「俺の名はハリー・チャンプ…王者となるべくして生まれた男だ。」
プロフィール
概要
チーム・チャンプのリーダーで、チャンプ財閥の御曹司。姉にマリー・チャンプを持ち、彼女も弟に遅れてゾイドバトルに身を投じることになる。
金と「運」には恵まれており、自らを「王者となるべくして生まれた男」と豪語している。
金に物を言わせてゾイドを買いあさり、お手伝いロボのベンジャミンとセバスチャンを配下にバトルチームを結成した。
チーム・ブリッツに所属しているリノン・トロスに惚れており、彼女を嫁にすべくブリッツによくバトルを挑んでくる。
ブリッツの中でも特に主人公ビット・クラウドはリノンにハリーを焚きつけるダシに利用されて以来、強いライバル心をむき出しにしている(因みに互いに恋愛感情は殆どないのだが、ビットとリノンが結婚するという夢まで見てしまっている)。
なお、リノンのわがまま極まりない人となりを知っているチーム・ブリッツの(父を除いた)男連中からは「どうしてあんな女に惚れるのかわからない」と揃って呆れられており、姉からも「ダメ」とバッサリ切り捨てられている。
ダークホーンハリー・チャンプスペシャルなどを愛機としていたが、バックドラフト団との闇バトルに負けてほとんどのゾイドを失った結果、実家から支援されたアイアンコングPKを操縦している。
その財力で毎回強力な重武装ゾイドを揃え、それを無難に扱い切る本人の操縦技量も決して低いわけではない。実際に、バラッド・ハンターからも「腕は悪くない」と言われている。
しかし、調子に乗りやすい性格とおバカさ加減や周囲の人間やセバスチャン&ベンジャミンのハチャメチャさが災いしていつも負けている。
そのこともあってか、ゾイドシリーズのゲーム内に登場する際には大体すごく弱くされる。
セバスチャンもベンジャミンも、そんな彼に対しては一切敬意を払わず、高級オイルをくすねるなど平気で挑発したり、あげくの果てにはチームが潰されたり逮捕されてもおかしくないとんでもない事件も引き起こした。
扱いが悪く、リノン自身からもその好意を利用されて毎回散々な目にあっているが、彼女の危機の際にジェノザウラー×3の荷電粒子砲の余波に真っ正面から立ちはだかって文字通り命を厭わずに庇おうとする等、男らしいところもある。(もっとも、その直後に同じくリノンを守るために突っ込んできたラオンのホエールキングに撥ね飛ばされてしまったが…)
- この場面は、後に『ゾイドジェネシス』でガラガがデッドリーコングで命を懸けて愛する女性を守ろうとした場面で間接的に再現された。ハリーもガラガもコミカルなキャラかつ好きな女性に一方的に好意を寄せている点も似ている。
余談
関連タグ
トーマ・リヒャルト・シュバルツ・ガラガ:やる時はやるが、コメディリリーフだったり、ヒロインに一方的に好意を寄せている点が似ている。登場ゾイドが草食動物型なのも似ている。トーマとは、人工AIと関係がある点も類似している。
我妻善逸:メインヒロインを一途に想い、ヘタレながら決めるところでは決める繋がり。しかも、何の因果か、よりによってジェノザウラーとの繋がりがある(ジェノザウラーの項目を参照)。
チータス:中の人繋がりだが、若干だがぶっ飛んでる部分はハリーと似ていて、ハリーもチーター型のゾイドに振り回されたことがある。