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脳味噌のイカレた連中が拳銃ぶっ放しあったり殺しあったり、誰一人としてマトモな神経の人間がいないキチガイ大集合漫画、と言うかマトモな人間はこの世界じゃ生き残れない、そうだろロック?


概要編集

広江礼威による、痛快ガンアクション漫画。氏の出世作でもある。

月刊サンデーGX連載。2014年2月号を最後に休載中だったが、2017年に連載が再開されている。


闇社会の総決算と言うべき東南アジアの街・ロアナプラを舞台に、イカれたアウトロー達が鉛玉と硝煙を充満させて暴れまわる。


暴力と謀略を満載し、更にそこにキレッキレのセリフのオンパレード、命の価値さえ路傍の石同然と化す倫理観の形骸化と、アドレナリン全開で突っ走るダーティな雰囲気が、この作品最大の売りといえよう。


また常識や正常な倫理観から外れているからこそ、世の中を俯瞰で見ることのできる特異な視点や、悪党達なりの矜持や彼らの生き様を深く味わうことも可能。


ときに世間の正論に真っ向から疑問を呈するような、ドぎついストーリー展開がなされることもままある。


現時点でのコミックスは第13巻まで刊行。

2009年に第9巻が発売されてからの5年間、殆ど動きが見られなかったが、2014年5月19日にファン待望の第10巻が発売された。

その後は2~3年に1回新刊が出ている。

また、虚淵玄著による小説版がガガガ文庫より発売。全2巻。

他にも、スピンオフが2作品存在する。

  • 『BLACK LAGOON 掃除屋ソーヤー 解体!ゴアゴア娘』(作画:イダタツヒコ)全7巻
  • 『BLACK LAGOON エダ Initial Stage』(作画:やまむらはじめ)全3巻

株式会社SPIKY(公式サイト)からパチスロが2011年に1機種目『BLACK LAGOON』が、2014年に『BLACK LAGOON2』が登場している。

<2は販売延期になっている。>

株式会社SPIKYによる『BLACK LAGOON』紹介


2017年には広江がキャラクター原案及びストーリープロットを担当したオリジナルアニメである『Re:CREATORS』の放送に連動する形で、TOKYOMXでアニメ版の再放送がスタートした。


2022年7月31日にはコラボイベントに参戦する事になったのだが、その参戦する事になった作品は対魔忍シリーズの一つ『対魔忍RPG』である。公式アナウンスは同年7月19日に行われた。


2023年12月7日には、ゲームサービスG123にてHTML5ゲーム『BLACK LAGOON Heaven’s Shot』が配信開始。


2023年12月20日には、ゲーム『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシスver.2』とコラボ。


因みに声優のJenyaが漫画のロシア文化考証、アニメのロシア語指導を担当している。


ストーリー編集

日本の新人商社マンの岡島緑郎』は、東南アジアで機密ファイルを届ける仕事の最中に謎のチンピラ達の海賊行為に遭い、拉致されてしまう。

だがその裏を知った六郎は、自分をあっさり切り捨てた本社に見切りをつけ、闇の街ロアナプラの住人・『ロック』として生きていくことを決意する。


これは、彼とその同僚たちの、イカれた街でおこるイカれた騒動の顛末である。


登場人物編集

ラグーン商会編集

MGS風BLACKLAGOON

ロック

本作の主人公。元・日本の新人商社マン。

温厚でお人好しだが、土壇場での機転と心臓の強さは誰もが舌を巻くほどのものを持つ。

レヴィ

本作のヒロイン。中国系アメリカ人の女性。

ラグーン商会で荒事を処理する凄腕のガンマンで、「二挺拳銃(トゥーハンド)」の異名を持つ。

ウルトラ短気な性格ゆえに様々なトラブルを起こす問題児。

けっこう美人ではあるが、命の瀬戸際でのやり取りに快感を覚える銃撃狂である。

愛銃はソードカトラス

ダッチ!!

ラグーン商会の代表を務める、アメリカ系黒人の大男。

サングラスを外さないことをはじめ、色々と謎が多い人物。

ホテル・モスクワ三合会といったロアナプラの重鎮たち相手にも商売をしており、その知識や人脈はかなりのもの。

ベトナム戦争に参加した経験があるらしいが、真実のほどは定かではない。

ベニー

ラグーン商会のメカニック。

天才的なプログラマーだったが火遊びが過ぎて、ある重要機密データにハッキングを仕掛けてFBIとマフィア両方から命を狙われた所をレヴィに助けられ、そのままラグーン商会で働くことに。

性格は割と緩めで常識的だが、それでもロアナプラの本質については理解しており、危ない橋を渡ろうとするロックに警告を促すこともある。

le majeur

第12巻で登場。ホテル・モスクワの鉄砲玉。

元々はフランスの民兵組織、SACの五本指と呼ばれるエージェント集団に所属していたが、とある理由によりホテル・モスクワの鉄砲玉になった。その際、ロニーと揉めかけたがレヴィが一切の責任を請け負うことで承諾された。ホテル・モスクワの呼び出しがかかるまではラグーン商会(主にレヴィ)に身を預けている。


その他の人物はBLACKLAGOONの登場人物一覧を参照。


アニメシリーズ編集

第1期『BLACK LAGOON』は、2006年4月から6月までUHFアニメとして全12話が放送された。

第2期『BLACK LAGOON The Second Barrage』は、2006年10月から12月まで、第1期と同じくUHFアニメとして全12話が放送された。

DVDはそれぞれ全6巻、Blu-rayはそれぞれ全4巻発売。

2013年6月26日には、後述のOVAも含めた前話を収録したBD-BOXが発売された。


第3期はTVシリーズではなく、『BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail』のタイトルでOVAとして全5巻が発売。


監督・シリーズ構成・脚本は片渕須直が担当、アニメーション制作はマッドハウス


オープニングテーマ編集

「Red fraction」

「Red fraction IO drive mix」(第3期)

作詞 - MELL / 作曲・編曲 - 高瀬一矢 / 歌 - MELL

エンディングテーマ編集

「Don't Look Behind」

作曲・演奏 - EDISON

The World of midnight(#15)

作詞・作曲・歌 - Minako "mooki" Obata

「Peach Headz Addiction」(#24)

作詞・作編曲・演奏 - breath frequency

「When Johnny Comes Marching Home」(第3期)

編曲・演奏 - EDISON

This moment 〜prayer in the light〜(#29)

作詞・作曲・歌唱 - Minako "mooki" Obata


関連動画編集

20周年記念PV編集

主題歌編集


関連タグ編集


関連リンク編集

公式サイト

特設サイト『ロアナプラ観光協会』

公式Twitterアカウント

バンダイチャンネル

BLACK LAGOON Heaven's Shot


wikipedia

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