概要で御座います!!
上弦の鬼の一角・玉壺が刀鍛冶の里の鍛冶(つまり自分が手に掛けた人間の死体)を素材として作り上げたおぞましいオブジェ。鍛人(かぬち)とは刀鍛冶の事で、素材にされた犠牲者の中には鉄穴森鋼蔵や小鉄の知り合い・親戚も含まれていた模様(名前は「鉄尾」「金剛寺」「鉄池(かないけ)」「鋼太郎」、そして小鉄の叔父「鉄広」)。
ご覧下さいこの造形!!
血みどろな5人分の肉体をデタラメに継ぎ合わせ、刀が6本も突き刺さった猟奇的なデザインに仕上がっている。玉壺曰く「分厚く豆だらけの汚い手をあえて前面に押し出し、刀を刺すことで"鍛人らしさ"を強調、火男(ひょっとこ)の面もあえて残して"無常感"と"不条理"を表現した」とのこと。
しかもコイツ、刺した刀を捻ると素材となった犠牲者の断末魔を再現するというとんでもない仕掛けまで施しており、"芸術"と称して人間の最後の尊厳さえも踏みにじりまくる玉壺の歪みきった美的感覚が窺える代物である(口振りからすると最大のこだわりはツボにあるらしいが、あまりの惨たらしさに怒り斬りかかった時透無一郎により以降の解説は強制的に中断させられた)。
アニメでは…。
放送開始前からカットされないか心配されていたが、なんと完全に再現した上で登場。さすがufotable。
しかも、漫画ゆえに原作では表現出来ない人体の痙攣(まだ生きているとも推測された)、凝固前の血液の滴り、吐血描写も追加されるという原作以上のグロさである。
審美眼のない関連タグめが……!!
童磨:玉壺にもらったツボに女の生首を生けてあるとか。棚に無数のドクロが並べられているのも、「俺が喰らうことで"救済"した証」ということなのだろう。