概要
ジャンプ作品『鬼滅の刃』の単行本の幕間に設けられている1ページオマケコーナー。(『大正コソコソ話』『大正こそこそ話』との表記もあり。)
アニメでも次回予告の際にコーナーがあり、漫画の噂話とは違う新しい豆知識が楽しめる。なお、回や編成によっては無い場合もある(具体例は後述)。
また、フジテレビにて放送された「那田蜘蛛山編」(土曜プレミアムで放送)や「柱合会議・蝶屋敷編」でも大正コソコソ噂話が放送された。(ただしアニメ版の「つづく」と異なり劇場版の予告編で締めをくくった。)
第1期(竈門炭治郎立志編)の第14話と第17話、遊郭編の第3話、刀鍛冶の里編の第4話では公式スピンオフ漫画のアニメである「キメツ学園」に差し替えられた。
2021年9月11日から、同月25日の無限列車編の地上波初放送に先駆け3週連続(基本的には週末夜だが、柱合会議・蝶屋敷編のみ祝日ながら平日に放送)で放送された特別編でも新作が放送されているが、那田蜘蛛山編と柱合会議・蝶屋敷編の初回放送時と異なりアニメ版同様「つづく」で締めくくられた。(今回の放送日時が異なる上、前回は「映画の宣伝」の関係もあり仮に「前回の内容をほぼ流用」するにも日付けに関する表現を「公開」から「放送」と言い換えなければならず、「最低でも『新録の台詞』や『新規カット』に差し替える」必要があるため、本放送と同じ物は放送出来ないという事情もある)ほか、9月18日放送の鼓屋敷編では炭治郎のショートアニメが流れた(また、予告が終わる前に善逸が翌日9月19日放送の那田蜘蛛山編の宣伝も行った)。
TVアニメ版無限列車編の第1話で行われた2話の予告編では、煉獄杏寿郎は他の柱からどう思われているか?というファンブックのネタをアニメ化している(ただしこれはweb配信版限定で、テレビではその部分はカットされていた)。
第3期は、フジテレビでの放送のみ冒頭にミニコーナー「双六大好き善逸の今日の一振り」が入っている事からカットされている(次回予告も短縮版になっている)。
また、21巻の巻末では戦国時代を生きた彼の人となり・経歴を描く『戦国コソコソ話』というコーナーがあった。こちらは作中で端折った話が書かれているためか膨大な文字数になっている。
内容
漫画
- 最終選別の説明係の2人のうち、どちらかは男の子。
- 沼鬼が縄張りとしていた町に住む少女・トキエは料理がすごく上手で、三人の男性から結婚を申し込まれている。
- うどん屋の豊さんはうどんだけでなくそばも作れる。美味しいらしい。
- 愈史郎に「珠世さんのこと好きなんでしょ!」と聞くと真っ赤になって黙り込む。
- カナヲの苗字はいくつかの候補からカナヲ本人が決めた。姉妹が欲しかった神崎アオイは自分の苗字を激推しして横から口を出していた。
- 禰󠄀豆子が爪で戦うのは血を使いすぎると眠くなってしまうから。
- 女の子に暴力をふるった玄弥だが、思春期突入で女の子に近づくと緊張するようになった(ちなみに乱暴したことに謝罪する姿が描かれている)
- 那田蜘蛛山で胡蝶しのぶを連れてきたのはスズメ。善逸のためにものすごくがんばった。
- 禰󠄀豆子の箱を修繕したのはアオイらしい。器用である。
- 伊之助のカラスは十八回くらい食べられそうになったので、ずっと隠れているらしい。
- しのぶは14歳の時に胡蝶カナエに代わって蝶屋敷の主人になった(カナエは享年17歳)。蝶屋敷の女の子たちを実の妹のように可愛がっている。カナエの葬儀後から妹たちの前で笑顔になった。
- 鬼は睡眠をとらないので昼間も起きてはいるが、少しでも陽の光に当たると危ないのでじっとしている。
※本編や外伝など作中ですでに描写された噂やアニメ未登場のキャラに関する噂は除外する。
※緊迫した状況の時(煉獄と猗窩座の死闘の最中等)などの「話の内容や進行的に挿入しづらい」場合は割愛される事もある。
※立志編2話の次回予告は鱗滝に邪魔され、5話では松衛門に邪魔され、13話は兄による禰󠄀豆子の応援で尺が足りなくなったため、無しとなった。
※遊郭編6話の次回予告では時間がないからと無しとなった。
※刀鍛冶の里編9話の次回予告では本編で不在の善逸と伊之助が出番が少ない事を嘆く内容のため実質無しとなった。
アニメ
第1期 (竈門炭治郎立志編)
- 鱗滝左近次がお面をしているのは顔立ちがとても優しく鬼に馬鹿にされたため。
- 我妻善逸は最終選別に行くのを嫌がり、師匠にめちゃくちゃビンタされてきた。
- 沼鬼の一体である三本角の鬼のうるさい歯軋りは、人間の頃からの癖。
- うどん屋の豊さんは浅草生まれ浅草育ちで浅草を愛しているので、浅草でうどん屋を営んでいる。
- 愈史郎は『珠世様日記』というものをつける趣味があり、1日に7枚~10枚ほど書いている(しかも分刻みである)。
- 矢琶羽と朱紗丸は初対面で、炭治郎のもとへ向かう道中でお喋りをして仲良くなった。
- 鬼殺隊の伝令係鎹鴉には名前があり、炭治郎の鴉は天王寺松衛門という。
- 善逸は女の子なら誰でもソワソワしてしまう。
- 響凱は里見八犬伝が好きで、自分でも伝奇小説を書いていた。
- チュン太郎の本名はうこぎ(うこぎご飯が大好物だからなのだが、主本人が彼の言葉を理解していないため、豆ばかりである)。
- 嘴平伊之助は7回に1回、人の名前を正しく言うことができる。
- 竈門炭治郎は梅昆布のおにぎりが、我妻善逸は鮭のおにぎりが好き。(因みにこの時大正コソコソ噂話をしたのは伊之助であり、なんと炭治郎と善逸の名前を間違えずに言っている)
- 竈門家は、神楽の祭りが終わったあとに父と母がいつも煎餅を焼いてくれた。
- 胡蝶しのぶが使用する毒は鞘の中で調合しており、その仕組みは本人と担当の刀鍛冶しか知らない。
- 胡蝶しのぶは犬や猫などの体に毛の生えた動物が苦手。
- 柱合会議での御館様への挨拶は早い者勝ちであり、実は御館様が来るまで柱達はソワソワしていた。
- 産屋敷耀哉は鬼殺隊97代目当主。
- 神崎アオイはしのぶから指導を受けているので、簡単な薬なら調合することができる。
- 機能回復訓練で用いる薬湯は、お風呂に入れると疲労や傷の回復を促してくれる。
2020年秋総集編集中放送
- 煉獄杏寿郎が好きな弁当のおかずは鯛の塩焼き、ご飯はサツマイモご飯。
- 善逸は蝶屋敷の訓練の合間にみんなでやったすごろくがとても楽しかったようで、事あるごとにやりたがる。伊之助は羽子板が気に入った。(禰󠄀豆子も同様。)
2021年秋総集編集中放送
- 鬼は人が食べるものを美味しく感じなくなるが、珠世だけは体質を改善して紅茶だけは飲めるようになった。
- 冨岡義勇の好物は鮭大根、食べるとき時微笑んだという噂がある(炭治郎に渡された時はしのぶがいたせいもあってなかなか食べなかった)。
第2期 (遊郭編)
- 煉獄杏寿郎には継子がいない。(稽古がつらすぎてみんな逃げてしまうため。)
- 伊之助のカラスの名前はどんぐり丸。彼に食べられそうになった(上参照)ので、今は気配を消している。
- 元忍びの宇髄天元は、忍び時代は地味に生活していたが、やめた反動で派手になった。(今回は炭治郎の口から語られたものではなく「自己紹介」の体で宇髄本人がバラしている。)
- 善逸は遊郭潜入の際、なんだかんだで三味線が気に入り、得意な楽器になった。
- ムキムキねずみは根性あるネズミだけを集めて鍛えたが、自分の筋肉に惚れ惚れ出来るナルシストな一面(宇髄の言葉を借りて要約すれば「派手好きなやつら」)も必要。(今回も宇髄の口から語られたほか、前半部分は本編にて描写された伊之助とムキムキねずみのやりとりにおける「原作部分でのナレーションの代替」も兼ねた紹介となった。)
- 宇髄の実家は一夫多妻制であり、15歳になると一族の長が、相性を考えて3人選出する。(須磨は自ら立候補し、宇髄の妻になった。)
- 禰󠄀豆子は幼少の頃から聞き分けがよく、我儘も言ったことがない。
- 炭治郎の石頭と頭突きは母親譲りで、猪をも撃退した事がある。(今回は炭治郎本人ではなく禰豆子の口から語られたほか、展開上割愛されるケースにもかかわらず例外的に放送された。因みに、この時の炭治郎は妓夫太郎の攻撃で毒を喰らってまさに死にかけの状態であったのだが、そんな炭治郎に「お兄ちゃん、生きて!!」と言った矢先にいきなり大正コソコソ噂話を禰󠄀豆子が始めた為、思わず『え!?』と『今ここでそれをする!?』と言う風に呆気にとられた表情を浮かべていた、そりゃそうだ。なお、この大正コソコソ噂話は、鬼滅ラヂヲでも炭治郎役の花江夏樹氏と善逸役の下野紘氏からも突っ込まれていた)。
第3期 (刀鍛冶の里編)
- 伊之助は炭治郎が目覚める前日から天井に張り付いていた。(この時は次回予告内でアオイらが「ところで伊之助さんはいつから天井に張り付いていたんでしょう?」と疑問に思い、少なくとも1時間以上と見積もったところに本人登場し、ネタバラシする形となった。)
- 刀鍛冶見習いの小鉄君は、お面の下の顔はお面とあまりに似すぎており、皆から「お面をかぶる必要がないのでは?」と言われている。
- 鋼鐵塚さんが風鈴を傘に付けていたのは、風鈴が大好きだからで、子供の頃は彼が癇癪を起こすたびに、周りの人が風鈴を鳴らしていたらしい。
- 鋼鐵塚さんが炭治郎を追い回す際に持っていた包丁は鋼鐵自身のもので、切れ味がすごく怖くて料理に使えないらしい。(この回は小鉄の口から語られ、「まったく意味ないじゃ~ん」と口走った矢先に激怒した鋼鐵が追いかけて締めくくられるという、遊郭編第1話の例のシーンと酷似する絵面が見られた。)
- 甘露寺蜜璃の最近のお気に入りは、ポークカツレツ、オムライスなどハイカラな洋食。(ちなみにこの噂話が放送された回は甘露寺の誕生日が近かったため、炭治郎、禰豆子らが彼女の誕生日をお祝いする描写がなされた。なお例によって全員彼女の食べっぷりには終始冷や汗をかいていた。)
- 甘露寺蜜璃生来は黒髪であったが、好物の桜餅を八ヶ月間毎日百七十個食べ続けた為に、今のような髪色と瞳の色になった。
第4期 (柱稽古編)
柱たちの噂話を毎回取り上げる予定。(「つづく」が毎回柱に関連した形になっている)
- しのぶは厳しいところは厳しいが、思いやりのある性格。(ギスギスした柱会議の後、蜜璃にハンカチを渡してなだめている。)
- 義勇の羽織の片方は錆兎の、もう片方は姉蔦子の形見である着物をつぎはぎして作った。(それを紹介する際、炭治郎は義勇に「一緒に鮭大根食べないか」と誘われるほどに打ち解けた関係になっている。)
- 宇髄の趣味は秘湯探しで、遊郭編の後、傷は近くの秘湯で癒した。(3人の嫁と一緒に。)
- 時透無一郎は元々ぼんやりしていながらも、神経が図太い性格だったらしく、鬼殺隊に入る前から嵐が来ようが雷が落ちようがどこでもぐうぐう寝れるし、食欲が無くなる事もなかった。(記憶をなくした時、兄・有一郎のような性格だったのは、兄が自分を守ってくれたようだったと時透は言っていた。)
- 伊黒小芭内の連れている蛇の名前は「鏑丸」。左右の瞳の色が違うのは生まれつき。(甘露寺には近づくな!と警告をしていた。)
- 悲鳴嶼行冥は部屋にゴミが散らかっているだけでも泣いてしまうほど、涙もろい。(猫をかわいがる時も、親子の姿を見ても泣いていた。ちなみにこの話から、炭治郎の痣の形が変化している。)
- 不死川実弥の好物はおはぎ。趣味はカブトムシを育てること。(「つづく」もおはぎとカブトムシがちりばめられていた)
- 甘露寺蜜璃は煉獄杏寿郎の継子であったことを明かした。それに続く形で、蜜璃が杏寿郎と共に山盛りのサツマイモご飯を平らげた思い出を語った。そして…
関連タグ
キメツ学園 - 次回予告で使われた公式スピンオフ漫画