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ルカリオ

るかりお

ルカリオとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

全国図鑑No.448
シンオウ図鑑No.116
分類はどうポケモン
高さ1.2m
重さ54.0kg
タイプかくとう / はがね
特性せいしんりょく / ふくつのこころ / せいぎのこころ隠れ特性


他言語版の名称

英語 Lucario
イタリア語Lucario
スペイン語Lucario
フランス語Lucario
ドイツ語 Lucario
韓国語  루카리오
中国語 路卡利奧(繁体字)/路卡利歐(簡体字)


進化

ルカリオル


リオルルカリオ(朝か昼の時間帯になつき進化

メガシンカ

波導の勇者


ルカリオメガルカリオ

概要

リオルが進化し成長した姿で、リカオンの獣人のような凛々しい容姿となった。
全体的にを基調とした身体で、頭部の大半や四肢の先端などはくなっており、胴回りの体毛のみ薄い黄色。手の甲と胸には白いトゲ状の爪がそれぞれ1本ずつ付いている。

どうやらこの黒い部分が金属質になっているらしく、タイプもはがねが追加されて「かくとう・はがね」の複合となった。

波導(はどう)」と呼ばれる、オーラ等と同義のエネルギー波を使いこなすポケモンで、あらゆる存在が放っているとされるそれらを読みとる能力を持っている。
人語を理解するほどの高い知能を持っており、他の生き物が発する波動をキャッチする事で、その種類や考え、動きまでも鮮明に感じ取ることができる。

後頭部には左右合わせて4つの「房」と呼ばれる器官が存在し、この「房」が波動を感じ取る器官になっているという設定。見えない相手と対峙した際や目が使えない状態でも、この能力により問題なく対応出来る。
鍛えられたルカリオの感知範囲は1キロ先にまで及ぶとされ、より正確に読み取ろうとする際には、手を前に突き出し何かに翳すようなポーズが取られる。

一方で、相手の気持ちを読み取った結果、自分の知りたくないことまで知ってしまうことも多く、そのことにストレスを感じてしまうこともあるという。
それ故、正しい心のトレーナーにしか懐く事は無く、事実登場時から現在に至るまで、ルカリオを所有している者は皆「善人」ばかりとなっている。しかし、正義と悪は紙一重とはよく言ったもので「あくのはどう」は習得可能。

また波動を読み取るだけでなく、操る力も手に入れており、戦いにも活用している。
自らの体に染み込ませて身体能力を高めるだけでなく、凝縮した「はどうだん」として飛ばし攻撃する他、精神を集中して放つ「はっけい」の波は大岩をも粉々に砕いてしまう。

野生での報告例は少ないポケモンだが、ロンリーなイメージに反して少数の群れを作るらしく、自分たちの波動を活かした連携で獲物を狩っている様だ。


初登場は2005年7月16日公開の劇場版ポケットモンスター『ミュウと波導の勇者ルカリオ』となり、実際はそれ以前のCMや雑誌・番組での公開が初となる。

登場時は立ち位置が不明だったが、ゲーム本編に登場した際に伝説ポケモンではないことが判明し、所謂「一般ポケモン」が映画の主役を務めた初の事例となった(当初は唯一だったが、2010年にゾロアークが後に続いた)。
ゲーム内での初出は翌年発売の『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)である。

映画で主役を張っただけでなく、以降もチャンピオンや四天王など名だたるトレーナーの手持ちに入っており、カイリキーに並びかくとうタイプを代表するポケモンと言える。

お祝い絵


クロスオーバーやスピンオフ作品での活躍も多いことから、知名度や人気はとても高く、2020年2月の人気投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」ではゲッコウガに3万8300票の差で大きく離されたものの、10万を超える票を集めて堂々の2位に輝いた。

表裏一体(?)


色違いは青い部分が金色となっており、お腹の黄色い毛の部分が水色となっている。
カラーリングや顔の模様から、映画のある登場人物の声優ネタでこんな呼ばれ方をされることもある。通常色も両目と「房」の形状でそう呼ばれるネタもあるのだが。

ゲーム上の特徴

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
70110701157090525

かくとう・はがねという珍しいタイプの組み合わせを持つポケモン。他にこの組み合わせを持つのはコバルオンザマゼンタがいる。

かくとうタイプには珍しく特攻が最も高く、次いで攻撃が高い。耐性が多く素早さもなかなかで使い勝手が良いが、その一方で防御面が低い為、持久戦になると厳しい面もある。
とはいえはがね複合のおかげで耐性が多い故に数値以上に高くかくとうタイプが本来、弱点とするフェアリー等を等倍に抑える。代償として弱点がほのおじめんかくとうとメジャーなので注意。

技は二足歩行なだけあって非常に多種多様。
はどうだん」を始め、「インファイト」「アイアンテール」「ストーンエッジ」「じしん」「しねんのずつき」「きあいだま」「ラスターカノン」「シャドーボール」「しんそく」「りゅうのはどう」「サイコキネシス」など、より取り見取り。

タマゴ技でも「バレットパンチ」「ブレイズキック」「しんくうは」「とびひざげり」「クロスチョップ」「かみくだく」といった優秀な攻撃技を覚える上、「めいそう」「つるぎのまい」と補助技にも優秀なものがそこそこあり、特に「しんそく」は6匹戦であれば異常なまでの強さを誇る。

ちなみに進化前のリオル限定で「きしかいせい」「わるだくみ」「まねっこ」を覚えられる。前者2つはタイミングは難しいが物理・特殊攻撃の火力を上げられ、後者は癖は強いが有用そうな技を使ってリードすることも可能。

通常特性はどちらも怯みへの耐性が持てる特性。
とはいえ「ねこだまし」が多用されるダブル以上ではもちろん、そうでなくても怯まない≒動きが止まる事が無い「せいしんりょく」が優勢である。

だが、シングルではルカリオに対して怯み技が飛んでくる事はまずなく、現在はスカーフトゲキッスに対抗する事を想定しない限り(意外にもスカーフトゲキッスの「エアスラッシュ」は1発確定で耐えられる)、あくタイプに対して後出しが狙える隠れ特性「せいぎのこころ」が優先されるようだ。
これにより、自身の持ち物がメガストーンやZクリスタル等なら、「はたきおとす」を撃ってきた相手には好条件で逆襲できる。

は・・・はがね・・・


第4世代まではタイプ一致で「はどうだん」を扱える唯一のポケモンだったが、第5世代の「ブラック・ホワイト」においてコジョンドも「はどうだん」を覚えたため独占は終了となった。
ただ特攻種族値はルカリオのほうが段違いで高く、コジョンドよりもサブウエポンが豊富なので気にする事は無い。

HGSS』では遺伝技で「このゆびとまれ」を、『BW』では自力技で「いやしのはどう」を獲得した。

第6世代「XY」ではメガシンカした「メガルカリオ」が登場。
特性は「てきおうりょく」固定になり、通常のルカリオと比べると攻撃が大きく伸びる。
ジムリーダーのコルニから、メガストーンを持ったルカリオを貰え、ストーリー上でメガシンカさせる最初のポケモンとなる。

なお、このルカリオは、性格「せっかち」固定、すばやさVとなっている。
野性で個体値3V保証になっているリオルを進化させた方が得な気もするが、こちらは素早さが遅い可能性もあるので、コルニからもらったルカリオを主力として使うことも十分考えられる。
余談だが鳴き声は「くわんぬ」である。

くわんぬ



第7世代では、フェアリーが大暴れする環境ということもあってかはがねタイプとしての役割が強くなり、命中率が安定する「ラスターカノン」を主軸とした特殊型が物理型を上回っていた。
その後『USUM』で「コメットパンチ」が習得可能になったことから物理型が逆転して主流となっている。
かたや「はどうだん」は採用外の憂き目に……はどうポケモンとは一体。

第8世代では、「せいしんりょく」にいかくを無効化するという効果が追加されたためにこちらの採用率が再び盛り返してきている模様。
メガシンカが廃止されてしまったものの、「てっていこうせん」を習得し遺伝技を楽に覚えられるようになったことなどもあるため、一概に弱体化したとは言い切れない面もある。

ちなみに波動系マスターの彼でも流石にこんげんのはどうは覚えられない。

大乱闘スマッシュブラザーズ

ミュウツーと入れ替わる形で『X』から参戦。

前述の通り、スマブラのルカリオは映画『ミュウと波導の勇者』に登場した個体を基にしており、最後の切りふだ発動時や勝利ポーズで人間語を喋る(映画とは違い、口を開けて直接喋っている)。
CVも映画と同じく浪川大輔が担当。

スマブラX

反撃の嚆矢


ボタンワザ一覧
Bはどうだん
→Bはっけい
↑Bしんそく
↓Bかげぶんしん
切りふだはどうのあらし
ポケモンでの特性を再現してか、ふっとびやすさを現すダメージ%が高くなるほど攻撃力が高くなる通称「波導システム」を搭載。
そのためダメージを受けるほど火力が増加するものの、吹っ飛びやすくなるというハイリスクハイリターンなキャラクターとなっている。ミュウツーを引き継いだのか落下速度がルイージよりも遅かった。

『X』では170%以上で最大火力が発揮される。全体的に波導効果(?)でリーチが見た目より長いので、相手にするとちょっと厄介なキャラクターになっていたりする。
このため、ノーダメージの状態では全体的にワザ性能が芳しくないが、ダメージが300%の状態からスタートするサドンデスではかなりの強敵となる。
『X』における最後の切りふだは「はどうのあらし」。ステージ中央の上空に飛び上がり、極太の波導レーザーを発射する。


スマブラfor

ボタンワザ一覧
Bはどうだん
→Bはっけい
↑Bしんそく
↓Bかげぶんしん
切りふだメガシンカ

for』も続投し、前作では下から4番目、ルイージよりもゆっくりした落下速度が特徴的だったが、本作ではマリオ以上になり、地上だけでなく空中でも機敏に動きやすくなった。

モーションは全体的にブラッシュアップされて、ダイナミックな動きをするようになった。前作では攻撃のインパクト時の止めの動作が目立ったが、本作では突きだした手足はすぐに戻す、あるいは止めずに振りぬくようになったものが多い。それに伴って判定の持続が短くなったり、攻撃範囲が広くなったりしたものがいくつかある。

前作より最大補正になるまで190%と弱体化。補正に強くなった分時間はかかるようになった。しかし本作では波導の影響がより強くかかるようになった。たとえば、トレーニング0%時の横スマッシュ攻撃のクリーンヒットのダメージは前作本作ともに11%だが、200%時だと前作では22%、本作では29%となっている。また、全てのワザに波導補正がかかるようになったり、横必殺ワザの飛び道具部分のリーチや、上必殺ワザの移動距離が波導補正の影響を受けるようになったりと、より波導補正の存在感が増している。上必殺ワザ「しんそく」の移動距離が、ステージ次第ではオーバーランしかねないくらいに跳ね上がることも。
さらに今作からの仕様として、ダメージを受けるほどふっとばし力が高くなるほかほか状態が全ファイターに追加された。もちろんルカリオも対象なので、波導補正との相乗効果でさらにハイリスクハイリターンになった。
最後の切りふだは「メガシンカ」に変更。メガルカリオに変身し、この状態では蓄積ダメージに関わらず波導補正が常に最大になる。

スマブラSP


ボタンワザ一覧
Bはどうだん
→Bはっけい
↑Bしんそく
↓Bかげぶんしん
切りふだはどうのあらし
楽曲『戦闘!フレア団(for)』
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも続投。波導エフェクトが若干変化している。
前作より一部通常攻撃ワザと必殺ワザのリーチが長く、着地隙なども小さくなった。
低ダメージの波導補正は強化されたものの最大補正が230%でないと最大までには到達できないとまた弱体化された。
最後の切りふだが『X』で使っていた「はどうのあらし」に。変身・パワーアップ系の最後の切りふだ廃止の方針になったことで以前のワザに戻った珍しい例だが発動中はメガシンカした姿になる。

オンライン対戦では特殊な性能のためか、素の状態だと攻撃力・早期撃墜・決定打に欠けるため使用率は低い。
攻撃力の高いファイターだと波導補正のダメージ%が溜まりやすいメリットはあるが高ダメージを背負うリスクが伴う。しかも復帰ミスやメテオワザされると波導補正が活かせなくなるので逆に追い込まれてしまう。復帰阻止に弱い事も含まれる。いかにピンチをチャンスに変える立ち回りが重要になる。
Ver9.0.0で各ワザの隙減少、吹っ飛ばし力、波導強化の攻撃力が増える大幅な上方修正が実施されたのか少し話題となった

勝ち上がり乱闘「カウンターアタック」はカウンターワザを持っているファイターのみ一部が登場する。実を言えばカウンター持ちは過去作では少なく『for』からカウンター持ちがかなり増えたのでforのファイターが多めに出てくる。

ポケットモンスターシリーズ参戦ファイター

Noファイター初出演
08ピカチュウ64
12プリン64
19ピチューDX
24ミュウツーDX
33/34/35ポケモントレーナー(ゼニガメ/フシギソウ/リザードン)X
41ルカリオX
50ゲッコウガfor
69ガオガエンSP

40.ピクミン&オリマー/アルフ41.ルカリオ→42.ロボット

ポッ拳

タイプ:スタンダード
バーストアタック:波動ブラスト

バランスが良いオールラウンダーキャラ。ピカチュウがスピード寄りに対しこちらは火力寄りのキャラ。
遠距離では溜めが可能で空中でも撃てる波動弾、振り上げ・振り下ろしに派生が出来るリーチの長いボーンラッシュ、近距離ではダメージが大きいはっけい(溜め可)や切り替えしに使えるしんそくがある。フィールドフェイズでは発生が早いシュート攻撃などがあり、攻撃面で使い勝手が良いキャラとなっている。

共鳴バースト時はメガルカリオにメガシンカ。大幅にパワーが強化され、しんそくに派生が追加されたり、一部の技が強化される。掴み攻撃の威力も大幅に上昇する。
同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に体の青い部分が赤になる。
余談だが、こちらの作品では「波」である。

ポケモン不思議のダンジョン

赤・青の救助隊

ルカリオ自身は登場しないが、伝説の救助隊としてその名が知られており、それにあやかってルカリオランクなる救助隊ランクが設けられている。ちなみに同ゲーム中最高ランクである。
これになると記念にルカリオの銅像をもらうことができる。

時・闇の探検隊

『時』にのみ登場。『闇』のプレイヤーはリオルが関係する依頼をパスワードで入力しないと出現しない(ルカリオは依頼主にならない)。
野生出現はみかいのこうやにいる。ただし出現率は大分低い。

空の探検隊

進化前のリオルが主人公、パートナー候補に昇格。
アフターエピソードクリア後に主人公、パートナーが進化可能になるのでそれさえ済めばプレイアブルキャラクターとしてルカリオを使う事が出来る。
なお、リオルから進化させる場合はなつき進化がポケダンの仕様上出来ず、代替アイテムを使わないといけないのでそこだけ注意。
野生出現はみかいのこうやゼロのしまなんぶ(仲間にならず)となっている。出現率も時闇と同じ。

マグナゲートと∞迷宮

残念ながら登場ポケモンが大幅に削除された関係上、リオル共々降板しており登場せず。

ポケモン超不思議のダンジョン

全ポケモン参加の措置で再登板。
しかも、リオルが主人公、パートナー候補に復帰している(他の主パ候補は歴代御三家看板キャラのみ)。
ゲームシステムの都合上ルカリオを仲間にするには依頼をこなさないといけないので注意。
リオルから進化させる事も可能だが、そうなるとリオルが仲間からいなくなる。
ちなみに主人公、パートナーでリオルを選んだ場合。ストーリーの都合上最終進化系で進む場面があるのでルカリオファンは必見。

救助隊DX

赤・青の救助隊のリメイク作品。
リメイクだがニンフィアなどが登場するので準新作。
存在だけが示唆されていたルカリオもプレイアブルキャラクターとして登場(進化前のリオルも同様)。
ただし解禁にはそれ相応に厳しい条件があるので覚悟する事。

  1. 救助隊ランクをウルトラランクへ上げる
  2. しょうたいじょうを入手する
  3. ミステリーハウスへ赴く
  4. そこでルカリオを見つける(ここは運)

ポケナガ

ブショー進化後のランマルのベストリンク。
ブショー進化前ながら初期シナリオの最終戦でも使用してくる。その時点で主人公のパートナーがある特定のポケモンに強制的にチェンジしており、そのポケモンは「はどうだん+3」が弱点になっているため、意外な苦戦を強いられることも。

ポケモンGO

ポケGOなヘッダー


2018年10月17日に満を持して実装と相成った。
……まではよかった。

同ゲーム、所謂「ベイビィポケモン」(登場当時タマゴからしか生まれないと設定されたポケモン、あるいは既存ポケモンの進化前として設定されたポケモン)はタマゴ孵化でしか入手できないという仕様になっている。
ルカリオの進化前リオルもこの例に漏れず、フレンドから送られてくるギフトに確率で入っている7kmタマゴからしか入手できない

で、野生のルカリオはというと、現在(2018年10月)のところ出現報告は一切ない。コリンク系列と異なりレイドバトルにも出現しない

というわけで、ある程度予想できたことではあるが、相当なレアポケモン(しかもランダム要素込み)になっているため、入手自体のハードルがかなり高い。
しかも当初は10キロタマゴでしか手に入らないという鬼畜仕様であり、実装を待ち望んでいたファンに衝撃を与えた(詳しくはこの記事の過去の版を参照)。が、それでも何としてでも手に入れるという猛者はいたという。

その後、7キロタマゴから孵化するよう調整が入ったため、入手の手間が多少は改善された。
7kmタマゴから孵化するようになった後も、しばらくの間は10kmタマゴからも孵化していたが、2019年のアップデート以降は10kmタマゴからは孵化しなくなった。
しかし、2020年のアップデートで再び10kmタマゴからの孵化のみとなり、7kmからは孵化しなくなったことでまたもや入手難易度が上がってしまった。

2020年11月に行われたアニポケとのコラボイベントでは、一時的に再び7kmタマゴから孵化するよう調整が入り、しかも結構な確率でリオルが孵化したので、一時的にではあるが入手難易度が大幅に下がった。この際に一気にルカリオまで進化させたという方も多かったことだろう(詳細は後述するが、これはサトシの手持ちにリオル→ルカリオがいたためそれに因んだものと思われる)。

性能面はというと、種族値自体は優秀なのだが、実装当初は覚えられる技に難があり、通常技が「バレットパンチ」「カウンター」なのは良いとして、ゲージ技が「ラスターカノン」「インファイト」「シャドーボール」と、微妙なオンパレードとなっていた。
こうしたこともあり、実装当初は散々入手に苦労させられる割に性能が悲惨すぎると世界中のルカリオファンが涙することとなった。

開発側もさすがにこのままではいけないと思ったのか、イベント「バトルウィーク」の開催に合わせて「グロウパンチ」(PvPでは確定で攻撃力が一段階上昇)を習得できるようになった。
とはいえ、この技を覚えたのはルカリオだけではなかったため、この時点でもそこまで注目されたわけではなかった。
ルカリオの存在に大きな注目が集まるようになったのは、そのおよそ半年後に実装されたGOロケット団幹部およびそのボスであるサカキとのバトルの実装である。

相手のシールドを早く消化させないと勝てないという事情から「グロウパンチ」など高速で撃てる技の需要が高まり、その中でもノーマル技に耐性があるルカリオに白羽の矢が立ったのである。このため、育成環境が整っている人はこぞって育成し始めた。

しかも、実装当初のリーダー戦はかくとう弱点のポケモンが多く、これらのポケモンに対してシールドを誘発しつつ攻撃力を底上げして戦えるのもルカリオをはじめとするかくとうポケモンには有利であった。

そんな状態から1ヶ月、2019年12月遂に念願の専用技「はどうだん」が実装。分割2ゲージで威力90と「ばくれつパンチ」と同じ威力でありながら、ダメージの発生が早く発動後の硬直も短いため、あのカイリキー以上にダメージを稼げるようになった

また、ルカリオはカイリキーとは異なり、はがねとの複合なので、エスパーフェアリー技を等倍にまで軽減できる。これによりハピナスラッキーカビゴンケッキングを他のかくとうタイプよりも安定して仕留めることができるというのも追い風となった。
このため、ルカリオは現時点で実装されているかくとうタイプの中では最強クラスのポケモンとまで言われるまでになり、通常のジムやレイドでも大活躍できるようになった。

逆に言えば、ジムを防衛する側も、攻め手がルカリオを繰り出してくることを想定しなければならなくなったため、防衛の際にほのお・じめん・かくとうタイプを選出する機会が増えることになる(もっともガチ勢の少ない地域ではこの限りではなく、相変わらずハピナス・ラッキー・ケッキングが定番だが)。このように、対戦環境にも大きな影響を及ぼすこととなった。

劇場版のルカリオ

「波導は我にあり!!」

CV:浪川大輔 
太古の昔、波導の勇者と呼ばれたアーロンの従者を勤めていたポケモンだが、何らかの理由で彼が持つ杖の中に封印されていた。
そして現代、勇者を讃える宴の最中サトシに貸与された杖から復活し、何百年もの時が流れたと知らされる事に。

主に裏切られたのではないかという不信感と孤独感からサトシ達には厳しくあたるが、相棒のピカチュウを助けようとする彼の心情を理解するようになり、心強い味方として行動を共にするようになる。

ルカリオの中でも高い能力を持ち、車を追い越せる程の走力と、レジ系を相手に引けを取らないほどの戦闘力を誇る。テレパシーではあるが、人の言葉を話す事も可能。

ディアルガVSパルキアVSダークライ」ではアバンに登場し、レックウザのはかいこうせんをかわした他、AGの3期OP「バトルフロンティア」やDPの1期OP「Together」でもこの映画の個体と思われるルカリオが登場している。

アニメのルカリオ

映画での登場以降、DPからSMまでの各シリーズに必ず1度は登場している。BW2スペシャルPVでもキョウヘイの手持ちとして登場。
SM編では、ロイヤルマスクことククイ博士の手持ちの1体として登場。サトシとのバトルではアーゴヨンと激闘を繰り広げるも敗北した。

サトシのルカリオ

新無印では21話でサトシが進化前のリオルをゲットし、45話で進化を果たす。

ルカリオ


リオル時代からピカチュウと共につれあるきする事が多く、劇場版でアーロンと一緒の特徴が描かれたサトシが、ついにルカリオと共に冒険をする日が訪れた(CVも当時と同じ浪川氏である)。
ちなみに、21話が放送された2020年は波導の勇者公開から15周年に当たる。

リオルの頃の未成熟さは鳴りを潜め、どちらかといえば真面目で落ち着いた雰囲気となったが、最終進化系なのにやんちゃ坊主へ戻ったゴウのエースバーンには振り回されることもある。

なお余談だが、サトシの公式戦の勝率はカイリューの方が高めだが、出番としては多めで、孵化した経歴のポケモンとしては初のエースポケモンに該当する(3代目アニメOP映像やアニポケ公式サイトでも、サトピカと一緒に姿を見せている優遇っぷりである)。

使用技は「はどうだん」「はっけい」「きしかいせい」「かげぶんしん」。かくとう単タイプから進化したばかりという事もあり、新たに追加されたはがねタイプの技はまだ1つも覚えていない。

使用トレーナー


その他

  • 映画のルカリオがベースイメージとして確立されており、主人のアーロンとともに現在も根強い人気がある。
  • 映画内でのシーンから、チョコレート好きであるという設定がなされることが多い。これにより、バレンタインデーにはセットで描かれることが間々ある。
今日はいいものを 「持ってきたんだ」「持ってきました」


  • 顔や手足の黒い部分がという設定(出典:ニンテンドードリームVol.187 2009年11月号P.85)らしいが、スマブラXでの房の動きを見る限りでは柔らかそうな印象。
    • ちなみに、胸や手の甲の白い突起部分は骨である。また、肉球は結構柔らかいらしい。ただし肉球は足にしか存在しない。
  • pixivでは毎年8月10日を「810=はどう」の語呂合わせで「波導の日」とし、ルカリオ関連のイラストを投稿するポケモンの日企画が行われている。
  • 映画内では多少ツンデレ気味である。それがサトシとの対立からの心境の変化を際立たせている。
  • 声優は、劇場版「ミュウと波導の勇者ルカリオ」&「スマッシュブラザーズ」のルカリオは浪川大輔、「ダイヤモンド&パール」第66話のスモモと、第110話のゲンのルカリオは阪口大助が、「ベストウイッシュ」のコテツリオルが進化した個体は愛河里花子が、「XY」第29話のコルニのルカリオは古島清孝が、第31話のコンコンブルのルカリオは再び浪川大輔が演じている。さらに、ククイ博士のルカリオや新無印編のサトシのルカリオも浪川大輔が演じており、合計で四度目である。
  • 星座をモチーフにした企画『Look Upon the Stars』では相手を石にしてしまう怪物メドゥーサの目を見ずに退治したペルセウス座…ではなくなぜかヘルクレス座を担当。ヘラクロスはどうしたヘラクロスは。おそらく波導の勇者からの連想なのだろう…。
  • 2019年のハロウィン関連グッズではアーロンの帽子とマントを身に纏っている。この手のグッズでは珍しい分かりやすいファンサービスであったため、予想外だったと喜ぶファンが多く見られた。
  • これだけ人気があるポケモンであるにも関わらず、公式で元ネタ等は一切公開されていない。その為、インターネット上では、顔の模様からイヌ科のリカオン、またはイヌ科獣人としてギリシャ神話に登場する狼男リュカオン(ただしリカオンは狼ではない)など様々な説が出ているが、どれも憶測の域を出ていない。今の所は架空の獣人型ポケモンとの認識で良いだろう。
    • 両目を通る黒い帯状の線と房の形状が目隠しのように見えることと、「はどう」が視覚を使うことなく存在を感知することから、盲目または目隠しで視覚を封じて心眼を鍛える修行をしている獣人の格闘家と解釈され、それがかくとうタイプの由来という説もある(映画でも目隠しプレイ……ではなく目隠しをして飛んでくる丸太を波導で察知するという修行をしていた)。
    • 主に波動を使った遠距離攻撃や素早い格闘術が主な攻撃方法とされるが、アニメ版ではボーンラッシュで実体化させた骨を近接武器にする事もある。
    映画に登場するルカリオは初登場作品という事もあってミュウツーと並ぶ非常に高い人気を誇るキャラクターであり、スマブラでもゲーム版の要素を追加しつつ、この作品のルカリオをベースに作られており、すっかりクールで強力なキャラクターというイメージが定着している。
    • しかしながら、コテツのルカリオなどクールさとは程遠い性格のルカリオも登場している事には注意されたし。
    • なお、後述のチョコ好きという二次設定はマサトから分けられた板チョコを美味しそうに食べていたシーンに由来する。EDでもアーロンと共に板チョコを食べている。

関連イラスト

ルカリオ
ルカ リザ バンギ


ルカリオ
ルカリオ



関連タグ

ポケモン DPt かくとうタイプ はがねタイプ

コンビ
ヒカルカ シロルカ ルカスモ アロルカ ルカコル

ネタ
巡音ルカリオ ルカチョコ ルカリおっさん

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