人物
おかっぱ頭が特徴で、蝶飾りは耳の上あたりに1個ずつ着けている。桃色の帯を締めている。
おさげが特徴で、蝶飾りは結び目に着けている。水色の帯を締めている。
三つ編みが特徴で、蝶飾りは三つ編みの下の方に身に着けている。緑色の帯を締めている。
概要
鬼殺隊最強の隊士‟柱”の一人、蟲柱胡蝶しのぶが所有する屋敷(通称・蝶屋敷)に住む女の子たち。
顔がそっくりであるが姉妹ではないものの、三人とも実の姉妹のように仲が良く、しのぶ・カナヲ・アオイのことも姉のように慕っている。彼女たちもまた、鬼によって家族を殺されている。
蝶屋敷では患者の看病の他にも、機能回復訓練での訓練も担当している。
最初の内はもじもじとしていたが、善逸と伊之助が早々と音を上げた後も怠たることなく鍛錬を続ける炭治郎の優しさに心を開き、自ら進んでおにぎりを差し入れたり、効果的なトレーニング方法を教えてあげたりと、とてもいい子たち。
また、『全集中の呼吸・常中』の会得のために、睡眠中にやめていたらこれでぶん殴ってくれと布団叩きを渡された時も快諾し、呼吸をやめたときには容赦なく叩き起こし、炭治郎の成長に一役かって出た。
炭治郎たちの怪我が完治し蝶屋敷を離れる時には、籠いっぱいのおにぎりを作って差し出し、泣いて別れを悲しんだ(しかし、アニメにおいて追加された善逸の「俺と別れるのが寂しいんだね!?俺だけ残ってもいいよ!?」という下心丸出しの台詞には、「善逸さんは少し女の子に対して、気遣いや節度を覚えてくださいね」とド正論を返した)。
遊郭編では、なほと神崎アオイが任務でに向かう音柱・宇髄天元によって無理矢理連れ去られそうになり、制しようとした栗花落カナヲを一喝して振り切ろうとする天元に、きよとすみが「突撃!!」の掛け声で加勢に入った。さらに任務帰りで助けに入った炭治郎と天元の罵倒合戦に便乗して、二人して「変態!! 変態!!」と泣きながら詰った。
任務で女の隊員が必要となるため、「“継子”じゃねぇ奴は胡蝶の許可を取る必要もない!!」と言い張る天元に、きよが「なほちゃんは隊員じゃないです!! 隊服着てないでしょ!!」と抗議すると、天元はなほを放り投げた。
下で受け止めた炭治郎は激怒し、天元を詰るが彼はお構いなしであり、この一連は後にしのぶと柱同士で少々揉めたそうである。一応フォローするとこの時の天元には内心なりふり構っていられないほど深刻な事情があった。
以下、「遊郭編」以降のネタバレ注意
壮絶な死闘の末、生還しながらも二ヶ月間昏睡状態が続いた炭治郎が目を覚ました時、蝶屋敷の少女達は皆、炭治郎のベットに縋り付いて号泣した(ただし、カナヲが常時寄り添って、最初に目を覚ました事に気付いたにもかかわらず、人を呼ぶとか一切反応しなかった為、後藤にしかり飛ばされた)。
キメツ学園
7巻にて設定が明かされた。
中等部1年。クラスは3人共同じ紅葉組。中等部にも薬学研究部を作ろうと頑張っている。
3人共中等部1年紅葉組、鎹烏の飼育係。
高等部薬学部の胡蝶しのぶを慕い、彼女と同じように中等部に薬学部を作ろうとしていたが、助言を貰うためにしのぶが職員室で薬学と関わりの深い分野に携わる教師に来てもらおうと声をかけている所をたまたま傍で話を聞いていた歴史教師が親切心で代わりに来てしまったために、彼の言葉の妙な説得力に彼女たちの素直さも相まってどんどん趣旨がずれていき料理研究会になりかけた。
その後薬学部が発足されたかは不明だが、最強文化祭の際には3人で薬膳鍋屋を出展。前述の高等部教師2名が手伝いに入った。
呼び込みをしていた時に、鬼舞辻事務所のスタッフが客に絡んでいるのを見て声を上げながら引いていた。
ハイカラバンカラデモクラシー最強ver. のライブの際は歌詞に引いていたものの、ボーカル兼MCの呼び掛けで楽しそうにステージに上がった。
余談
鬼滅ラヂヲにて、花江夏樹が彼女たちのわかりやすい覚え方を教えていた。
なほ…三つ編みが『なす』みたいだから。【なす】→【なほ】
きよ…きよの顔を横にした時、飛び出ている前髪に縦線を加えると、片仮名で『キヨ』と見えるから。
すみ…髪の分け目が『すみ』っこにあるから。