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獪岳

かいがく

獪岳は、漫画『鬼滅の刃』の登場キャラクターの一人である。
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CV:細谷佳正善逸の兄弟子名義)

概要

我妻善逸の回想にて存在が示唆されていた善逸の兄弟子で、元柱の桑島慈悟郎の下で共に“雷の呼吸”の流派の修行を積んでいた間柄であった。

那田蜘蛛山での回想で描かれていた彼は、師匠である慈悟郎のことは「先生」と呼んで敬意を払っていた一方で、慈悟郎から指導を受けていながら技を一つしか使えず、泣いてばかりの逃亡常習犯でありながら親しげに慈悟郎を「爺ちゃん」と呼ぶ善逸を嫌って何かと辛く当たり、「先生の指導の時間の無駄」だと決めつけて剣士を辞めるように責めて立てていた。
















以下、ネタバレ注意




















上弦の陸


「相変わらず貧相な風体をしてやがる 久しぶりだなァ善逸」
「死んで当然なんだよオオ!!爺もテメェもォオ!!」
「俺を正しく評価し認める者は“善”!!低く評価し認めない者が“悪”だ!!」

鬼舞辻無惨配下の精鋭、十二鬼月の一人。
戦死した堕姫妓夫太郎に代わって上弦の陸の席を与えられ、無限城において鬼殺隊を殲滅せんと立ち塞がる新たな災厄。
その正体は、上述した善逸の兄弟子である獪岳であった。

彼は人物としては熱心な努力家であり、慈悟郎も善逸に「獪岳を見習え!」「兄弟子のようになれ!」と檄を飛ばし、善逸も獪岳を嫌ってはいたものの、それと同時に自分とは違いひたむきな彼を尊敬し、その背中を見ていつか肩を並べてともに戦うことを願っていた。
しかし、極めて傲慢かつ独善的な性格で、上述したように弟弟子の善逸を露骨に見下し蔑んでおり、そのくせ自分も素質に偏りがあったにも関わらず己の才能を絶対視し、それが認められない現状に勝手に不満を募らせるような性根の曲がった問題児であった。

善逸はそんな彼を、「どんな時も不満の音がしており、心の中の幸せを入れる箱に穴が開いている」と評していた。それでも善逸にとっては大切で特別な人の一人であり、修行場を互いに離れた後も手紙を送り、心の底では「兄貴」と呼んでいたが、それが獪岳の心を満たすことはなかった。
一方で、過酷な子供時代の影響で「生きてさえいればいつかは勝てる」と考え、己の命の危機には例え相手が鬼であろうと土下座までして命乞いするほどの生き汚さと、同時にある意味前向きで真っ当な価値観を併せ持っている。

善逸が“雷の呼吸・壱ノ型”しか使えなかったのに対し、彼は他の型は習得できても基礎にあたる“壱ノ型”だけは使えなかったことから師匠である慈悟郎は二人を共同で後継者にしようと考えていたが、獪岳は出来の悪い弟弟子と自分が同列に扱われるのが我慢ならず、善逸が贔屓されていると考えて反発していた。(慈悟郎からは善逸と隔たりなく慈しまれており、共に羽織を贈られているが袖すら通さなかったという)
ある時、上弦の壱こと黒死牟に遭遇してしまい、その圧倒的な力に追い詰められて彼に命乞いをした所、それを聞き入れた黒死牟に無惨の血を与えられて鬼化した。
そして無惨の本拠である無限城にて善逸と対峙、鬼化したことで精神の歪みが加速したのか善逸が伝えた弟子に鬼を出した不始末の償いとして自害を選んだ慈悟郎のことも侮辱するも、善逸は一言の元に吐き捨てる。

「俺がカスならアンタはクズだ、壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ、後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ」

善逸との戦いでは、雷の型に加えて鬼化で得た相手の体を崩壊させる血鬼術を組み合わせた技で、善逸に致命傷に近い傷を負わせるも、善逸が「いつか獪岳と肩を並べて戦うため」に編み出した漆ノ型によって頚を刎ねられる。
散々見下していたはずの善逸が新たな型を生み出し、自分がそれに負けるという事実を受け入れられず頭がおかしくなりそうな混乱の中で、力尽きた善逸も死ぬ以上自分の負けではないと勝った気になっていたが、そこに愈史郎と他の隊士が駆けつけて善逸を救出、その愈史郎からも今までの自分勝手な言動に対する嘲りと哀れみの言葉を浴びせられ、もはや声にならない断末魔をあげながら消滅した。

能力

血鬼術/全集中 雷の呼吸

雷の呼吸と血鬼術を組み合わせた技を使う。血鬼術により刀の斬れ味が強化され、呼吸の演出も善逸と異なり黒い雷になっている。
その斬撃を喰らうと体に亀裂が奔り、肉体を罅(ひび)割り続ける。

  • 弐ノ型 稲魂(いなだま)
瞬きの間に行われる高速五連撃。

  • 参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)
標的の周囲を回転しながらの波状攻撃。

  • 肆ノ型 遠雷(えんらい)
詳細不明。劇中の描写からおそらく壱ノ型と同系統の踏み込みからの斬撃と思われる。

  • 伍ノ型 熱界雷(ねっかいらい)
下から上へ斬り上げる。その威力は受けた善逸が天井に激しく衝突するほど。

  • 陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう)
詳細不明。劇中の描写では空中で放たれ、受けた善逸は体の至る場所に斬撃を喰らった。

余談

善逸の回想で登場した当初は名前が不明だったため、読者からは善逸に桃を投げつけていた姿から「桃先輩」という仮称で呼ばれていた。

これまで100年近く交代がなく、場合によっては例え柱クラスの隊士であっても容易く圧倒するほどの強敵、難敵揃いだった他の上弦の鬼達に比べると、善逸一人にあっさり倒されるという噛ませなんてレベルじゃないあっけない最期だったが、愈史郎いわく“それは獪岳が鬼としてはルーキーで、まだ血鬼術を使いこなせていなかったから”であり、もし彼が完全に術を物にしていたら負けていたのは善逸の方だっただろうと一応のフォローはされている(実際、獪岳同様血鬼術と全集中の呼吸を融合させた闘技を使う黒死牟の無双振りを見れば、愈史郎の評価も納得がいく)。

岩柱こと悲鳴嶼行冥が心を閉ざす原因となったとされる、かつて自分が多くの孤児と共に住んでいた寺でそこの子供の一人が自分が助かるために鬼に他の子供を売ったという事件に関して、ビジュアルの類似性および身勝手とも言える性格から、その時の子供こそがこの獪岳ではないかという推測もなされていたが、原作17巻にてそれが獪岳本人であると明記された。
どうやら寺の金品を盗んだことで他の子供達から責め立てられ、寺から追い出された事に対する逆恨みとして起こした蛮行であったようだ。

関連イラスト

獪岳



関連タグ

鬼滅の刃 十二鬼月 雷の呼吸
鬼滅の刃の登場キャラクター一覧

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