CV:藤田奈央
演:渡辺直美
人物
食用児の飼育監(ママ)、イザベラからの監視強化の要請により、本部から派遣された補佐役(シスター)。
彼女もまた食人鬼の手下。
エマ、ノーマン、レイたちのいる第3プラントとは別のプラントだが同じグレイス=フィールド出身。
26歳、認識番号は18684、身長175cm。
子供とはいえ高い身体能力を持つエマたちを片手で軽く取り押さえてしまうなど、大柄な体躯に見合う剛腕の持ち主だが、見た目とは裏腹に俊足で身のこなしも軽く、鬼ごっこの際に鬼となった時は、ほとんどの子供達を見つけて容易く捕えてしまった。
また、優良食用児から抜擢されただけあって頭の回転も早く、特に悪知恵が働く。
エマたちが脱獄計画を進める中で、彼女たちに協力を求め、部屋でエマとノーマンの二人に農園の秘密をすべて話したが、彼らが既に秘密を知っている事に気付いた。
しかしエマはこれを利用し、ドア越しでナット、アンナ、ラニオン、トーマたち(既に味方となったドンとギルダに次いでハウスで年長のメンバー)に彼女との会話を聞かせ、彼らを脱獄計画に協力させるきっかけとなった。
イザベラのミスを知ると、証拠を掴んで彼女を失脚させ、「ママ」の地位を奪おうと画策する。
その過程で子供達と打算的な協力関係を築くが、本心ではイザベラの失脚後に邪魔な子供達をまとめて出荷するつもりだった。
しかし、彼女を用済みと判断したイザベラに先手を打たれ、権力争いに敗れる形で死亡・出荷されてしまった。
(アニメでは迫り来る鬼に対して抗う描写がある)
前述のように、子供達に良い感情を持っていないが、それ以上に自分を見下すイザベラに強い嫌悪感を抱き、子供達に脱獄を成功させて「このクソみたいな世界をぶっ壊して欲しい」との思いを託し、不本意ながら出荷される前にイザベラに関する「致命的な情報の手がかり」及び「ウィリアム・ミネルヴァのペン」を残す。
出荷後は女王レグラヴァリマに喰われており、彼女の体から生えてエマ達に話しかけてきた。
スピンオフ「お約束のネバーランド」でのクローネ
本編とは違い、常にお笑いを意識しており、ハウスの子供達を笑わせようと色々とネタを披露するが、全く受けずむしろ滑っていた。
終盤では、「ママに任命する」という所でイザベラがR-1グランプリ決勝進出というドッキリを用意されていたが、当の本人はそれを信じてしまい、弁解の余地もなくそのままハウスを出る準備をした。なお、予選に関してはシード枠でしかも優勝候補という事になり、さらに自分のネタが受けなかったのは「イザベラがクローネの成長の為にあえて笑ってはいけない事にしていた」ともはや自分に都合のいい事しか考えられなくなっていた。
そしてグランマとの会話でもR-1グランプリの事しか話さず、グランマ本人ももはや理解できず、結局決勝会場に連れてってもらい、彼女は出荷される事無く生存した。(しかし会場にて、自分がエントリーされていない事に気付いたはずが、最終回では、なぜが優勝していた)
余談
兎に角インパクトのある見た目である上に、鬼滅の刃の我妻善逸のツッコミするシーンとの噛み合わせの良さから二人によるコラ画像が登場初期からよく作られていた。その為シスター・クローネは鬼滅の刃に、善逸は約束のネバーランドの人気投票にお互いにランクインするという作品を超えた人気投票ランクインを果たしていた。ちなみに善逸のランクインにツッコミを入れたのもクローネである。
鬼滅の刃第2回人気投票でも無事(?)52位でランクイン。前回より順位を7位上げて票数も10倍以上増やしてランクインを果たすという珍事を達成した。