概要
CV:櫻井孝宏
トロスファームに本拠地を置くチーム・ブリッツに所属する青年である。
搭乗ゾイドはライガーゼロ、ウォーリアー登録ナンバーは777-A-09。
格闘戦を主体とした戦法を基本としているが、夢は「最高の装備をつけた最高のゾイドを相棒にする」という事らしく、射撃武装が嫌いではなく、パンツァーユニットに興奮するなど、むしろ積極的に使う場面も少なくない。
最高のパーツをつけた最高のゾイドに乗るという夢を持っており、まずはパーツを探そうとジャンク屋をしながら光学迷彩を装備したトラックで各地を放浪していた。しかし、トロスファームに食糧目当てで忍び込んだ際にチーム・ブリッツに捕まり、偶然にもライガーゼロと遭遇した。そして、誰一人操れなかったライガーゼロを乗りこなしたことにより、チーム・ブリッツのメンバーとしてゾイドバトルの頂点を目指すことになる。
性格は、天性の楽天家のため少々マイペースでいい加減な面があり、他人の話を聞かずに行動しては酷い目に遭うことも多い。しかし、気難しいライガーゼロと心を通わせるなど、ゾイドとの親和性は高いようであり、「ゾイドの言葉がわかる」事を当然と思うような環境において育ってきた。この考えにレオン・トロスは触発され、武者修行の旅に出た。
視力も優れており、3km離れた場所にいるゾイドの装備を判別できるほどである。
また、足で食器を使って食事できる。
メカニックへの知識には目を見張るものがあり、ゾイドの傷痕から何の武器が使われてしかも武器の口径までわかる。また、相手のゾイドの通常の限度を超える重武装によって機体への負荷が激しいことを最初から見抜き、相手にバレないように少しずつ負荷をかけていき、パーツが限界を迎えた場面で最低限の武装と攻撃で勝利するなどかなりクレバーな面もある。
しかし一方で、スリップストリームなどの知識は知らないとされる。
余談
- 「偶然か、それとも・・・」という旨の評価は、前作でバン・フライハイトにも言われていた言葉である。
- 中の人は前作でヒルツを演じている。つまり、前作のラスボスが次回作で主人公を演じたことになる。
- 漫画版では、ビットのライガーゼロはビットと出会うまでは野生の個体だったとされている。
- 次回作の主人公のRDが「伝説のゾイド」を追い求め、最終的にはライガーゼロファルコンと判明するのは、「最高の装備を積んだ最高のゾイド」を追い求めてライガーゼロと出会ったビット・クラウドにも類似している。
- ビットと出会うまではライガーゼロは誰にも操縦できなかったが、ライガーがビットを選んで初めて活躍できた。この点では、ムラサメライガーに選ばれるまでゾイドに乗れなかったルージ・ファミロンとどこか似ている部分がある。
関連イラスト
関連タグ
ヒルツ、アンビエント、ジーン・ホリデー、ベーコン(ゾイドワイルド):アニメゾイドにおける声優繋がり。櫻井氏は、モブとしては『ゾイド-ZOIDS-』の初期から参加している。
クラウド・ストライフ:中の人が同じクラウド。