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概要

かつて小学館が発行していた漫画雑誌

1976年に「マンガくん」(月2回刊)として創刊されたが、1979年に部数低迷のためリニューアルされ「少年ビッグコミック」と改称。

編集部は『少年サンデー』『ビッグコミック』と同じ部局(少年雑誌・青年雑誌部門)に置かれた。

小学館の学年別学習雑誌および同部門編集娯楽誌(いわゆる『小学○年生』および『コロコロコミック』)の読者を、それらから強引にでも引き離して「大人の漫画」である『少年サンデー』『ビッグコミック』に引き込む事を目的に創刊された。

ゆえに当初の仮想想定読者層は小学校高学年から中学生に据えられていた。ぶっちゃけ翌年に創刊されたコロコロコミック』とだだ被りである。

(その当時に『少年サンデー』編集部の社員が『小学○年生』や『コロコロコミック』をどのように見ていたかはのむらしんぼの『コロコロ創刊伝説』にて、ある程度描写されている)

読者を少年サンデーに引き込む目的から、サンデー側との差別化に苦慮した上、ヒット作は出たものの雑誌名は一向に浸透せず、当初の仮想読者層の人気は『コロコロコミック』にがっちりと捕まれてしまった事で、読者の平均年齢が高くなってきたことから1987年に青年誌ヤングサンデー」にリニューアルされた。

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