曖昧さ回避
- 「風圧シールド走法」とも呼ばれるモータースポーツ等でのテクニック。直線で先行する車両の背後に潜り込む事で風圧の抵抗を受け流すもの、というイメージでだいたい合っているが、正確には先行車が空気を乱すことで後ろに空気の渦が発生し、これに後続車が引っ張られる性質を利用するものである。ちなみに後続車が先行車にぶつかる直前まで近づくと、空気の渦の発生が抑えられて先行車もほんの僅かながら速くなる。ツール・ド・フランスなどの自転車競技で同じチームの選手が先頭を交代しながら縦に並んで走っているのは、この性質を利用するためである。またNASCARではライバル同士でも連携をする場合がある。
- 以下の『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター。本項で解説。
- 『トランスフォーマーアニメイテッド』
- 『Transformers:War for Cybertron』
- 『トランスフォーマーアドベンチャー』
- 『トランスフォーマーサイバーバース』
アニメイテッド
第28話「それぞれの思惑」より登場。前進翼型の戦闘機に変形する。
スタースクリームのクローン軍団「イケメンズ」の一人として生み出された。スタースクリームから狡猾な性格を受け継いでいる。クローンの中で唯一の女性型であり、TFシリーズ初の女性型ジェットロン、更に言えばG1シリーズ未登場の初の追加ネームドジェットロンでもある。
スタースクリームのクローンだが、ロボットモードではボディーラインが細く顔立ちも女性的になっている。
オメガスプリームの襲撃を受けた際、仲間に足を狙うよう指示を出し、実際オメガスプリームを一時的に行動不能に陥れるなど設定に準じた活躍を見せた。
ちなみに日本語版の声を担当した田中敦子は過去に『ビーストウォーズリターンズ』にてボタニカを演じている。
『アニメイテッド』当時は玩具が発売されなかったものの、後に海外では『トランスフォーマープライム』のスタースクリームの仕様を変更し、TFコレクターズクラブ限定で販売された。
レジェンズ
『トランスフォーマーレジェンズ』ではウィンドブレードの仕様変更品として、彼女をモチーフとした玩具が発売された。そのためアニメ通りの女性らしい体型を再現している。
流用の都合で主翼のローターがそのままだが、封入コミックでは「スィンドルからもらった異次元ジャイロローター」という設定を付加されている。
コミックはアニメの後日談から始まり、指名手配されて追われているところを異次元ジャイロローターでレジェンズ世界へ逃げ延びた。「ここまで来ればもう追ってはこない・・・私の好き勝手出来るってワケ!」などと安心したのも束の間、その世界のサイバトロンが待ち構えており、総攻撃でボロボロになったところを初代メガトロンに拾われる。
War for Cybertron
2010年に欧米諸国で発売されたPS3・XBOX360・PC対応のサード・パーソン・シューティングゲーム『War for Cybertron』では、ディセプティコン編のシナリオをクリアする事でマルチプレイやエスカレーションモードにて使用可能となる。
『アニメイテッド』とは違い、ロボット・ビークル形態共に他のシーカーズ(ジェットロン)とはデザインは異なっている。
アドベンチャー
(画像上)
CV:祐仙勇
賞金稼ぎドリフトを師匠と仰ぐマイクロンで、彼の右腕の籠手に備わった手裏剣に変形する。カラーリングは赤で、ロボットモード時は薙刀を武器とする。
かつてはジェットストームと共に盗賊を生業としていたが、ドリフトに拾われて改心し、彼に忠誠を誓うようになる。
サイバーバース
CV:渡辺明乃
シーカーズの女性戦士。
本隊に先行して地球に到着していたディセプティコンの中では最も地位が高いようで、指揮を執っている。しかし立場的には役に立たない無能な部下とパワハラ全開な上司のスタースクリームとショックウェーブの板挟みに遭う中間管理職であり、そのことに不満を感じていた。
シーズン2からは反乱を起こして粛清されたスタースクリームに代わってシーカーズのリーダーに任命されるが、スタースクリームへの苛烈な粛清を目の当たりにしたこととメガトロンからプレッシャーをかけられていることもあって、やや萎縮してしまっている。
やがて、自身の部下となるシーカーズが、生きていたスタースクリームに抱き込まれていたことを知る。さらにスタースクリームがオールスパークを悪用していることを知る。
危険自体をディセプティコンの仲間に知らせようとしたが、その頃にはもうシーカーズは全て裏切り者と認識されており、サウンドウェーブから問答無用で拒絶される。
反逆者扱いされながらもなんとか攻撃を退けるが、それを陰で目撃していたブラジオンにより不意打ちによる粛清を受け、裏切り者と勘違いされたままチータスに看取られ死亡した。
サイバーバースのトランスフォーマーは力尽きたスパークがオールスパークへと還るような描写となっており、スリップストリームもまたオールスパークと同化したことが窺える。
ウィンドブレードとは何度も交戦してその度に煮え湯を飲まされており、強く敵視していた。しかし、命を失う直前に頼ったのは、散々対立したウィンドブレードであった。
アドリブでは捕らえたウィンドブレードの記憶を見た際に、バンブルビーと仲良くしているのを見て「リア充爆発しろ」と吐き捨てたり、映画での主役デビューを狙っていたりしているなど、主役の座を終始狙っていた。