CV.桑島法子
演:舞羽美海
概要
漫画『鬼滅の刃』の登場人物であり、主人公・竈門炭治郎とその妹竈門禰豆子の母である。
炭焼きの竈門炭十郎との間に炭治郎と禰豆子を含む6人の子供たちに、分け隔て無く愛情を注ぐ母性的な心優しい女性。
物語冒頭では夫を亡くして間もない状態で鬼舞辻無惨によって子供たちと共に惨殺されてしまうが、その後も唯一生き残った炭治郎や鬼となった禰豆子が境地に陥る度に、助言を与える形で夢の中で彼らの前に現れる。
生前の武勇伝
実は炭治郎の石頭は彼女譲りであり、彼女も昔頭突きで猪を追い払って撃退したという武勇伝を持つ。
息子も鬼殺隊に入隊後に猪と似たような相手を頭突きで撃破している。
夫が斧一つで巨大な人食い熊を退治しているため、侮れない夫婦であった。
肥前のルーツを持つ
子供たちをあやすときの子守歌は「小山の子うさぎ」で、都道府県別に歌詞に種類がある中、葵枝が歌うのは佐賀に伝わるものだった。
そのため葵枝ないしその祖先は佐賀から東京(江戸)へとやってきた可能性がある。
佐賀は当時肥前と言い、いわゆる薩長土肥、明治維新を推進して明治政府の主要官職に人材を供給した藩の一つで、その主要人物たちは「維新の元勲」と呼ばれた。
年代的に葵枝の親世代、炭治郎の祖父母の世代が維新の動乱の時期であり、維新が果たされてから東京へと移住した可能性がある。
余談だが、アニメ遊郭編7話の子守歌の歌唱場面では、桑島氏の歌唱レベルが高すぎると最初にNGが出ており、オンエアはお母さんが歌っているぽく若干ヘタにしている、と鬼滅ラヂオにて花江夏樹氏が明かしている。
家族
計8人の大家族である。
竈門家
キメツ学園!
かまどパンの店主で炭治郎を筆頭に6人の子供を持つシングルマザー(炭治郎の言葉から夫は亡くなっている模様)。
お世話になっている人が来店するとアレルギーの有無を訊いた上でパンを大量にサービスするところがあり、炭治郎や禰󠄀豆子にも受け継がれている。
炭治郎のピアスについては何度も本人に注意しているが一向に外す気配もないため、冨岡が来店した際にはその件について謝罪している。
パン屋は子供たちにも手伝ってもらっているが、本人たちにやりたいことがあればそっちを優先させている。
かまどパンでのホームパーティーがきっかけで珠世と友人になる。