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冨岡義勇

とみおかぎゆう

冨岡義勇とは、漫画・アニメ『鬼滅の刃』の登場人物である。
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俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ

プロフィール

階級柱(水柱
誕生日2月8日
年齢初登場時18歳→再登場時21歳
身長176cm
体重69kg
出身地 東京府 豊多摩郡 野方村(現:東京都 中野区 野方)
趣味詰将棋
好きなもの鮭大根
CV櫻井孝宏
本田礼生


概要

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。
鬼殺隊の隊士で“”と呼ばれる最上級剣士の一人。「水柱」の称号を持つ。
竈門炭治郎が初めて出会った鬼殺隊士でもある。
と化した竈門禰豆子が炭治郎を襲う現場に現れて、問答無用で禰豆子の頚を刎ねようとしたが、自分と刺し違えてでも妹を守ろうとする炭治郎と、その兄を庇う禰豆子の姿を見て刀を収める。
そして炭治郎に、恩師・鱗滝左近次の家を教え、鬼殺隊士として生きる道を示した。

『鬼滅の刃』という物語は、彼のこの決断によって始まったとも言える。

人物

水の花


眉目秀麗、冷静沈着、更には十代にして“水の呼吸”を極めた剣才を有する。

炭治郎にとっては、水の呼吸の“育手”である鱗滝に師事した同門の兄弟子に当たる。
鬼に家族を殺され絶望の淵にいた炭治郎の境遇に共感を覚えていた様子から、義勇自身も近しい過去があるのではないかと推察される。実際に、多くの鬼殺隊士がそうであるように、人を殺した鬼に対しては一片の慈悲も見せず、「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに」と嘯くしのぶに対しても「鬼が人を喰らう限りは無理な話だ」と淡々と返している。
竈門兄妹を見込んだのは彼にとっては、あくまでも例外中の例外である。

同時に、冨岡以外の柱であの場で禰豆子を助けるという判断を下せた者は、一人もいなかったと思われる。
初対面時から炭治郎に好意的だった煉獄杏寿郎胡蝶しのぶでさえ、恐らく禰豆子を即座に殺していただろう。
(炭治郎だけへの同情や慰め、身の振り方の面倒見等で済む話だったら、むしろ不死川実弥伊黒小芭内といった人達の方が親身になったかも知れないが)

……と、上記の説明のみならばクールなエリート美青年に見えるが、その実態は非常に口数が少なく(本人曰く「話すのが嫌い」)、コミュニケーションが致命的な程に得意ではない。
同僚の“蟲柱”・胡蝶しのぶからは「天然ドジっ子」と認識されており、那田蜘蛛山では一連の言動を指して、「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と痛烈な指摘を貰っている。
対する義勇は 俺は嫌われてないと強く否定しており、傍目には分かりづらいもののショックを受けていた様である。
後に、これまでの言葉足らずが常態化した結果が「嫌われている」発言に到った事が判明する。基本的には「説明」という行為を省き、口喧嘩はすぐに切り上げ、口より先に手が出るという、何を考えているのか分からない協調性に欠ける人物として認識されているらしい事が窺える(当の義勇が不和の原因を全く理解していないので改善の兆しも無い)。

ただし、炭治郎の嘆願に厳しい言葉を向けながらも心中では彼の奮起を願い、力を付けさせる為に鱗滝の下へ導くなど、行動の端々に彼らの行く末を案じる優しさがあった。それは義勇が紹介状に「“突破”して“受け継ぐ”ことができるかもしれません」としたためて、炭治郎が水の呼吸を極めて次代の本当の水柱(※)となる可能性を示唆していた事からも読み取れる。
柱合会議では、禰豆子が人に害をなせば即座に責任を取り師と共に切腹する覚悟である事を表明までした。

また、鱗滝の教示を受けていただけあって、咄嗟の状況での判断力に極めて優れている。これは後の最終局面における極限状態で最善の選択を瞬時に決断した事で、改めて柱としての高い経験と実力を知らしめる結果となった。


(※)“本当の水柱”の真意については、「過去」の項にあるリンクを参照(ネタバレ注意)

容姿

【鬼滅の刃】冨岡義勇
冨岡義勇



176cmという当時としてはかなりの長身。整った顔立ちに切れ長でハイライトの無い青い瞳をしている(ちなみに幼少期や鱗滝の下で修行をしていた頃はまだハイライトがあった)。

背中まで無造作に伸ばした髪を首のあたりで一つに結び、隊服の詰襟の上から、右半分が無地・左半分が亀甲柄の羽織を着用している。作中ではこの羽織を伊之助が「半々羽織」と呼びつけているが、正式には「片身替」と呼ばれる仕立てである。

その他

好物は鮭大根。外伝(詳細は下記)では、これを前にした義勇が背を向けたまま効果音付きで光が溢れるほど喜色を表し、それを目にしたしのぶと店主がドン引きする様子が描かれた。

苦手なものは動物全般で、尻を噛まれたことがある為に特に犬が無理(ただし、外伝では唸りながら威嚇する犬に自分から手を伸ばしていたので、触れないわけではない模様)。

歩行音は「てちてち」である。
どういう音なのかは謎だがちゃんと足音としてそう聴こえるのだという。

過去

子供の頃は姉の蔦子と共に病死した両親の遺産で生活していたが、姉の祝言前日に鬼に襲われる。義勇自身は姉に庇われた事で一命を取り留めたが、姉はそのまま鬼に殺されてしまった。

命をかけても守りたいもの


その時、幼い義勇はありのまま「鬼が姉を殺した」と言ってしまった事で周囲からは心を病んだと思われてしまい、遠方の親戚の医者の下へ連れて行かれる事となったが、途中で逃げ出し遭難。
その後は、鱗滝の知り合いの猟師に拾われた事で鬼殺隊を目指す事となり、鱗滝の元で出会った同い年の錆兎と仲良くなり、共に修行に励み、最終選別に臨むが……(ネタバレ注意)

能力

身体能力

鍛え抜かれ選び抜かれた鬼殺隊士の身体能力は常人の比ではなく、更に後述の「全集中の呼吸」により瞬間的なブーストをかける事で、鬼と渡り合える程の身体能力を得る事が可能となる。
柱内での腕相撲ランキングでは5位。順位は高くないが、腕力自体は強い部類に入る(また、3位から6位には然程腕力差は無いとのこと)。柱内での俊足番付では6位で、水柱らしく水の流れるような流麗な走り方をするが、そこまで速いという訳ではない。
余談だが、胡蝶しのぶは俊足番付4位。那田蜘蛛山で義勇がしのぶに対し強硬手段に出たのも、速度で負けていたからと考えれば頷ける。

才能はあったが、時透無一郎の様な分かりやすい天才型ではなく、血反吐を吐く程の鍛錬と努力によってそれを開花させた。さらに本人の性格的に単独での任務も多かったらしく、柱内では古株なのもあって、豊富な実戦経験やそれに基づく高い判断力を有している。防御に長けた水の呼吸を修め、拾壱ノ型「凪」を編み出しただけあって、攻めよりも受けや守りに強い印象がある。
現柱内でも腕力・機動力共に飛び抜けてはいないものの、極めて堅実かつ安定した高い実力を持っている。

全集中水の呼吸

著しく増強させた心肺により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで瞬間的に身体能力を大幅に上昇させ、鬼と互角以上の剣戟を繰り出す呼吸術。その中でも義勇は元水柱の育手・鱗滝左近次の下で“水の呼吸”を修め、柱に上り詰めるまでに技を鍛え上げている。

水之呼吸



壱ノ型~拾ノ型

全集中の呼吸の基本となる五大流派の一つで、変幻自在の歩法を主体とした柔軟で対応力に優れた受けの型。
ただし、一般隊士である炭治郎と柱である義勇では、同じ技でも鋭さと疾さが桁違いであり、全ての技が必殺級の威力を誇る。その技の冴えは、嘴平伊之助傷一つ負わせる事が出来なかった大鬼の体をいとも簡単に斬り裂き、自信過剰な彼にすら『一太刀の威力が違う 天地ほどの差がある』とまで言わしめた程である。
詳細は水の呼吸の項を参照。

拾壱ノ型 凪(なぎ)

冨岡義勇:水の呼吸 拾壱ノ型 凪


義勇自身が編み出した独自の奥義。抜刀しての自然体から無拍子で繰り出される無数の斬撃。刀の届く範囲内に入った対象全てを縦横無尽に斬り刻む。間合いの全てを無に帰す事から、無風の海面を意味する「凪」の名を持つ。受けの型である水の呼吸を極めた義勇が辿り着いた極致と言える。
作中では無惨配下の精鋭、十二鬼月の強力な血鬼術すらも無効化してみせた。

装備

鬼殺隊士として、日輪刀と隊服を支給されている。

日輪刀

義勇さん


詳細は個別記事を参照。
別名“色変わりの刀”と呼ばれ、持ち主によって刃の色が変わる。義勇の刀の色は深い水色で、彼が“水の呼吸”に高い適性を有している事を示している。鍔は亀甲形。
彼が振るう日輪刀には初登場時から「惡鬼滅殺」の意匠が刻まれており、この時点で最高位たる“水柱”の座に就いていた事がわかる。

隊服

水柱
冨岡義勇


背中に“滅”の字が描かれた、黒い詰襟。特別な繊維でできており、通気性が良く、濡れ難く燃え難い。雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂く事すらできないほど頑丈。

常に身に着けている羽織は半分が姉の、もう半分が錆兎の形見であり、これらは「家族の死」及び「友の死」という過去からくる自戒か、あるいはお守りのようなものだろうか。

鎹鴉

水柱


名は「寛三郎」ということが、20巻のおまけページで明かされた。
詳細は個別記事を参照。

外伝

TVアニメの放送開始に合わせ、2019年4月1日発売の週刊少年ジャンプ18号において、義勇を主人公としたスピンオフ作品『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』(作画・平野稜二)が掲載され、後に最終巻と同日に『鬼滅の刃-外伝-』として単行本化された。

キメツ学園

鬼滅ログ4



3巻にて設定が明かされた。
担当教科は体育。スパルタすぎてPTAから苦情が出ている。教育委員会が動くかもしれないと言われていて、少しやばいとの事。番外編の四コマでは「髪を黒く染めないから」という理由で、善逸に強烈なビンタを喰らわせている。次回予告枠でのアニメ版では善逸のみならず、堂々と校則違反を行う炭治郎(ピアス)・伊之助(制服シャツ未着用)にも目を付けている。
公式ファンブックに掲載された特別描き下ろし漫画では、昼休みに一人で非常階段に座り昼食を摂っているという、本編同様のボッチぶりを披露していた(炭治郎からそれについて指摘された時は、「俺はボッチじゃない」と否定している)。それでもバレンタインのチョコ獲得数は31個を誇っているあたり、やはり美形は得という事か。

小説第二弾「片羽の蝶」に掲載された「中高一貫☆キメツ学園物語!! ~パラダイス・ロスト~」では、文化祭で「ハイカラバンカラデモクラシー」が大規模な集団中毒を引き起こす中、ただ一人感動して涙を流しながら聴き入っていた。

キメツ学園の先生



小説第三弾「風の道しるべ」に掲載された「中高一貫☆キメツ学園物語!!〜ミッドナイトパレード〜」では、食べながら喋れない設定がそのまま引き継がれ黙ったまま大好物の鮭大根をつまんで夢中になっていた。
相変わらずのマイページぶりに宇髄は呆れていたが、その後生徒達から聞いた怪談話の真相を確かめる為夜の学校に調査に行くことになった時には何故か別人のように爽やかな笑顔の人懐っこいキャラに豹変しており宇髄をドン引きさせた。
これにはちゃんとオチがあるのだが、話の結末でその恐ろしい真相を知った宇髄はさらに戦慄することになる。

ちなみに数学教師の不死川とはこの世界でも犬猿の仲らしく、(普段は一応良識はあると思っている)不死川の良識を無くさせる相手だと宇髄に思われているらしい。


語録

名言

第1話で炭治郎に言い放つ。後述の迷言が出るまで彼の代名詞的台詞であった。

  • 「俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ」
那田蜘蛛山編にて有言実行。神回を経て炭治郎が倒し切れなかったを瞬殺し、柱の格を見せつけた。また、この台詞は単なる労いではなく、相手がかなり体力を消耗していると見抜いた上での台詞とも解釈出来る。
  • 「己の怪我の程度もわからない奴は 戦いに関わるな」
同じく那田蜘蛛山編で伊之助をあしらった時の台詞。「こいつに勝てば俺が一番」といきり立つ伊之助をジト目で見つめ、「修業し直せ 戯け者」と叱咤。直後、彼を縄で縛って木に吊し、その場を去りながら発言した。歩くのが速すぎて肝心の伊之助には聞こえていなかったが。

迷言

  • 「俺は頭にきてる 猛烈に背中が痛いからだ よくも遠くまで飛ばしてくれたな上弦の参」

これまでに無い強敵を前にして放たれた言葉。義勇が国語教師には成れないであろう事実を、端的に表している。

柱合会議が始まったばかりなのに勝手に帰ろうとする義勇。即座に実弥から「おい待てェ 失礼するんじゃねェ」と突っ込まれていた。
  • 「あれは確か二年前…」
那田蜘蛛山で竈門兄妹を庇ってしのぶを押さえ込んでいた際、しのぶから理由を問われた時の第一声。「あの鬼は一緒に居た隊員の妹」と要点だけ言えば良いものを、彼らとの出会いから話そうとした為、しのぶから「嫌がらせでしょうか」と遮られてしまった。
詳細はリンク先を参照。
同じくリンク先を参照(ネタバレ注意)。
  • 「いえ 非公式の組織です」
冨岡義勇外伝』より。詳細はリンク先を参照。
  • 「鬼殺隊 冨岡義勇です…」
同じく『冨岡義勇外伝』より、村人からの「その腰物(刀)は…?」という質問への答え。会話になってない。

公式コラボ先での活躍

モンスターストライク

2020年2月14日から始まったコラボイベントでは、コラボ専用ガチャからの排出キャラとして登場。味方が当たってきた時に発動する攻撃、友情コンボはかなり使い勝手がよくこれだけでも当たりキャラといえる性能だったが、極めつけは彼の持つチート級のストライクショット(必殺技)。水の呼吸 拾壱ノ型 凪で敵の攻撃を完全に無力化する。例えそれがHPを一瞬にして吹き飛ばす即死級攻撃であったとしてもダメージをゼロにするのだ。この代用の利かない性質に加えて素のステータスも高いことから鬼滅の刃コラボガチャの中で最も当たりのキャラと言われることも。
モンストの最高難易度クエスト、轟絶の一角、モラルで大活躍したことも一因だろう(というか、最高レアで登場した炭治郎としのぶはまだしも、レアリティが落ちる善逸と伊之助すらもメッチャ強いが……)。
また、モンストはコラボイベントの際に原作の必殺技などを忠実に再現することに定評があるのだが、それは義勇も例外ではなく、前述の「凪」も、アニメ版での演出を忠実に再現したものとなっていた(このリンク先の動画の3:43頃から)。

白猫プロジェクト

2020年4月29日から始まった鬼滅コラボイベントでもプレイアブルキャラとして登場。コラボガチャで入手可能であった。
当初は炭治郎たちに一歩譲る性能であり、イベント中、炭治郎たち三人を合わせたより強いとのセリフがあるにも関わらず物足りないものがあった。しかし5月1日に修正され、後述の凪使用中は一切ダメージを受けないなど大幅に強化され、柱にふさわしい性能になっている。
反面、白猫内でも「俺は嫌われてない」と言ったり、ネタキャラ的な要素があったりもする。

アクションスキルとして水の呼吸のうち、肆ノ型 打ち潮と拾壱ノ型 凪を使用可能。
前者は敵をすり抜けてダメージを与え、かつバリアを張ったりHPを自動回復する。
後者は敵攻撃を通常は回避できないデンジャラスアタックも含め使用中一切受けない、かつスキル解除時に大ダメージを与える。
更に即死回避などのオートスキルをもち、鬼滅コラボのみならず白猫全体でもかなりの当たりキャラとなっている。

グランブルーファンタジー

2020年12月8日から始まった鬼滅コラボイベントでは水属性の召喚石(!)として登場する。
特筆すべきは「火属性ダメージ70%カット」というコラボ召喚石でも破格の性能である。火属性相手の強敵ではその真価を発揮してくれるだろう。また地味ながら「敵の強化を1つ打ち消す」、いわゆるディスペル能力も持つあたりに破格ぶりが伺える。
プレイヤーが率いる騎空団の総合的な実力が問われる「バブ・イールの塔」などでも活躍を期待できるだろう。
1つしか手に入らず、一度使用すると再使用に12ターン要するのが欠点なので、同様にダメージカット効果のあるガブリエルカーバンクル・ガーネットと組み合わせて隙を減らしたい所。

因みにエレメントにすることは出来ない為、冨岡義勇は砕けないのである。
更に合体召喚も「俺が来るまで/よく堪えた」で対応可能な上に、非常に使い勝手の良い性能である為、戦闘中に奇妙な文章が出来ることとなった。

コトダマン

水属性・英雄族のコラボユニットとして登場。
すごわざ「水の呼吸 拾壱ノ型 凪」はタゲ取り効果を付与するもので、確実に敵から狙われるようになる代わりに特性効果によって義勇が攻撃された時に低確率ながら通常わざで反撃するというもの。
わざ・すごわざのいずれもダメージ量は同じなので、カウンターが決まった時の威力はかなりのものとなる。

その他のコラボ

劇場版『銀魂_THE_FINAL』の入場者プレゼントとして銀魂の作者空知英秋が描いた炭治郎と柱達のイラストカードが配布されるという笑撃のコラボ企画が実現。
義勇は某マヨラーの真選組副長を思わせる風貌で描かれており、
空知がおふざけ無しのガチで描いた絵の為クールイケメン度がかなり増している。

余談

原案作品主人公

『鬼滅の刃』の原型ともなった読み切り漫画にして吾峠先生のデビュー作、『過狩り狩り』。その主人公・ナガレは、義勇によく似た雰囲気をしており(特に義勇の初登場時)、彼の原型だったのではないかという声がある。

人気投票結果

紙面において行われた第1回人気投票では4位に輝いている。他のベスト5のメンバーが竈門炭治郎、我妻善逸、竈門禰豆子、嘴平伊之助といずれもレギュラーキャラであることを考えると、彼らの中に食い込めたのは快挙であると言えよう。また、連載終了後に結果が発表された第2回人気投票では、実に13281票もの票を獲得して2位と、さらに順位が上がった。
作中ではともかく読者からは嫌われてない事が証明されたのである。
(過去にはアニメ雑誌の人気投票にて、アニメキャラクター総合ランキングで1位に輝いたこともある)

他の柱との関係

公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』で、柱内での互いの印象と打ち解け度が明かされた。義勇の打ち解け度は30%と最下位であり、記憶喪失故に無感情だった当時の無一郎より低い。皆から嫌われているという前評判は伊達ではなかった。
あまりに無口で口下手な上に常に憂いている様な雰囲気な為、他の柱の面々からは心配されていたり一部では酷い誤解をされている状態である。


胡蝶しのぶ
冨岡義勇の世話役兼ツッコミ疑惑がある。彼女の方が鬼殺隊士としては後輩である上に歳下なのだが、彼女自身は義勇を仕方の無い天然だと思っている為に、圧倒的に言葉が足りない義勇をフォローしつつ、毒舌ながらも的確な指摘をしながら気にかけてくれている。
また、冨岡義勇外伝においても行動を共にしており、ボケ(冨岡義勇)とツッコミ(胡蝶しのぶ)のような関係性の二人を見る事ができる。このスピンオフにおいても、義勇が好物の鮭大根を出された際には発光する程の笑顔(残念ながら笑顔自体の描写は無い)になり、それを見たしのぶは謝りながらも「こっちに顔を向けて食べないでもらえますか」と気味悪るがるなど、相変わらずの関係性である。
ちなみに同外伝では、「俺たちは鬼殺の“柱”だ」と、珍しく柱という立場に対する責任感を感じさせる言葉で彼女を気遣っている。しかし、いつもの言葉足らずはそのままだったので、しのぶには上手く真意が伝わらなかった様子。
義勇から見たしのぶは「よく話しかけてくれる。真面目で努力家。顔色が悪いことがある」、しのぶから見た義勇は「もう少し喋った方がいいと思う」

二十一話のシーン




不死川実弥
まさに水と油の関係であり、公式で不死川が義勇を嫌っていると明言されている程の不仲である。
義勇の発する言葉足らずな上に煽りともとられかねない発言や、柱としての責任感が無いと取られかねない不真面目にも見える不可解な謎の行動は、不死川には理解しがたく、常に彼を苛立たせている模様。拒絶、衝突、何かしらタイミングや馬が合わない事が多々であり、炭治郎同様に過去には接触禁止令が出された事もある。
一方で、手合わせの際など馬が合わないながらもライバル的な関係も見える他、「失礼する」に対する「おい待てェ」やおはぎの件など、物語に違和感が無くもこちらもどこかボケ(冨岡義勇)とツッコミ(不死川実弥)のようなシュールなやりとりが繰り広げられたり等、妙に息が合っている部分もある。
義勇から不死川へ印象は「怒りっぽい」であり、不死川から義勇への印象は「嫌い(自分はあなたたちとは違いますみたいな感じが鼻につく)」とのことである。

自身のコンプレックスを克服して以降の義勇は彼と仲良くしたいと思っており、不死川の好物であるおはぎを渡せば「仲良くなれると思う(ムフフ)」と、同じく不死川と上手くいっていなかった弟弟子の炭治郎と共に画策している(喧嘩になるから誰か止めてと、地の文から突っ込まれているが)。

この二人…誰か止めて




煉獄杏寿郎
水柱と同じくいつの時代にも居たとされる炎柱。義勇の方が一つ年上であり、柱としても先輩にあたる。
彼の訃報が届いた際の義勇の反応は「そうか」の一言のみだったが、悲しい表情をしていた。
柱腕相撲ランキング・柱俊足番付では、僅差ではあるが彼の方が上手。
義勇から杏寿郎への印象は「好き。よく話しかけてくれる」、杏寿郎から義勇への印象は「声が小さくて聞き取りづらい! 努力家!」


甘露寺蜜璃
恋柱。胡蝶しのぶに続く柱で二人目の女性剣士。
『話しかけやすい柱上位三名』の解説によると、無口な義勇にも積極的に話しかけていた模様。
炭治郎の柱合裁判が始まる前の産屋敷邸にて、他の柱と物理的に距離を取っていた義勇に「冨岡さん、離れた所に一人ぼっち。かわいい!」とときめいていた。
義勇から蜜璃への印象は「隣に立つ時などはいつも話しかけてくれるが、肌を出しすぎだと思う」、蜜璃から義勇への印象は「無口。もじもじして可愛い」


宇髄天元
音柱。柱の中で義勇と最も付き合いが長いと思われる剣士の一人。
義勇から天元への印象は「自由な感じが少し羨ましい」、天元から義勇への印象は「根暗! いつも葬式みたいな顔して辛気臭い」
現柱の中では古参同士なのだが、不死川や伊黒程ではないとはいえ義勇に対してははっきりと悪印象の方であり、公式小説によると過去には義勇のその勤務態度から衝突した事もあった。同エピソードでの義勇の不信任についても肯定的だった。


悲鳴嶼行冥
岩柱。柱最年長であり、鬼殺隊最強の剣士。
義勇から行冥への印象は「尊敬している。ちょいちょい話しかけてくれる。優しい人。好き」、行冥から義勇への印象は「流石に口下手すぎ。暗い。胡蝶と話すのが楽しいらしい」
悲鳴嶼は義勇を誤解することなく、口下手であるということは見抜いていたようである。


伊黒小芭内
水と油の関係その2。
実弥と同じく義勇と同い年の柱であり、義勇が使う水の呼吸の派生である蛇の呼吸の使い手。蛇柱
義勇から小芭内への印象は「悪口言われて悲しい」、小芭内から義勇への印象は「嫌い。拙者不幸でござるみたいな顔しててムカつく」
嫌いと言われている一方で、無惨との最終決戦では義勇の窮地を小芭内は一度救っており、義勇も(未遂に終わってしまったが)小芭内の窮地を救おうとした。


時透無一郎
霞柱。柱最年少であり、刀を握って二月で柱になった天才剣士。
義勇から見た無一郎は「あんまり話したことない」、無一郎から義勇は「置き物みたい」
無口な者同士故か、あまり会話したことはなかったようだ。
因みに、無一郎からの印象で無機物に例えられたのは義勇だけである。
また、「無口」「身内を鬼に殺された」「既存の呼吸の使い手で、独自の型を編み出した」「炭治郎と共に上弦と戦った」という共通点が存在する。

関連イラスト

水
水柱


義勇と鮭大根
水の呼吸一門


冨岡義勇
目覚め



関連タグ

鬼滅の刃 冨岡義勇外伝 
鬼殺隊 鬼殺隊士 水柱 鬼滅21歳組 生き残り柱組
全集中の呼吸 水の呼吸 痣者 
短髪義勇(リンク先ネタバレ注意)
冨岡義勇誕生祭(誕生祭タグ)
鬼滅の刃の登場キャラクター一覧 

その他
冨岡さんマジ美青年 兄弟子 
クール 口下手 コミュ障 天然 コンプレックス 残念なイケメン→ 安定の冨岡
富岡義勇(表記揺れであり、誤字。正しくは‟富”ではなく‟冨”である)

台詞


関連キャラクター(同作品内)

鱗滝左近次
同門(水の呼吸組錆兎 真菰 竈門炭治郎
主人(鬼殺隊当主)産屋敷耀哉(97代目当主) 産屋敷輝利哉(98代目当主)
胡蝶しのぶ 煉獄杏寿郎 宇髄天元 時透無一郎 悲鳴嶼行冥 甘露寺蜜璃 不死川実弥 伊黒小芭内 (胡蝶カナエ 煉獄槇寿郎)
同期村田
鎹鴉寛三郎
家族(故人)冨岡蔦子冨岡姉弟)
その他竈門禰豆子


凍座白也るろうに剣心)…剣士であると同時に組織の最高戦力であることと、同僚から嫌われているという意味では共通している。ただし凍座は独断専行が目立つだけで、コミュ障ではない。

『無限城決戦編』及びその後(以下、ネタバレ注意)

※「無限城決戦編」は『鬼滅の刃』の最終章に当たる為に、見出しからのネタバレ(当キャラの生死含む)防止目的であえて下記のように表示している。

ネタバレA無限城内部での対「上弦の鬼」戦。
ネタバレB鬼の首魁「鬼舞辻無惨」との最終決戦及び「真の最終決戦」。
ネタバレC無惨を倒した後の話。
公式ファンブック第二弾のネタバレ本編中で明かされなかった事など。

















ネタバレA

無限城での決戦時では、近くにいたことで同じ場所に落とされた炭治郎と共に雑魚鬼を蹴散らして進む最中、突如として現れた“上弦の参”との対決に臨む。
この戦闘中に久々に極限状態になった事で(既にが発現している者を除けば)、最終決戦で初めて痣が発現した隊士となった。
ちなみに、義勇の痣は彼の極めた水の呼吸を現した流水のような模様で、左頬に発現した。

水柱



ネタバレB

崩壊する無限城から脱出し、他の柱や後から合流した善逸、伊之助、カナヲと共に覚醒した無惨に立ち向かう。無惨との決戦の最中に現れた実弥と協力し、互いの日輪刀を打ち合わせる事で自身の赫刀を発現させる。

水風



だが、無惨の全方位攻撃で右腕を失う重傷を負わされてしまう(義勇が腕、悲鳴嶼が左脚を失ったのは、二人が無惨の攻撃から後輩達を庇ったからだと後に伊之助が明かしている)。
そうして満身創痍となりつつも、無惨に食い下がる炭治郎の刀を共に握り炭治郎の赫刀を発動させた。

燃えろ繋げ…この思い…
センシティブな作品




無惨を倒すのと引き換えに炭治郎が命を落とした(と思われた)時には、涙を流しながら「また守れなかった。すまない」と謝っている。
しかし、その後の真の最終決戦にて、唯一その場で動けた柱として満身創痍でありながら事態の対処にあたった。
炭治郎が初めて出会った柱は義勇であり、長く繰り広げられた戦いにおいて炭治郎が最後に関わった柱も義勇だけであったというのも運命的な因果を感じさせる。

ネタバレC

無惨によって鬼にされた炭治郎が人間へと戻り、ようやく全てが終わった後には長かった髪をバッサリ切っている
また柱の中では、不死川実弥と並んで最終決戦を生き延びた唯一の柱になった(元柱だという事を除けば、先に柱を引退した宇髄天元も生き残っている)。

204話以降は、衣装が隊服と羽織を合わせた姿から書生服に変わる。

最終話(205話)では子孫であるスイミングスクールに通う小学生冨岡義一が登場した。

最終巻に追加された補完エピソードでは、桜並木を歩きながら微笑みを浮かべ、その瞳には温かな光が宿っていた。
加えて最後の柱合会議ではあれ程不仲だった不死川と互いに笑顔を交わしており、同じく追加されたその後の炭治郎達の様々な思い出が描かれた場面の中には、不死川と並んでうな重を食べている義勇の姿が描かれているなど、不死川とは無事に和解できた様である。


公式ファンブック第二弾のネタバレ


最終巻後に発売された鬼滅の刃公式ファンブック第二弾『鬼殺隊見聞録・弍』では、義勇に関する秘話が短編漫画と大正コソコソ噂話によりいくつも追加されている。

このファンブックにのみ収録されている本編(204話)のその後を描いた炭治郎達の近況報告書では、鬼殺隊解散後の義勇は炭治郎との手紙のやりとりをしていて、その文面からは穏やかに笑うようになった義勇の心境の変化や、楽しく過ごしている様子などが読み取れる事から、炭治郎はそれがとても嬉しいと語っている。(ちなみに、炭治郎は以前から義勇に近況報告の手紙を送り続けていたが、心を閉ざしていた当時の義勇からの返事は無かった)

また、意外な事に宇髄の一家とは随分親しい関係になっているようで、炭治郎への手紙には最近一緒に温泉に行って楽しかったと綴られていた。
(実際のところは、宇髄と宇髄の嫁三人も含めた混浴状態だった為気まずそうに彼女らに背中を向けていたのだが……)
その後は宇髄家に生まれた赤ん坊を抱かせてもらうなど、その交流は長く続いていたようだ。

他にも、無惨との最終決戦後に血と斬り傷でボロボロになってしまった義勇の羽織は、禰󠄀豆子が綺麗に繕って、元通りにしてくれていた事がわかった
その為に、義勇が予備に残しておいた姉蔦子と錆兎の形見の羽織の生地は殆ど無くなってしまったのだが、義勇は羽織を繕ってくれた事に深く感動して、禰󠄀豆子に山ほどの贈り物(着物、洋服、宝石、髪飾り等)を渡して感謝の意を伝えている。しかし、その事がきっかけで善逸からは敵認定されてしまったらしい。
無惨、そして鬼になった炭治郎との戦いの後で、不死川同様に義勇も昏睡状態になり一時危険な状態に陥っていたのだが、禰󠄀豆子が繕い直した羽織を義勇に掛けて、どうか意識が戻ってきてほしいと毎日願い続けてくれていたのだという(上記の贈り物は、それに対する礼もあるのだと思われる)。

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