曖昧さ回避
- 楽曲を作る人。コンポーザー。概ね本職の人を指す。本記事で解説。
- ゲーム「第五人格(IdentityV)」の登場人物→フレデリック・クレイバーグ
概要
音楽を紹介するときに、クラシックであれば必ずといってよいほど添えて語られる人物である。絵が存在するのにその描き手がいるから存在しているのと同様、音楽も誰かがその曲を作曲していなければ存在しえないのだからまぁ当然である。
しかしながら、ポピュラー音楽や童謡などの場合は作曲者ほぼ完全に無視されている。現に、誰でも知っている有名なポップス音楽や、幼稚園・小中学校の音楽の授業で習ったような楽曲の作曲者を問われて「誰だったっけ?そもそも作曲者なんているの?」と思う御仁が大多数であろう。
現在ではデスクトップミュージックの普及でアマチュアの作曲者も多い。そちらは 「ボカロP」等の項目参照。
主な作曲家
多様なジャンルの音楽を独りで作曲する作曲家もいるし、時代によって楽曲の解釈がかわることも多いため、ある作曲家がどのジャンルの音楽を作曲しているのかという区分はじつのところちょっとややこしい。
また近年では純粋に作曲活動のみという作曲家は少なく、編曲活動もしていたり、シンガーソングライター程ではないが作詞や歌唱も手掛けたりしている事が多い。
ここではそれぞれの作曲家が特に活躍した分野に沿って区分している。
クラシック分野(五十音順)
アンダーソン
エルガー
オッフェンバック
カバレフスキー
カリンニコフ
コレルリ(1653-1713。ヴァイオリン奏者としても知られた人物。作品は約80と当時の作曲家としては寡作である。「クリスマス協奏曲」をはじめとする合奏協奏曲やトリオ・ソナタなどで知られる)
シェーンベルク
リヒャルト・シュトラウス
スッペ
テレマン(1681-1767。作品数は推定4000曲の超大作曲家。生前はバッハよりも人気と名声があったという)
ネッケ
フィビヒ
フォーレ
ベルク
ボロディン
マショー(1300-1377。中世アルス・ノーヴァの代表的な作曲家。詩人、聖職者でもあった。晩年は仏・ランス大聖堂で活躍した。「聖母のミサ曲」は有名)
マルティヌー
モンテヴェルディ(1567-1643。クレモナに生まれ、マントヴァのゴンサーガ家宮廷やヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂で活躍。宮廷のためのオペラ「オルフェオ」、時のローマ教皇に贈呈された「聖母マリアの夕べの祈り」その他マドリガーレなど多くの作品で知られる。ルネサンスからバロックへの過度期を生きた重要な作曲家)
箏曲
ポップス分野:日本国外(苗字の五十音順)
マリオ・パンツェーリ:苗字は「パンゼリ」との表記も。
ホーランド=ドジャー=ホーランド