「くわんぬ!!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0448 |
---|---|
ローマ字表記 | Lucario |
分類 | はどうポケモン |
タイプ | かくとう / はがね |
高さ | 1.2m |
重さ | 54.0kg |
性別 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | せいしんりょく / ふくつのこころ |
隠れ特性 | せいぎのこころ |
タマゴグループ | りくじょう / ひとがた |
好きなエサ | もちもちキノコ / きらきらミツ / いきいきイナホ / ころころマメ |
おとしもの | リオルのけ |
地方図鑑
シンオウ図鑑 | No.116 |
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イッシュ図鑑(BW2) | No.034 |
セントラルカロス図鑑 | No.063 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.280/No.378
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ガラル図鑑
| No.299
|
ヒスイ図鑑 | No.224 |
パルデア図鑑
| No.164
|
各言語版での名称
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ルカリオ | ゆかり(縁)+リュカオン |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Lucario | 日本語名に同じ |
韓国語 | 루카리오 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 路卡利欧 | 日本語名の音写 |
中国語(繁体字) | 路卡利歐 | 日本語名の音写 |
中国語(香港) | 路卡利奧・魯卡里奧 | |
アラビア語 | لوكاريو | 日本語/英語名の音写 |
ギリシャ語 | Λουκάριο | 日本語/英語名の音写 |
ロシア語 | Лукарио | 日本語名に同じ |
進化
リオル → ルカリオ(朝・昼・夕方の時間帯になつき進化) → メガルカリオ(メガシンカ、ルカリオナイト)
概要
2005年7月16日公開の劇場版ポケットモンスター『ミュウと波導の勇者ルカリオ』で、ゲーム内での初出は翌年の9月28日発売のポケットモンスター 第4世代『ダイヤモンド・パール・プラチナ』。
登場時は立ち位置が不明だったが、ゲーム本編に登場した際に伝説ポケモンではないことが判明し、所謂「一般ポケモン」が映画の主役を務めた初の事例となった(当初は唯一だったが、2010年にゾロアークが後に続いた)。
名前の由来は「ゆかり(縁)」+ギリシャ神話の登場人物「リュカオン」。
リオルが進化し成長した姿で、リカオンの獣人のような凛々しい容姿となった。
全体的に青を基調とした身体で、頭部の大半や四肢の先端などは黒くなっており、胴回りの体毛のみ薄い黄色。そして両手の甲と胸には白いトゲ状の突起物がそれぞれ1本ずつ付いており、骨と同じもので出来ている模様。
結構柔らかい肉球があるが、肉球は足にしか存在しない。なのでイラスト描くときは気を付けよう(ちなみに進化前のリオルにも足にしか存在しない)。
そして黒い部分は金属質になっているらしく(出典:ニンテンドードリームVol.187 2009年11月号P.85)、タイプも「かくとう・はがね」の複合に変化した。
「波導(はどう)」と呼ばれる、気やオーラ等と同義のエネルギー波を使いこなすポケモンで、あらゆる存在が放っているとされるそれらを読みとる能力を持っている。
人語を理解するほどの高い知能を持っており、他の生き物が発する波導をキャッチする事で、その種類や考え、動きまでも鮮明に感じ取ることができ、これを応用した透視も可能。
後頭部には左右合わせて4つの「房」と呼ばれる器官が存在し、この「房」が波導を感じ取る器官になっているという設定(上述した通り、黒い部分は金属質らしいがスマブラXでの房の動きを見る限りでは柔らかそうな印象)。見えない相手と対峙した際や目が使えない状態でも、この能力により問題なく対応出来る。
鍛えられたルカリオの感知範囲は1キロ先にまで及ぶとされ、より正確に読み取ろうとする際には、手を前に突き出し何かに翳すようなポーズが取られる。
一方で、相手の気持ちを読み取った結果、自分の知りたくないことまで知ってしまうことも多く、そのことにストレスを感じてしまうこともあるという。亜空の使者の描写によると、悪意のある波導は赤っぽく見えるらしい。
それ故、正しい心のトレーナーにしか懐く事は無く、シリーズでルカリオを所有している者は基本的に殆どが善人となっている(数少ない例外が彼)。しかし、正義と悪は紙一重とはよく言ったもので「あくのはどう」や「わるだくみ」も習得可能。
また波導を読み取るだけでなく、操る力も手に入れており、戦いにも活用している。
自らの体に染み込ませて身体能力を高めるだけでなく、凝縮した「はどうだん」として飛ばし攻撃する他、精神を集中して放つ「はっけい」の波は大岩をも粉々に砕いてしまう。
主に波動を使った遠距離攻撃や素早い格闘術が主な攻撃方法とされるが、アニメ版ではボーンラッシュで実体化させた骨を近接武器にする事もある。
『BW2』のPVでは滑りやすい氷の床でもバランスを崩さず走れたり、『亜空の使者』のムービーでは氷山の先端に片足立ちするなど、険しい場所でも損なわれる事のない運動能力を見せている。
野生での報告例は少ないポケモンだが、ロンリーなイメージに反して少数の群れを作るらしく、自分たちの波導を活かした連携で獲物を狩っている様だ。
色違い
色違いは青い部分が黄色へ、お腹の黄色い毛の部分が水色へと変わっており、原種とは色相環でいう補色(対になっている色同士の組み合わせ)の関係になっている。
カラーリングや顔の模様から、映画のある登場人物の声優ネタでこんな呼ばれ方をされることもある。通常色も両目と「房」の形状でそう呼ばれるネタもあるのだが。
ゼロの秘宝後編の「藍の円盤」の配信を記念して、色違いのルカリオの配布が行われている。
ゲーム上の特徴
2005年〜2006年当時、ルカリオがまだゲームに未登場で、映画のみにしか出ていないとき、当時のポケモンキッズ達などが伝説や準伝、幻などと勘違いしていたが、後述のDPtにて一般ポケモンという事が発覚し、当時プレイした者たちにとって、強い衝撃を受けることとなった。
入手するにはストーリー中盤から行けるこうてつじまにて、ルカリオをパートナーにしているゲンと共にイベントを進めると、彼から『タマゴ』を貰う事ができ、そのタマゴから進化前のリオルが孵化し進化させる事でルカリオになる。
なお、ストーリーで最初に出会うのは、トバリシティのジムリーダー・スモモのエースポケモンの個体だろう。
また、最終盤ではシンオウ地方のチャンピオン・シロナの手持ちとして立ちはだかる。
ジョウト地方のサファリゾーンにリオルが出現するのだが、ぶっちゃけると出現条件に関して手間と時間がかかるので、DSが2台あったら上記の『DPt』から連れてくる方が手っ取り早い。
イッシュ地方ではどちらもリオルが野生で出現する。『BW』ではクリア後だが、『BW2』ではイッシュ図鑑入りしたうえに序盤のサンギ牧場で出現するので旅パにする事ができる。
本作で新たにメガシンカが登場し、メガルカリオになれる様になった。
シャラシティのジムリーダーであるコルニが2匹連れている。そのうち1匹を貰う事ができ、メガストーンを持ってる為、ストーリー上でメガシンカさせる最初のポケモンとなる。
なお、このルカリオは、性格「せっかち」固定、すばやさVとなっている。
野生で個体値3V保証になっているリオルを進化させた方が得な気もするが、こちらは素早さが遅い可能性もあるので、コルニからもらったルカリオを主力として使うことも十分考えられる。
余談だが冒頭の「くわんぬ」という鳴き声はこのコルニの個体のものだが、本作では他にもボールから出たルカリオのNPCが何匹かおり、どれも個性的な鳴き声を披露している。
過去作から連れてこよう。
ポニ島・ポニの樹林にて、リオルの仲間呼びで出現する事がある。なお、『USUM』ではリオルは昼しか出現しないので注意。
ストーリーにおいては、ライバルの一人であるグラジオがラナキラマウンテンにてルカリオを手持ちに加えて登場する。なお、『USUM』ではゾロアークも手持ちに加えてる為、映画主役を2匹手持ちにしている事となる。
悪の組織と関連がある人物であるが、彼自身は相当な善人でポケモンを大切にしており、実際にルカリオ含めて手持ちの半分が懐き進化である。
第8世代から
野生ではワイルドエリアのミロカロ湖・北にて、晴れの時にシンボルエンカウントする事ができる。また、DLC『冠の雪原』ではカンムリ雪原の海鳴りの洞窟に出現する。
入手に関してはリメイク前と同様だが、本作ではみんなのトラウマとして恐れられることとなった。
その原因は同作に登場するジムリーダー・スモモのエースとして登場するルカリオの技構成が「ドレインパンチ」、「メタルクロー」、「ビルドアップ」、「いやなおと」の物理型で持ち物はおおきなねっこになった為。
ビルドアップによる攻撃上昇といやなおとによる防御低下より繰出されるタイプ一致ドレインパンチの破壊力は凄まじく、そのせいで手持ちポケモンが全員瀕死になってしまったプレイヤーが後を立たなかった程。しかも生半可なダメージを与えたところで、持ち物がおおきなねっこのせいで回復量が上昇したドレインパンチで回復され無に返すというオマケ付き。
幸いにもこのルカリオの特性は「ふくつのこころ」であり、特性「いかく」が通用する点、特殊技に関しては一切テコを入れてない点と弱点が分かりやすいため、他の面々と同様に素早さが高いエスパーポケモンによる特殊技で一気に勝負を掛けることをお薦めする。
本作では純白の凍土(鬼氷滝と雪見の出で湯)、大大大発生時に群青の海岸に出現する。
クリア後シナリオにおいて、一連の黒幕たる「ポケモンつかい」の手持ちで立ちはだかる。
その者の所業や立ち位置こそ文句なしに悪役ではあれど、動機にのみ目を向ければ純粋な好奇心が暴走したためとも言えるため、完全に悪人と呼べるかは怪しいところ。
ルカリオにとっての是非善悪の基準が個体によってまちまちな可能性もあるが、少なくとも完全な危険思想や我欲に染まった人間に従った様子は今のところ確認できない。
本作では戦闘時の待機モーションが大幅に変更されている。前作までは、ただその場に無造作につっ立っているだけであったのだが、本作では、武道の構えのような独特のポーズを取るようになり、よりかくとうポケモンとしての一面が強調されるようになったといえる。
野生ではパルデア地方では北1・2番エリア、DLC『ゼロの秘宝・碧の仮面』の舞台であるキタカミの里ではキタカミ原生林に生息している。
プルピケ山道にこおりテラスタイプの個体がいるが、なんとLv.75である。
ちなみに、世代初期のRTAで使用されたのはこの野生個体であり、「がんじょう」対策として「いかさまダイス」が使われていた。デザイナーズコンボたるガブリアス対策ということで一定数使用されているようだが、HB特化されるとA特化こおりテラスタル「テラバースト」でようやく11/16の乱数1発と倒せない場合もかなり出て来るが。
ドロップできる『リオルのけ』はわざマシンマシンで「はどうだん」 「インファイト」 「しんくうは」のわざマシンを作る為に必要な素材となる。
どういうわけかルカリオは通常はテラレイドバトルのレイドボスとして登場しない。一応、進化前のリオルはレイドボスとして登場することがあるのだが、このせいで個体厳選がやや面倒という難点があった。
その後、2023年1 - 2月にかけて実施された最強ゲッコウガのレイドと同時にピックアップレイドとして期間限定でルカリオのレイドがゲーム内で初めて実装されることとなった。
シナリオ『スターダスト☆ストリート』においてスター団かくとう組チーム・カーフボスのビワの手待ちで立ちはだかる。悪の組織のメンバーではあるが、彼女自身は温厚かつ優しい性格の女の子で、少しのセリフでもその善良で献身的な人柄が伝わる程である。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 110 | 70 | 115 | 70 | 90 | 525 |
かくとう・はがねという珍しいタイプの組み合わせを持つポケモン。他にこの組み合わせを持つのはコバルオンとザマゼンタ(たてのおう)がいる。両者とも伝説のポケモンのため一般ポケモンでは唯一となる。
かくとうタイプには珍しく特攻が最も高く、次いで攻撃が高い。耐性が多く素早さもなかなかで使い勝手が良いが、その一方で防御面が低いため持久戦になると厳しい面もある。
とはいえはがね複合のおかげで耐性が多く数値以上に硬くなっており、かくとうタイプが本来弱点とするフェアリーやひこうも等倍に抑えられる。代償として弱点がほのお・じめん・かくとうとメジャーなので注意。
技
技は二足歩行で手が自由に使えるからか、非常に多種多様。
物理技
かくとう🌟 | インファイト ドレインパンチ かわらわり クロスチョップ ローキック ともえなげ グロウパンチ きしかいせい カウンター とびひざげり はやてがえし等 |
---|---|
はがね🌟 | コメットパンチ バレットパンチ |
ノーマル | フェイント しんそく メガトンキック |
くさ | くさわけ |
ほのお | ブレイズキック |
ひこう | つばめがえし |
いわ | ストーンエッジ いわなだれ がんせきふうじ |
ゴースト | シャドークロー |
こおり | れいとうパンチ |
でんき | かみなりパンチ |
じめん | じしん じならし あなをほる ボーンラッシュ |
エスパー | しねんのずつき |
どく | どくづき |
あく | かみくだく なげつける |
特殊
かくとう🌟 | きあいだま はどうだん しんくうは いのちがけ他 |
---|---|
はがね🌟 | ラスターカノン てっていこうせん |
ノーマル | だいちのはどう |
みず | みずのはどう |
ゴースト | シャドーボール |
エスパー | サイコキネシス |
ドラゴン | りゅうのはどう |
あく | あくのはどう |
変化技
上昇技 | つるぎのまい ビルドアップ てっぺき わるだくみ めいそう ふるいたてる こうそくいどう きあいだめ等 |
---|---|
能力下降技 | いやなおと きんぞくおん こわいかお |
ダブル | コーチング とおぼえ いやしのはどう いのちのしずく てだすけ みきり |
他 | とぎすます こころのめ ファストガード まねっこ まもる みがわり こらえる でんじふゆう 等 |
また、物理技と特殊技の所にも載っているが、「バレットパンチ」「しんそく」「フェイント」「しんくうは」と多彩な先制技を覚えるのも特徴であり、素早さで負けている相手にも一矢報いられる可能性があるのも強み。
総じてどんな技を覚えているか非常に読みづらい。
フェアリーが大暴れしていた第7世代の環境では、はがねタイプとしての役割が強くなり、(元々タイプ一致技なので採用されていたが)「ラスターカノン」「コメットパンチ」の採用率が更に上がっていた事がある。
ちなみに波動ポケモンでありながら、波動系の技威力が向上する特性「メガランチャー」を持たないが、波動系の技は「はどうだん」、「あくのはどう」、「りゅうのはどう」、「だいちのはどう」、「みずのはどう」(汎用性が高い「りゅう」や「あく」と比べるとわざマシンで外される世代が多い)、「いやしのはどう」とほぼ全てを習得可能。唯一、習得できないのはカイオーガの専用技である「こんげんのはどう」だけである。
特性
怯みへの耐性が持てる特性であり、怯まない≒動きが止まることがない。更に第8世代で「いかく」を無効化する効果が追加された。
こちらも怯みへの耐性が持てる特性。とはいえ、「ねこだまし」が多用されるダブル以上ではいくら素早さが上がるとしても1ターン止められてしまうので、少し使いづらいか。
- 隠れ特性:せいぎのこころ
あくタイプの技を受けるとこうげきの能力ランクが上昇する。かくとうタイプであるため、普通にバトルしている分にはあくタイプの技が飛んでくることは余りないが、相手がこちらの別のポケモンにあくタイプの技を撃ってくるタイミングでルカリオに交代してあくタイプの技を受ける、という後出しでの使い方なら有効。
第8世代のポケモンホーム解禁前のシーズン1ではエルフーンやドラパルトの「ふくろだたき」でサポートされる「せいぎのこころ」エース型がダブルバトルで一定数使われ、使用率38位を記録していたこともあった。
「いかく」無効の「せいしんりょく」とどちらを採るか、好みや相手次第だろう。
地方ダブルや初期環境レベルでは「ふくろだたき」を利用するパーティで普通にエース運用可能なスペックなので、頭の片隅に入れておいて損はない。
メガシンカ・ダイマックス
- メガシンカ
第6・7世代でのメガルカリオの特性は「てきおうりょく」固定になり、通常のルカリオと比べると攻撃が大きく伸びる。タイプ一致の技にのみ有効な特性である事から、攻撃技はかくとう・はがねのタイプ一致技のみという型が流行した。
- ダイマックス
ダイマックスとの相性は、ダイナックルのこうげきの能力ランク上昇を活かせる物理型はまだ良いかもしれないが、こうげき上昇を活かせない特殊型は少し厳しい。
第9世代
「いかさまダイス」登場により「ボーンラッシュ」型が強化された。それより大きいのはテラスタルの実装だろう。
- テラスタル
元々三色パンチを始めとして不一致サブウエポンのタイプは豊富。役割破壊がより得意になったと言えよう。
はがねタイプ | はがねタイプの弱点を補完できていない自身の複合タイプを、テラスタイプはがねによって改善するという手もある。 |
---|---|
ひこうタイプ | じめん弱点を逆手に取り、じめんタイプ相手に敢えて居座ってひこうにテラスタルするのも手である。 |
ほのおタイプ | やけど対策&耐性強化&くさテラスタルに強く出られるメリットがある。 |
- シリーズ2
「バレットパンチ」でハバタクカミを、「インファイト」でセグレイブを処理できる枠として一部で注目された。
- シリーズ3
四災にかくとうウエポンで一致抜群を突ける上に相手がフェアリーテラスタルを切ったところにはがねで一致抜群を取れることから、独特の立場を守り抜いた。
- シーズン5
最終13位構築には、「しんそく」「バレットパンチ」「じしん」「インファイト」のいじっぱり準速A252「きあいのタスキ」型が残った。パオジアンやハバタクカミに強い上に、テツノドクガやドオー、サーフゴーに打点が持てるのが強力。
ただ、かくとうウエポンを無効化するゴーストタイプとはがねウエポンが通りにくいはがねテラスタルが環境に多いことから使用率自体は振るわず、シリーズ1でもシングルバトルの場合使用率50位台から60位台を推移していた程度で、使用率だけ見れば第8世代以上の不遇である。
使用トレーナー
ゲーム版(本編)
※性別:♂️・いじっぱりな性格(BDSP)
※特性:ふくつのこころ
※性別:♂️・ようきな性格(BDSP)
※特性:ふくつのこころ→せいしんりょく(BDSP)
※性別:♂️・性格:おくびょう(BDSP)
※特性:ふくつのこころ→せいしんりょく(BDSP)
※HGSS強化後
※性別:♂️・特性:せいしんりょく
※BW2初戦チャレンジモード・強化後
※性別:♂️・特性:せいしんりょく
※BW2・PWTのワールドリーダーズ
- コルニ:ジムリーダー(カロス)/継承者
※性別:♂️・特性:ふくつのこころ
※性別:♂️・特性:ふくつのこころ・せっかちな性格
※カルムと同じ
※性別:♂️・特性:せいしんりょく
- リラ:ポケモントレーナー
※SM/USUMのバトルツリー
- デネボラ:ジムチャレンジャー
※性別:♂️・特性:ふくつのこころ・ひかえめな性格
※性別:♂️
- ウォロ:ポケモンつかい
※性別:♂️
※性別:♂️・特性:ふくつのこころ
ゲーム版(番外作品)
- ランマル:ブショー(ポケモン+ノブナガの野望)
- ジェイク(ポッ拳)
アニメ版
- アーロン(ミュウと波導の勇者ルカリオ)
- スモモ(ダイヤモンド&パール)
- ゲン(ダイヤモンド&パール)
- コテツ(ベストウイッシュ)
- コルニ(XY~)
- コンコンブル(XY~)
- ククイ博士(サン&ムーン)
- ソウジ(キミにきめた!)
- サトシ
- キョウヘイ(BW2・PVアニメ)
漫画版
- ゲン(ポケットモンスターSPECIAL)
- コルニ(ポケットモンスターSPECIAL)
- サナ([[ポケットモンスターSPECIAL)
※一時
アニメ版
アニポケシリーズ
映画での登場以降、DP - SMまでの各シリーズに必ず1度は登場している。アニポケでの鳴き声は種族名を捩ったものではなく、「ブルルルァ!」「ブルッ!」「ルルァ!」といったイヌ科の唸り声に似たものになっていて、スマブラもこれに準拠している。
アニポケシリーズ
「波導は我にあり!!」
CV:浪川大輔
第2シリーズ・アドバンスジェネレーションでの映画から上述した通り先行初登場。
数百年前、オルドラン城の女王リーンに仕えていた波導使い・アーロンの弟子であるポケモンで、彼により杖の中に封じられていたが、現代にてサトシの前に復活する。詳細はルカリオ(波導の勇者)にて
このルカリオがベースイメージとして確立されており、主人のアーロンとともに現在も根強い人気がある。
第3シリーズ・ダイヤモンド&パール
- スモモのルカリオ
CV阪口大助
第66話『ルカリオ! 怒りのはどうだん!!』~69話に登場。自信を失ったパートナーのスモモを鼓舞するべくダイレクトアタックを仕掛けていた。ヒカリとのジム戦でコンビネーションが完全に復活。サトシ戦では圧倒しサトシのブイゼルを相手に相討ちに持ち込んだ。
- ゲンのルカリオ
CV.浪川大輔
第110話『ゲンとルカリオ!』・第111話『鋼鉄島の遺跡!』に登場。修行中に島ではがねポケモンにだけ異変が起こったために波導の力で周辺を調査した結果、はがねポケモンにのみ作用する特殊な低周波が原因であると突き止める。しかしギンガ団幹部・マーズが「やりのカギ」を遺跡に捧げると突然遺跡より凄まじい光を発し、その力に波導が耐えられず遂にルカリオも他のはがねポケモン同様暴走。
- サトシ達が機械を破壊して正気に戻った後、島の地下に仕掛けられた爆弾をすんでの所でゲンと一緒に波導の力で爆発を抑えて空に飛ばして島を救った。
第4シリーズ・ベストウイッシュ
【シーズン2】
- コテツのルカリオ
CV.愛河里花子
コテツのパートナーであるリオルが、第106(S2・23)話『サトシ対コテツ! 秘密兵器サザンドラ!!』にて、イッシュリーグ4回戦でのサトシとのバトル中に進化し、サトシのピカチュウに勝利した。準決勝ではバージルのブースターに敗れる。
往来のルカリオと比べるとクールさはあまり無い様に見える。
【デコロラアドベンチャー編】
- 第134話(S2 50話・DA12話)『パンジー登場! エリキテルとゴーゴート!!』:雑誌に載っている。
第5シリーズ・XY
CV.古島清孝
第29話『コルニとルカリオ! メガシンカの秘密!!』よりコルニのパートナーで登場。幼少期からの付き合いであり、第31話『メガルカリオ対メガルカリオ! 波導の嵐!!』からルカリオナイトをセットした腕輪を左腕に装着するようになる。
詳細は当記事にて
- コンコンブルのルカリオ
CV.浪川大輔
第31話『メガルカリオ対メガルカリオ! 波導の嵐!!』から登場。ルカリオナイトを填めた腕輪を左腕に装着しているのが特徴。コルニのルカリオとは桁違いの強さでメガシンカを使いこなせている。
- 特別編『最強メガシンカAct1』
冒頭のみ登場
第6シリーズ・サン&ムーン
CV.浪川大輔
第140話『アクジキング襲来! Zワザ大決戦!!』でロイヤルマスクことククイ博士の手持ちの1体として登場。サトシとのバトルではアーゴヨンと激闘を繰り広げるも敗北した。
- ソウジのルカリオ
CV:古島清孝
劇場版『キミにきめた!』でサトシの仲間となるソウジのパートナーで登場。ソウジがレントラーを失った後に出会った大切な相棒。サトシのピカチュウの話を聞いた直後に自力でボールから出て来て以降常に出ている状態になった。
第7シリーズ(新無印)
【レギュラーの手持ち】
CV:浪川大輔
第45話『ソード&シールドIV 「最強の剣と盾」』でサトシのリオルががローズとのバトルにて進化した。詳細は当記事を参照。
スペシャルPV
BW2のスペシャルPVではキョウヘイの手持ちとして登場。「アオッ!」「ホォォォォォッ!」といった犬の鳴き声や咆哮に近い鳴き声になっている。
放課後のブレス
第4話『息をあわせて』でアカデミー生徒の手持ちで1シーン登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
原作ゲーム同様にゲンのパートナーで登場。
12章ではコルニの手持ち個体とコンコンブルの手持ち個体も登場し、特にコルニの個体はサナと共に戦った事もある。
DP物語
主人公ハレタがこうてつじまでゲンから貰ったタマゴから孵化したリオルが、スズナとの戦いでルカリオへと進化する。
快盗!ポケモン7
主人公であるヒオリのパートナーとして登場。ヒオリとは少なくとも5年前の当時リオルだった頃からの付き合いである。
ヒオリが悪い人から奪われた物を取り返す義賊・怪盗ポケモン7である事を隠す為に普段はわざと弱いフリ(いわタイプのズガイドスの一撃で倒れる等)をしているが、実際は波動を使ってヒオリをサポートする優秀なエースポケモンである。
やけど状態になった時には「からげんき」を使ったり、かみなり必中の為に使われたあまごいを利用して「みずのはどう」で倒したり、洗脳されたリリの操るムウマージ相手にはシャドークローで対応するなど苦手な相手にも果敢に立ち向かう。
ポケモントライアドベンチャー
主人公の一人であるカツヤの妹・マナミのパートナーであるリオルがマナミと共に成長していき、黒白の魔王との決戦にてルカリオへと進化し、魔王が操るツタの大元である石を『はどうだん』で破壊し、カツヤ達を救出する活躍を見せた。
だいすき! ポケモンバトル
ポケモングッズ販売の営業でアローラ地方に来たヨコズキ ワキミチの手持ちポケモンで登場。アローラへ来る前にカロス地方でキーストーンを授かっていた事からメガシンカする事ができる。
その他
番外ゲーム作品
番外作品における活躍の詳細は以下の記事にて
ポケモンサンデー
ポケサンカンパニー調査部部長という要職についているポケモンであり、つまりロバートの上司である。ハイスペックな事には違いないが、メタ的な事情で波導が使えない。なので、言いたい事はカンペを通して話す(はどうポケモンってなんだっけ…)。ポケモンスマッシュ!では同じく劇場版で主役を務めたゾロアークが登場するが、降板し、ブラジル帰りという設定で再登板した。
Look Upon the Stars
星座をモチーフにした企画では相手を石にしてしまう怪物メドゥーサの目を見ずに退治したペルセウス座…ではなくなぜかヘルクレス座を担当。ヘラクロスはどうしたヘラクロスは。おそらく波導の勇者からの連想なのだろう…。
アーロン衣装のルカリオ
2019年のハロウィン関連グッズではアーロンの帽子とマントを身に纏っている。この手のグッズでは珍しい分かりやすいファンサービスであったため、予想外だったと喜ぶファンが多く見られた。
ポケモンUNITEでもハロウィン期間限定ではあるがホロウェアとして採用された。
ポケモンローカルActs
岡山県倉敷市にルカリオがデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。
岡山県が舞台の昔話桃太郎に登場する犬(ルカリオはリカオンモチーフだが)、または勇者=桃太郎のお供である為、勇者(アーロン)と共にしていたルカリオが抜擢されたのでは?と思われる。
余談
人気の高さ
映画で主役を張っただけでなく、以降もチャンピオンや四天王など名だたるトレーナーの手持ちに入っており、カイリキーに並びかくとうタイプを代表するポケモンと言える。クロスオーバーやスピンオフ作品での活躍も多く、知名度や人気はとても高い。芸能人では本郷奏多と京本大我が等身大ルカリオのぬいぐるみと共に生活している。
その証拠に、2016年の「ポケモン総選挙720」では15位、全世界を対象とした2020年2月の人気投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」では10万票を超える票を集めて2位に輝いた。ちなみにこの投票企画で、10万票を超えたのはルカリオと1位のゲッコウガだけ。だが3位のミミッキュは9万9077票とすごく惜しいとこまでいった。
映画に登場するルカリオは初登場作品という事もあってミュウツーと並ぶ非常に高い人気を誇るキャラクターであり、スマブラでもゲーム版の要素を追加しつつ、この作品のルカリオをベースに作られており、すっかりクールで強力なキャラクターというイメージが定着している。
とはいえ、ポケモンも生き物である以上は個体差があるので、そうとはクールとはかけはなれた個体が何匹かはいるのでそこのところは気を付けよう。
元ネタは?
これだけ人気があるポケモンであるにもかかわらず、公式で元ネタ等は一切公開されていない。そのため、インターネット上では、顔の模様からイヌ科のリカオン、またはイヌ科獣人としてギリシャ神話に登場する狼男リュカオン(ただしリカオンは狼ではない)など様々な説が出ているが、どれも憶測の域を出ていない。今の所は架空の獣人型ポケモンとの認識で良いだろう。
なお、ポケモンUNITEでは新ホロウェアの一つとして「いせきスタイル」が登場。どう見てもエジプト神話のアヌビスを意識した姿であり、公式ではジャッカルのポケモンとしても扱われている節がある。
両目を通る黒い帯状の線と房の形状が目隠しのように見えることと、「はどう」が視覚を使うことなく存在を感知することから、盲目または目隠しで視覚を封じて心眼を鍛える修行をしている獣人の格闘家と解釈され、それがかくとうタイプの由来という説もある(映画でも目隠しプレイ……ではなく目隠しをして飛んでくる丸太を波導で察知するという修行をしていた)。
チョコレート
映画内にて、マサトから分けられた板チョコを美味しそうに食べるシーンからチョコレート好きであるという設定がなされることが多い(※)。これにより、バレンタインデーにはセットで描かれることが間々ある。
映画内でのルカリオは多少ツンデレ気味である為、それがサトシとの対立からの心境の変化を際立たせている。EDでもアーロンと共に板チョコを食べている。
※ただし現実のイヌ科の動物にはチョコレートを食べさせないように!カカオのアルカロイド(テオブロミン)という成分は犬にとっては有害で、量次第では中毒死してしまいます!
関連イラスト
pixivでは毎年8月10日を「810=はどう」の語呂合わせで「波導の日」とし、ルカリオ関連のイラストを投稿するポケモンの日企画が行われている。
完成度の高いキャラクターから、pixiv内のイラストもルカリオ単体で描かれたものから、縁のある人間キャラや他の獣人風ポケモン達とセットになったものまで、幅広く投稿されている。
最古イラスト
リオルと共に最古を飾っている。
関連タグ
Ver | 第4世代 ダイヤモンド・パール・プラチナ ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール LEGENDSアルセウス |
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タイプ | かくとうタイプ はがねタイプ 複合タイプ |
進化・形態 | 1進化ポケモン レベル進化 なつき進化 時間帯進化 リオル メガシンカ メガルカリオ |
番外作品 | ルカリオ(ファイター) ルカリオ(番外作品) いせきスタイル |
図鑑番号順
0447.リオル→0448.ルカリオ(メガルカリオ)→0449.ヒポポタス(オス / メス)
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ