2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

バーサークフューラー

ばーさーくふゅーらー

バーサークフューラーとは、玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場する架空の戦闘兵器であり、金属生命体の一種である。肉食恐竜の姿をしたゾイドで、ライガーゼロのライバル機だが、アニメとバトルストーリーでは設定が大きく異なる。
目次[非表示]

スペック

機体名バーサークフューラー
番号EZ-049
所属
分類ティラノサウルス
全長22.7m
全高12.3m
重量127t
最高速度340km/h
乗員人数1名
武装
  • 荷電粒子砲
  • エレクトロンファング
  • ストライククロー×2
  • ストライクレーザークロー×2
  • アンカー×2
  • イオンブースターパック
  • ストライクスマッシュテイル×1
  • 荷電粒子ジェネレーター×3
  • 放熱システム×3
  • バスタークロー(マグネーザー/Eシールド/AZ185mmビームキャノン)×2
  • ハイマニューバスラスター×2
  • バーニアスラスター×10
主なパイロット


概要

バーサークフューラー


ガイロス帝国軍の部隊鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の旗艦ゾイド
ライガーゼロの兄弟機として開発されたティラノサウルス型ゾイドで、同じく完全野生体の本能を尊重した設計となっている。元々は野生体をベースとしたプロトレックスというティラノサウルス型ゾイドが開発されていたが、これがシンクロ率の不安定さから一度オーガノイドシステムを組み込んだジェノザウラーが開発された後、そこから得られたノウハウを活かして再度開発された。

そのため良く言えばパイロットやゾイドへの負担が少ない機体ではあるが、完全野生体ベースの機体は精神リンクの際のパイロットのコンディションが直接的にゾイドに作用するため、乗り手を選ぶ機体となった。ガイロス帝国軍のU作戦の一環で開発されたが、同国に虐げられてきた旧ゼネバス帝国派の将兵を擁する鉄竜騎兵団によって占有され、ネオゼネバス帝国の建国後はその戦力として継続して運用された。

武装

荷電粒子砲

集束式と拡散式の切り替えが可能になった。ジェノザウラーの流れを組む機体なので、発射形態への変形機構があり、口腔内の砲身から発射する。

バスタークロー

背部に二基装備。高速回転して敵を貫くドリルになるほか、Eシールド発生装置も兼ねており、基部にはビーム砲も備えた攻防一体の万能武器。ブレード部でビームを加速させて撃ち出す「バスターライフル」も実装されている。

共和国軍のマッドサンダーのマグネーザーを回収し、レッドホーンの改造機・サンダーホーンでの装備を基に完成された。当時ガイロス帝国軍でプチブームとなっていた複合兵装の一種で、似たようなものにエレファンダーのESCSユニットやライガーゼロイクスのスタンブレードがある。

なお、『ゾイド新世紀/0』などのアニメではここからも荷電粒子砲を放つ描写が見られるが、これはあくまでアニメのみの脚色である。

ストライクレーザークロー、ストライクロー

腕部のストライクレーザークローはライガーゼロのものと同等のものと推測される。また、脚部のストライククローはバーサークフューラーの部位の中で最も硬い箇所らしい。

チェンジングアーマーシステム

フューラー


ライガーゼロと同様にCAS(チェンジング・アーマー・システム)に対応。菫色の装甲を全部取り去るとヌードならぬ素体となる。システムそのものはエレファンダーの換装システムの流れを組むが、CASは後続へのアップデートと任務ごとの装備変更を兼ねたより本格的な装甲や武装の換装ができるようになっているが、ノーマル状態でも様々な戦況に対応できるためか、ライガーゼロに比べて換装用の装備のバリエーションはおしなべて少ない。ちなみにグランチャーディロフォースなどSSゾイドの一部パーツを武器として装備することも可能。

余談

デザイン自体はジェノザウラーの開発段階から存在していた。これを手掛けたのは昭和のゾイドシリーズでもメインデザイナーを手掛けた故・藤野凡平氏だったのだが、平成ゾイドシリーズを立ち上げる段階では斬新過ぎると判断されたため、デスザウラーの意匠を入れてジェノザウラーのデザインが仕上げられる事となる。

その翌年には氏が遺した画稿がリライトされ、バーサークフューラーという形で商品化されることとなった。その企画の過程で描かれた数ある初期画稿の一つ(素体用)は「プロトレックス」という名称を与えた上で『電撃ホビーマガジン』2001年11月号の「SMACK ZOIDS」記事(ゾイドの没稿に設定を持たせて紹介するコーナー)にてジェノザウラーとバーサークフューラーの前身という設定が付加された。

その他の画稿も同様で、背中にキャノン砲を1基装備したものはプロトレックスを基に開発された量産型「タイラントレックス」として掲載された(余談ではあるが、藤野氏が遺した最初期画稿の段階でも背部装備はライフル1基のみだった)。実はこの「タイラントレックス」のデザイン、製品本発売に先駆けてリリースされたゲーム『白銀の獣機神ライガーゼロ』ではバーサークフューラーの第1形態として登場しており、よく知られるバスタークローとブースターパックを備えたバーサークフューラーは同ゲームでは「バーサークフューラー重装型」という第2形態の扱いになっている。

余談になるが、バーサークフューラーのイニシャルとなるBFは藤野氏のイニシャルのアナグラムでもあり、機体名もそれにちなんで命名されている。

キットについて

モーター駆動タイプのポップアップキットが旧トミー(現:タカラトミー)から2001年に、コトブキヤからは動力を持たないHMM(HIGHEND MASTER MODEL)シリーズが2016年にそれぞれ発売されている。いずれのキットもCASの着脱ギミックを再現しており、外装を外して素体状態にする事が可能。

ポップアップキットは単4電池2本で駆動し、電池ボックスを兼ねたバックパックの背面にあるスイッチを「1」に入れると腕と尾を振りながら歩行。スイッチを「2」に入れると歩行の代わりにモーターの力で首が前方に伸び、口腔内の荷電粒子砲や首と尾部の放熱フィンを展開⇔収納する動作を繰り返す。背部のバスタークローは設定通り3つのクローが開閉するほか、アーム部分の関節は手動で様々なポーズを取らせる事ができ、背部のハイマニューバスラスターや脚部のアンカーも手動で展開可能。別売りのゾイドコントローラーを背部に接続すれば歩行と荷電粒子砲発射形態への切り替えをレバー操作(左レバーのみ使用)により行えるようになる。

因みに、この時期にアメリカの玩具メーカー・ハズブロから発売された際にはフューラー(「総統」を意味するドイツ語)が負のイメージ(ナチスドイツ)を連想させる為か、バーサークフューリー(Berserk Fury)と改名されている。

一方、HMMシリーズは従来のポップアップキットでは再現不可能だったスリムなプロポーションと可動範囲を持っており、安全対策の都合上軟質素材製だったバスタークローも硬質の素材となり、シャープな造型となっている。加えて、タカラトミー版での反省を踏まえてか素体の方にもコックピットハッチが備え付けられ、アーマーも本体を分解せずに完全着脱可能となっている。 コトブキヤから発売されたHMM版では、脚部のクローもレーザークローになっており、尾部の先端にはハサミ型の小型マグネーザーとその基部にレーザートーチを装備し、更に攻撃的になっている。また、スラスターやバスタークローを含めた背部のバックパックを総括して「バスターユニット」という名称が与えられている。

バトルストーリーでの活躍

小学館刊『機獣新世紀ZOIDS 公式ファンブック』内のバトルストーリーでは、共和国軍の閃光師団(レイフォース)隊員レイ・グレックに強奪されたライガーゼロのライバル機としてヴォルフ・ムーロア(後のネオゼネバス帝国皇帝)が搭乗。

暗黒大陸における決戦では最終的に両機とも装甲を外した状態で戦い相打ちとなったが、レイとヴォルフはこの後も因縁の対決を繰り返す事になる。

アニメでの活躍

ゾイド新世紀/ゼロ

ビット最後の対戦相手として登場。媒体によってバーサークフューラーVeS(ベガスペシャル)と呼ばれることも。
ベガの天才的な実力と相俟って、フューラー単機で3体の大型ゾイドを赤子の手をひねるように瞬殺する驚異的な強さを発揮した。しかも初陣ではアーマーが未完成で、バスタークローもなく荷電粒子砲も未調整で使用できない状態にもかかわらず、対戦したチームをフルボッコにしている。

決勝戦でもチームブリッツ相手にたった一機で翻弄し、ライガーゼロのCASシステムアーマーを機能不全に追い込み、墜落してきたジャッジ衛星を荷電粒子砲で爆散させている。しかしそこからバラッドのシャドーフォックスが時間を稼ぎ、ホバーカーゴへの荷電粒子砲も規格外のシールド性能(数値上ではデス様の粒子砲に耐えられるレベル)に阻まれ、ライガーゼロにゼロアーマーへの換装を許してしまう。

その後はオーガノイドシステムに火が点いたライガーゼロと死闘を繰り広げ、ベガがバスタークローを破壊された衝撃で気絶して尚、闘争本能だけでライガーゼロと戦い続けた。最後はライガーゼロの「ストライクレーザークロー」を喉元に受けながらも、荷電粒子砲を至近距離から発射して鍔迫り合いに持ち込むが、気絶から復帰したベガがとっさに緊急脱出を選んだため完全にコントロールを失い、僅差で敗北を喫した。

ゾイドフューザーズ

でも主人公・RDのライバル・ブレードの乗機として登場。やはり本作でもライガーゼロのライバル機という位置づけであり、2作品にわたってライバルキャラの機体という役割で続投を果たした。荷電粒子砲とビーム砲の色がそれまでとは異なる赤であり、この世界の荷電粒子砲はバトルストーリーで見せた黄色に近い色合いであった。途中で、野生のバスターイーグルを捕獲し、強制的にユニゾンさせることでバスターフューラーとなる。

中盤でマトリクスドラゴンとの戦闘中に乱入したエナジーライガーによって撃破されてしまい、自身の後継機である凱龍輝に出番を譲った。劇中では横槍が入るなどしてなかなか荷電粒子砲を撃てず、作中では一度も荷電粒子砲を使用できずに出番を終えた。いくらライガーゼロやゴジュラスギガが旧式扱いされるような未来の世界とはいえ、当機がかませ犬と化したじつに末恐ろしい作品世界である。

そして何より、可哀想なイーグル… (by ジェミー・ヘメロス)。無論、バスターイーグルのみならず人間の都合に振り回されてきた全てのゾイドが可哀想なのだ。

バリエーション

シュトゥルムフューラー

シュトゥルムフューラー


バーサークフューラーに高速戦闘ユニット・シュトゥルムユニットを装備した高速戦闘形態。ジェノブレイカーに通じるコンセプトを持つ強化形態である。巨大なシュトゥルムブースターにより最高速度が450km/hに向上、圧倒的な機動力と荷電粒子砲による火力を活かした高速機動戦を得意とする。バスタークローが取り外されているので荷電粒子砲以外の射撃武装はなく、Eシールドを展開する事もできないが、腕部に装備されたアクティブシールドはガンブラスターの一斉射を防いでしまうすさまじい防御力を持つ。Eシールドから実体シールドに変更したことで、ガンブラスターの複数種類のビーム砲火に対する防御能力を得た。また、エクスブレイカーはジェノブレイカーの物とは異なり、高速で敵を叩き潰すのが得意な戦法らしい。

とてつもない速さからこの形態はパイロットに著しい負担をかけてしまうため、実戦に投入されたのはごく僅かであり、鉄竜騎兵団による中央大陸制圧時にのみ投入された。

シュトゥルムテュラン

HMM風 シュトゥルムテュラン


タカラトミーの公式サイトで公開されたWebコミック『ZOIDS妄想戦記』の「紅の未来・黒き過去」に登場したネオゼネバス帝国軍の紅い疾風カール・ウェンザー少佐の駆る深紅の機体色のシュトゥルムフューラー。同コミック内ではバーサークフューラーの2次生産ロットという設定がある。

ヤクトフューラー

フューラーズ

(最奥側の機体)
バーサークフューラーに中~遠距離系の砲撃武装を搭載した重砲撃形態。デザインは2種類あり、いずれも大型のキャノン砲や多数のミサイルポッドを搭載している点が共通している。うち一方には速射キャノンとハイブリッドキャノンを内蔵したウェポンシールドという武装を腕部に装備しているのが確認できる。シュトゥルムユニットとは違い、企画の段階でボツとなったため製品化はされていないが、『ZOIDS SAGA』などのゲームに登場している。

バーサークフューラーVeS

メディアによっては『ゾイド新世紀/0』に登場したベガのバーサークフューラーをこのように呼称する場合がある。出典は『ゾイドバトルカードゲーム』であるが、収録弾であるエキサイティングブースターは各キャラクターに対応した専用機を収録するパックであったために他のカードとの兼ね合いから命名された。ちなみにVeSはVega Specialというまんまな意味である。

ベガのバーサークフューラーにのみバトルストーリーとは異なる設定のオーガノイドシステム(本作では特殊な学習装置扱い)であるアルティメットエックスが搭載されている。

バスターフューラー

バスターフューラー


アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場。ブレードが搭乗するバーサークフューラーがブロックスゾイド・バスターイーグルとZiユニゾンした形態。ユニゾン機特有の強大な機体出力を持ち、バスターキャノンによる遠距離攻撃能力や飛行能力まで手に入れている。実弾武装も装備したことにより、バトルストーリーの設定に準拠すれば、Eシールドや集光パネルにも対応しているとも言えよう。

バーサークフューラーシャドーエッジ

バーサークフューラーシャドーエッジ


漫画『機獣新世紀ZOIDS』に登場するレイヴン専用のバーサークフューラー。主な武装は口腔内の荷電粒子砲と、背部及び脚部に装備された八基のレーザーブレード。後にある事情によりレーザーブレードを四基に減らした「バーサークフューラー・クアドラエッジ」となる。攻撃力は低下した代わりに機体が軽量化されており、シャドーエッジに引けを取らない格闘戦性能を発揮する。

ゼネバスフューラー

ゼネバスバーサークフューラー


ゲーム『ZOIDS SAGA』シリーズに登場。バーサークフューラーZとも呼称される。鋭角的なデザインのバーサークフューラーに対して丸みを帯びた装甲を持ち、機体各部には多数のスラスターを搭載。バスタークローの代わりに背部にはシュトゥルムブースターのような大型のブースターとミサイルポッドがある。

アーカディア王国を乗っ取った皇帝が部下のオーピスに命じて製造させた機体で、終盤に皇帝自らが搭乗し、アトレー達と戦うことになる。

ゴジュラスMk.3

『電撃ホビーマガジン』に掲載されていたティラノサウルス型ゾイドで、通称「G-Rex」。バーサークフューラーをベースにゴジュラスのような外装と武装が施されている。バーサークフューラーの没画稿の一つであり、後に凱龍輝にリライトされる。

凱龍輝

文字通りの兄弟種。ガイロス帝国からバーサークフューラーと同種のティラノサウルス型の野生体を提供して開発された。

関連タグ

ゾイド ゾイド新世紀スラッシュゼロ ゾイドフューザーズ ガイロス帝国 鉄竜騎兵団 ネオゼネバス帝国 恐竜 ティラノサウルス 爬虫類
ライバル機 ライガーゼロ 
ティラノサウルス型ゾイド 凱龍輝 ジェノザウラー ジェノブレイカー ゴッドカイザー ビクトリーレックス バイオティラノ デスレックス

関連記事

親記事

鉄竜騎兵団 あいぜんどらぐーん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「バーサークフューラー」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「バーサークフューラー」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 159588

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました