概要
ジャニー喜多川作・演出のミュージカル・舞台作品。および映画。
ジャニーズ事務所所属タレントによって演じられる。
毎回大筋などは異なるが、様々な事情で刑務所に入れられた少年たちの友情と夢、10代の頃に戦争を体験したジャニー本人がこめた平和と反戦が描かれる。
「ジャニーさんのトンチキ作品」とも呼ばれる、フリーダムな演出も大きな特徴で、桶で股間を隠すちょっとアレなダンスなども本作から誕生した。
歴史
1969年のフォーリーブス版「少年たち―小さな抵抗―」が初演。
1970年代前半にフォーリーブス主演によりシリーズ8作が上演された。
その後長年の空白期間を経て、2010年の「格子無き牢獄」でA.B.C-ZとKis-My-Ft2主演により復活。以降は“少年たちシリーズ”として、毎年日生劇場および松竹座で上演されている。以降は関西ジャニーズJr.などを中心に上演が続いた。
2015年の「世界の夢が…戦争を知らない子供達」よりSixTONESとSnow Manが主演をつとめており、これが後述の映画版に繋がる。
映画版
松竹配給により2019年に映画版が公開された。監督は本木克英。
ジャニー喜多川は「製作総指揮」としてクレジットされており、ジャニーズの舞台として初の映画作品となる。
主演はジャニーズJr.時代のSixTONESとSnow Manで、ジェシー演じるジョーと京本大我演じるジュンを主軸に描かれる。