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鬼棲む夜を、斬り裂き進め


概要編集

漫画『鬼滅の刃』単行本9~11巻のストーリー。

時系列としては無限列車編の後に当たる。


大正期の吉原遊郭を舞台に、最強のたる上弦の鬼の一角、堕姫妓夫太郎兄妹を相手とする、主人公・竈門炭治郎音柱宇髄天元らの戦いを描く。

宇髄率いる吉原潜入部隊上弦兄妹との死闘、そしてその兄妹の壮絶な過去など、遂に始まった上弦の鬼vs炭治郎との直接対決を、欲望渦巻く夜の遊郭という煌びやかな舞台において華々しくド派手に飾った回でもある。


2021年2月14日、同年内にTVアニメ化する事が発表された。

同年9月25日、フジテレビ系列局(ただしテレビ大分テレビ宮崎は放送日時差し替え)における劇場版「無限列車編」の地上波初放送後に公開された続報で、テレビ放送用に編集された「無限列車編」に続く形で同年12月から放送されることが明らかにされた。

全11話で、初回は通常の2倍の1時間番組として、最終回は通常の1.5倍の45分番組として、それぞれ放送。


放送局はTOKYOMXとちぎテレビ群馬テレビアニマックスおよびAT-XBS11、さらにフジテレビ系列局に加え青森テレビテレビ山口(いずれもTBS系列局)、山梨放送日本テレビ系列局)。

なお、テレビ大分とテレビ宮崎を除いたフジテレビ系列局での放送日時は日曜23時15分-23時45分(初回は23時15分-0時15分の1時間枠、最終回は23時15分-0時の45分枠)だが、テレビ大分とテレビ宮崎では土曜15時台後半に放送される(1時間枠となった初回や、年末年始編成とぶつかった一部エピソードについては放送時間変更)。なお、テレビ宮崎は約2週間遅れ、テレビ大分は(2022年1月以降)約1ヶ月遅れの放送。

第10話「絶対諦めない」と第11話「何度生まれ変わっても」は、『上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の名称で2023年2月から『刀鍛冶の里編』第1話と共に全国の映画館で上映され、順次全世界でも公開された。

OP・EDテーマはAimerが担当する「残響散歌」と「朝が来る


2023年4月に「遊郭潜入編」「遊郭決戦編」として特別編集版を放送。番組の最後には前述の映画館の舞台挨拶が放送された。


主な登場人物及びキャスト編集






※1:EDクレジットでは役名表記なし


評判編集

注意事項編集

当記事は一部の内容がフジテレビに対して批判寄りな内容が含まれています。


当記事をどういう見方で見るかは自分次第のため、行きすぎた正義感などから度を越した批判や人に押し付ける事は極力控えましょう。

一連の問題を知っていても特に問題視していないという方はブラウザバックするか、その事を踏まえた上で閲覧して頂けると幸いです。


放送前編集

上述した「フジテレビが本作の放送権を獲得し同系列で放送される」と発表されたことについて、鬼滅ファンからは不安の声が上がっていた。

というのも、フジテレビは以前にも人気アニメを放送した際にとんでもないやらかしをしてしまった前科があったからである。しかも数度も。


まず一つ目は『約束のネバーランド』のアニメ第2期がフジテレビ系列で放送された際に、理由は不明だが原作に比べ内容を大幅にカット・改変し、重要とされるエピソードがごっそりと削がれたオリジナルストーリーに仕立て上げて放送するという原作ファンには許し難い“タブー”を犯してしまった。これに対し、ネット上では同作のファンから不満の声が溢れていたという。


更に、“地上波初放送”“本編ノーカット”と大きく謳われ同列で放送された『アナと雪の女王』の際にも、エンディングテーマにMay J.の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が流れる際に、本来なら歌が流れるところを改変してディズニー推しの芸能人や自局のアナウンサーや視聴者の投稿映像を織り交ぜたオリジナルエンディングの映像を流し、映画の余韻の空気を見事に潰したことに加え他の映画の番宣まで加えたことにより、ファンから「アナ雪を台無しにした」と批判され、(それから4年以上経った今でも事あるごとに蒸し返されるほどの)大炎上する騒ぎとなり、後日当時の社長が定例会見で謝罪するまでの事態になった。

尺の都合上エンディングがカットされることは他局でもあるが、わざわざ作り直したものが批判されるのは異例の事態であった。また本編「は」ノーカットと前宣伝していたことも批判に油を注いだ。この出来事が原因かどうかは定かではないが、アナ雪は後にテレビ朝日に鞍替えされて放送され、その際は無事に通常エンディングが流されている。


こうした前科があるフジだけに、鬼滅ファンの間では「頼むから余計なことはしないでくれ」と、アニメが原作のイメージを壊さずに描かれるように強く願われていた。

実際に鬼滅のアニメ第1期は、原作愛の強いスタッフのこだわりにより細部に至るまで忠実で、ほぼ原作のままの内容で描かれており、それが大ヒットの一因になってもいるため、ファンからの不安の声は絶えなかった。


こうしたファンの不安・不満の声に対しフジテレビはかなり敏感にならざるを得なくなっていて、放送日時を日曜23時台に設定したのは原作を忠実に再現し、なおかつほとんどの系列局での同時ネット放送を実現するには、ここしかなかったと言う事情があったようだ。

その一方で、今と時代背景や事情は違うため一概に言えないものの、日曜23時15分からという時間帯はかつて2000年代後半に『新堂本兄弟』が15%超の視聴率をマークした実績もある時間帯で、ゴールデン・プライムタイムほどではないものの、それなりの数字が見込める時間帯であり、なおかつゴールデンよりはセンシティブな描写が幾分忌避されにくいという事情もある。

さらに言えば双葉社が運営するゴシップニュースサイト「日刊大衆」によると、「あの時間帯にしたのは、どうしても見たがる子供に付き合った親が、さっさと子供を寝かしつけるためにテレビの電源をそのままオフにすることを狙うため。そうすれば翌月曜朝に電源を入れたら、そのまま「めざましテレビ」が見られるのでそうしてもらい、ひいては金曜まで「めざましテレビ」を見てもらうか、そのまま「めざまし8」以降の番組も見て頂ける、かもしれない。これにより「(水卜麻美ZIP!」(日本テレビ系列局ほか)や「(安住紳一郎THETIME,」(TBS系列局)を不利な状況に追い込もう、と言う魂胆がうかがえる」との事でもある。

なお、遅れネット放送のテレビ大分とテレビ宮崎では、先述の通り原則土曜15時台後半に放送されているそうだが・・・・・・・遅れネットの方が視聴条件良くね?(蛇足ながら広告セールス的には日曜23時台と土曜15時台はとちらも特Bランクであり、時間帯区分は同等扱いとなっている)


勘違いしている人は多いが、フジテレビはあくまでも放映権を獲得しただけに過ぎず製作は第1期や劇場版に引き続きufotableが担当しており、上述の『約ネバ』や『アナ雪』の件とはまた事情が異なるため、過度な批判は作品への影響を及ぼす恐れもあるのでなるべく慎む事を留意されたい。


なお、無限列車編のテレビ放送では「CMが多過ぎる」という声がSNS上でそれなりに現れた程度で済んだものの、これに関しては映画館やDVDなどで鑑賞したファンから「無賃乗車してるんだからこれくらいはあって当然」と指摘されている(そもそも本作に限らずテレビ番組というのはスポンサーの支援があって成り立つものであり、CMが入ってしまうのは民放の宿命であるため至極当然である)。ただし、前半にCMを集中させた事で終盤の400億の男の最大の見せ場では極力CMを減らした編成については納得している視聴者も少なくない。


放送開始以後編集

そして、いざ放送が開始されると、原作に基づいた忠実なストーリー構成や、もはや写真にしか見えないほどの背景作画の丁寧さ、さらに、映画を見てるのではないかと思わせるほどの迫力のある戦闘シーンなどが高く評価され、SNS上では「ありがとう!ufotable!」、「マジで面白い!」、「毎週この時間が来るのが楽しみになってる!」といった高評価の声が多く挙げられている。

しかも、2月13日の最終回では民放では(「シオノギミュージックフェア」や「題名のない音楽会」、さらには「仮面ライダークウガ」最終回の例はあれど)異例とも言える本編CM一切なしで放送されたことなどについて、フジテレビなどに対し称賛の声が上がり、「鬼滅ロス」になるファンが大量発生した。


リンク編集


各話リスト編集

話数サブタイトル話数サブタイトル
第1話(34)音柱宇髄天元第2話(35)遊郭潜入
第3話(36)何者?第4話(37)今夜
第5話(38)ド派手に行くぜ!!第6話(39)重なる記憶
第7話(40)変貌第8話(41)集結
第9話(42)上弦の鬼を倒したら第10話(43)絶対諦めない
第11話(44)何度生まれ変わっても

関連動画編集

PV1弾


PV2弾

ニコニコ版はこちらから


関連タグ編集

鬼滅の刃

 宇髄天元

竈門炭治郎 竈門禰豆子 我妻善逸 嘴平伊之助

上弦の鬼 堕姫 妓夫太郎

吉原遊郭 花魁


2022年冬アニメ


堀口茉純 - 歴史作家としても活躍する女性タレント。愛する江戸文化を紹介する自身の著書の一つが、本章の放送に伴い舞台である吉原の解説書として、一部の書店で紹介されている

吉原炎上篇 - 同じジャンプ作品「銀魂」の長編の一つ。同じく吉原の遊郭を舞台にしたエピソード、敵対する人物の弱点が太陽光、味方側の人物にグラマー美人のくノ一がいるなど共通点がいくつか存在する。


無限列車編遊郭編刀鍛冶の里編


外部リンク編集

『遊郭編』公式サイト

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