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愈史郎

ゆしろう

漫画・アニメ「鬼滅の刃」の登場人物。珠世とともに主人公・炭治郎を援助する。
目次 [非表示]

「あなたと二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ 大嫌いだ 許せない!!」


プロフィール

身長157cm
体重51kg
CV山下大輝
年齢35歳(実年齢)、15歳前後?(肉体年齢)
趣味珠世
佐藤永典

概要

珠世によって鬼化された、唯一の少年。普段は珠世とともに身を隠しながら、同様に人間を喰らうことなく行動している。

珠世を「珠世様」と呼び、尊敬するとともに好意を抱いている。


人物

書生のような恰好をした少年。珠世によって鬼に変異させてもらった年齢は不明だが、鬼化した以降も含めた実年齢は35歳。採血の短刀を作るなど、手先が器用。


人間の時には不治の病に罹っていたようであり、珠世には人外の生物になる事を知らされた上で、自ら望んで彼女に鬼へと変異させてもらった。このため彼女に崇拝ともいえるほどの忠誠心を抱いており、彼女への無礼や害意に対しては、過剰なほどの反応を見せる。また、珠世が鬼舞辻無惨の滅殺を目標としている事に賛同はしているが、彼女の身を危険に晒す事に繋がるため快くは思っていない。

当然ながら鬼殺隊そのものに強い警戒心を抱いており、鬼殺隊士である炭治郎と出会った当初は不信感も相まってか、その妹の禰豆子醜女(しこめ)呼ばわりし、炭治郎の怒りを買っていた。しかし、炭治郎と浅草で共闘した後は、彼には一定の信用を置くようになった。


珠世に対しては忠誠だけでなく愛情も抱いているようで、二人で過ごす時を邪魔されることを極端に嫌い、自分達の指針に関する事以外の会話中は内心で彼女への賛美を繰り返していたり(つまり全く会話を聞いていない)する。子供のように天邪鬼な言動をとったり、屁理屈を捏ねたり、実年齢を考慮すると『大人気ない』。

また、珠世に好意があることを指摘されると真っ赤になって黙り込む(『大正コソコソ噂話』より)。


一方で、同行者を伴って隠れ家に戻ることで発見される可能性が高まるリスクを珠世に説くなど現実主義な側面もあり、無惨の命令を受けた二体が襲撃した際は竈門兄妹を囮に逃亡することを提案し、珠世に思い切りドン引きされた結果、「冗談です!!」と即訂正した。

スタンプ風鬼滅


能力

身体能力

基本特性は人喰い鬼に準ずる。すなわち不老(日光と日輪刀以外には)不死で、頭部を破砕されてもすぐに治癒する超再生力を有し、血鬼術も行使できる。

ただし、無惨ではなく珠世によって鬼に変えられた、言わば亜種の鬼と言える存在であり、珠世よりも更に少量の人血のみで食人に対する飢餓を抑えられる。また、戦闘時に無惨の名を呼べているため、呪い(鬼舞辻無惨の該当項参照)にもかかっていない。このため、無惨に存在を認知すらされていない可能性が高い。

ただし人肉を喰らわないためか、鬼としての腕力・身体強度は劣った部類である(とはいえ落下する我妻善逸を確保しながら余裕で戻るなど、身体能力は人間離れしている)。

また珠世の助手として医学に精通しており、素手の施術によって他の鬼の脳から無惨の支配を外したり、逆に脳を支配したりもできる。


血鬼術 『紙眼』

愈史郎

術名はファンブック弐で判明。

視覚に関する超常を多面的に行使できるようであり、呪符(目の文様が描かれた紙の札)を介することで能力対象を広範囲複数に広げられることもあって、その汎用性は極めて高い。特に珠世が無惨の追跡から逃れられ続けているのは目隠しの術に依るところが大きく、上述の通り呪いの対象外である事を考慮すると、その有用性は計り知れない。具体例は以下の通り。


  • 人間(及び通常の鬼)には不可視の力場などを、可視化して認識できる。また呪符を他者の額に張り付けることで能力を貸与することもできる。
  • 建造物や人に呪符を張り付ける事で、周囲から認識されなくする(目隠し)。ただし目隠しの影響下にある者同士は互いを認識できる。見えなくなるだけでなく、声や音、匂いも認識されなくなる。だがあくまで匂いなど気配を断つだけなので、広範囲攻撃などに晒されると破壊される。また目隠し対象が周囲に干渉することで発生する土埃等の痕跡までは隠せない。
  • 呪符に描かれた"眼"を通して視界を得ることができる。この能力もまた呪符を張り付けた他者への貸与が可能であり、呪符を張り付けた者同士の視覚も共有される。また視覚共有の応用として筆談による意思伝達に利用することもできる。(無限城戦では鎹烏によって相当数の呪符がバラ撒かれ、産屋敷家の兄妹達が前線に立たずとも立体的に指揮を執れるように便宜を図った。)
  • 呪符を張り付けた相手の視覚を操作し、幻覚を見せる。作中では視覚を乗っ取った鬼を利用して、無惨に偽の情報を送って欺くなど、あくまで補助的な役割が強い。

その他にも準備時間が必要だが攻撃にも転用できるらしく、アニメ版では自分の姿を透明化する術を用いて朱紗丸と戦っている。

以上のように高性能を誇るが、呪符は日光の下に晒されると愈史郎自身と同じく焼かれて消えてしまう弱点を持つ(そのため、昼間は使用できない)。

また、感覚共有の術である為、人体の感覚を狂わせる血鬼術を喰らうと、その場にいなくても札をつけている全員が影響を受けてしまう。


採血の短刀

愈史郎が製作した短刀で、鬼の身体に刺さると自動で血が吸引され柄の部分に保管される構造。炭治郎に渡されていて、討伐後に採血し、愈史郎の術がかかった珠世の使い猫・茶々丸により送り届けられる。


余談

  • 吾峠先生のデビュー作でもあり『鬼滅の刃』の原型ともなった読み切り『過狩り狩り』にも珠世と共に登場している。
  • アニメ版のミニコーナー“大正コソコソ噂話”において、毎日『珠世様観察日記』なるものをつけていることが判明。日記の間隔が分単位
  • ファンブックでも「珠世日記」の名で登場しており、1日で7~10ページぐらい書いているという。
  • 19巻おまけページでは共同研究の際、珠世と共にしのぶと邂逅しているが、しのぶが珠世に向けた鬼に対する憎悪を察知し彼女に対して強烈な殺意を向けていた(一方しのぶも自分への殺意を察知し、怒りの矛先を愈史郎に変えて一悶着を起こしかけた)。

関連イラスト

愈史郎ゆしろまとめ

愛する人の頼みは断れないもの愈史郎


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関連タグ

鬼滅の刃 鬼(鬼滅の刃) 竈門炭治郎 珠世 鬼舞辻無惨


ツンデレ 善玉怪人


『無限城決戦編』にて(以下、ネタバレ注意)

※「無限城決戦編」は『鬼滅の刃』の最終章に当たるため、見出しからのネタバレ(当キャラの生死含む)防止目的であえて下記のように表示している。


ネタバレA無限城内部での対「上弦の鬼」戦。
ネタバレB鬼の首魁「鬼舞辻無惨」との最終決戦及び「真の最終決戦」。
ネタバレC無惨を倒した後の話




















ネタバレA

無限城での総力戦においては、目の部分だけを普通の人間の様に変えるなどして一般の鬼殺隊士に化け、珠世の研究成果である「血鬼止め(血鬼術の効果を抑制する薬剤)」などの各種薬剤を携行して救護活動に励んでいる様子。




ネタバレB

当初はやる気がなかったようだが、珠世が無惨に殺されたことを察知すると激怒し、鳴女の制御を決死で奪い無限城を浮上させる。

兪史郎


無限城の浮上に際して、甘露寺蜜璃に自分が鬼であることを明かした上で彼女に協力を申し出ており、その際に周囲の隊員にも自分の正体について明かしたようで、モブ隊員の一人には不可視になる血鬼術を施し、その後も貴重な回復役として頼りにされている姿が描かれた。




ネタバレC

無惨によって生み出された鬼でない為か、無惨の死後も鬼として生存することができた。

炭治郎が無惨によって鬼化させられた時は既に日が昇っていたため参戦する事は出来ず、炭治郎が人間へと戻った際には隠れて涙ぐみながら、珠世の形見の簪に向けて「珠世様 終わりましたよ・・・」と呟いていた。

⚠️本誌  「珠世様 終わりましたよ」

その後は蝶屋敷で療養中の炭治郎に対し、「本当によく頑張ったな えらいよお前は」と初めて笑みを浮かべながら称賛の言葉を送った(もっともその直後、謙遜する炭治郎を見て「冗談で言ってるんだ 真に受けるな馬鹿が」と返し、瞬時にいつもの調子に戻っていた)。

204話 好きなシーン

部屋から出て行こうとする直前に炭治郎から、「愈史郎さん 死なないでくださいね 珠世さんのことずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」と声をかけられるも、言葉を返す事なく去って行った。


その後の彼については、こちらを参照。勿論こちらもネタバレ注意

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