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胡蝶しのぶ

こちょうしのぶ

胡蝶しのぶとは、漫画『鬼滅の刃』に登場する、鬼殺の剣士である。最高位の一人として“蟲柱”の座にある一方で、優れた医学知識で多くの剣士の命を救ってもいる。
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まあ そうなのですか 可哀想に
では―――・・・苦しまないよう 優しい毒で殺してあげましょうね

概要

鬼殺隊の隊士。隊の中では“”と呼ばれる最上級剣士。“蟲柱”の二つ名を有する。18歳。
不死に近い人喰い鬼の数少ない弱点である、藤の花から精製した特殊な毒によって鬼を滅殺する。

容姿は、善逸曰く「それ(顔立ち)だけで食べていけそう」なレベルの美人。更に身に付けた蝶の髪飾りや、蝶の羽を模した雅な柄の羽織が、可憐な雰囲気をより美しく飾り立てている。

人物

剣士としての実力は最高位に相応しいレベルにあり、前線での指揮官としての手腕も一流。
人に教えることがとても上手く、炭治郎たちが呼吸法を修得するときも一役買っている。
加えて医学・薬学にも精通し、負傷した鬼殺隊士の治療や継子である栗花落カナヲの指導に当たるなど、後方支援としても非常に優秀であり、鬼殺隊に無くてはならない女性である

微笑みを絶やさず、平時には丁寧な口調で「人も鬼も仲良くすればいいのに」と口にし、を前にしても『和解』の言葉を紡ぐ平和主義者のように振舞う。
しかし、彼女の提案する『和解』は目玉をほじくりだしたり、内臓を引き摺りだしたりという凄絶な拷問に耐え、罪を償ったならばという、如何に不死の鬼といえども受け入れ難い条件を伴ったものであり、実質的に挑発に過ぎない。
この和解の条件は、その苛烈な仕置き内容に反してに対してにこやかに告げられていたため、しのぶはおよそマトモじゃない状態の様に思われていた。






しのぶがこのような言動をするようになったのには、実姉である胡蝶カナエの存在が深く関係している。
カナエとしのぶは幼い頃にに襲われ家族を殺されており、胡蝶姉妹は間一髪のところ、鬼殺隊の一隊士に命を救われている。
この世で二人きりの家族となってしまった姉妹はその後鬼殺隊に入隊するが、姉のカナエはにすら哀れみを持つ優しい人物であった。
「人と鬼は仲良くするべき」というのは元々は姉の言葉である。
しかし、その強さと優しさを兼ね備えた姉さえもまた、鬼の手にかかり、しのぶの目の前で事切れるという最期を迎えた。
愛してやまない姉が無慈悲に鬼に殺され、亡くなる姿を見てしのぶの心は怒りと悲しみに引き裂かれたのである。

カナエが亡くなる直前にしのぶへ遺した言葉は妹の将来を案じ、鬼殺隊を辞めて普通の人間として生きてほしい、ということだったのだが、しのぶは決して鬼殺隊を辞めず、やがてになる。
ここで留意したいのは、しのぶ自身の内面は他の多くの隊士のように鬼に対する憎悪と憤怒に満ちながらも、姉の意志を継ぎたい思いとの間で板挟みになっている状態ということである。
加えて常に微笑みを絶やさないのは、姉が自身の笑顔を好きだと言ってくれたことに起因するのだが、それは心からの笑顔ではない。
鬼を憎む気持ちを隠して姉の理想を追いかける、という相反する複雑な心持ちのまま、微笑みの仮面をかぶり続けることで、しのぶの精神は疲弊してしまっている。

鬼と仲良く、と言った口で、鬼にとっては惨いとしか言い様のない和解方法を和やかな表情で話すのは、このような経緯の末に生じたのであろうと思われる。



なお、カナエが存命中の時系列を描いた番外編では、仲良し姉妹のカナエとしのぶ、後に継子となるカナヲとの出会いが描かれた。

《蝶屋敷過去本》あの日


この時のしのぶは真面目かつ直情的で感情が表に出やすい性格だったようで、これが“本来の性格”と思われる。そして、蝶の紋様の羽織を身につけているのがカナエであるため、しのぶの羽織は姉の形見である可能性が高い。

能力

身体能力

しのぶは自らを「柱の中で唯一、鬼の首が落とせない剣士」と語るが、通常の隊士では斬り裂けなかった『姉蜘蛛鬼』の糸繭を容易く貫くなど、実力は計り知れない。

全集中 蟲の呼吸

体格に恵まれない女性であるしのぶは、上述の通り鬼の頸を落とすには斬撃の重さが足りないが、幻惑的な脚運びの“蟲の呼吸”により、に濡れた刃を振るう。
なおこの呼吸法は、姉が用いていた“花の呼吸”(“水の呼吸”の派生)から更に自身に適したスタイルへと派生させた、独自の流派である。

  • 蝶ノ舞 戯れ
那田蜘蛛山にて遭遇した『姉蜘蛛鬼』に対して振るった技。
幾多の鬼殺隊士を葬った『姉蜘蛛鬼』ですら、その動きを目で捉える事無く、毒により倒された。

装備

鬼殺隊士として、日輪刀と隊服を支給されている。

日輪刀

しのぶの日輪刀は、切っ先と柄付近を残して刃の部分を大きく削ぎ落した細剣のような特殊な形状をしている。刃の面積が小さいため、「惡鬼」「滅殺」の文字は刃の根元両面に分かれて彫られている。
鍔は蝶の羽を思わせる、巧みな意匠。

隊服

他の柱や鬼殺隊と同様の黒い詰め襟をしのぶのサイズに合わせて作ったものを着用。
そして羽織は姉の形見であろう蝶の紋様が描かれたものを着用している。

実は当初は甘露寺蜜璃と同様の露出度が高い隊服をゲスメガネから渡されていたが、当然着用せず前田の目の前で油をかけて火をつけ、燃やした
それ以来しのぶは蝶屋敷の女子隊員たちにはゲスメガネへの対策として油とマッチを持たせている。

余談だが、彼女は小柄な割に結構メリハリのある体をしており、着ていたら似合ってはいたかもしれない。

蝶屋敷

柱に与えられる館を、負傷した隊士の治療所として開放している。
また、鬼によって家族を失った者(主に女子)を居住させており、館にはしのぶに似た蝶の髪飾りを着けた幼い少女や、実力不足で前線に立てなかった少女剣士が、看護師として働いている。

センシティブな作品


※イラストは蝶屋敷の主要メンバー

外伝

アニメ版の放送開始に合わせ、2019年4月1日発売の週刊少年ジャンプ18号に掲載された、作画を平野稜二先生が担当する冨岡義勇を主人公としたスピンオフ作品『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』において彼と共に登場。
那田蜘蛛山で炭治郎禰豆子たちと最初に出会う以前の物語が描かれ、冨岡と共に鬼に纏わるある事件の調査にあたる。

関連イラスト

胡蝶しのぶ
蝶


藤の毒
しのぶさん



関連タグ

鬼滅の刃 鬼殺隊
胡蝶カナエ

冨岡義勇 煉獄杏寿郎 不死川実弥 伊黒小芭内 時透無一郎
甘露寺蜜璃 宇髄天元 悲鳴嶼行冥

継子

栗花落カナヲ

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