概要
シンガーソングライターの松任谷由実の夫。
イベントプロデューサーの松任谷愛介は実弟。画家の松任谷國子、松任谷千鶴は従姉妹。
来歴
1955年、ピアノを習い始める。
1957年、慶應義塾幼稚舎に入学。以降、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学とエスカレーター式に進学。
1971年、スタジオミュージシャンとして吉田拓郎のアルバム『人間なんて』に参加。以降、吉田のアルバム制作やライブでのキーボード、バンドマスターを担当。
1972年、後藤次利らと「小坂忠とフォー・ジョー・ハーフ」を結成。
1973年、細野晴臣、鈴木茂、林立夫と「キャラメル・ママ」を結成。荒井由実のアルバム『ひこうき雲』の制作に「キャラメル・ママ」が参加したのをきっかけに交際に発展。荒井は「松任谷」という変わった姓が印象に残ったという。
1974年、慶應義塾大学を卒業。「キャラメル・ママ」が「ティン・パン・アレー」となる(メンバーは同じ)。谷山浩子の「お早ようございますの帽子屋さん」の編曲(松任谷バージョンはボツになった)を皮切りに編曲家として活動を開始する。
1976年11月29日、横浜市の「山手教会」で荒井由実と結婚式を挙げた。以降、荒井は芸名を松任谷由実に改める。結婚の際に荒井が提示した唯一の条件は「子供を作らない(ユーミンらしさが失われるから)」だったとのこと。
1977年、「ティン・パン・アレー」を解散。
1985年、希少な自動車を複数所有するなどカーマニアであることがきっかけになり、この年の10月よりテレビ朝日系の番組『カーグラフィックTV』のMCに抜擢され、2023年の現在も継続中。
1986年、音楽学校「マイカ・ミュージック・ラボラトリー」を開校し校長を務める。また2009年、東京工科大学メディア学部客員教授に就任。