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ガブリアス

がぶりあす

ガブリアスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

「ガブキラァ‼︎


基礎データ

全国図鑑No.0445
シンオウ図鑑No.111
マウンテンカロス図鑑No.008
アローラ図鑑(SM)No.240
ウラウラ図鑑(SM)No.112
アローラ図鑑(USUM)No.309
ウラウラ図鑑(USUM)No.130
カンムリ雪原図鑑No.118
ヒスイ図鑑No.189
パルデア図鑑No.128
キタカミ図鑑No.166
ローマ字表記Gaburias
分類マッハポケモン
タイプドラゴン / じめん
たかさ1.9m
おもさ95.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいすながくれ / さめはだ(隠れ特性)
タマゴグループかいじゅう/ドラゴン

他言語版の名称

ドイツ語Knakrack
英語・スペイン語・イタリア語Garchomp
フランス語Carchacrok
韓国語한카리아스
中国語(簡体字)烈咬陆鲨
中国語(繁体字)烈咬陸鯊

進化

無題

初期中間最終メガシンカ
フカマルガバイト(Lv.24)ガブリアス(Lv.48)メガガブリアス(ガブリアスナイト)

概要

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)に初登場した、フカマルの最終進化系。

撞木鮫(しゅもくざめ)とテリジノサウルスを合わせたような雄々しく、力強くもシャープな容姿を持ったポケモン。ドラゴンとしては王道的なビジュアルではないかもしれないが、味があってカッコいいと人気がある。


600族ドラゴンタイプの宿命で進化させるまでに手間はかかるが、初心者から上級者まで非常に活躍させやすいポケモンである。シンオウ地方のチャンピオンであるシロナも切り札として使用している等、その人気・実力は折り紙付きで高い。


一見飛行には向いていないような外見だが、体を折り畳み、背中や両手に付いた鰭(ひれ)の様な被膜を伸ばすことでジェット機のような体形となって、マッハのスピードで空を飛ぶ事が可能(実際にパルデアの大穴周辺では高速で飛び回っている光景を目撃できる)。

加えて走力自体もかなり高く、地上でも負けず劣らずの素早さで動き回れる。


その勢いで鳥ポケモン等の群れに突っ込み、丸呑みにしてしまう形で狩りを行う。ボーマンダと獲物を巡って空中戦を繰り広げる事もあるらしい。


また、微細なウロコ状の皮膚は現実の鮫肌と同様、接触した外敵を傷つける事での牽制や、移動時の抵抗を軽減させる役割があり、飛行スピードの維持にも役立っている。

そのスピードは強力な攻撃能力にも転化され、高速移動中に発生したソニックブームは周囲の物体を切断してしまうほどの威力を持つ。

しかし技としてのそらをとぶ」や「ソニックブーム」は一向に覚えない。でもサメだからかなみのりは覚える。


頭についた2つの突起も、現実のシュモクザメ同様センサーの役目を果たしており、遥か先の獲物の様子を感じ取る事が可能。


一方鮫モチーフでありながら、生息地は砂漠や岩山、荒野などの水気のない所が主であり、スナザメをイメージしているとの説もある。

フカマルの図鑑説明を元にすれば、元々はどこかの熱帯地方(アローラよりも暑いので赤道近辺だろうか)の出身であり、本来の生息地は火山帯にある洞窟とされている等、とことん寒さを嫌う体質である事が窺える。


その為シンオウなどの北半球に生息しているものは"外来種"ということになり、特にシンオウやガラルは寒冷地であるため、ある洞窟の深部にしか生息していない。

そんな地域のガブリアスは体が冷え切らない内に獲物を仕留め、速やかに住処に戻るという工夫で日々を生き抜いている模様。


が、今よりも寒暖差の激しかったヒスイ地方(昔のシンオウ)では雪山にてオヤブンとして堂々と表に出る様子が確認できる。お前、寒さに弱いのか強いのかどっちなんだ…。

何はともあれ、これでフカマル族はシンオウ地方にはそれなりに昔から定着している種である事が判明した。一応同じ地方ではあるものの、ヒスイ地方からシンオウ地方になるまでにはヒスイのすがたのポケモンが全て居なくなり、ニューラに至っては全ての個体が脱リージョンするという大きな変化が間に挟まっていることが示唆されているため、その大きな変化の中でフカマル族の事情にも変化が起き、野外では暮らせなくなったのかもしれない。


フカマル時代からの共通点として、雄は背鰭に切り込みがあり、雌には切り込みがない(公式イラストは雌だが、pixivの投稿イラストは雄のほうが多い)。

ガバイトの色違いは鮮やかな青色だったのに対し、何故かガブリアスの色違いは殆ど全くと言っていいほど変化がない。全身の色が変わってはいるのだが、通常色と見比べてようやくちょっと違うかなーという程度である。その反動か、メガシンカ時には一目でわかる派手な色へと変化する。


名前の由来は恐らく『ガブリ(噛みつきの擬音)』+『notorious(英:悪名高い)』もしくはザンドリアスなど怪獣の接尾語に使われる『アス』か(リアス海岸のリアスに由来という説もある)。

鮫なだけにカルカロドンギリシャ語で鮫を意味する『カルハリアス』も含まれている。


ゲーム上の特徴

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
種族値108130958085102600

実はこのガブリアス、全ポケモンの中でも、最も美しい種族値配分と言われている。

具体的には…。

  • 耐久面としては、HP種族値が108、物理防御が95、特殊防御が85ある。 その水準は、遅い代わりに耐久が多めに振られているポケモンと十分タメを張れるほど。具体的な例を上げると、あくまで種族値上の話ではあるが、ローブシンを微妙に上回る物理耐久ランクルスと同等の特殊耐久なのである。「素早いポケモンは耐久が低い」という常識を打ち破る耐久性能を持っている。不一致のめざめるパワー氷くらいなら普通に耐える。
  • 個体値V時のHPは無振りで183。ちょうど8n-1のため、てつのトゲやどりぎのタネ等の定数ダメージが最小となる。そのため6振りはH以外に回したほうが良いとされる。
  • 攻撃面としては、ほとんどの相手に等倍以上のダメージが通るドラゴン/じめんの複合タイプであり、攻撃種族値130からタイプ一致の高威力技をバンバン繰り出せる。 「じしん」が効かない相手には「げきりん」、「げきりん」が効かない相手には「じしん」と、2つの技の相性補完がこの上なく優れている。これら双方の技を半減以下に抑えることのできるポケモンは少ない(エアームドエルフーンなど)。それら数少ないポケモンでさえも、大体はサブウェポンで弱点を突くことができる。
  • おまけに、ただでさえ高い火力を増強する手段として「つるぎのまい」も使用できる。
  • 特殊アタッカーと比較すれば相対的に低いとは言え特攻種族値も80あり、主に利用される特殊技の「だいもんじ」の威力の高さや、その「だいもんじ」を撃ちたい相手の多くが防御に依存していて特防がお粗末という点から、決して無駄なステータスではない。他のドラゴンとのタイマンや物理受け対策として、「りゅうせいぐん」を入れた二刀流が採用されることもある。
  • 但し、特殊技の選択肢自体は少ない為完全な特殊型にするのはかなり難しい。なみのりすら普通に選択肢に入ってしまう
  • そして、最大の目玉は素早さ種族値102。激戦区である素早さ種族値100のポケモンをわずかに2上回るという何とも絶妙な速さになっている。第6世代に入り、大幅な強化手段であるメガシンカを習得したポケモンがどっと増えたが、その中でも素早さ種族値102を超えるポケモンは決して多くない。つまり、強大なメガシンカポケモンを相手にしても先手が打てる可能性があるというわけだ。「こだわりスカーフ」を持たせればほとんどの相手を上から叩くことができる。ぶっちゃけガブリアスの強さの半分はこの素早さであると言っても過言ではない。つまり、この素早さの優位性が失われるとどうなるかと言うと…。これに関しては後述。
  • 同時に弱点もこおり(4倍弱点)、ドラゴンフェアリーと少なく前述の素早さとじめん技の弱点の突きやすさなどを考慮しても、600族の中でも初心者が使いやすいポケモンとなっている。但し耐性もほのお・いわ・どく・でんき(無効)と薄く、交代技も覚えない為受けは意外と苦手。
  • 一方、攻撃・素早さを同時に上げる「りゅうのまい」は覚えない。ドラゴンタイプではもはやお馴染みのこの補助技、流石にガブリアスに与えるとゲームバランスが崩壊しかねないとゲーフリは判断したのだろうか(ちなみに同タイプの他の2匹は覚える)。
    • そのくせに、第9世代でこの技が入っているわざマシン100を作るのに必要な材料3種類のうちの一つがフカマルのウロコ(×3)という…。なんだこの矛盾。

また、腕の先端には爪しかない為拳を使う技は一切覚えられない。それに加えて、分類に反して「こうそくいどう」や先制技も一切覚えない。ここまで来ると分類を見直した方が良いのではなかろうか。


特性

  • 通常特性は「すながくれ」。
    • 天候が「すなあらし」の時に発動し、発動中は相手の技の命中率を2割減させるため、技を思うように当てられず鬱陶しいことこの上ない。持ち物「ひかりのこな」(相手の命中率を1割減)と組み合わせれば命中100の技も「かみなり」などとほぼ同等の72まで落ち込んでしまう。
    • この間に「みがわり」を連打し、相手の攻撃が外れた所で「つるぎのまい」を積み、上がった攻撃力で全抜きを目指すのが通称「粉ガブ」「砂ガブ」である。
    • このガブリアスとセットで使われるのは「でんじは」と「きあいのタスキ」を持ったバンギラスが主で、すなあらしがターン無制限だった第5世代までは、害悪戦術の一つとして挙げられるほどの凶悪なコンビであった。
    • だが第6世代以降天候の持続ターン数が制限されたことでこの戦術は鳴りを潜めた。
  • 隠れ特性は「さめはだ
    • 現在ではこれが主流となる。 その効果は、こちらが直接攻撃を受ける度に相手のHPが1/8ずつ削られるというもの。
    • 持ち前の耐久力も相まって敵がむやみに「ねこだまし」や連続技を使おうものなら、むしろ使った側が追い詰められるという恐怖の現象が起きる。先制を仕掛けることのメリットより、仕掛けた側のタスキや特性「がんじょう」が潰されるというデメリットの方がはるかにデカい。
    • おまけに、ガブリアスほどの火力があれば、相手の体力が1/8削れるだけでそこから易々とトドメを刺すことができてしまう。
    • 逆に言えば、相手に取られるとこちらの接触技を牽制させられてしまうため「トレース」や「スキルスワップ」には注意が必要。

弱点

  • こおりタイプ技が4倍ダメージ
    • 例えば、「ふうせん」を持たせたエンペルトを出されると、じめん技以外でふうせんを割った後に高いとくこうを生かした「れいとうビーム」で返り討ちにされるといったことも。また「れいとうビーム」を「きあいのタスキ」や半減きのみで耐えきったとしても今度は「アクアジェット」で仕留められてしまう。
    • この弱点のせいで、思いも依らない所からこおり技が飛んでくることがある。 「れいとうビーム」を覚えないポケモンでも「めざめるパワー(氷)」を仕込んでいることが多く、不意の一撃で致命傷を負う危険性もなくはない。

第6世代

  • ドラゴンタイプそのもののメタとしてフェアリータイプが登場。フェアリータイプはドラゴンタイプの技を完全に無効化してしまう。その一方、フェアリータイプの技はドラゴンタイプに効果抜群である。
  • 天敵フェアリータイプの登場でドラゴンタイプが逆風を受ける中、ガブリアスは恐るべき力を手にして帰って来た。そう、メガシンカである。
    • 詳しくはメガガブリアスのページを参照してもらいたいが、ガブリアスとは似て非なる戦術を必要とするポケモンである。同じポケモンとして運用しようとすると感覚が狂うこと間違いなし。
  • 一方、メガシンカせずに戦いを挑む場合にはどうだったかというと…ぶっちゃけ強かった。
    • というのも、フェアリータイプで「じしん」が通り辛いのはせいぜいひこうタイプ持ちのトゲキッスとくさタイプ持ちのエルフーンぐらいだったうえ、補助技を主体とする型になりがちなエルフーンを除く全フェアリータイプに素早さが勝っていたため、相手の防御が低ければそのまま押し切れることも少なくなかった。
    • むしろ、フェアリータイプを強く受けられるという点で需要が増したのがほのおタイプどくタイプはがねタイプとことごとくじめんタイプに弱いタイプばかりだったため、むしろ追い風が吹いているとまで言われていた。
  • しかし、続く第7世代にて、ガブリアスはフェアリータイプ追加によるそれよりも遥かに苛烈な逆風に晒されることとなる……

第7世代

  • 当初はポケモン自体が300種類+αしかおらず、カプ及びテッカグヤとの相性が優れていた為一向に数が減らず、やはり今回もガブリアスがトップメタを大驀進するものと思われていた(実際第7世代のシーズン1では同作で初登場のカプ神の名前をもじってレートの守り神ガブ・リアスとまで呼ばれてしまう程) 。
  • ところが環境が煮詰まり、様々な地方からポケモンがやってきて800種類近いポケモンが戦い合う環境が完成すると、その評価に陰りを見せることになった。
  • その主な理由は、
  • ガブリアスの欠点が明確に表れるようになってしまった結果、2017年1月20日で首位から陥落し、その後も落ち方は留まらずランドロスやボーマンダマンムーにも抜かれ2017年7月現在は何と2桁に突入してしまった。そして長らくガブリアスの特等席だった1位にはミミッキュが居座り続けている。
    • その後も大幅に順位を落としたメガガルーラファイアローと比べるとまだ踏ん張っていたが、シーズンが進むごとにアシレーヌマリルリが上位に登り始め、ますますフェアリー環境になっていき、順位の低下は進む一方であった。
  • そしてUSUMが発売されたが、改善どころか更に落ちる羽目に。ここに来て「どうせ抜けないからSは気にしない」の代表格とも言えるカバルドンが大躍進。ガブリアスに代わって総合第4位にまでのし上がってきたのである。
  • ランドロスに至ってはさらに数を増やし、あろう事かミミッキュさえ抑え込んで総合1位に
  • 環境が変化したにもかかわらず全くと言っていい程強化されなかった(強いて言えば「じだんだ」と「とぎすます」が来た位)結果、遂にガブリアスの順位は初発表時で総合20位にまでランクダウン。現状さらに順位の低下が進んでいる。シングルの順位だけで踏ん張っているとも言われる程。言葉通り「ガブリアスを中心に回る環境」は終焉を迎え、その役目をミミッキュが引き継いだのであった。

  • 実を言うと周りの強化がこのポケモンに刺さるものだったのであって、こいつ自身に直接的な弱体化は入ってなかったりする。元々腐りにくく安定してなおかつ壊れではないステータスが好まれる理由であり、6世代ではあのメガガルーラにも何かしらできるという重要すぎる部分もあった。
  • 事実長らくトップメタにいたにもかかわらず批判はあまりなく、ゲームバランスを保っている意味での高使用率を獲得していたポケモンと言え、使用率が高かったからといい軽々と即腐らせるような弱体化はせずガブリアス自身のスペックそのものは保ちつつ環境を変化させたのは、調整としては成功と言える。(それを考えればいかに第6世代のこいつらが異常だったかが分かるだろう……)。
  • USUM期辺りから徐々に「ステルスロック」起点作り型として使われるようになった。初登場のDP期の感覚で言うと「起点作り型として使うなどとんでもない!」という意見が聞かれるかもしれないが、当時は生半可なスペックのポケモンは他の種族の劣化を承知で起点作り型として使った方が実用性を保てるスペックインフレ時代であったため、致し方が無い部分もあった。

第8世代

    • DLC「冠の雪原で復活しネット上では大きな話題になった。
    • 「りゅうのまい」無し・「こうそくいどう」も無し・「そらをとぶ」も当然無しの上に「つばめがえし」没収ととにかく素早さ関連に絡む技を軒並み習得不可・先制技も無しになってしまった。お前本当にマッハポケモンか?
    • 一応、「スケイルショット」で素早さを上げる事自体は可能になったが、ガブリアスでは割と重要な部分である防御力を下げてしまうのが悩み。いくら10年トップメタを担っていたポケモンとは言え、素直に素早さは上げさせてもらえないようである…。
  • 実際、素早さが上げられないというのはガブリアスにとって(悪い意味で)大きく、ガブより速いポケモンがUSUM以上に増えた事や、未だ健在のミミッキュアシレーヌに新たに解禁されたレヒレに弱体化こそ喰らったもののまだまだ現役のといったフェアリーがかなり重くのしかかっている。上で述べた通りガラルマタドガスは、特性がふゆうだと一致技がどちらも無効と最悪の天敵。
  • おまけに第8世代は空前絶後のダイジェット環境

どいつもこいつもさも当然のようにガブを抜きに回ってくる。そして先述の通り、ガブリアスの耐性は決していいものではない。素早さと言う強みを失って徹底的に受けに回ってしまうと、ガブリアスと言うポケモンはまともに活躍できなくなってしまうのである。酷い時にはステロ撒いて終わりなんて事も……。

  • さらに、教え技としてトリプルアクセル」までもが追加。そのせいで、きあいのタスキが全く意味をなさない。命中判定が1発ごとに行われるのが救いだが、それでもトリプルアクセルを覚えるポケモンは常に警戒しなければならない程である。
  • ただ「めざめるパワーが廃止された事で、不意の4倍弱点で沈む事は少なくなった※」(※ただし同じくこおり4倍弱点、かつダイジェットが打てるランドロス(れいじゅうフォルム)もこの恩恵を受けるため、ランドロスに対するアドバンテージにはなりえない。)
  • ダイマックスとの相性も良好(技や持ち物によってはもうミミッキュでも止まらない)」ということもあってそこまで極端な落ち方はせず、シングルバトルの使用率で30位以内に入るか入らないかといった位置にいる。厳密に言うと一時は初めての30位圏外落ちとなっていたが、その後戻ってきた。サンダーが使用率トップに立った影響を受けて再評価されてきたのである。
  • シーズン18
    • 禁止伝説使用可能期間が終了した次のシーズンだがここにきて順位が急上昇。サンダーの件等もあるが、この頃になると多くのプレイヤーが「げきりん」がいらないことに気づき始める。「スケイルショット」で素早さを上げた後はダイマックスさせて無双させるから「ダイドラグーン」用のドラゴン技は「スケイルショット」で十分。と半分開き直った感覚で技構成を一新。これにより空いたスペースに小技を入れやすくなり、使い勝手が大幅に向上。持ち物も昔の様にスカーフやタスキの2強の様なことがなくなり、現在は10位前後まで上り詰めている。
    • ただ、ドラゴン技をスケイルショットにする事でかつての様に高火力のドラゴン技で押し切るという闘い方は不可能に近くなっており、サブウェポンの存在が最も重要視されるようになった
    • 因みに幻や禁止伝説を無制限で使用可能な剣盾ランクバトルシリーズ13のシングルバトルでは使用率は30位台を推移し、「こらえる」クッション型が一定数使われた。

BDSP


第9世代

スケイルショット」を没収されてしまったが、実用的な技として「まきびし」、「かみなりのキバ」、「アクアブレイク」を習得。また、テラスタルの実装によって4倍弱点を継続的に消せるようになった。

しかし、逆に言えば相手の「テラバースト」こおりで役割破壊されやすくなったとも言えるため、こちらもテラスタルを切らなければ逆に落とされる危険性も高くなっている。

自身のタイプいずれか一方をテラスタイプにする他、こおりタイプや後述のイッカネズミサーフゴーに対する措置としてテラスタイプをはがねタイプやほのおタイプにするケースもある。


強さの根本である恵まれた種族値の代償だった4倍弱点が無くなったらどうなるのかはお察しの通りであり、準伝説パラドックスポケモンが使用不可能なシリーズ1環境(いわゆる初期環境)では実戦上ドラパルトマスカーニャに次ぐ3位となる素早さを活かしたアタッカーとして活躍している。恵まれた種族値の暴力が今回は更に強化された状態で猛威を振るう事となった。


初期環境ではじめんタイプのアタッカーの競合の少なさが躍進の要因となっていた。初期環境に明確な不利がマリルリ程度しかいないのも有利に働いていた。


この世代では「つるぎのまい」崩し型、「ステルスロック」「まきびし」両採用の起点作り型、その2つに加えて「じならし」「ドラゴンテール」で技の4枠を全て埋めて通常打点を全カットしたわんぱくHBベース型、キョジオーンの「しおづけ」や一定数のポケモンが使う「でんきだま」+「なげつける」に強い「おんみつマント」型、ほぼHB特化の「レッドカード」型など、崩し型を除けばパワーとスピードを捨てた型が目立つ。


パラドックスポケモンが追加されると、素早さ競争に参加できるようにした「こだわりスカーフ」型、対面性能を高めた「きあいのタスキ」型などが増えた。その後も、仮想敵や不利対面が新しく登場する度、サブウエポンや不一致テラスタル、不一致「テラバースト」を使いこなして環境に喰らいついた。


シーズン10途中に追加されたDLC「碧の仮面」で「スケイルショット」が解禁。

同時にオーガポンが環境に追加され、そちらが仮想的となった。多少の読み合い要素はあるが対面勝ちできる場合がそこそこある上に、素の耐性が炎型や岩型に対して総合的に有利である。


  • もちろん対戦だけではなく、旅パの一員としてもその力を遺憾なく発揮してくれる。序盤で捕獲できるフカマルを育てるか洞窟などに生息するガバイトを進化させれば相手がフェアリータイプこおりタイプエキスパートでない限りはかなり楽に勝ち進めるようになる(そもそも後者はテラスタルすれば4倍弱点を踏み倒せるので容易にゴリ押し可能)。
  • また、レベル差があればフェアリーには「アイアンヘッド」や「どくづき」、こおりには「かわらわり」や「ストーンエッジ」といった強力なサブウェポンで押し通るという戦法も可能。さらに「剣盾」や「LEGENDSアルセウス」から引き続き野生や固定シンボルとしても遭遇できるのでリーグバッジさえ集め終われば強力な個体をそのまま四天王戦やチャンピオン戦で使用するといったことも可能。特にレベル65で出現する水テラスタルの固定シンボル個体は強力なのでオススメ。
  • DLC『藍の円盤』ではクリア後のゼロ大空洞の隠し洞窟でステラテラスタイプのガブリアスが出現する。Lvは80。こちらもストーリーで出てきた他のステラテラスタイプの野生ポケモンと同じくゲットできないが、倒すと道中で塞がれていた場所が開放され、ステラテラピースを除く18タイプのテラピースを入手できる。

ダブルでは

  • ダブル・トリプルとなると登場当初からあまり使い勝手がよくなかったりする。
    • メインウェポンの「じしん」が敵2匹または3匹を相手にする都合上、威力がやや抑えられている上に味方を巻き込んでしまう。
    • もう一つのメインウェポン「げきりん」も、敵2~3匹の内から攻撃対象を任意で選ぶことができない。
    • 代わりに「ドラゴンダイブ」や「ドラゴンクロー」で代用するという手もあるが、それぞれ命中率や威力に難がある。
    • そして何よりもダブルでは「いかく」持ちがこれでもかと言う程蔓延している為、その高火力を発揮する機会が少なくなりがち。

  • かつてはバンギラスカバルドンと組んで砂パ構築にして活躍させることもできたが、ターン制限によってこの戦法も使いづらくなった。加えて第5世代後半以降トップメタにランドロスが君臨している為さすがに上位トップ10に入り込むのは難しい。何の因果かこいつがガブリアスの苦手な「いかく」を持っている始末。ランドロスがいないルールであれば他のじめんタイプの選択肢に乏しいせいか投入されることも少なくなかったりするが。

  • 第7世代
    • Zワザの登場で「じしん」のデメリットを一度だけなら解消できるようになり、今までよりはマシな動きを取れるようになった。ダブルでの単体じしんと言えるじだんだを入れる余裕もありはする。
    • 使用ポケモンやメガシンカが制限されていた時期は高い使用率を誇っており、WCSルールではベスト3に食い込んだほど。上記「ランドロスがいなければ選ばれる」の法則そのままである。だがこれもWCS2018のルールが「アローラマーク付きなら禁止伝説・幻以外何でもOK」となった為こちらでも圏外になる程数を減らした。


  • 第9世代
    • シリーズ1ルールのダブルバトルでは活躍。というのは、準伝説パラドックスポケモンが使用不可能なことから環境の平均的な素早さラインが低下し、ガブリアスで上を取れるポケモンが多くなったためである。
    • また懸念されていた「いかく」持ちも、コノヨザルドドゲザンといった新規「まけんき」アタッカーの跋扈や新アイテム「クリアチャーム」の登場によって締め付けに遭っているため、それほど大手を振って歩いている訳ではない。
    • また、ヤミカラスタイカイデンといったおいかぜ持ち飛行タイプと組み合わせることで「じしん」の巻き添えを防ぎつつ素早さを上げて貰うといった芸当が可能。

LEGENDSアルセウス

  • オンライン対戦が無いため、その存在感はストーリーの道中で確認することとなる。
  • 人とポケモンがまだ分かり合えていない時代であるため、現実でいうヌシなどに通ずるオヤブンなる個体が凍土で登場。ただでさえ体格があるガブリアスが見上げるほどの巨体で登場するため度肝を抜くだろう。しかも野生のオヤブンのステータスはすさまじい補正が掛かっており、そんな強個体といきなりLv.85という野生ポケモンとしてはトップクラスの強さで出会ってしまうのだから冷や汗ものである。まさに大親分ならぬ大オヤブン
  • 逃げることはもちろん戦うこともエサで気を引いて捕獲することも可能だが、どちらも難易度が高く、どちらも達成できることはある種の勲章と考えていいだろう。
  • さて、中盤でフカマル・ガバイトを手に入れて意気揚々とガブリアスに進化させ、いざ旅パに加えようとしたプレイヤーは目を疑ったことだろう。

覚える技が実質的に減っている。


  • 今作LEGENDSアルセウスでは一部の技の仕様や威力・命中率が変更され、範囲技に至ってはごっそり削除されるなどしており、結果としてガブリアスは生命線だったタイプ一致「じしん」とサブ候補の「なみのり」を失った
  • しかし地面の物理技は「10まんばりき」や新技「ぶちかまし」がしっかり登場しており、威力も高いじゃないか!そう望みをかけてレベルアップや技の伝授で発動させようとするが・・・いつになっても覚えない。
  • そう、物理主体のガブリアスが「ぶちかまし」も「10まんばりき」も覚えないのである
  • ガブリアスが覚える最高威力の地面技は特殊攻撃の「だいちのちから」。お得意の「げきりん」は仕様変更&実質的な弱体化を受け、まともなタイプ一致物理技は「ドラゴンクロー」と「じならし」に絞られる。一見すると「メイン火力が軒並み弱体化の煽りを受けたことで妙に力不足」というなんともパッとしない印象になってしまったが、実は今作のシステムに完璧に噛み合った性能になっている。
  • まず火力面についてだが、レジェンズのダメージ計算式は攻撃・特攻の数値の影響が本編と比べて非常に小さく、実質死にステータスと言っても過言ではない。
  • さらに本編では威力100以上の技だけがほぼ全て下方修正された一方で、元から威力80で特にデメリットもない「ドラゴンクロー」や「だいちのちから」等の中威力の技は据え置きとなったことで、技威力の面でもそれほど遅れは取っていない。
  • 「じならし」は威力60と強いとも弱いとも言えない攻撃だが、相手の行動順を遅らせる効果がある。相手ポケモンが一定以上の素早さならば影響が出ないケースがあるものの、それでも早業等と組み合わせればガブリアス側が連続行動できるようになるくらいには強力な補正がかかる。これをじめんタイプ最速で撃てるのがガブリアスのすごいところ。実質威力75(本作のタイプ一致補正は1.25倍になっている)かつ相手の順番を遅らせる攻撃をお得意の素早さで連発して圧殺するというレジェンズでは最適解の戦法が可能となっている。
  • ヒスイ地方のじめんタイプはガチグマドダイトスカバルドンなど非常に鈍足なポケモンが多数を占めるため、この時点でガブリアスは相当なアドバンテージを持っているのである。
  • 当然ひこうタイプにはじめん技が無効化されてしまうが、いわ技の「いわなだれ」で対処可能な上にこの技も相手の行動順を遅らせる効果があるのでここでも高い素早さの恩恵を受けられる。
  • また本作では耐久面でもガブリアスに味方している仕様がある。特に相変わらずのこおりタイプに非常に弱い点が挙げられるが、レジェンズの2重弱点は4倍ダメージではなく2.5倍止まりであるため、ガブリアスの持ち前の高い耐久なら意外と耐えてしまうことが多い(苦手なタイプであることには変わりないが)。
  • ここまでいいとこ尽くしなガブリアスの性能だが、積み技を一つも覚えないという致命的な欠点があることには注意しなければならない。レジェンズで非常に強力な積み技と化した「ビルドアップ」や「めいそう」はもちろん覚えず、これまでの作品で使用できたはずの「つるぎのまい」すら没収されているので、自己強化技が本当に全くないのである。このせいで積み技を使って耐久と行動順を強化してくる相手にはジリ貧になることがある。
  • 逆に言えば、弱点相手にも打たれ強く、「10まんばりき」・「ぶちかまし」・「ギガインパクト」などの高威力技で状況をひっくり返すのが得意なのが先述のガチグマやカバルドンの強みであるため、そうした運用上の住み分けはしっかりできている。
  • シナリオ攻略では中盤以降に分かりやすい場所でフカマルやガバイトが出てくるので捕まえやすく、この時点で頼りになりやすいが、純白の凍土ではレベル85という他の有象無象のポケモンとは一線を隔す強さのオヤブンガブリアスが出現する。捕獲は非常に困難だが、終盤~クリア後まで無双できるスペックがあるので是非捕まえておきたいところ。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:バトルタワー

※2:HGSSの強化後。

※3:PWT

※4:ブラック2・黒の摩天楼戦にて。


アニメ版


漫画版

  • シロナ(ポケスペ)
  • トキ(トライアドベンチャー)
  • ナズナのパパ(快盗!ポケモン7)
  • コージ(ポケモン竜王伝)

番外作品

ポケモンGO

  • 2019年5月18日に実装された。
  • 進化前のフカマルが予想以上にレアで、出現率はヨーギラスメリープ等の一般レア枠よりも遥かに下。大体ダンバルくらいの出現率で、ミニリュウの件もあってか巣が存在せず、1週間単位で探し回る必要すらある(それでも必ず見つかるという保証はない)ほど。ガバイトも非常に低確率ながら野生で出現する。
  • タマゴも10kmかイベントの7㎞に設定されている他、「GO Fest2020」までは系統揃ってレイドボスやフィールドリサーチのリワードに選ばれたことすらなかった
  • その後各種イベントにおいて幾つか救済措置が取られた(詳細はフカマルの記事を参照)後、2021年6月6日に開催されたコミュニティ・デイのターゲットにフカマルが選ばれたことでようやく安定した育成環境の下地が整うこととなった。
  • 肝心の性能はやはり強力で、CPもバンギラスを上回る高水準、技も扱いやすいものが揃っており、初心者でも取り回しやすい。だが、フルに性能を生かそうと思うと(多少緩和されたとはいえ)現在でも途方もない労力を要するため、「確かに強いが手軽ではない」という評定に落ち着いている。
  • 習得技は、通常技に「マッドショット」「ドラゴンテール」、ゲージ技に「じしん」「げきりん」「だいもんじ」「すなじごく」そして限定技の「だいちのちから」と中々のラインナップとなっている。手に入れさえすればカイリュー同様の突破力を見せ、技開放まで持っていければじめん複合でメタグロスボスゴドラ等でも止まらないため、状況によってはカイリュー以上の高性能ポケモンとして活躍が見込める。特に「マッドショット」+「だいちのちから」のコンボは、グラードンランドロス(れいじゅう)の「マッドショット」+「じしん」と同等以上という凄まじい火力を発揮する。文句なしで今作におけるじめんタイプ最強ポケモンの一角と言える。
  • じめんとドラゴンの複合であるため、言うまでもないが、でんきタイプ相手には滅法強い。攻撃力が異常なまでに上昇したシャドウポケモンが相手でも通常技であればかすり傷程度のダメージしか受けず、ゲージ技を受けても大したダメージにはならないため、しぶとく、粘り強く戦うことが可能。一方でこおり技が二重弱点になっているのには注意。こおり技を習得している機会の多いみずタイプのポケモンを相手にする際には念のため警戒が必要である。
  • その高いCPを活かしてジム防衛で見かけることもある。バンギラスと違って弱点も少なくかくとうタイプの技で抜群を取られないが、カイリューと違ってかくとう・じめんの一貫は切れずこおりタイプの技を受けるとあっさり突破される。そのため、バンギラスほどではないがジム防衛はオススメできない。同じ高CPのじめんタイプにしても、ジム防衛はカバルドンに任せて素直にジム・レイド攻略に専念させてあげよう。
  • ちなみにトレーナーバトルでは「すなじごく」を除いてゲージ技の発動が遅めなのが気がかり。その「すなじごく」も技単体の威力がトレーナーバトルでは25と非常に低く設定されているために、「じしん」や「だいちのちから」と比べると相手を倒すのに時間がかかってしまうのが難点である。
  • ただ、「すなじごく」は、確定で相手の防御を一段階下げるという凶悪な追加効果がある上に、小出しにしやすいこともあって、使い勝手自体はそこまで悪くはない。
  • 防御を下げて後続のための起点としても十分活用できるほか、GOロケット団とのバトルでもリーダーやサカキとの対戦で相手にシールド展開を要求できる。かくとう技の「グロウパンチ」と似た感覚で使えるだろう(ただし、あくまで相手に効果をかける技であるため交代されるとせっかくのデバフを帳消しにされてしまう点には注意)。相手を倒す技ではなく、相手を弱らせて仕留めやすくする技と割り切るべきだろう。
  • トレーナーバトルでのガブリアスは、その獰猛そうな外見に反して、相手をじわじわ弱らせていく嫌らしい戦法を得意とするキャラクターになっていると言える。
  • メガシンカは未実装だが、ポケモンGOは「素早さの概念が存在せず、種族値変換での重要度も低い」というメガガブリアスにとって夢のような仕様であるため、とんでもないぶっ壊れになる可能性がある(実際この仕様で大化けしたポケモンも多い)。本編で活躍できなかったこともあり実装を望む声も多い。

ポケモン不思議のダンジョン

  • 「本編で強いポケモンほど外伝では微妙」という法則を体現してしまったポケモン。特に『探検隊』シリーズで顕著で、「身に着けられるかしこさが探検向きでない」「使い勝手のいい技が少ない」「専用アイテムでこおり弱点ケアができない」という有様。そして何より「これらを全てクリアした同タイプのフライゴンがいる」のが悲惨極まりない。レベル1ダンジョンであればそれなりに活躍が見込めるようなので、まだ救われている方ではあるが。
  • 『超』においては「だいちのちから」を習得できるようになったため探検隊よりはマシなものの、タマゴ技が無くなった関係で「りゅうのいぶき」を習得できなくなった他、「だいちのちから」をノーコストで習得できるフライゴンの方がやはり扱いやすい。

ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT

  • 2016年3月発売のWiiU版より参戦。

  • 近距離戦を得意とするパワータイプ。一部鉄拳ブライアン・フューリーの技を引用している。突進系の技が多く、中距離から一気に距離を詰めて戦うのが得意。相手の攻撃を「あなをほる」で避けつつ奇襲をしかけたり、走り強攻撃をガードさせてフレーム有利を取ったり、キャンセルでフェイントをかけることも可能。ブロック攻撃の「ストーンエッジ」により切り返し能力も高い。
  • 反面まともな飛び道具を持たないため遠距離での撃ち合いは苦手で、対空技のリターンも小さく、空中から攻めてくる相手にリスクを負わせづらい。また被ガードで反撃確定の技が多いため、近接型でありながらターン継続が難しい。闇雲に技を振るうのではなく、キャンセル行動を交えて相手の裏をかいていきたい。
  • 共鳴バーストを発動するとメガガブリアスにメガシンカする。バーストアタックは猛烈な勢いで暴れ回る「大逆鱗クラッシュ」。出始めにひるみ耐性があるため強引に発動させやすく、さらに最後までガードさせると確定でガードクラッシュを起こせる。が、クラッシュさせてなお反撃確定なうえ、(タイミングはシビアだが)バックステップでガードブレイク部分を回避できてしまうため使い所が難しい。

『ポケモンユナイト』

  • ポケモンUNITEでもプレイアブルキャラの一体として登場。バランス型の近接タイプ。
  • わざはじならし→じしん/ドラゴンクロー、すなかけ→あなをほる/ドラゴンダイブ。
  • ユナイトわざは「どはつてんラッシュ」。
  • フカマル→ガバイト→ガブリアスと原作同様に進化していくのだが成長の遅さも原作通り据え置きであり、ガブリアスまではLv10までかかってしまう。
  • さらに初期技がどちらも貧弱で移動技も遠距離技もなく、序盤は滅法弱い。上下レーンに行くよりは中央エリアを回り野生ポケモンを狩ってファームし耐え忍ぶ方がオススメ。
  • 進化してわざが成長してからがこのポケモンの本領発揮。強力な移動技と自慢の攻撃力で敵陣に切り込み荒らし回ることが出来る。ドラゴンポケモンらしい典型的なレイトキャリー(晩成型)のポケモンと言えよう。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

VSチャンピオン


  • プラターヌ博士のガブリアス
    • XY』ではプラターヌ博士のポケモンのガブリアスが登場。性別は背鰭に切れ込みがないことからメス。優しく気のいい性格で、傷ついたケロマツを心配したり、ユリーカに撫でられて喜んだり、ロケット団のメカから身を挺してポケモンを庇ったりしていた。
    • 過去フカマルの時にアランが保護したポケモンで、その時は警戒して荒れていたがプラターヌ博士の愛情と優しさのおかげで心を開くようになり、そのおかげで現在の性格にもなった。
    • 第2話ではケロマツを庇ってロケット団のメカに取り憑かれ暴走して暴れ回るが、サトシ達の活躍によって救出された。ちなみにこの出来事の中継が間接的にサトシとセレナの再会につながった。
    • 第68話では発見されたガブリアスナイトに興味を持つが、メガシンカを狙うロケット団にメガストーン・キーストーンと共に連れ去られるもプラターヌ博士の絆とバシャーモ仮面の助力のお陰で危機を脱しメガシンカを果たしてロケット団を撃退した。


  • サン&ムーン
    • ウルトラビーストからアローラを守るためにサトシを中心に結成されたウルトラガーディアンズのライドポケモンとして準レギュラー扱いで登場。サトシを乗せている。その気になれば雪山にも登れるが、本人曰く「鮫肌が立ってしまう」らしい。

  • 新無印2話
    • ルギアとのレイドバトルに参加していたモブの手持ちで登場。

  • シンジのガブリアス
    • 新無印にてオーキド研究所でのサトシとのバトルで登場。性別はヒレに切れ込みがあるので♂。シロナ戦を想定して繰り出されたポケモンであり、二番手としてカイリューと対戦。互いに「ドラゴンクロー」を使用した接近戦では互角だったものの、遠距離からの「ストーンエッジ」と「りゅうせいぐん」で大ダメージを与える。サトシのひらめきで「りゅうせいぐん」を纏ったカイリューが突撃してくるが居合いの構えでの「ドラゴンクロー」によるカウンターで退け、勝利した。


その他

DP91話
XY39話(映像)
新無印22話(イメージ)
劇場版氷空の花束破壊の繭とディアンシー

余談

余談だが、飛行機とサメは切ってもきれない関係にある。乗り物の前部にある突起物の事をシャークノーズというが、このシャークノーズ部分に絵を描く文化『ノーズアート』があり、サメの顔を描いたものも一定数存在する(戦闘機に描いてあるアレ)。

作中でも乗り物に結び付けられる事が多々あり、ガラル地方の企業『マッハモータース』はエンジンとガブリアスの顔を折衷したロゴを用いている。


上述の通り長きに亘り環境の覇者として君臨していたのだが、これまで直接的な弱体化を殆ど受けたことがない。というのもこのポケモン、

・600族であるため種族値ナがしにくい

・両方とも一般特性なのでもしにくい

・しかも見た目通りの特性なので没収もしにくい

・専用技を持たないため技の弱体化もしにくい

・主力技の「じしん」と「げきりん」は同タイプの物理ポケモンに広く配られているため1匹だけ没収ということもしにくい

…と非常に弱体化が難しいのである(明確な弱体化は第8世代にて「つばめがえし」を没収されたのみである)。

唯一無二であったが故に弱体化により環境から姿を消したポケモンが多くいることを考えると、噛み合わせがやばいだけで唯一無二でないことこそがガブリアス最大の武器と言えるかもしれない。


また、何かと同タイプのフライゴンが彼と比較されがちだが、実はフライゴンの方が標準的な高さは僅かに大きい(フライゴンが2.0mなのに対して、ガブリアスは1.9mである)。


ちなみに、高さ(=身長)1.9m、重さ(体重)95.0kgという数値は、あの大谷翔平の身長・体重とほぼ同じくらい(あちらは2023年の時点で身長193cm、体重95.3kg)であり、大谷選手の活躍した第5回WBCの頃からネタにされるようになった。

大谷ガブリアス翔平ホームラン王おめでとう

これだけではなく、両刀が出来る北海道と縁があるといった妙な共通点もあったりする。


SVのパルデアの大穴外周に出現する個体はトレーナーを追尾する習性がある。これを利用して他の街まで誘導し様々な場所で捕まえる事が可能。


関連イラスト

続・ガブリアスvsスイクンシンオウチャンピオンの切り札を描いてみた♪

ガブリアスきりさく!



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP

ポケモン一覧 ドラゴンタイプ じめんタイプ


0444.ガバイト0445.ガブリアス/メガガブリアス→0446.ゴンベ


同複合タイプ


600族

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