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我妻善逸

あがつまぜんいつ

漫画『鬼滅の刃』の登場人物。主人公である竈門炭治郎の同期鬼殺隊士。
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神速

概要

漫画『鬼滅の刃』の登場人物。
主人公・炭治郎の同期に当たる鬼殺の剣士。16歳。
入隊まもないため、階級は十段階で最低の癸であるが、炭治郎らが赴いた鬼殺隊士の最終選別に同じくして立ち向かい、たった五人生き残った精鋭隊士の一人である。
ぱっつんを重ねたような短髪をしており、裾が二股に割れた太い垂れ眉にクマのある目元の容姿。ただし、陰鬱ながらも端正なその顔立ちは後述の性分により殆どが変顔状態でしか確認できない。
尚、生来は黒髪だったが、修行中に雷に打たれた衝撃で金髪になったというトンデモな体質を持つ。

そんな彼を言い表すならばアホの子」「輝かんばかりのヘタレ
あまりの腰抜けっぷりに、一部読者から高い人気を得ており、第一回公式人気投票(2017年ジャンプ誌上開催)では二位を獲得した。(手に書かれたのは読者へのメッセージのはずが、炭治郎への恨みの言葉だった。)

人物

臆病者で女好きで騒がしい、ヘタレ問題児

底抜けに小心で臆病なため、その挙動は常時不審で、ところかまわず涙と鼻水を撒き散らして「鬼が怖い」「死にたくない」と泣き喚く。その様相は人格者である炭治郎をして、般若のような形相にさせたり、年端もいかぬ少年に露骨な蔑みの目で見下ろされ窘められるほど。地獄のような鍛錬に耐えて鍛え抜かれ、選び抜かれた鬼殺隊士としての身体能力を持っているはずなのだが、到底そうは見えない。
上記の通りに「死ぬ」が口癖で、最終選別直後ですら「ここで生き残っても結局死ぬわ」と陰気な発言を繰り返し、「俺はもうすぐ死ぬ! 次の仕事でだ!」「九分九厘死んだ」など事あるごとに口にする。
任務に対しても当然のことながら及び腰で、人喰い鬼を前にすれば全速力で逃げ出す。だけでなく、恐怖のあまり立って歩くのも困難な程の有様。

更に、美人に弱いという典型的な女好きで、炭治郎との再会時には往来で初対面の女性に縋り付いて泣き喚きながら結婚を迫っていた。そもそも鬼狩りとなったのも、「女性に騙されて作った借金を育手(鬼殺の剣士の育成者)に肩代わりしてもらったから」というものであった。
また、本作ヒロインである禰豆子との初対面の際には、鬼である事を知りながらもその美しさに一目惚れして、一時的に炭治郎に露骨に腰が低くなるなど、果てしなく自分に正直な人間である。
小心者である一方で、この欲求に素直な面が神経の図太さにつながることが多く、蝶屋敷の機能回復訓練では、炭治郎や伊之助がやつれる程の激痛が走るマッサージに対して、『女の子がやってくれる』というだけで笑いながら受ける。(炭治郎曰く、「ただ者ではない」)一般隊員であれば近くにいるだけで怯える程の威圧感を放つに対して、嫉妬だけでキレて突っかかる。かなり自我の強い深層意識を持つ。等、妙な部分で割と大物。

性根は優しく人の良い感じ

心根はとても優しく真っ直ぐで、鬼を前にした危急の事態において(泣き叫びながらも)子供を咄嗟に庇ったり、立てない自分を置いて先に逃げろと躊躇いなく口にしている。
また、後述の項にある通りに聴覚が異様なまでに優れているために、聞いただけで他人の嘘が簡単に分るが、良くも悪くも「自分の信じたい人を信じる」という性分を貫く人間であり、人によく騙される反面、炭治郎が鬼を庇っていると知っていても尚、炭治郎の優しさを信じて伊之助に無抵抗で殴られながらも禰豆子の入っていた箱を守り切った。
禰豆子に対しても、深層心理に至るまで慕っている事や、無意識下でも身を挺して彼女を庇うなど、その想いは本物である。

基本的には泣きながら嫌がりながら任務に就き、治療の際ですら騒がしいことは変わらないが、任務を終えるごとに精神的に成長しているらしく、最初に音柱と逢った時には、彼の威圧的な外見に気おされつつも、炭治郎・伊之助と共に神崎アオイを無理矢理連れ去ろうとする彼の横暴を止めたり、上弦の鬼との最初に接触した際には、上弦の鬼の気配に怯えつつも、彼女に傷つけられた遊女の子を庇い、吹っ飛ばされたりとりと、鬼殺隊の隊士としての自覚が芽生え始めている。

なお、炭治郎(田舎生まれ、生真面目が過ぎる)、伊之助(野生児)との同期三羽ガラスの中では,
唯一の町生まれのため世事に明るく、列車の切符手配などの一般行動を請け負う事もある。
ただし好物もそれに準じてか、うなぎや甘味と高級・高カロリー品であり、もし鬼殺隊士になっていなければ肥満児になっていたらしい。

能力

一見戦えそうもない彼だが、元“柱”である“育手”に非凡な才覚を見初められた身であり、骨身を削る修練、命を懸けた選別を潜り抜けてきている。
弱きを護る鬼殺隊士として、悪鬼を前に刃を振るわねばならないその時――善逸は緊張と恐怖が極限が超えて、失神するように眠りに落ちる。

――この眠っている間のみ、彼本来の実力が発揮される。

彼が普段戦闘力を見せないのは、恐怖で体が強張って動かないためであり、眠ることでその邪魔な感情が一切消え失せ動けるようになるのである。

善逸




我妻善逸の本質は、居合いの達人。

電光の如き一閃により屈強な鬼の身体を瞬く間に斬断し、その疾さは刀を抜く手はおろか納刀の動作すら目に映す事は敵わない。

初期の頃は、会話もせずにただ機械的に戦闘に入っていたが、修行の影響か、修羅場を潜り抜けた賜物か、回を追うごとにこの状態の善逸はいつもとは違って毅然とした態度で鬼を相手取り、冷静な戦術分析と磨き抜かれた居合術を駆使して戦う、強力な剣士となる。

その様は、強さに拘る伊之助をして、「お前はずっと寝てた方がいいんじゃねえか……」と、言わせしめるほど。

無論、眠っている無意識下での行動であるため、自分が鬼を倒したなどとは夢にも思わない。その後、目を覚ました善逸は、鞘に納められたままの刀と足元に転がる鬼の頸を見て、ただただ困惑するだけである。

聴覚

炭治郎が嗅覚に優れている一方、善逸は並外れた鋭い聴覚を持つ。
睡眠状態=目を閉じていても戦闘行動をとれるのは、視覚が不要な程に聴覚が優れているからである。
これにより周囲の状況を正確にいち早く察知し、鬼独特の音を聞き分け、鬼であれば人に紛れていようが箱の中にいようがある程度近くまで行けば分かるという広範囲かつ強力なサーチ能力を使える。
また、その人から聴こえてくる音から、相手の人柄・心理状態すら読み解ける。諜報活動や絶対音感との併用による音楽の耳コピなど応用範囲も広い。

これだけ聞くと戦闘だけでなく日常においても情報収集力が高く有能そうだが、本人の素質により恐怖によるパニックや空気を読めなかったりで、起きてる間は上手く立ち回れないことが多い。

身体能力

鍛え抜かれ、選び抜かれた鬼殺隊士の身体能力は常人の比ではなく、後述の全集中の呼吸法により更に瞬間的なブーストをかける事で、鬼と同等の身体能力を得ることが可能となる。
が、上述の通り会敵状況では緊張や恐怖でまったく発揮されない
ただし、訓練などの平時であれば炭治郎達の移動速度に難なく着いていく事ができる基礎能力を示しており、疾さ(反射神経、動体視力含む)の面ではむしろ抜きん出ている。(事実、蝶屋敷では最初に反射訓練を突破した。)

全集中 雷の呼吸

著しく増強させた心肺により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで、瞬間的に身体能力を大幅に上昇させ、鬼と互角以上の剣戟を繰り出す“全集中の呼吸”を用いて鬼の頸を狩る。

以下は、善逸が習得している“雷の呼吸”から(無意識に)繰り出される技。
本来、雷の型は六つ存在しているが、善逸が習得できたのは下記の壱ノ型のみで、他の技は使えない。

  • 壱ノ型 霹靂一閃
神速の踏み込みからの居合い一閃。人間には無論の事、鬼の目ですら捉えられず、ただ腰の柄に手を置いた善逸が瞬間移動したようにしか見えない。
善逸は己の才覚と修練の全てをこの技の研鑽に費やした結果、天剣絶刀の威力と雷光の疾さを誇るに至っている。
  • 壱ノ型 霹靂一閃 六連
直線軌道の霹靂一閃しか習得できなかった善逸が、鬼を滅するために己で導き出した答え。
一閃を六連続で放つ事で、鬼の認識外からの攻撃や、複数対象への同時攻撃を敢行する。
超速度の連撃により発される“六”回の踏み込み音は、超越生物である鬼の聴覚をもってしても“壱”に重なってしか聞こえず、あたかも雷鳴のような轟音として鼓膜を揺さぶる。
  • 壱ノ型 霹靂一閃 八連
無限列車での任務後、厳しい特訓を経て習得。
人の手には届かないモノを前にして尚、最後まで立ち塞がり続けた熱く強い生き様を知った善逸が、更に前へと進むために編み出した。
託されたものは未だ遥か彼方。だからこそ更に二歩、踏み出す。
  • 壱ノ型 霹靂一閃 神速
善逸の切り札
真に神なる疾さによって、手には届かないモノに『あるいは』触れんとする一足。
“疾さ”はそのまま居合の一閃にも上乗せされる(単位時間当たりの刃の接触長さが延長される)ため、斬断力そのものも大きく向上する。
また、超速度=極大の運動エネルギーを生じる事になるため、拘束状態からの緊急脱出にも活用可能。
しかし、善逸の身体にかかる負担も尋常なものではなく、一度の任務に二回までしか使用できない。
特に脚を想像を絶するほどに酷使するため、二回使用した後は傍目にも脚の“変形”がわかるほど重度の骨折を起こしてしまう。
もしもこの技をもってして鬼の頸を落とせなかった場合は、当然ながら善逸の死を意味する。

装備

鬼殺隊士として、日輪刀と隊服を支給されている。また、任務の伝達・お目付け役としてをあてがわれている。

日輪刀

太陽に一番近く、一年中陽の射すという陽光山で採れる、猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石から打たれた刀であり、日光を浴びる事以外は基本的に不死身である鬼に対して、その頸を斬る事で“殺す”事ができる唯一の武器。
別名“色変わりの刀”と呼ばれ、持ち主によって刃の色が変わり、色毎に特性が異なる。善逸の色は“黄”であり、鎬に稲妻のような文様で色が入っている。
なお、この色は彼が雷の呼吸の極みに達する事ができる可能性を示している。

隊服

背に“滅”の字が描かれた、黒い詰襟
特別な繊維でできており、通気性はよいが濡れ難く、燃え難い。更には雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂く事すらできないほど頑丈。

通常、隊士にはそれぞれ人語を解し、話す鎹烏(かすがいからす)が宛がわれているが、善逸だけはなぜか雀。
人語を理解しており、「チュン、チュン」としか鳴けないが(なぜか)炭治郎には言っていることが判った。炭治郎と出会う前にも善逸は任務をこなしていたと考えられることから、最低限のコミュニケーションは取れているようである。
善逸が任務に行きたがらず、すぐに女性に手を出し、イビキもうるさいため日々困っているとの事。

語録

  • 「やめろーっ! 何でそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ!」
  • 「俺はな、もの凄く弱いんだぜ、舐めるなよ!」
  • 「ギャーッ! カラスが喋ってる!」
  • 「ヒャーッ! 何だよォー!!何でそんな般若みたいな顔すんだよォーッ!!」
  • 「えええーッ! 何折ってんだよ骨、折るんじゃないよ骨、折れてる炭治郎じゃ俺を守りきれないぜ、ししし死んでしまうぞ!」
  • 「合図合図合図、合図をしてくれよ、話しかけるなら急にこないでくれよ、心臓が口からまろび出る所だった。もしそうなっていたら正しくお前は人殺しだったぞ!!わかるか!?」
  • 「はあああ!!膝にきてる、恐怖が八割膝に!!」
  • 「女の子一人につき、おっぱい二つ、お尻二つ、太もも二つついてんだよ、すれ違えばいい匂いがするし、見てるだけでも楽しいじゃろがい!!」


関連タグ

鬼滅の刃 鬼殺隊

同期隊士

竈門炭治郎 嘴平伊之助 栗花落カナヲ 不死川玄弥

想い人

竈門禰豆子

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