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椎名豪

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しいなごう

椎名 豪 (しいな ごう)とは、壮大なサウンドに定評のある作曲家である。主にゲーム・アニメ音楽を手がけている。

人物

本名は、『椎名 豪(しいな まさる)』

「外国の方が読みにくい」という理由から、活動上は“ごう”としている。

実家はエレクトーン教室を開いており、本人も幼少期に習っていたことがあるという。また、学生時代はバンド活動に励んでいたが、特に大学などで専門的な音楽教育を受けたわけではないとインタビューなどで答えている。

就職活動で46社(宝石,金融,ファストフード,コンビニ…)に落ちた後、ナムコに就職した。

ナムコ(バンダイナムコ)在籍中の代表作として、2005年の『テイルズオブレジェンディア』がある。

当時までテイルズといえば桜庭統(実際には、多くの作品で田村信二も参加している)によるプログレハードロック調のBGMで知られていたが、そこにオーケストラ調のBGMを持ち込んだため『異色』として好評を得た。

また、テイルズオブシリーズでは現状唯一の「ナムコ(バンダイナムコ)の社員」としての参加である。(桜庭・田村はナムコ本体ではなくテイルズスタジオ所属扱い、のちのシリーズで音楽を担当した中村和宏はMONACA移籍後にシリーズ参加している)

以降も幅広い作品に参加しており、BGMから歌モノまで多くの楽曲を手がけている。

前述の通り、作風としてはオーケストラによる荘厳なサウンドと独特のアレンジが特徴である。さらに、原則打ち込みではなく生音源である

曲中に架空言語(造語)によるコーラスを入れることも多い。架空言語なのは「『間違っている』という指摘を避けるため」や「海外でのチェックが大変になるから」の事。(ただし架空言語でない作詞を行ったこともある)

ドラマティックな展開・重厚な演奏から、彼が作曲した曲が流れるとゲームの作風、その時点の登場キャラ、状況を問わず勝手に世界観が壮大になるという凄まじい効果をもたらす。

この空気を読まない壮大さ※が時にネタとして語られることもある。

※ただし、ポップな曲やシンプルな構成の曲も普通に作れるので、無闇に全ての曲をネタにするのは注意。

2017年9月28日、バンダイナムコスタジオを退社。フリーになる。⇒Twitterでの報告

フリー転向後はゲームに加え、アニメの劇伴も担当するようになっている。

シーナ

『テイルズオブレジェンディア』に登場。容姿や口調などは椎名本人をモデルとしており、シリーズデビュー作にしていきなりゲストキャラとして出演という扱いである。

椎名の人柄を面白がった製作陣が、おまけとして取り入れたことが公式ガイドブックなどで語られている。

とある酒場でピアノを演奏しており、彼にパンを食べさせるとそれに対応する楽曲を演奏してくれる。

椎名豪伝説

Snow Castle (Winter PalaceステージBGM)

鉄拳5 Dark Resurrectionのデビル仁ステージ(ステージ8、つまりラスト手前)の楽曲。

だがここでもオーケストラを活用し必要以上に威厳を出してしまい、デビル仁やステージの雰囲気も

あいまって『ここが最終ステージである』と何も知らない人々に錯覚させることもしばしばあった。

後に鉄拳タッグトーナメント2において当楽曲がリミックスされ復活したが、

通常ステージに格下げされている。

にもかかわらず、前作Snow Castleからギターと打ち込み部分を排除し完全にオーケストラ調になり

威厳が倍以上になって帰ってきた。どう聞いても通常ステージに聞こえないため、

もうこれがラスボスBGMでいいよ』という意見が前作より増えてしまった。

テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー2

一通りクリアした後の隠し要素として、戦闘曲を氏の曲に変更することが可能。

この時、『君の曲は隠し要素だから好きにやっていい』と言われたらしく、実際にそうしてしまった

当然のようにオーケストラを駆使し雑魚戦用BGMが中ボス風、ボス用BGMがラスボス風と、

全部の曲がどう考えても格上げしないと釣り合わない壮大な楽曲に仕上がっている。

ラスボス戦に至っては『ラスボスを超越した何かと戦っている感じがする』という声も上がっている。

アイドルマスター関連

蒼い鳥

当初、モーニング娘。のようなアイドルの育成を想定していた筈の『アイドルマスター』に

どう考えてもアイドルソングに似つかわしくないこの楽曲を書き下ろした。

実際に歌うにも難易度が高すぎて、収録の際に何度ものリテイクを要した。主な原因はこぶち

しかもオーケストラを実際に使用したため収録時間がと比べてダントツで長かった。

この件で他の作曲者から『自分の曲を収録する時間が減った』とブーイングを喰らったとかなんとか。

因みに氏のもうひとつの楽曲『太陽のジェラシー』は普通のアイドル曲の範疇に納まっている…が、歌としての難易度はなかなかなもの。よくレコーディングで当時新人だった中村繪里子を泣かせていたらしい。

隣に…

またお前か

2度目だが、『アイドルマスター』はモーニング娘。のようなアイドルをイメージしたゲームである。

そのアイドルに『死別』をテーマにした壮大なバラードを提供したのである。

一応あずささんの持ち曲だが、それでも彼女は(当時)20歳である。色々と早過ぎる

設定でもおかしいが、実際に歌ったときの難易度も他の楽曲とは段違いに高すぎておかしい。

どう難しいかは当該記事を参照されたし。

こいかぜ

安定の椎名豪

3度目だが、『アイドルマスター』はモーニング娘。やAKB48のようなアイドルをイメージした

ゲームである。カードバトルになってもその基本は崩れていない。

が、そのアイドル 高垣楓デビューにやっぱり氏は全力のオーケストラで応えたのだった。

同時発売他の4曲と比べるとダントツで『概要』の項目が長い=演奏に携わった人数が多い

氏と高垣楓役の早見沙織を含めて総勢13名。おまけに幼児合唱団4人のコーラスまで起用しさながら

年末のさらに最後を飾る曲のごとき壮大な曲に仕上がってしまった。

一応、高垣楓は25歳と比較的年長であり、タイプが『クール』、担当声優も歌唱力に定評がある人物なので言うほど空気を読めていないわけではない。

モバマスであろうと手加減は一切しない。

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