概要
クリント・イーストウッド監督による、第二次世界大戦を日米双方の視点から描く「硫黄島プロジェクト」の1作。
『父親たちの星条旗』の姉妹作品で、本作は日本から見た硫黄島の戦いを描いている。
キャスト
西郷昇:二宮和也
清水洋一:加瀬亮
伊藤:中村獅童
谷田:坂東工
野崎:松崎悠希
樫原:山口貴史
大久保:尾崎英二郎
花子:裕木奈江
大杉:阪上伸正
小澤:安東生馬
遠藤:サニー斉藤
大磯:安部義広
岩崎:県敏哉
林:ケン・ケンセイ
日本兵:アキラ・カネダ
出演者の多くはアメリカ在住の日本人・日系人俳優で占められており、中には洋ゲーで日本兵の声を演じている方も。
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余談
この映画の出演者の多くが日本人で、台詞ほぼ全部が日本語のため邦画と勘違いされやすいが(実際、一部のレンタル店で邦画の棚に並べられることもある)、これも立派なハリウッドの洋画である。
本作の読みは「いおうじまからのてがみ」だが、舞台となった硫黄島の読みは「いおうとう」である。これは戦前に陸軍では「いおうとう」、海軍では「いおうじま」と異なる読み仮名を採用しており、戦後GHQが「Iwo Jima」を採用した名残である。
映画公開後の2007年に元島民の間でなじみ深かった「いおうとう」読みが正式な読み仮名となり、現在ではアメリカでも一部で「Iwo To」読みが採用されている。
ただしアメリカ国内では退役軍人らの反発もあって「Iwo Jima」読みが優先される傾向にある。