概要
非合法なゾイドバトル「闇バトル(ダークバトル)」を取り仕切っている組織。
伯爵と呼ばれる首領格を筆頭とする「七人委員会」なる機関によって運営されている通常のゾイドバトルにおける基本的ルールを無視したより過激で危険な戦いを標榜する組織で、そんなゾイドバトルを賭け事に利用している一部の富豪や権力者をスポンサーとし、所属するウォーリアーも至って好戦的、ないし勝つためには手段を選ばない卑劣な者が多い(但し当人達曰く、反則行為はバトルを盛り上げるために行っており、犯罪行為を行なっているわけではないらしい)
「闇バトル」の審判はダークジャッジマンという黒いジャッジマンと同型のロボットで、そのダークジャッジマンを収容する独自のジャッジ衛星も所有している。
彼らが行う「闇バトル」とは一般のゾイドチーム同士のゾイドバトルに乱入してジャッジマンを破壊後、ダークジャッジマンの指示の下で組織所属のゾイドチームと一般ゾイドチームを戦わせるというもので、向こうが勝った際には通常の試合以上の賞金を出すとされるが、負けた場合は彼らの所有ゾイドを強制的に没収するという非常にハイリスクな試合となっている。
しかし、実際の「闇バトル」では相手ゾイドのコックピットを狙ったり、相手チームのトランスポーターに攻撃を仕掛けたり、あまつさえバトル開始前にバトルに参加するチームを事前に潰そうとしたりといった通常なら禁止されている反則行為が平然と行われる他、判定も常にダークジャッジマンによってBD団側に有利なものが出され、何より送り込むゾイドも最新鋭のものか独自の改造が施された強力な機体ばかりだったりと、普通のゾイドチームが勝利するのは極めて難しい。
物語の中で行われたゾイドバトルの祭典ロイヤルカップでは自組織所属のゾイドを堂々と参戦させて大会を引っ掻き回し、それに合わせて様々な工作でゾイドバトル連盟の施設や設備を次々と破壊しようとするなど、本格的なゾイドバトルの改革に乗り出すも、作戦の要であったバーサークフューラーがライガーゼロに破れ、さらに本拠地をゾイドバトル連盟の手勢に包囲されて伯爵以下主要メンバーも投降、拘束されたことで活動停止に追い込まれた。