京本大我
きょうもとたいが
東京都出身のシンガーソングライター、歌手、俳優。ジャニーズ事務所所属。愛称は「きょも」。
伸びやかでドラマティックなハイトーンボイスで「SixTONES」のボーカルワークを支える高音の屋台骨。主に上ハモとアタック、高音フェイク担当。メンバーカラーはピンク。
「父親が京本政樹で母親が山本博美」という遺伝子レベルで約束されていた中性的な美貌と、女性も羨む色白が特徴のリアルお坊ちゃま。容姿に恵まれているが、当の本人は別に美容に興味があるわけではない。(好物のトマトで美肌を保ってる可能性はあるが)
「リオルのぬいぐるみを肩に乗せて歩きたい」「本物のライトセーバーを買おうと思ってる」などの我が道を行く言動はしばしば周囲を困惑させることも多いが、それでも内外の先輩たちから可愛がられ、後輩たちから慕われ、メンバーからは自由な生き様を許容されるという、ジャニーズ屈指の天然マイペースである。
高い歌唱力とダンススキルを生かし、現在は外部の舞台を中心にミュージカル俳優を主軸として活動している。
カメラや写真も好きで、フォトグラファーとしても活動中。「見習いアーティスト」名義でインスタに写真を投稿している。
2024年9月からはソロアーティスト活動「京本大我 from ART-PUT」を開始。
先程の通り、父は京本政樹、母は山本博美。母方のはとこに小池徹平がいる。
家が近かった山田涼介とは幼少時一緒に遊んだ間柄で、佐久間大介も同じく幼馴染にあたる。
尊敬する先輩は生田斗真、戸塚祥太。および退所した手越祐也、赤西仁。
最大の憧れは桜井和寿で、NHKラジオで公開した「妄想セトリ」は桜井本人から褒められている。
趣味は先程のカメラ関係に加えて音楽、御朱印集めなど。好物は先程の通りトマト。3歳の頃から好物だとか。
「名探偵コナン」の大ファンで、いつかコナンに声優として出演し主題歌を担当するのが夢のひとつ。
また、父親である京本政樹の英才教育の影響か、ウルトラマンシリーズにもどハマりしていたらしく、Jr.時代に岸優太にウルトラマンの素晴らしさを熱く語っていたようである。
遊戯王、ポケモンGO、ドラゴンボール、MCU、スターウォーズなども大好きで、カードやフィギュア収集も好き。ポケモンの中では特にルカリオが好きでぬいぐるみも持っている。ジャニーズのゲーミングルームにルカリオと一緒に動画に出たことも。
2006年にジャニー喜多川がハワイ旅行時にレストラン「和さび」に飾ってあった写真を見て直接電話でスカウトした。後日KAT-TUNのコンサートを見学に来たところ「YOUもステージで踊っちゃいなよ」と促されステージに上がり、そのまま亀梨和也に紹介され2006年5月4日に入所。なお父親の京本政樹も13才の時にジャニー氏のスカウトを受けて以降4年間ジャニーズにも出入りしていた。親子２代でスカウトという非常に珍しい例である。
ジャニーズJr.時代から屈指のハイトーンボイスで知られ、その歌声はハリウッド映画「硫黄島からの手紙」のラストシーンにも使われた。SexyZoneのメンバーとしてのデビューがほぼ決まり、デビュー曲も渡されていたのだが、最終的にジャニー氏の「グループ向きじゃない」という判断により外された。
「私立バカレア高校」では元男の娘である寺川麻耶役を好演。2013年には「滝沢演舞城 2013」にて親子共演を果たす。2022年の新作ミュージカル『流星の音色』では27歳で京都南座の座長をつとめたが、父親も28歳の『新吾十番勝負』（1988年）にて南座の主演をつとめており、親子二代で南座の座長を果たしている。
SixTONESが主演した映画版『少年たち』ではメインキャラのジュンを演じたが、個人としては2022年の『TANG』が初の映画進出となる。デビュー後は深夜ドラマ『束の間の一花』『お迎え渋谷くん』で単独主演をつとめたほか、2024年には初主演映画『言えない秘密』が公開となるなど、映像メディアへの進出も続いている。
ミュージカル俳優として
キャリアの転機となったのは、ジャニーズJr.時代に20歳で出演したミュージカル『エリザベート』のルドルフ役で、ソロでの舞台活動を推していたジャニー氏に送り出されたオーディションで小池修一郎に抜擢されて以降は、東宝版エリザベートや外部の舞台を中心に実績を重ねている。
SixTONESとしてデビューした2020年に『ニュージーズ』の日本初演でブロードウェイ・ミュージカル初主演が決まっていたが、こちらは新型コロナウイルスの影響により上演中止となった。『ニュージーズ』は2021年10月に改めて初上演が叶い高い評価を受け、翌2022年に読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した。ほか代表作に主演と音楽の二刀流に挑んだオリジナルミュージカル作品『流星の音色』など。
「将来は『モーツァルト!』で主人公ヴォルフガングを演じることがミュージカルにおける夢」としていたが、2024年度版にて5代目ヴォルフに就任し、帝国劇場での初主演を果たしている。
「コナン検定1級のガチ勢」として界隈でもじわじわ知名度を高めていた存在だったが、2021年1月発売の少年サンデーにて衝撃が走った。京本をイメージしたと思しき「浪花キッズの光本兵我」なるアイドルが突如誌面に登場したのである。
幼少時から憧れて読み続けている漫画の中でそんなことがありえるのか？
真実、自身がモデルになっているのか確証がもてずブログで大パニックに陥っていた京本だったが、1月29日に青山剛昌の公式サイト「こなん通信社」が更新。「シェリーのひとりごと」にて、大好きな灰原哀が京本に直接メッセージを発したのである。
「京本大我君、コナンファンらしいけど見てるかしら…？」
やはり、真実はいつもひとつだった。
長年のファンの子供時代からの純粋な愛に応える、青山剛昌の粋すぎるサプライズである。このエピソードはコミックス100巻に収録されている。
なお
その後「少年サンデー」本誌でコナン語りを披露したり、ヒルナンデスにコナンの宣伝役で出演するなど着々とコナン声優への道を歩んでいる。2022年2月にはSixTONESがOPテーマを担当した『半妖の夜叉姫』のジュリアン役で念願だった声優デビューを果たしており、102巻以降も光本兵我は数度にわたり再登場している。
この「光本兵我」役で念願の「コナン声優」の仲間入りの夢を果たすのではとファンの間で予想されていたが、こちらは叶わなかった。
ただ「あまりに大切な作品過ぎるため、自分ありきで用意してもらった役をやらせてもらうのではなく、機会が来たら自然な流れでキャスティングされたい」という主旨で光本兵我登場後に改めて声優の夢について語っているため、別の時機を待っているとも受け取れる。
いずれにせよ、手が届くポジションは維持し続けている。
個人の夢は一貫してシンガーソングライターであり、バンドサウンドにこだわりがある。
デビュー後はSixTONESのメンバーとしての活動を優先し、自作曲を披露する機会はJr時代と比較して殆どなくなっていたが、2024年9月にソロプロジェクト「京本大我 from ART-PUT」を始動、ソロでの音楽活動を開始した。
1st Music Video「Prelude」
Jr時代にジェシーと共作したオリジナル楽曲も数曲あり、このうち「僕らの朝」「Why」は披露済み。ソロ活動の他には「２人で作った曲をいつかCD化することも目標」とのこと。
ほかJr時代に披露済のオリジナル楽曲に「Tears」「茜空」「癒えない」などがある。
作詞作曲を手掛けた「Tears」はプライベートで作ったものをデモテープ化し、スタッフに提出した結果『耳に残るし、仕上がりもプロっぽい』と高評価を得て、 ザ少年倶楽部で披露するに至った。
| ユニット名 | 所属期間 | 備考 |
|---|---|---|
| KittyJr. | 2006年8月15日 - 2007年3月 | |
| J.J.Expressちびっこチーム | 2007年4月 - 9月24日 | |
| 少年邦楽専科 | 2010年3月 - 5月8日 | 滝沢歌舞伎限定ユニット |
| Jr.BOYS | 2010年4月 | |
| Johnnys'Sound | 2014年5月7日 - 8日 | ジャニーズ銀座2014限定ユニット |
