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竈門炭彦

かまどすみひこ

竈門炭彦とは、漫画「鬼滅の刃」最終回に登場するキャラクターである。

概要編集

竈門炭治郎栗花落カナヲ玄孫。15歳。竈門カナタの弟。

顔立ち・名前は祖先である炭治郎譲り。

マイペースなのんびり屋で、毎朝遅刻ギリギリまで寝ている模様(少なくとも28回声をかけられても起きない。その癖やっと起きたら起きたで「どうして誰も起こしてくれなかったんだろう」とぼやいている)。


その一方で、パルクールを軽々こなせるだけの高い身体能力を有している。

同じ学校に通う煉獄桃寿郎とは友人関係。何かしだすと何も聞こえなくなるところ身体能力の高さが共通しており、彼から「剣道部に入らないか」と勧誘されていた。

帰り道


なお毎朝パルクールで登校している事で、学校では教師から危険登校常習者と目を付けられ、町内の方でも最早ちょっとした有名人らしく、学童の少女達から、「ランニングマン」とあだ名を付けられる程。流石に危険だとして地域住民から警察に7件の通報が寄せられている


そのため警察は彼を見つけるために通学時間帯にパトロールを行っていたが、そのパトカーのボンネットを跳び箱よろしく側転で跳び越したばかりか(ついでに、恐らく信号無視もしていた)、途中で合流した桃寿郎との走りながらのおしゃべりに夢中になった炭彦は、パトカーの警官達の制止要請の声を無視して振り切る形になってしまったとも気付かず、桃寿郎と共に直前で閉められた校門を飛び越え「ギリギリセーフだったねぇ」などと呑気に喜んでいた(一応遅刻ではなかった)。

その後、警官と(警察から連絡された)両親に4時間にわたって説教された。


流石に堪えたのか、その帰り道に公園で泣いていたところ、同じくそこで泣いていた嘴平青葉と知り合い、意気投合。一緒にバドミントンで楽しく遊んだ。


好きな動物はスローロリスで、将来は動物園で働くのが夢。


ヒノカミ神楽は子孫の代まで絶えることなく受け継がれており、年に一度産屋敷家管轄の神社に舞を奉納していることが判明。炭彦は幼いころ祖母(炭治郎・カナヲ夫妻の孫娘と思われる)から聞かされた炭治郎たちの鬼退治の物語を信じているのだが、習得した舞が鬼を倒すための剣術の型とは知らずにいる。


同じく現代まで残り続けた親類の我妻姉弟は曾孫なのに対し、こちらの兄弟は玄孫である事から炭治郎、カナヲ共々かなりの早逝だったと思われる(特に炭治郎は痣の影響もあり自身の死期を察していたのか、産屋敷からの莫大な資金に一切手をつけず働いて収入を禰豆子たちに残そうとしていた事が語られている)。

ただ、当時は出産数がかなり多く、兄弟の長子と末子での年齢差が広い事は良くあることであり、長子の長子が末子と同い年、あるいは年上ということもままあるので孫世代の従兄弟同士で一回りほど年齢差があるのも普通であり、曾孫・玄孫で一世代ズレがあってもそれほど不思議なことではない。


単行本23巻では雑誌掲載時には描かれなかった彼の心理描写が追加されており、自身のご先祖にあたる炭治郎とカナヲがどんな人間だったのかが気になっているらしい。

我妻姉弟が曽祖父である我妻善逸が彼らの幼少期までは存命だったことをうかがわせており、その点で羨ましがっている節もある。


関連タグ編集

鬼滅の刃 幾星霜を煌めく命

竈門炭治郎 栗花落カナヲ 竈門カナタ 煉獄桃寿郎 嘴平青葉

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