尾瀬あきら
おぜあきら
1947年7月26日、京都市(京都府)に誕生。高校生時代に『マンガ家入門』(石森章太郎)を読み、漫画家を志す。
1966年、高校を卒業。あさのりじ、久松文雄のアシスタントを経て、石森プロに入社。
1968年、「松本めぐむ」名義で『ひまわりブックシリーズ』(若木書房)で数本、貸本漫画を描く。
1971年、「別冊少年キング」(少年画報社)にアニメ『空飛ぶゆうれい船』(原作:石森章太郎)のコミカライズが掲載され、一般漫画誌デビュー。
1972年、「テレビマガジン」(講談社)で特撮ドラマ『超人バロム・1』(原作:さいとう・たかを)のコミカライズ(第3話以降)を連載。その後は1978年まで多くのコミカライズを手掛ける。
1978年、「毎日中学生新聞」(毎日新聞社)でオリジナル作品『とべ!人類』を連載。
1979年、少女漫画誌「コロネット」(小学館)で『マッチポイント!』を連載。ペンネームを「尾瀬あきら」とした。
1981年、「少年ビッグコミック」(小学館)で『初恋スキャンダル』を連載。ラブコメ・ブームの波に乗る。
1984年、「少年ビッグコミック増刊号」で『とべ!人類Ⅱ』を連載。
1985年、『初恋スキャンダル』、『とべ!人類Ⅱ』で第31回小学館漫画賞を受賞。
1988年、日本各地の酒蔵での取材を経て、「モーニング」(講談社)で『夏子の酒』を連載し、青年誌に進出。代表作となる。
1992年、三里塚闘争の取材を経て、「モーニング」で『ぼくの村の話』を連載。
1994年、『夏子の酒』のテレビドラマがフジテレビ系列で放映される。
2000年、吟醸酒研究機構より吟功績賞を贈られる。
2001年、『知識ゼロからの日本酒入門』(幻冬舎)を出版。
2010年、「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で『どうらく息子』を連載。