概要
小学館とは、日本の総合出版社である。創業は1922年、設立は1945年。
名前の通り小学生向けの学習雑誌を発行する出版社として創業されたが、現在は漫画、文芸書、教育書など幅広いジャンルの書籍・雑誌の出版を行っている。
「一ツ橋グループ」の盟主企業
同社から独立した経緯のある集英社とともに出版系企業集団「一ツ橋グループ」を率いており、講談社率いる「音羽グループ」、KADOKAWA(旧角川書店)率いる「角川グループ」と日本の出版業界を三分している。
音羽グループや角川グループにも言えることだが、一ツ橋グループもグループ内で競合する雑誌やレーベルを多く擁している。「週刊少年サンデー」と「週刊少年ジャンプ」、「ちゃお」と「りぼん」などである。
漫画作品の特長
同社の漫画作品の特長として、セリフに、や。などの句読点がつくことがあげられる。これは後述の学年誌の影響であり、はじめて漫画を読む子供たちへの配慮であるが、青年誌でも同様の措置が取られている。
なお、小学館以外の出版社の漫画では基本セリフに句読点はつかないため(さよなら絶望先生のあるキャラクターなどの例外はあるが)、このことはかつて週刊少年ジャンプで連載されたいぬまるだしっでも登場人物から「ジャンプのセリフには点や丸ついてない、サンデーにはついてるのに」とネタにされた。
主な発行雑誌
月刊コロコロコミック
ビッグコミック
ベビーブック
週刊少年サンデー
ゲッサン(月刊少年サンデー)
サンデーGX
ちゃお
Sho-Comi
ベツコミ
幼稚園
ぷっちぐみ
小学一年生(学年誌)
てれびくん
きらら
めばえ
週刊ポスト
女性セブン
月刊flowers
休刊・廃刊してしまった雑誌
小学二年生・三年生・四年生・五年生・六年生
ぴょんぴょん(→ちゃおに併合)
ChuChu
週刊ヤングサンデー
ゲームオン!
テレパル