕獲が可能で、『ウルトラムーン』には代わりにUB:LAYことツンデツンデが出現する。

  • 捕獲
    • ビックリヘッドを使用するので自滅されないように、特性しめりけを持つポケモンで挑みたい(ビックリヘッドは自爆技扱いのため、不発に終わる)。
    • また、UB共通のオーラを纏っており、特攻が2段階上昇した状態でバトルが始まるので、スペシャルガードを使うなどで攻撃を耐えられるようにしなければ危険で、ゴーストタイプであるためそのままではみねうちやてかげんが通らない。
    • 元々の捕獲率もあまり高くないため、ウルトラボール以外のボールで捕まえたい場合、みずびたしで水タイプにする、きもったまでみねうちを当てるなどの工夫が必要となる。

ソード・シールド


性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
531275315179107570

見た目ではタイプが分かり辛いが、シャンデラアローラガラガラと同じほのお・ゴーストの複合。

同タイプであるシャンデラよりもさらに攻撃的な性能で、特攻の値はUBの中でデンジュモクに次ぐ151。同じ炎タイプのレシラムをわずかに超える。


素早さ107は全ポケモン中ズガドーンのみであり、ガブリアスよりも速いがゴウカザル三闘よりも1低いと言う絶妙な数値。

攻撃の値も同タイプのアローラガラガラよりも高めだが、メイン・サブ共に範囲が被ったり威力に不安があったりする為基本は特殊一本で運用される。


UB中唯一の専用技ビックリヘッドは威力150・命中100という凄まじい性能。

最大HPの半分を削るという大きなデメリットはあるが、あのシャンデラより高い151という特攻から飛んでくる150(タイプ一致で実質225)の技はまさに驚異の一言。

たとえ半減だったとしても生半可な特殊耐久だと一撃で落とされかねない。但し味方も巻き込むのでシングル以外では注意。

こと一致火力においてはシャンデラの追随を許さない物がある。

ちなみにこの技によるHP半分消費は小数点以下切り上げなので、HPを奇数にしても偶数にしても2回打つと倒れる事になる。(一応HPを偶数にしておけば1発撃った段階でオボンのみを食べることができるので3回打つことができるようにはなる。)


欠点としては、耐久面……特に物理耐久がすこぶる低いと言う事。

その低さや何とポッチャマ。ほのお・ゴーストは耐性も多い方ではあるが弱点も多いタイプであり、弱点の物理技を喰らえばひとたまりもない。というか半減でも結構持っていかれるため迂闊に後出しもできない。

特に「ふいうち」「かげうち」などの先制技を使われると自慢の特攻を活かす前に呆気なく落ちる。

また、高い攻撃力と低い耐久のせいで攻撃↓性格+個体値0ですら「イカサマ」で致命傷(一応この条件+タイプ不一致であれば50%の確率でギリギリ耐える)となる。

特殊耐久に関しては物理耐久よりはマシな程度にはあるが、全体的に見ればやはり低い方。

主力技が「ビックリヘッド」になり易い為、紙耐久御用達のきあいのタスキはまず持たせられず、場持ちも非常に悪い。その為、長期戦はほぼ出来ないと思った方が良い。


また、サブ技の乏しさも難点。

一致以外の特殊技は「サイコキネシス」「サイコショック」「あくのはどう」位しかなく、「あくのはどう」は範囲がゴーストとダダ被りなのでまず採用されない。

相性補完が良いくさタイプ攻撃技は「めざめるパワー」のみ。

物理技は範囲的に「ニトロチャージ」や「だいばくはつ」がいいところである。


このためバンギラスに対してはうちおとす」と「めざめるパワー」以外は全て半減以下で受けられてしまうため為す術がなかった。

一応「トリック」を自力習得できる為、こだわりアイテムの押しつけと言う面白い事は出来なくもないがメガストーンやZクリスタルの前にはそれも無力。

当初はその魅力的な火力のお陰でランク上位に名を連ねたものの、次第にサブウェポンの無さ・耐久の無さが浮き彫りになり一気に順位を落としてしまった。


第8世代

第8世代では「ニトロチャージ」と「だいばくはつ」が没収された代わりに「さいみんじゅつ」「アンコール」そして「ソーラービーム 」を習得。

ズガドーンの耐久上、使うにはひでり持ちのカバーやダイマックスなどの工夫は必要になるが、岩や水に対抗できる術をようやく得る事になった。


ビーストブーストでの能力強化は意外と広く、攻撃・特攻・素早さ、そして特防(!?)にもかけられる。

しかし、無難に特攻するのが一番だろう。

耐久がなさすぎる為積み技との相性が悪く、素早さもブースト対象に出来るものの特攻の努力値をほぼ振れなくなってしまう為、実質(ほのお技以外の)火力を捨てる羽目になるため推奨されない。


やはりUBらしく癖があるポケモンなので、漠然と運用するのは難しい。繊細に、なおかつ強烈に攻めるまさに花火の様な戦い方を要求されると言えるだろう。

それでも黒いあいつと異なり、ほのお耐性がないと消し炭にされかねないという点は変わらないので注意は必要である。


使用トレーナー


番外作品

ポケモンマスターズ

  • ミクリ(24シーズン)&ズガドーン
    • モデルが上述の概要の通りに「ニューイヤークラッカー」及び「カウントダウン花火」という事からか、2024年正月に実装され、まさかのミクリがバディーズとなった。イリュージョン繋がりだからだろうか?
    • 技は20%の確率で相手のとくぼうを下げる「シャドーボール」、1回技を使うと解放されるシンクロ技「怪炎ビックリヘッド」は自分の次回特殊技威力ブーストを0~10段階のいずれかを上げる。
    • 「ホウエンの分析」で味方全員の次回特殊技威力ブーストを1段階あげ、さらに味方全体の場をホウエンサークル(特殊)にし、味方全員の特殊技や特殊バディーズわざの威力をアップする。「ショーを始めよう!」は味方の「とくこう」を4段階+急所率を3段階上げる。
    • バディーズ技は「燃えあがるエレガントなファイアーレイ」、またダイマックスで「ダイホロウ」と「ダイバーン」を使う事ができる。
    • 元々パシオの海岸に開いたウルトラホールから迷い混んできた個体で、偶然居合わせたミクリと意気投合して敵意が一切無くなったものの、ホールが閉じて帰れなくなってしまい、彼のバディーズとなった模様。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • サン&ムーン78話
    • 花火大会を行っていたメレメレ島に突如出現し、サトシ達の前でパフォーマンスを行った。しかし、そのパフォーマンスで行った爆発で新たなウルトラホールが開いてしまい、デンジュモクが出現してしまう。
    • 当初サトシは「花火マン」と呼んでいた。
    • 送電施設に現れ、デンジュモク相手にパフォーマンス対決(サトシとスイレン曰く「ドンドンバチバチ対決」)を始めてしまう。対決を続けられると周囲が危険な為、サトシとカキがゲットを試みるも失敗(その際の二人の顔が…)
    • サトシが提案した「派手なパフォーマンス…花火を見せつけて誘き寄せる」という、ウルトラガーディアンズのポケモン達による合体技に反応、そこにサトシのルガルガンのZワザ「ラジアルエッジストーム」を受け、デンジュモクと共にウルトラボールで捕獲。その後、元の世界へと帰っていった。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

第14章に登場。ウラウラ島・ポータウンでサンの手伝いを受けてリラが捕獲しようとするが失敗し、サン達を攻撃しようとした際にカプ・ブルルに吹き飛ばされ、そのままポニ島を目指す。

半年後には複数の個体がエーテル財団に利用されてラナキラマウンテンの警備を行っていたが、スイレンハプウによって撃破される。


関連イラスト

UB:burstUB:BURST

ただ-☆ズガドーン!


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンUSUM

ポケモン一覧 ほのおタイプ ゴーストタイプ


0805.ツンデツンデ0806.ズガドーン→0807.ゼラオラ


ウルトラビースト


準伝説

世代グループポケモン
第1世代三鳥フリーザー/サンダー/ファイヤー
第2世代三犬ライコウ/エンテイ/スイクン
第3世代レジ系レジロック/レジアイス/レジスチル
ラティ兄妹ラティアス(メガラティアス)/ラティオス(メガラティオス)
第4世代UMAトリオユクシー/エムリット/アグノム
ヒードランレジギガスクレセリア
第5世代聖剣士コバルオン/テラキオン/ビリジオン
四神/コピペロストルネロス(けしん/れいじゅう)/ボルトロス(けしん/れいじゅう)/ランドロス(けしん/れいじゅう)
第6世代--
第7世代タイプ:ヌルシルヴァディ
カプ神カプ・コケコ/カプ・テテフ/カプ・ブルル/カプ・レヒレ
ウルトラビーストウツロイド/マッシブーン/フェローチェ/デンジュモク/テッカグヤ/カミツルギ/アクジキング/ベベノムアーゴヨン/ツンデツンデ/ズガドーン
第8世代ガラル三鳥ガラルフリーザー/ガラルサンダー/ガラルファイヤー
ダクマウーラオス(いちげきのかた)(れんげきのかた)→キョダイマックスウーラオス(いちげきのかた)/れんげきのかた
レジ系レジエレキ/レジドラゴ
ポス馬ブリザポス/レイスポス
四神ラブトロス(けしん/れいじゅう)
第9世代四災/災厄ポケモンチオンジェン/パオジアン/ディンルー/イーユイ
ともっこさまイイネイヌ/マシマシラ/キチキギス

同複合タイプ


関連ポケモン等


その他

花火 ドッキリ サーカス

  • くねくね:「くねくねした動き」「近くで驚愕した相手の生気を吸い取る」といった習性から、もしかしたら元ネタにしているかもしれない。

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