CV:島﨑信長
概要
古来より人食い鬼を退治する組織『鬼殺隊』の事後処理部隊『隠』に所属している。
隊士たちに支給される“特別な繊維”がもちいられた隊服(詰襟)の製作・修復を担当する縫製係として辣腕を振るう、鬼殺隊には無くてはならない技巧者の一人である。
本編に登場しないため、アニメには登場しない…と思われたが絆の奇跡、そして柱稽古への第二弾映像特典にてついに映像化された。
人物
上記の繊維は、雑魚クラスならば超越生物である鬼の爪や牙すら通さないほど頑丈という、大正日本という時代を差し引いても信じがたい程高い機能性を有しており、いわんやその繊維によって編まれた「布地」を裁断し、縫製するためには凄まじいまでの技術が要されるのは想像に難くない。
このため氏は、裏方とも言える『隠』でありつつも、隊では重用されている部類のようである。
……のだが、彼の癖として見目麗しい女性隊員、少女隊員の隊服には、独断で何がなんでもアレンジを加えるという行き過ぎた面があり
→(甘露寺蜜璃の隊服事例)…一例目
女性隊員に拒絶され、「やっぱりダメだった」時には哀叫しながら涙を流す。
→(胡蝶しのぶの隊服事例)…二例目
この隊服は普通のデザインでないことを知ったしのぶに製作者本人の目の前で隊服に油をかけて燃やされ、前田を号泣させた。
そして諦めず、女性隊員と叱る人間の目を掻い潜るように少しずつ少しずつ……根気良く、何がなんでも女性の露出が多くなるように*アハ体験のごとく隊服を段々好みに仕込んでいく。
→( 栗花落カナヲの隊服事例)…三例目
…ある種その情熱と執念は見上げるものである。
このため隊内では『ゲスメガネ』という、直球のアダ名が付けられている。
当たり前である。
なお女性隊員にシンプルにセクハラを働いていた所を不死川実弥に一喝されちびった事があり、彼の事を大変に恐れている。
単行本21巻にて
かねてより話題に上がっていた上述の少女隊員のスカート丈(正確にはキュロットパンツとのこと)について、ついに直球で疑問を投げかけられた。
↓疑問点
これに対し、「いいえ?なってませんが?何を根拠に言ってらっしゃるんでしょうか。そちらがそういう厭らしい目で見てるから短く見えるのではないですか?とても正気とは思えないな信じられな…(中略)なんで不死川さんを呼ぶんですか?やめて!!」などと供述しており……
ゲスメガネェ……
その後の動向
劇中ではその後どうなったかは明言されていないが、最終回の生存者を写した集合写真には彼の姿はなく完結後のファンブックでも一切言及されていないため鬼に殺害されてしまった可能性が高い。
因果応報ととるべきか、こんなゲスでも鬼に果敢に立ち向かうほどの正義感はあったととるべきか……
キメツ学園
原作版の『キメツ学園』には登場しなかったが、連載版である『キメツ学園!』では終盤にてまさかの登場。
29話終盤と30話(最終話)冒頭にて最強文化祭のスタッフとして登場し、文化祭で展示する予定だった青い彼岸花ことスーパーコンピューター「BLUE-HIGANBANA2024」が突如無くなった(伊之助が壊した和太鼓の代用品にしようと持ち出した)事を学園理事長の産屋敷耀哉に伝える役回りであった。
この事から『キメツ学園!』の前田は普段は学園の職員だと思われるが、詳細は不明。
同じく原作だと隠だった後藤(『キメツ学園!』だと英語教師)と同じく黒子衣装の代わりに「黒い帽子とマスク」を身に着けているが、黒いマスクの後藤とは異なり白いマスクを身に着けていた。
関連タグ
鋼鐵塚蛍・・・別ベクトルの職人体質を体現した存在。
関連イラスト