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「そして美しくて強い鬼は 何をしてもいいのよ…!」

概要

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。

鬼舞辻無惨配下の精鋭、十二鬼月の一人。帯鬼。
"上弦の陸"の数字を与えられ、その席位に従い右目に「陸」、左目に「上弦」の文字が刻まれている。

吉原遊郭の「京極屋」の看板である蕨姫花魁として評判を博しているが、一皮剥けば性悪を通り越した極悪な性格で、癇に障ると暴力や虐めで当たり散らし、「京極屋」では怪我人・足抜け・自殺者が後を絶たず、常に周囲の人々を戦々恐々とさせているが、一番の売れっ子だけに誰も逆らえない。

蕨姫花魁



である正体を隠し、江戸時代の頃から吉原やその他の遊郭で名を馳せており、老いの無い美貌を疑われる頃には狩場を移すため、遊郭界隈では触れてはならない“災厄”として伝わり広まっている。花魁として活動するときには、必ず『姫』と名のつく源氏名を名乗り、気に入らないことがあると、首を傾けて下から睨めつけて来る独特の癖などだけが語り継がれていた(最低でも100年以上前から遊郭にいた)。

下から睨めつけてくる 独特の癖



その美しさに懸ける執着も相当なものであり、食べる人間は必ず美しい人間であることに拘っており、不細工な者や年老いた者は侮蔑して食おうとしない。それは必ずしも遊女だけではなく、己を狙ってやってきた鬼殺隊の隊士であっても、美しくなければ食べないことを公言していた(食べるものは人間丸ごと1人とは限らず、赫灼の瞳を持つ炭治郎目玉だけを食べようとするほどの徹底ぶり)。

戦闘力も炭治郎・伊之助善逸が戦ってきた鬼達とは段違いであり、音柱・宇髄天元の助けもあってようやく頚を刎ねることができたかに見えた。だが、そんな彼女ですら歴戦の隊士である宇髄からすれば上弦の鬼じゃない』『弱すぎ』であり、偽物と断定した。そんな宇髄からの台詞に人が変わったように「あたし上弦の陸だもん」と言って駄々っ子のように泣きじゃくり「お兄ちゃああん!!」と叫ぶ彼女の帯の中から真の恐怖が姿を現すのだった。

能力

血鬼術

センシティブな作品


帯を自由に操作する能力。その他にも帯の中に人間などを取り込み、保存しておくこともできる。但し、保存されている人間は、日輪刀で帯を斬ることで解放することが可能。
帯を自分の分身として切り離して操作することも可能で、その際には帯には目と口が浮かび上がる。

遊郭に食料である人間を閉じ込めておく貯蔵庫を作る、遊郭を密かにつなぐ通路を作ると言った細工を施したり、自分に少しでも不信感を抱いた遊女は監視し、容赦なく始末すると言った搦め手を使い、鬼殺の剣士を翻弄する。
長年遊郭に巣食っていたその身の隠し方は折り紙付きで、優秀な元忍である宇髄とその妻の三人のくノ一でさえ、その正体を掴み切れなかったほど。
 

  • 八重帯斬り(やえおびぎり)
無数の帯を交差させ、逃げ場を塞いだ上での斬撃。この時点で花街を支配するために分裂させていた、自分の体の一部でもある帯を一つに集結させているため、硬度と反射速度はそれまでの比ではない。

その本質と過去

兄の妓夫太郎二人で一人の鬼
真に"上弦の陸"の座を与えられているのは兄の妓夫太郎であり、実質堕姫はおまけのようなものである。
確かにそのへんの鬼に比べれば強いが、上弦の鬼としては力不足。また、直情的で頭もあまり回らないため、兄が目覚めた後は常に兄のサポートと指示を受けて戦う。

彼女の手に負えないことが発生した時には、体内に眠る兄が背から出てきて敵から“可愛い妹を泣かせた落とし前を取り立てる”
また、兄と同時に頚を斬られなければ死なないという特殊な体質があり、兄は妹を操りながら戦うことも出来る(その状態の時には額に妓夫太郎の目があらわれる)。兄との連携とこの特殊体質をもって多くのを屠ってきた。

百年以上生きている鬼だが、本来の性格は非常に幼く、気に入らないこと・手に負えない事態が起きると「お兄ちゃんなんとかして!!」と泣きわめく。
一言で言うと、わがままでお兄ちゃん子な少女であり、無惨からも表面的には彼女を大事にしているように装っているが、本心では「足手まとい」、または「頭悪い子供」としか思っていなかった(単行本12巻&公式ファンブックより)。

もとは遊郭の最下層に生まれた娘で、母親の病名からと名付けられていた。
醜い兄・妓夫太郎とは裏腹に、年端もいかないうちから大人をたじろがせるほどの美貌を持っていたが、妓夫太郎が十三の時に客の侍の目玉をつくという大怪我をさせる。

梅


その報復として生きたまま焼き殺されるという非情な罰を受け、兄の妓夫太郎は客の侍と店の女将を殺し、虫の息の梅を連れて遁走。その道中で童磨と出会ったことで共に鬼となり、生き延びた。

過酷な環境を兄と助け合って生きてきた過去から、兄を何より頼りにしている。すぐに泣き喚き兄に頼る性格も、精神年齢が鬼になった十歳前後の頃で止まっていると考えればわかりやすい。
妓夫太郎曰く素直で染まりやすい性格の持ち主。そのため、良家に生まれていれば上品な娘として幸せに暮らせたのではないか、上述した客の侍に従順にしていれば違った人生があったのではないか、「奪われる前に奪え」と教えて育てたためにこうなってしまったのではないか、などの自分といたせいで良くない方へと向かわせてしまったのではないかというのが、兄の唯一の心残りだった。

鬼殺隊に敗れた後は、自分を一人明るい方向に進ませて地獄に落ちようとする兄の背にしがみつき、

「離れない!絶対離れないから」
「ずっと一緒にいるんだから!」
「何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!」

約束


と泣きじゃくって、兄に背負われたまま共に地獄に進んでいった。


余談

公式ファンブックの大正コソコソ噂話によると、堕姫の人気は遊郭で不動のナンバーワンであり、およそ十年ごとに顔や年齢、店をかえて遊女をしているとのこと。堕姫の美貌は気の弱い男性なら失神する程であり、耳に息を吹きかけられた男性は基本的に失禁するらしい。

キメツ学園

しゃばなうめ


兄と共に13巻で設定が公開。「謝花梅(しゃばな うめ)」という名前で年齢は16歳。
兄妹揃って学園随一の問題児で、炭治郎ともよく衝突を起こす。
梅の方は学園三大美女の一人であり、ファンも多く貢物が絶えない。1日に20人の男から告白されるという伝説を打ち立てた事もある。

関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品


センシティブな作品
堕姫



関連タグ

鬼滅の刃 鬼舞辻無惨 鬼(鬼滅の刃) 血鬼術 十二鬼月 上弦の鬼
妓夫太郎 上陸兄妹 謝花兄妹
鬼滅の刃の登場キャラクター一覧

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