曖昧さ回避
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の沙代については「龍賀沙代」の記事を参照。
→龍賀沙代
概要
「沙代のおさかな、先生にあげる 先生ガリガリだもん! もっと食べて!」
CV:首藤志奈
沙代とは、吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物である。悲鳴嶼行冥が寺で世話していた身寄りのない子供たち9人のうちの一人。おかっぱヘアーの女の子。回想時点では4歳の子供であった。
初登場は135話の悲鳴嶼の回想。アニメでは柱稽古編第7話『岩柱・悲鳴嶼行冥』にて登場。
上記の寺に鬼がやって来て、ある子供が自分が助かるために裏切り、他の子どもたちは殺されたため最後の生き残りとなった。その際悲鳴嶼に助けられたが、沙代が「あの人は化け物、みんなあの人が殺した」と証言したため、悲鳴嶼は投獄され死刑囚となってしまった。
悲鳴嶼の回想ではここまでしかわからなかったが、沙代はほかの子が殺されたショックで正確な説明ができず、"あの人"は寺を襲った鬼を指していたことが単行本16巻のおまけにて判明した。悲鳴嶼が冤罪で投獄されたのも、鬼は陽光によって既に消滅していたため。沙代はそのことを悔やんでおり、14歳になった今でも悲鳴嶼に謝りたいと思い悩んでいる。
アニメにおいては回想の補完により、自分より痩せている悲鳴嶼の事を気遣うことができる心優しい性格の少女であることが分かった他、上記の台詞の通り悲鳴嶼の事は「先生」と呼んでいた。
その為原作を知らないアニメ初見勢にとっても寺を襲った『あの人』=悲鳴嶼ではないという事が暗に分かるようになっている。