小山ゆう
こやまゆう
本名:大竹由次(1948年2月20日~)
ペンネームの由来は恩人である小池一夫の「小」、友人の山本又一朗の「山」、自身の本名である由次(よしじ)の「ゆう」を組み合わせたもの。
さいとう・たかをのアシスタントや小池一夫への師事を経て『おれは直角』でデビュー。
作品ジャンルは『AZUMI~あずみ~』などの時代劇、『スプリンター』等のスポーツ物が主。
1948年2月20日、静岡県小笠郡菊川町(現在は菊川市)の農家に誕生。漫画とは無縁な少年時代を過ごした。
1967年、作曲家を目指して上京。「テレビ動画株式会社」でアニメーターをした。
1968年、「さいとう・プロダクション」に入社しアシスタントとなる。
1972年、山本又一朗、やまさき拓味、田中視一と「オリオンプロモーション」を設立し、キャラクター商品のデザイン(トムとジェリー、ミラーマン、シルバー仮面、快傑ライオン丸)などを請け負うが経営はうまくいかず、小池一夫の「スタジオ・シップ」に合流。
1973年、『週刊少年サンデー』(小学館)でデビュー作『おれは直角』を連載。
1976年、「スタジオ・シップ」から独立し、『週刊少年サンデー』で『がんばれ元気』を連載。
1986年、『少年ビッグコミック』(小学館)で『お~い!竜馬』(原作:武田鉄矢)を連載。
1987年、『少年ビッグコミック』が休刊となり、『お~い!竜馬』の連載は『ヤングサンデー』(小学館)に移る。
1989年、『週刊少年サンデー』で連載した『少年』(原作:矢島正雄)は早々に打ち切りとなり、以降、青年誌を主戦場とする。
1991年、『おれは直角』がテレビアニメ化。
1992年、『お~い!竜馬』がテレビアニメ化。
1994年、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で『AZUMI~あずみ~』を連載。
2019年、『ビッグコミック』(小学館)で『颯汰の国』を連載。
2023年、『颯汰の国』終了。代わって『女神の標的』連載開始