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桑島慈悟郎

くわじまじごろう

漫画・アニメ『鬼滅の刃』の登場人物。主要人物の一人・我妻善逸の師匠(メイン画像左側の人物)。
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「善逸 極めろ」
「泣いていい 逃げてもいい ただ諦めるな」
「信じるんだ 地獄のような鍛錬に耐えた日々を お前は必ず報われる」
「極限まで叩き上げ 誰よりも強靭な 刃になれ!!」

CV:千葉繁

概要

吾峠呼世晴による漫画「鬼滅の刃」の登場人物。
鬼殺隊において隊士を育てる育手の一人にして、現役時代は当時の鳴柱(※)に位列されていた程の熟練剣士であり、主人公・竈門炭治郎の同期である我妻善逸の師匠である。

全集中の呼吸”の基礎となる五大流派の一つの“雷の呼吸”の使い手で、立派な鬚を生やし左頬にジャンプの某人気漫画主人公のような傷跡がある。ちなみに作中に登場した雷の呼吸の使い手の中では、唯一全ての型が使えた剣士である
35歳の時にとの戦闘で片足を失った事が原因でを引退。現在は右足が義足になっている。当初は名前が解らなかったが、小説版において判明した。

その年齢から、同じく元柱の育手である鱗滝左近次とは、同時期に柱として活動していた可能性も高く、左近次のとある特徴は慈悟郎が原因である。

※柱としての名称について

公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』において、何故か彼は「雷柱(らいばしら)」ではなく「鳴柱(なりばしら)」と表記されており、他の柱はそれぞれの呼吸の流派に対応した名称であるにもかかわらず、なぜ雷の呼吸だけそう表記されているのか不明で、当初はその違和感からファンの間でも様々な憶測が飛び交った。しかし、単行本17巻にて「鳴柱」とは雷の呼吸の使い手が柱になった時の代々の呼び名である事が判明した(よって“鳴柱”呼びは公式であり、誤植ではなかった)。
何故この呼称で呼ばれているのかその由来は不明だが、「雷」の語源である「神鳴り」から付けられた名称だと思われる。

ちなみに基本の五大流派の呼吸の中では、現役の柱が作中で登場していないのは雷の呼吸だけ。それ以外でも作中に登場した全集中の呼吸で柱が未登場なのは、善逸の同期である嘴平伊之助の完全な我流である獣の呼吸のみである(最終決戦時には善逸が柱への昇格条件を唯一達成したのだが、その後は無惨の打倒に伴って鬼殺隊そのものが解散した為に、結局作中で新たな鳴柱が生まれる事は無かった)。

人物

非常に厳しく、修行で泣き言を叫びながら逃げ回る善逸を、何度も捕まえては殴って怒鳴りつけて叱り、炭治郎の師である鱗滝左近次並の超スパルタ修練を課す、まさに雷オヤジを絵に描いたような人物(外見もそのイメージと思われる)。
しかし言わずもがな、それは彼に並々ならない資質がある事を見抜き、何よりも常にネガティブな彼に己に自信をつけて、立派な鬼殺隊の隊士になって欲しいという愛情の裏返しである。

特にアニメ版では“アドリブ王”として名高い千葉繁がCVというだけあって、厳しくも何処か愛情が感じられる演技力、キレると善逸同様に“汚い高音”で叫ぶ、ドラマCD「善逸の初任務」においては怖がる善逸に抱きつかれた時に「ああん♡」と変な声を出すなどのコミカルな演技力も相成ってか、“怒鳴り散らす雷オヤジ”よりも“厳しくもお茶目なおじいちゃん”の様な印象が強い。
いずれにせよ彼も人気のあるキャラである。

善逸も内心ではその事は深く察しており、キツい修行を嫌がりながらも「誰もが見捨て、何度も投げだそうとした自分」を決して見限らず、無理矢理にでも引きずり戻し根気強く叱ってくれる彼を「爺ちゃん」と呼び大変に慕っており、本人も「師範と呼べ!!」と言いつつそう呼ばれる事は満更でもない様子。

きめつ



善逸が雷の呼吸で唯一会得した壱ノ型を極限まで磨き上げ、独自に発展させていった事は彼の教えに由来する。当初は壱ノ型しか使えない事に納得していなかったようだが、後に「一つできれば万々歳だ」と励ましている。
 
また、本編では善逸による回想が主である為、弟子の数が少ない様にみられるが、実際には善逸以外にも複数人の剣士を育てており、少なくともその中の一名は鬼殺隊の剣士になっている。

以下、ネタバレ注意





















鬼殺隊の剣士として善逸とその兄弟子を育てる事に成功した彼は、雷の呼吸の後継者として、基礎である壱ノ型「しか」使えない善逸と基礎である壱ノ型「だけ何故か」使えない兄弟子を二人揃って継承者にしようと考えていた。
その兄弟子は善逸に当たりが強かった事から仲は良くなかったが、善逸自身は兄弟子に対して敬意は払っており、慈悟郎自身も兄弟子である彼の実力は認めていた為、二人で足りないところを補ってもらおうと考えていたのである。

しかし、そんな彼の思いを裏切って兄弟子はこともあろうに命惜しさにになる
彼自身は師匠として雷の呼吸の使い手から鬼を出した責任を取り、切腹して果てた。しかも介錯もつけず、自ら喉や心臓を突いたりもしない、長い時間苦しんで死ぬという形の最期を選ぶ。それだけ彼は苦しみ、己を責めたのであった。

そして、柱稽古の最中に宛てられた手紙で慈悟郎を死を知った善逸は、鬼となった兄弟子の不始末をつける為に、何よりも師匠の敵討ちの為に、これまでとは違った覚悟を持って鬼との戦いに挑む事になる。

自力で辿り着いた漆ノ型によって兄弟子との因縁を切り伏せた善逸。満身創痍で朦朧とする中、彼岸に立つ亡き師匠に、善逸は兄弟子を斬ったこと、自分さえいなければ兄弟子は鬼にならなかったかもしれないこと、恩返しを生きている間にできなかった事を目を潤ませながら詫び続ける。
しかし、善逸が慈悟郎の元へ向かうのを止めるが如く彼岸花が善逸の足に絡みついた。
苦悩と悔恨に苛まれる善逸を見て、慈悟郎も目に大粒の涙を湛え、愛弟子に宛てた言葉を遺すのだった。

三途の川にて


「善逸 お前は儂の誇りじゃ」

彼の遺骨は今や唯一の弟子である善逸に引き取られ、204話では鬼殺隊解散後に炭治郎、禰豆子伊之助竈門家で共に暮らす事になった際に、遺骨を持って行っている。

最終回では彼と容姿の似た老人が、鱗滝と酷似した人物と将棋を指している場面が見受けられる。
その際に遅刻しそうだとして人様の家の庭を経由していく炭彦に対し、怒りを露わにしていた。









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雷一門まとめ
じいちゃん


我妻善逸誕生祭
善逸のじいちゃん 桑島慈悟郎さん



関連タグ

鬼滅の刃 鬼殺隊 柱(鬼滅の刃) 育手 
全集中の呼吸 雷の呼吸 雷の呼吸組 
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ひとつのことを極め抜け
泣いていい逃げてもいいただ諦めるな

弟子

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