ハンマーヘッド
はんまーへっど
・魚類のサメの一グループであるシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)類の英語での略称。
シリーズ恒例キャラのシドがいる。
・日本アニメ(ーター)見本市で公開されたオリジナルアニメのタイトル。
・『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』に登場するタービンズが保有する宇宙戦艦。
ヘリック共和国軍が開発したシュモクザメ型海空両用潜水艦型ゾイドで、サイズは中型クラスに相当する。水中航行能力だけでなく飛行能力も備え、かつてのゼネバス帝国との海戦以来脅威となっていたガイロス帝国のシンカーに対抗し、制海権を奪取する目的で製造された。その為、行動範囲・攻撃力・速度の面でシンカーを上回る能力を持っている。ただし、「全ての面でシンカーを上回る」と言うコンセプトで開発された関係で生産コストが高騰し、コスト面や配備数では負けている。その為か、武装を簡略化したタイプが検討されているとか。ライバル機は同じ潜水艦型ゾイドであるガイロス帝国軍のゾイド・ウオディック。
ウオディックもシンカーと同じく数十年前に滅亡した旧ゼネバス帝国製のゾイドであり、その後は戦乱と大異変によって個体数を減らしていたが、オーガノイドシステムを限定的に使う事で能力の上昇と量産性を手に入れている。これらの両機を比較すると、ハンマーヘッドは海空両用ゾイドである為、ウオディックよりも多彩な状況で戦える。しかし、その反面水中での戦闘力は一芸に秀でるウオディックに劣っている。
また、専用のカスタマイズパーツとして近接戦闘用のバイキングランスユニットがあり、頭部のAZマニューバーミサイルポッドを外して装着される(メイン画像後方の機体がユニットを装備した状態)。
90年代末より再スタートした新ゾイドシリーズの共和国軍初となるHiパワーユニット搭載ゾイドで、レブラプターやガンスナイパーと同様に武器(尾部のAZパルスレーザーガン)がゼンマイのリューズを兼ねており、美観を損ねないようになっている。