ゾイドバトルとは、公正なルールのもと、メカ生命体ゾイドを愛機とし、荒涼たる大地をバトルフィールドとして行われる戦闘競技のことである。
今日も熱き戦士ゾイドウォーリアーたちが、己の誇りを賭け、己の腕を競い合う!
バトルモード承認! フィールド内、スキャン完了! バトルフィールド、セットアップ!
レディー…ファイト!
もしかして
概要
『ゾイド新世紀/ZERO』における戦闘競技。前作と違いゾイドが兵器としての役割を終えた今作では、これがゾイド同士の戦闘の理由付けになっている。
様々なバトル形式が存在し、開始前に「バトルモード 〇〇〇〇」とナンバリングされている(要加筆)。
ゾイドバトル連盟によって運営されており、様々なチームが優勝の座を狙っている。
参加するには相棒ゾイドを持ち連盟に認可されなくてはならない。
参加チームは2人だけからでも構成できたり、ロボットがいるなど割と何でもありな模様。
また個人戦も存在し、ナオミ・フリューゲルは当初個人戦専門だった。
主な流れ
チームが相手チームに戦闘場所及び日時を申し込む。バトルが合意された場合は連盟に連絡され、承認された場合は指定された日時にバトルフィールドとなる場所へ連盟の衛星から文字通り審判であるジャッジマンがカプセルで投下される。
バトルフィールドとなる場所はジャッジマンによってスキャンされ、バトル参加者以外は退去するよう呼びかけられる(ただし光学迷彩などで姿を消している相手はスキャンできず、そのままバトルが開始されてしまう。とはいえこうでないと主人公と主人公機が出会えなかったわけだが)。
異常が無いと判断された場合、互いに拠点から参加するゾイドが発進、対面する。続いてジャッジマンがチーム名とバトルモードを読み上げ、いよいよバトル開始になる。
ゾイドが致命的な攻撃を受けて戦闘不能になった場合は「(チーム名)、(選手を指すナンバー)、リタイア」とコールされる。自分でリタイアを申し出るも可能。
チームの全ゾイドが倒された場合は「バトル、オールオーバー!ウィナー、(勝利した方のチーム名)!」とコールされ、ジャッジマンはカプセルでまた回収され衛星に戻っていく。
ただしバックドラフト団のような外部からの干渉があった際やフィールドへの侵入者が確認されるなどアクシデントが発生した場合、バトルは中止になる。
ちなみにバックドラフト団は独自のジャッジマン「ダークジャッジマン」を所持しているが反則妨害なんのその、一方的かつ完全にバックドラフト団が有利になるよう贔屓された審判をしている(ただし流石に負けた際は悔しがりながらも相手チームの勝ちをコールする)。
次作『ゾイドフューザーズ』にもゾイドバトルは登場する。
基本的なルールは同じであるが、ジャッジマンは登場せず、公式試合は専用のスタジアム内で行われる。
バトルモード一覧
- 0973
通称「ブラインドバトル」。廃棄された都市など大型障害物が並ぶフィールド内でのバトルの際に用いられるモード。
第3話のチーム・チャンプ戦にて使用。
- 0982
各チームの機体数を同じ数に揃えて行われるモード。最もベーシックなバトルモードで、劇中ではこのモードが用いられるバトルが多かった。
- 0983
3on3戦。第6話のチーム・バイパー戦にて使用されたが、直後にバックドラフト団の介入を受け、バトルは無効となった。
- 0988
通称「リボルバーデュエル」。各ゾイドの持つ砲撃用兵装の使用弾数を制限したモードで、砲撃用兵装を装備していなければレギュレーション違反となる。第2話のチーム・フリューゲル戦にて使用。
- 0990
ゾイドバトル連盟が第13話にて用いた対バックドラフト団用のバトルモード。ルールの詳細は不明。
- 0992
個人戦にて用いられるモード。1対1の武装制限なし。第19話のビットとストラのバトル時に使用。
- 0999
バックドラフト団が用いる非公式のバトルモード。ルール無用のダークバトル。ダークジャッジマンが「バトルモード無し」と宣言する場合もある。
- 1001
ロイヤルカップ用の特別ルール。各チームの出場登録できるゾイドは4体までで、それらの全てがリタイアした時点で失格となる。勝利するごとにゴールの場所を示したキーワードが通達され、5個のキーワードを取得するとゴールの場所が判明する。ゴールの指定箇所に最も早くゾイドギアをセットしたチームがロイヤルカップ優勝者となる。
- ダークバトル
バックドラフト団とその所属チームが行う違法ゾイドバトルの総称。主に通常のゾイドバトルに乱入しては他のチームを無理矢理この戦いに引き込み、相手が勝てば通常の数倍の賞金を支払うとされるが、負ければそのチームのゾイドを全て没収される。上記の通り試合はダークジャッジマンによって取り仕切られており、試合は原則的にバックドラフト団が有利になるように運ばれる。
ロイヤルカップ
4年に1度開催されるゾイドバトル連盟主催の大規模なバトルロイヤル。Aクラスの全チームとワイルドカードセレクションによって選出されたチームが参加資格を持ち、優勝チームには莫大な賞金(トロス博士曰く、チーム・ブリッツの借金を全て返済できる額とのこと)とSクラスへの昇格権が与えられる。
本作にて行われたロイヤルカップでは、下記を含む100以上ものチームが参加。
主な参加チーム
メンバーは各個別記事を参照。