ピクシブ百科事典

目次[非表示]

「これはこれは猗窩座様!お元気そうで何より 九十年振りで御座いましょうかな?私はもしや貴方がやられたのではと心が踊った…ゴホゴホン!心配で胸が苦しゅう御座いました ヒョヒョッ」

プロフィール

人間時の名前益魚儀
身長身長(壺入り状態):150〜170cm
体重(壺入り状態):40〜80kg
趣味壺作り、生き物改造
初登場話原作:第98話


概要

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。
鬼舞辻無惨配下の精鋭、十二鬼月の一人にして“上弦の伍”の数字を与えられた上級のであり、その席位に従い上目に「上弦」、下目に「伍」の文字が刻まれている。

の中に身を潜め、壺と繋がっているという姿はどことなくランプの魔人を彷彿とさせるが、本体はヘビやミミズのような細長い体と、本来両目がある部分に口、本来口がある部分と額に目があり、頭などから小さい腕が複数生えているという非常に個性的なビジュアル。
比較的人の姿を保っている者が多い鬼においては珍しく完全な人外の姿をした鬼で、他には手鬼父蜘蛛兄蜘蛛くらいのものである。
公式ファンブックによると、現在の姿は趣味の肉体改造による産物との事。

玉壺



人物

慇懃無礼な性格だが、本人は芸術を愛する芸術家としての一面を合わせ持っており「至高の芸術家」を自称。人間を殺害する際も上弦の陸の片割れとは違った形で美しさに拘る一面を見せる。
また様々な物事に対して「それもまたいい」と肯定的で、ポジティブな面もある。
さらに無惨に切り落とされた頭部を手で掴まれる事や、情報を得ながらも無下に扱われる事に「いい…とてもいい……」と恍惚気味に興奮するなど、外見だけでなくその中身もかなりアレな模様。

センシティブな作品


 
しかし、本性は下劣にして非道であり、後述の独自の「芸術」が物語っている通り人命や死者の尊厳すら平気で踏み躙る、鬼の中でも類を見ない異常性の持ち主。
そして芸術家気取りの割には、芸術家としてのシンパシーを感じた相手(作中では鋼鐵塚)に対しても敬意を払う事などはなく、むしろ彼の集中力に「私でさえここまで集中したことはない…芸術家として負けている気がする!」と敵愾心を燃やすあまり、その集中力を削ごうと卑劣な妨害に執心しだす(この時は直前までと対峙していたが玉壺は彼をナメており、「水獄鉢」で閉じ込めたのでじき死ぬだろうとトドメを刺さなかった)。
鋼鐵塚は仮面を割られ、更には片目を潰されてしまうもなお動じる事なく刀を研ぎ続けた為に、妨害は失敗したばかりか、自身は水獄鉢から脱出した無一郎の反撃を食らってしまうが、困惑しながらも「逆を言えば私がそれだけ集中していたということだ!よし!!」と、自分で勝手に肯定して開き直る有様で、自分自身を顧みたり反省したりといった思考は皆無である。

なお、玉壺の言う芸術とは人類の感性とはまず相容れないもので、人間の死体をおぞましく飾り立てたり、挙句の果てにはその死体が断末魔の叫びを上げる様に細工をしたり、逆に人間を傷つけ喰い殺す化け物を作ったりと、悪趣味極まりない。そのおぞましさには、基本他者に無関心な態度をとる事の多かったこの時点の時透無一郎ですら怒りで口汚く罵った程である。

鍛人の断末魔


しかし、玉壺自身は自らの行いを「下らない生命を高尚な作品にしてやった」と良い事として認識しており、嫌悪や不快を示す相手に対しては「審美眼のないクズ共」と罵倒して逆に見下す始末である。加えて追い込まれると余裕も冷静さも失って激昂したり、上記のように鋼鐵塚への嫉妬から無一郎にトドメを刺さずに放置したりと、なまじプライドが高い故の狭量さや詰めの甘さが随所で伺えるなど、その本性は徹底して下劣なだけの矮小な小物である。

ただし、普通の芸術作品も作れるようで、彼が作った壺は市場では高値が付くらしい。劇中において"上弦の弐"の童磨からも「綺麗だねえ」と称賛されており、無惨からも「壺がなかなか綺麗。高く売れる」という理由で、「割りとお気に入り」という評価を受けている。
本人も己の作品にはかなり強い自負と自信があるらしく、無一郎から「下手くそな壺」と評された時には「それは貴様の目玉が腐っているからだろうがアアアア!!!」と大激怒していた。

作中の行動を見返して考察すると、財源をかねて有益な情報を入手できる能力を持ち、自前で考えられるという、鬼側勢力においてそこそこ重要な存在だった可能性もある。

芸術のモチーフとしては『』を題材に取る事が多く、血鬼術も魚の形をした物が大半。

過去

公式ファンブックによると本名は益魚儀(まなぎ)という漁村出身の人間であり、彼の血鬼術や壺が魚をモチーフにしているのは、人間の頃から魚を捕まえて遊んでいたからとの事である。

ただし、その当時から動物をいたずらに殺したり、違う魚同士を縫い合わせたり、壺に鱗や骨を溜めるといった異常行動を繰り返して「芸術だ」と宣っていた為に、周囲からは忌み嫌われて孤立していたという。だが早くに漁に出ていた両親を海難事故で亡くした事もあり、前述の奇行も両親を亡くした事で気が触れたのではないかと思われていたので、村人達は気味悪がってはいたものの、彼を追い出すような事はせずに静かに見守っていたとのこと。
しかし益魚儀本人は、損傷の激しい水死体で発見された両親の亡骸を見て美しいと感動しており、それ以来異常な嗜好に目覚めてそういった歪な造形物に手を出すように。遂には自身をからかいに来た子供を惨殺して、その死体を壺に詰めるという猟奇殺人にまで手を染める。
それを知った子供の親は激怒し、益魚儀は報復として二又銛で串刺しにされ、瀕死の状態で放置されていた(なお半日経っても死ぬことはなかった)。そこをたまたま通りかかった無惨によって鬼にされた後は、子供を積極的に捕食し、人間や自分の体の改造を好むようになったとの事。

当然ながら鬼になった時点で人間だった頃の記憶は消えているが、その本性は人間時代から全く変わっていない。外道は元から外道だったようだ。

能力

血鬼術 『壺』

【鬼多めの】鬼滅絵集め


壺を使った空間転移を得意としており、それを利用した「情報収集能力」や「探知探索能力」に長けている鬼。
自分が転移したい場所に壺をあらかじめ転移させておき、そこから出入りを行う事で移動して敵を翻弄する、搦め手を用いた戦いを基本とする。
また壺の中はこれ自体が一種の異空間になっているらしく、壺に近づいた人間を中に引きずり込んで中で殺し、その人間の死体を材料にした芸術作品を生み出す。
加えて壺を媒介として、下記の様な様々な化物を出現させる事も可能。これらは産み出した壺を破壊しない限り再生する為、それを知られなければ一方的に広範囲へと継続的な被害を与え続けられる。

対象を脱出不能な塊の中に閉じ込めて殺そうとしたり、眷属を生み出して自在に操ったり、下記する脱皮による強化など、全体的に那田蜘蛛山で登場した蜘蛛鬼達の上位互換と言える能力が多い。

  • 千本針 魚殺(せんぼんばり ぎょさつ)
巨大な2匹の金魚を生み出し、その口から無数の毒針を発射させる。

  • 水獄鉢(すいごくばち)
壺から放出させた大量の水の中に対象を閉じ込める。鬼殺隊士に対しては全集中の呼吸を封じられるメリットも存在する。

  • 蛸壺地獄(たこつぼじごく)
壺から巨大な蛸の脚を出現させる。大質量による攻撃は言わずもがなで、その弾力は刃を通さない。

  • 一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)
空を飛びながら毒を撒き散らすサンマのような魚を合計一万匹も10個の壺からそれぞれ放出させる。この毒は経皮毒で、口から吸い込まないよう気を付けていても皮膚から毒を吸収してしまう恐れがある。

真の姿

センシティブな作品


普段の姿は仮の姿であり、脱皮をする事で半魚人とラミアが合体したような姿の真の姿になる。本人曰く、この姿を見せるのは無一郎で3人目との事(残りの2人も柱だったと思われる)。
以下、真の姿となった際にのみ使用した能力・血鬼術について記載する。

  • 神の手
生物・無生物を問わずその拳に触れた全てを鮮魚に変化させる。
つまり行動すら封じられてしまうわけで、まさにまな板の上の鯉。

  • 陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)
四方八方へと跳ねて攪乱しながらの物理攻撃。この姿の玉壺は金剛石よりも硬く強い鱗を持ち、上述の神の手との併用である為、一度でも当たれば即死でもおかしくない。

活躍

上弦の陸”である堕姫妓夫太郎の敗死を受け、他の上弦の鬼たちと共に無限城へ召集された。

無惨が求める情報を得たと喜び勇んで無惨に伝えようとするも、不確定な情報を話そうとしたという理由から頚をもぎ取られた(先述の通り、当の本人は興奮していたが)。その後、情報の真偽の調査と本物の情報だった場合、半天狗と共に出撃するよう命じられた。

彼が入手した情報とは隠匿されている筈の日輪刀を鍛える刀鍛冶の里の所在であり、無惨の命令通り完全に探り当てたことで満を持して里に侵入。不用意に自身が宿る壺に近づいた里の人間を壺の中に引きずり込んで喰らうも「不味くて喰えたものではない」と吐き捨てると、里を壊滅させ鬼殺隊に致命的な打撃を与えるべく半天狗と共に強襲を仕掛ける。

そこで自身の鍛錬の為に、偶然里を訪れていた無一郎と対峙。前述通り、刀鍛冶達の死体を「芸術作品」としておぞましく飾り立てた事で無一郎の逆鱗に触れる。
「千本針 魚殺」で無一郎に毒を浴びせ、更に「水獄鉢」に閉じ込め溺死寸前にまで追い詰めるなど、当初は優勢であった。しかし、自身を無視して刀を研ぎ続ける鋼鐵塚蛍に同じ"芸術家"としてのプライドから対抗心を燃やし殺害せず妨害に執心する。しかし、その結果無一郎が懸命に自分を助けようする小鉄に触発されて復活することを許してしまう。さらに無一郎が過去の記憶を取り戻してを発現させた事で形勢は逆転。
痣の効果で絶好調となった無一郎に、「君には尊敬できる所が一つもない」「見た目も喋り方もとにかく気色が悪い」「なんかその壺 形歪んでない?左右対称に見えないよ下っ手くそだなあ」と貶されまくり、激昂して「一万滑空粘魚」を繰り出すが、それすらも軽くいなされてしまう。

鬼滅ログ4



かくなる上はと「真の姿」になって猛攻を仕掛けるも、霞の呼吸 漆の型 朧で己の最高速度を上回る速さで頚を斬られる。それでもなお敗北を認められず、

「人間の分際でよくもこの玉壺様の頚をよくもォ!!」

「貴様ら百人の命より私の方が価値がある 選ばれし!!優れた!!生物なのだ」

「弱く!!生まれたらただ老いるだけの!!つまらぬ下らぬ命を私が私がこの手!!
神の手により高尚な作品にしてやったというのに」

「この下等な蛆虫共・・・」

と、もはや負け惜しみですらない罵詈雑言を吐き散らしたところで、無一郎から「もういいからさ、早く地獄に行ってくれないかな」とさらに頚を横半分に斬られて黙らされ、そのまま絶命した。

キメツ学園

17巻にて判明。
生物室の壺の妖怪として学校の怪談になっている。
目をつけられた人は延々とマウンティングされ、よくわからない自慢話を無視すると全ての手でくすぐってくるうざみの持ち主。
生物教師のカナエが赴任して以降パッタリと目撃証言がなくなった模様。
除霊されて御臨終?

小説版では、実際にカナエに除霊されて消された事が明らかになった。

余談

  • 冒頭の台詞の通り、猗窩座に対しては遠回しに嫌味を言うなどあまり快く思っていなかった模様。
  • 無限城の決戦において、他の空席だった上弦の座は後任が就任したものの、彼の上弦の伍の座のみ人材不足により後任が最後まで不在のまま終わった。
  • 前述の通り、彼の本名は益魚儀だが、童磨や半天狗の人間の頃の名前は最後まで不明だった中、彼のみのかつての名前が明らかにされている。
  • 公式ファンブック鬼殺隊最終見聞録・弐の霞の呼吸の斬られ心地について、地獄で「生意気な子供ですよ」と怒りに震えながら述べていた。斬られ心地というより時透本人への罵倒であった。
  • 公式で行われた第2回人気投票では、票数が僅か49票で52位という半天狗に次いで圧倒的に低い順位だった。これは「サイコロステーキ先輩」や「半天狗を裁いたお奉行」といったネタ人気の高いモブキャラはおろか、伊黒の鏑丸や宇髄のムキムキねずみといった最早モブとすら言えないようなキャラ以下の順位であり、朱紗丸等の最初期に退場した十二鬼月でも無い鬼達とそれ程変わらない票数だった。作中でしっかりと見せ場や戦闘シーンなども存在した十二鬼月のキャラの中で、票数が3桁にすら遠く及ばなかったのはコイツと半天狗だけである(鳴女は能力的にも派手な見せ場や戦闘描写は余りなかった)。ちなみにシスター・クローネと同率である。


関連イラスト

玉壺
玉壺くん!!!!


生きているだけで褒めてくれる上弦の伍・玉壺さん
近代芸術に目覚めた上弦の伍 玉壺さん



関連タグ

鬼滅の刃 鬼舞辻無惨 鬼(鬼滅の刃) 血鬼術 十二鬼月 上弦の鬼
鬼滅の刃の登場キャラクター一覧
芸術家 サイコパス 猟奇 外道 小物

上弦の鬼
黒死牟(壱) 童磨(弐) 猗窩座(参) 半天狗(肆) 玉壺(伍) 妓夫太郎堕姫() 

関連・類似キャラクター

関連記事

親記事

上弦の鬼 じょうげんのおに

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「玉壺」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2508964

コメント