ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

鬼殺隊を統括する一族。

代々当主を鬼殺隊最高責任者(「お館様」と呼称されている)として、そして鬼舞辻無惨を討伐することを一族の悲願としている。

平安時代における貴族階級の人間であった無惨と産屋敷家は同じ血筋(親戚)であり、無惨のような怪物を出してしまったせいで、一族の子供達は皆病弱で生まれてすぐ死んでしまう呪いを背負わされていた。

いよいよ一族の血が絶えようかという時、神主から「同じ血筋から鬼が出ている その者を倒すために心血を注ぎなさい そうすれば一族は絶えない」という助言を受け、代々神職の一族から妻を貰い子供も死ににくくなったが、それでも一族の誰も三十まで生きられない。

呪いについて無惨は自身には何の天罰も下されていないし、この千年神も仏も見たことが無いとしてただの虚言と一蹴している。

千年無惨を追いかける産屋敷一族と千年生に執着する鬼舞辻無慘は表裏一体であり、同じ一族だけある。 産屋敷家が鬼舞辻無慘を倒す目的は産屋敷家の呪いを解く為であり、そのために鬼殺隊は作られた。

魔除けの風習として、男児は十三歳まで女児の着物を着用している。

なお、長男相続制のため輝利哉の様に十歳に満たない長男が当主に就く場合があり、当主の座に就いてからの輝利哉は男装に戻っている。

また仮に複数の男子が誕生しても皆何らかの理由で亡くなり、結局男子が一名残る。

そして女子もまた13歳までに結婚して名字を変えなければどんなに気を付けても病気で亡くなる。

系譜

鬼殺隊九十七代目当主。二十三歳(以下、詳細はリンク先参照)。

耀哉の妻。二十七歳。旧姓、神籬(ひもろぎ)。

耀哉とあまねの第三子・長男にして、産屋敷家の跡取り。

輝利哉の五つ子の姉。

輝利哉の五つ子の妹。

当代以外の産屋敷家

  • 先代のお館様

耀哉の父。本名不明。

本編には登場しない。

繊細な人物で隊士達が傷付くこと、亡くなっていくことに耐えられずに自殺。享年十九歳。

息子の耀哉は四歳で跡を継ぎ当主となった。

  • 耀哉の母

本名不明。

本編には登場しない。

無理心中した閃理と巻き込まれた晟斗を助けようとするも、大火傷を負い、間もなく亡くなった。

  • 産屋敷閃理

耀哉の1つ下の弟。

本編には登場しない。

己が短命というのを受け入れず、しきたりである女装を拒んだ。

父の死後に心を病んでしまい、母や耀哉を毎日罵るようになった。最後は屋敷に火を放ち、弟の晟斗と無理心中した。享年八歳。

  • 産屋敷晟斗

耀哉の末の弟。

本編には登場しない。

兄である閃理の無理心中により亡くなる。享年六歳。

  • 戦国時代のお館様

本名不明。

始まりの剣士達の時代の当主。

直接登場はせず、始まりの剣士と無惨が邂逅した頃に亡くなっている。

単行本21巻の「戦国コソコソ話」にて、四百年前に起こった裏切りにより当時の産屋敷家当主殺害がきっかけでより厳重に秘匿されるようになり、が組織された。

  • 戦国時代のお館様の息子

本名不明。

↑のお館様の息子で、父が急死したため六歳で急遽当主の座に就いた。

裏切りを疑われ、切腹を迫られていた始まりの剣士を庇った。しかし、父を亡くした心労やまだ幼く、当主となって間もない事もあり追放処分とする事が精一杯であった。

追放された始まりの剣士と一部の柱たちが手紙で引き続き交流を持っていたことは黙認していた。

アニメ派 ネタバレ注意

第136話で無惨が産屋敷家に現れる事を先見の明により察知していた耀哉は、逆にこの危機を無惨を討つ千載一遇の好機に変えるべく、無惨が現れた瞬間を狙ってあらかじめ家に仕掛けていた大量の爆薬を起爆させた。なお、これにより耀哉はもちろん、共に居たあまね、にちか、ひなきも爆死している。

罠に嵌めるためとはいえ、耀哉の妻と子ども諸共爆薬で消し飛ばすその行為は無惨をして、「あの男は完全に常軌を逸している」と評されている。

その後、無限城での最終決戦では父母と二人の姉を亡くしたばかりの輝利哉を当主とし、妹のかなた、くいなと共に全鬼殺隊隊士の支援に回っている。

幾星霜を煌めく命

無惨討伐を成し遂げたことで呪いは祓われた様で、最終決戦の後に三十を大きく超えてなお存命の産屋敷輝利哉の姿が確認できる。第二次世界大戦や様々な震災や災害、バブル等といったものを乗り越えた現在も資産家であるかどうかは不明。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 無明

    戦国時代、6歳で当主の座に就いた産屋敷家のその後。 名前や鬼狩りの組織等、なにもかも自分勝手な偏見による捏造です。 22巻直前で微妙に不安定な状態で間に合わせたので、大分整合性もありません。もしかしたら加筆修正の可能性もございます。 特に縁壱のことがお好きな方、産屋敷家の父性愛、煉獄家の誇りを尊いと思われる方は、ご気分を害されると思います。 そういった方はどうぞ閲覧をお控えください。 どうぞよろしくお願い致します。
  • 霞と歌の約束

    第8話〜柱稽古〜

    シェリアです! このシリーズはもうすぐ終わります。 この次もまたシリーズを書きたいと思います! 次回 第9話〜400年振りの再会〜
  • 頑張れみんなのお母さん(不本意)

    火蓋は切って落とされるんじゃなくてぶった斬るんだよ

    追記:読み返して色々加筆しm(いつものことですごめんなさいごめんなさい) みなさん色々ご心配をおかけしてしまったようで申し訳ないというかありがとうございます。 タグに吹いたのはきっと私だけでしょう笑 生きてる生きてる、なんとかなる、多分紫月より安全に死にかけてるから大丈夫! 濃ゆい一週間だったような気がするけど本当に私は車を潰したんなぁとディーラーに中古車見にいきました。 うーん、半導体不足が祟ってますねぇ、しばらくは一輪車か電動スケボーかセグウェイかな!!!!
  • 頑張れみんなのお母さん(不本意)

    月柱の近況報告

    いろいろ吹っ切れたら次なる救済。 とはいえ、きっとあの子は生き残ってくれる、っていうのは主人公にとってすごく大きなポイントになると思うんですよね。
  • 鬼滅の月…学園 moon Demon Slayer In my Head School Life

    School Life day33 文化祭の衣装2

    キメツ学園の二次創作作品です キメツ学園の登場人物、設定を少し借りて僕がリアルの夢で見続けた最初の鬼滅の刃の二次創作作品「鬼滅の月」のオリジナル主人公をメインで書いてあります 時代設定、時系列、内容も合わない場面もありますが読んで頂けたら嬉しいです 1作目の鬼滅の月を読んで頂けたら尚わかりやすいと思います 2作目 Reincarnationとは内容は異なります 主人公  藤河千月 24歳 (幼馴染の煉獄杏寿郎と同い年、伊黒小芭内は1歳上) 理事長 産屋敷耀哉 校長 産屋敷あまね 高等部教師 悲鳴嶼行冥  宇髄天元、珠世 同年 不死川実弥、伊黒小芭内、冨岡義勇、胡蝶カナエ 同年 煉獄杏寿郎 卒業生 大学生 甘露寺蜜璃 高等部3年 胡蝶しのぶ 前田まさお 中等部2年 時透無一郎
  • 大輪の花

    お館様達と鬼殺隊の覚悟を受け取る輝利哉君のお話です。コミックス16巻〜17巻あたりのネタバレと妄想を含みますので、ご注意くださいませ。
  • 霞と歌の約束

    第5話〜再会・裏〜

    シェリアです。 舞台裏の話みたいな感じです。 短いです。 物足りなくてもご容赦願います。
  • 日の呼吸が使えるお日様の師匠は紫蝶

    拾弐話 お日様が鬼の頭領と精鋭達と出会う!?

    こんにちはこんばんはユウユウです。 何回か直接書いててデーターが無くなることがあって日曜日に萎えてました。すいません。シリーズについてですが1ヶ月に1シリーズとしますのでご了承ください。リクエスト随時募集してます そんな事はさて置きでは拾弐話をどうぞ
  • 【鬼滅の刃】寫眞。

    ふっと思い立ちまして。 本誌のごたごたは終わっているけど、鬼がどうなっているのかは不明。
  • 転生者は藤の花の願いを聞く

    その背中の傷は……

     昇格試験 粂野匡近ver の後の話です。  前回戦闘シーンうまくできなかったので今回も少し不安……というか次回がすごく不安!!  どうか温かな目で見守ってください。  コメント・ブックマーク・いいね  ありがとうございます。とても励みになります!  多くの方に呼んでいただけてとても嬉しいです!
    11,591文字pixiv小説作品
  • 岩に白無垢

    岩に白無垢・什伍

    成人トリップ夢主が、柱になった行冥君と歩んで行く話。未来の柱達登場編。 沢山のものを失っても、長く生きればそれ以上のものを得られる事もあるんですよね。どちらが幸せだったのかは分かりませんが。 行冥君がどんどん大人になっていきます。お互いへの依存は深まっていくばかりですが、幸せそうなのでいいんじゃないでしょうか。 前作にも反応有難うございました!これ終わるのか?と思い始めた遅々たる進みですが、御付き合い頂けると嬉しいです。
    10,886文字pixiv小説作品
  • 霞と歌の約束

    第4話〜産屋敷の手紙〜

    毎度ありがとうございます。 シェリアです。 書き忘れましたが、 過去編前作にて終了しました。 また今回から徐々に原作と絡めて行きます。 上手くできてるか不安しかありませんが。 今作も宜しくお願いします。
  • 鬼滅の刃 キメツ学園side story〜夏休み編〜

    鬼滅の刃 キメツ学園side story〜夏休み編〜⑤【前編】

    ※鬼滅現パロ ※キメツ学園軸 ※今回もめちゃくちゃな文字数になったので、休憩をとりつつ、あまり深く考えずに読む事をお勧めします。 本編(完結済)→https://www.pixiv.net/novel/series/1445490 とりあえず禰豆子編→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14475871 夏休み編 ①https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14987043 ②https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15162068 ③https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15288504 ④https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15761146 前作及び、夏休み編①〜④を見てくださった方、ありがとうございます! 初めましての方、この作品は『鬼滅の刃 キメツ学園side story』の番外編となりますが、このお話だけでもお楽しみ頂ける(はず)ようになっております。もし、詳しい前日譚が知りたい!他の話も気になる!という方は本編もぜひ。基本的にはキメツ学園の設定が出てきますが、一部オリジナル要素を含みます。 そして申し訳ありません。 夏休み編の最終回を、前編後編と分けさせていただこうと思います。元々本編では4話完結で、そして夏休み編は一話づつで進めていたのですが、最終回が思ったより長くなってしまい、書くことには書けるんですが「この長さは自分でも読みたくねぇな……」と思い、急遽分けることにしました。後で編集して一話にまとめるかもですが、それでも大丈夫!という方は前編をお楽しみください。 詳しい話は後編のキャプションに書こうと思っていますが、これまでの夏休み編とは少し違って、今回は炭治郎の夏休みとなります。夏休み編が①、②……と番号になっていたのは、⑤が禰豆子の話じゃないから。禰豆子の夏休みは、①~④の中で結構出てきているので興味のある方は是非。 また、読んでいてお分かりかもしれませんが、時間としては本編よりも更に前のお話です。本編にも関わる設定やら何やらを、本編にほぼ出てこない炭治郎目線で書こうとしたため字数がかなり多くなってしまいました。 個人的に、蜘蛛一家はお気に入りです。お姉ちゃんが特に好き。アニメの方にしか出てきていない子も結構気に入っていたので、ちらっと出せて楽しかったです。累も、より弟っぽくなったように思います。 残暑が残ってるうちに、後編いけるといいな……
    17,402文字pixiv小説作品
  • サムライ縁壱

    序章壱 異質なものと呪われたもの

    鬼滅ネタ(54) (https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20211161)の物語化したプロローグ第1話。 平安時代、生まれる前から死の影が貼り付けられた者がこの世に生を受けたことから始まる……。 設定捏造注意です。
  • 産屋敷家長男(転生者)は原作介入をする。

    注意!!!(本文の中にあるのと同じです) ・オリキャラ出ます。男主です。(産屋敷家の長男です。耀哉さんは当主ではないです。名前は零夜ですが、本文中には出てきてないと思います。) ・アニメはみました。映画も見ました。だけど、見たの結構前なのでおかしいとこあると思います。そのようなところは目をつぶってください。 ・この設定無理だわ〜、自分に合ってないわ、と思われる方は戻ることを推奨します。または、ほかの素晴らしい作者様の小説を読んでいただくことをおすすめします ・キャラ崩壊してます。(ちょっとだけヤンデレ要素あります。) ・誤字脱字があっても脳内変換をよろしくお願いします。 ・タグにこれ必要ですよ、ってのがありましたら教えて頂けると幸いです。 ・こんなんあったらいいなで書きました ・短いです。 無惨side ある夜の事だった。それが来たのは。 ドサッ 「イッタ!!!…マジで顔面から落ちるとかないわ。ま、俺は一般の会社員だったので受け身とかできないんですけどね。ってか最近歳のせいか膝も腰も痛くなってきてそろそろヤバイよな…どうしよう。いや、どうしようもこうもないんだけどさ…」 落ちてきたのは男だった。 私よりも年上のようで、変な服を着ており、ブツブツと何かを呟いているようだった。 「…?ここ、どこだ?俺、会社の資料集めしてたはず、!」 目が合った。 「えっもしかして君、むざnっ」ドボン!! そして、池に落ちた。 何故か空から落ちてきた男の後ろには池があり、足を1歩踏み出したあとツルッと滑り、池に落ちたというわけである。 正直いって滑稽であった。 幸いにも池は浅かったが、服が濡れてしまっていた。 そして男はゆらりとこちらを見、もう一度私と目を合わせると 「ごめん…なんか、服借りていいかな?」 と言った。なんて、図々しいやつだと思った。急に私の敷地に落ちてきたかと思いきや、今度は池に落ちたから服を貸せと? 「…いいだろう」 この屋敷には私と数人の使用人がいるのみであった。 最近病が治るどころか進行してしまい、退屈だったので私は服を貸すことにした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その男はなんとも不思議であった。 自分は未来の他の世界から来たというのだ。にわかには信じ難い話であったが、男が話してくれたものは私の退屈を無いものとさせるものであった。 男の世界では、空を飛ぶ乗り物や、遠くにいても話すことが出来る物、などがあるらしい。 男が話した中でも熱意が凄かったのは、自分が勤めている場所についてだった。 なんでも、ぶらっくきぎょう?らしく、ていじに帰れないらしい、上の人も最悪で色々なものを押し付けてくるというのだ。だけど、俺にはにじげん?があるから大丈夫、だと言っていた。 ちなみに伴侶について聞いてみたところ、年齢いこーるかのじょ無し。よく分からなかったが、いないということらしい。 さらにその男は私について沢山聞いてきた。 まず、名前から始まり、好きな花、色、食べ物、将来伴侶にしたい女性のタイプまで。 最後の質問は私と一緒にこいばながしたいらしい。私にはこいばながわからんがな。 私のことを話しても意味は無い、と言ったがそれは俺が決めること、と言ってまた質問を返されるのみだった。 私の体調が悪くなかなか布団から離れられない時は、庭の花を手折って持ってくることもあった。俺、料理得意だから!と言って、使用人の目を盗み料理をしている姿を見た。(悪くない味だった)。俺、絵も上手なんだ!と言って書いた、鶯は恐竜のようだった。その日私は数年ぶりに大きく口を開けて笑った。 それを繰り返すうちに、男は私の良き理解者となったのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 月日はたち、 私は男と過ごす時間が良いと思い始めて来ていた、そんな頃男は急に居なくなった。 病の体を引きずり、屋敷中を見たが探しても探してもいなかった。 その事実を理解した時、私は激怒した。 私は自分で思っていたよりも男を気に入っていたらしい。 勝手にやってきて、私の理解者となったのに、勝手にいなくなってしまった。 私は決意した。 他の世界の未来の人間?そんなの知ったことではない。現に私の元にいたのだ。きっとまたやってくる。そう、確信していた。 だから 「零…私の零………逃がしはしない。どこへ行ったとしても、必ず見つけだして…私の元へ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆本編よりも力を入れたと言っても過言でないほどの文ー!!

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

産屋敷家
70
編集履歴
産屋敷家
70
編集履歴