プロフィール
概要
フォークグループ「海援隊」のリーダー。
片山蒼名義で脚本も手がけている。
TBSのドラマ、『3年B組金八先生』の主人公・坂本金八役でも有名。
元々、海援隊の活動をメインとしていたが、金八先生の役が大当たりし、俳優としても活動を行うようになる。
幕末ネタを始めとした歴史オタクで坂本龍馬の大ファン。そして時代劇、特にNHKの大河ドラマの常連俳優の一人。ファンが高じて自ら竜馬役で「幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬」を作っている。
「太平記」で楠木正成を演じた際には独自の解釈で従来と違う「田舎のおっちゃん」的キャラクターを造り上げた。
「徳川家康」では豊臣秀吉を演じた。なお「徳川家康」の脚本担当は金八先生の脚本も手掛けた小山内美江子で、彼女の強い要望でキャスティングされた。
「功名が辻」では、坂本龍馬の出身である土佐藩の山内家家臣・五藤吉兵衛を演じた。だが後世において土佐藩は龍馬はじめ多くの武士を激しく弾圧したことから、一度出演を見合わせたが、主人公・山内一豊(演:上川隆也)がまだ一介の戦国武将であった頃に戦死することで出演を許可したという逸話が残る。なお五藤家の子孫は明治維新まで存続している。
映画『ドラえもん』の第1作目 - 第17作目の主題歌の作詞を長らく担当。これは原作者の藤子・F・不二雄が海援隊および武田を気に入っており、スタッフが一度武田の降板を提案したところ、普段温厚な彼が激怒し白紙になったとまで言われている。武田も藤子を尊敬していたが、1996年の藤子の逝去を受け、引退を宣言。その後、2010年の劇場版第30作で14年ぶりに挿入歌を手掛けた。
運転免許を47歳で初めて取得しており、この際の経験をヒントにドラマ「教習所物語」の原案を作成、自身も同作で主演している。
ラジオ文化放送のミニ番組『武田鉄矢・今朝の三枚おろし』のパーソナリティを担当。様々な薀蓄を披露している。
2017年10月より6年ぶりに復活する『水戸黄門』の新シリーズに6代目水戸光圀として主演を務めることが発表された。当時としては「黄門様のイメージが壊れる」と不評であった。
1983年に死去した父は中国戦線の復員兵で軍国主義者であり、武田に対して「もう1回戦争になったときは武器に恵まれますように」と「鉄矢」と名付けた。武田はそんな父と自分は違うと語っているが、武田自身も明確な保守主義者である。
主な出演作
ドラマ/映画
・『3年B組金八先生』(坂本金八 / 武田鉄矢(本人役))※一人二役
・『幸福の黄色いハンカチ』(花田欽也)
・『101回目のプロポーズ』(星野達郎)
・『刑事物語』(片山刑事)
・『バージンロード』(桜井光)
・『純と愛』(狩野善行)
・『プロゴルファー織金』(織部金次郎)なお、原作者でもある。
・『水戸黄門(BS-TBS版)』(水戸光圀)
CM
・東洋水産「赤いきつね」「緑のたぬき」(極一部のコラボCMを除く全てのCMに出演。)
関連タグ
坂本龍馬 (武田鉄矢が敬愛している偉人)
ドラえもん (映画のエンディングテーマの作詞担当した)
お~い!竜馬(漫画の原作担当)