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スタースクリーム

すたーすくりーむ

トランスフォーマーシリーズの登場人物。 コンボイやメガトロン、バンブルに並ぶ知名度を持つ。
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概要

らくがきスタスク


スタースクリーム(Starscream)とは、海外アニメトランスフォーマー』シリーズに登場するロボット生命体。
作品によって設定は異なるが、多くは悪の軍団デストロンディセプティコン)に所属する幹部クラスの戦士であり、基本的に戦闘機など空を飛べるものに変形する。

また、軍のリーダー(多くはメガトロン)に対する忠誠心は薄く、彼の失脚を見計らいニューリーダーに名乗りを上げるなどの腹黒い抜け目のなさを見せる事が多い(例外も存在する)。

ファンからのあだ名は「スタスク」または「stsk」。

以下、各シリーズにおけるスタースクリームについて個別に解説。

G1

スタースクリーム


CV:日本語版/鈴置洋孝 原語版/クリス・ラッタ

「今日からこの俺様がデストロンのニューリーダーだ!」

悪の軍団デストロンの航空参謀もとい永遠のNo.2。ジェットロンの指揮官である。
F-15に変形し、両肩に装備されたナルビームや、時折撃ち出すミサイル攻撃などを武器に戦う。
せっかく機能停止していたサイバトロンを余計な攻撃で目覚めさせてしまうという大失態を犯しているが、その事実は本人もメガトロンも、ましてや目覚めた当人達すら知らない。
その後も故意か偶然かスタースクリームの勝手な行動でデストロンの作戦が失敗したり、あまつさえサイバトロンの作戦が成功しているので、ファンからは影のサイバトロン戦士とも呼ばれる。
第一話からメガトロンを差し置いてデストロンのニューリーダーとして成り代わろうとしており、彼への裏切りは最終話まで定期的に起こる。
しかしメガトロンは懐が深いため決して彼を処刑せず、おかげでいつもお仕置きだけでほとんど許してもらえている(普通なら間違いなく即効で殺されるようなことをしているのに……)。※
このため、彼は懲りずに謀反行為を繰り返し、その回で「お許しください」と謝ったばかりなのにも関わらず、また裏切るという恩を仇で返す変わり身も披露している。

これは一つの病気とされ、ファンの中ではニューリーダー病と呼ばれることもある。たまにこれは感染を引き起こし、トリプルチェンジャーが一度その病にかかったことがある。
そのくせ、メガトロンが弱っていたり危機的状況にあると下克上のチャンスにも関わらず(文句を言いつつも)素直に従うこともある。いわゆるツンデレの気があるのかもしれない。

※補足になるが、メガトロンがここまで彼に寛大なのは、出自と野心の高さから来る彼の行動力と能力の高さ(自分抜きでもまともに行動できる)をきちんと把握しているが故である節が見られる。実際、野心を煽ることで能力をより効率的に引き出そうとしているらしく、メガトロンはテックスペックでもその点についてしれっと言及していた。

メガトロンの理想の上司すぎる対応には海外のファンもネタ…疑問視しており、トランスフォーマーのファンでもあるNostalgia Criticはスタスクがデ軍に継続勤務できる理由として「奴の作るクッキー(アメリカにおけるお婆ちゃんの味的な?)がめちゃんこ上手いから」と推測してるほど(当然ネタだが)。
このようにファンからはヘタレ扱いされているが、上述の通り実力自体は高い。その証拠に、

  • メガトロン不在時のデストロン軍団を一時的に指揮(その後メガトロンとの連絡が取れると指揮権をあっさり譲り渡す)
  • エネルギー確保の困難な中世時代へ迷い込んだ時に僅かな材料から発電装置と火薬を補給
  • 第二次世界大戦期の軍用車両と政治犯のパーソナルコンポーネントを用いてコンバットロン軍団を結成し、メガトロンを追い詰める
などと、なんだかんだでメガトロン直々にナンバー2と呼ばれるだけの実力は備えている。とりわけ追い詰められた際には、機転と科学知識を発揮して自身が逆転できる状況を作り上げることが得意。

デストロンの軍門に下る前は科学者として色々な研究をしていたが、友人であるスカイファイアーが行方不明になったことに加え、折しもメガトロンによる破壊活動が活性化していた時期だったこともあって戦争のスリル味わいたさにデストロン軍団入りした。後にある作戦で北極を訪れた際に氷漬けになったスカイファイアーと再会し、機能停止状態の彼を復活させようと奮闘。見事復活させ、昔と同じように行動を共にするも、その非道が祟ってスカイファイアーに裏切られてしまう(スカイファイアーの方も裏切ったことに関してはかなり嫌な気分だったらしく、「友を失った」とひたすら嘆いていた)。ちなみに、スカイファイアーを復活させようとした際の余りの死に物狂いな様子からメガトロンが思わず言葉に表すほどに珍しがった。

ずっとメガトロン様に許され続けてきた彼であったが、『ムービー』において、コンボイと闘い瀕死の状態となったメガトロン様を宇宙に放逐。ニューリーダーになろうとしたが、流石に復活したガルバトロン様にはお許しをいただけず、破壊大帝の座を得てたった一分ほどで消滅、死亡した。

このままフェードアウトしていくかに見えた彼ではあったが、続編の『2010』では実態を持たない幽霊としてしぶとく再登場。前作で何故発揮できなかったのかというくらいに能力を発揮し、復活を遂げる。しかしガルバトロンに見つかり、砲撃を受けて宇宙の彼方へと吹き飛ばされ、以降登場することはなかった。この時、ユニクロンをまんまとハメている辺り、口八丁の上手さはトランスフォーマー随一と言えよう。

ビーストウォーズ』にも時を越えて登場。G1シリーズよりも未来の時代の戦士であるビーストTF達にもスタースクリームのニューリーダー病は知れ渡っているらしい(コンボイメガトロンは詳しいことを知らなかったようだが)。
ダイノボット曰く「大ウソつきのこんこんちき。宇宙一の裏切者」、地球で生まれたブラックウィドーでさえも「ユニクロンにやられたのは真っ赤なウソ。本当はガルバトロンに処刑された」と語っている事から、彼のその悪評ぶりが伺える。
宇宙を彷徨う中で時空を超え、惑星エネルゴアに飛来、デストロン基地内のコンピュータを通じてワスピーターの体を乗っ取ることに成功する。デストロンの面々に「かつて自分はガルバトロンを守るためユニクロンに破壊され、スパークのみの姿となった」と嘯き、表面上メガトロンに忠誠を誓う(当然、最終的にはデストロンそのものを乗っ取る気でいた。また先程のウソも独自に調査をしたブラックウィドーにあっさり見破られた上、メガトロンも彼のことを信用していなかった)。サイバトロン基地を占領したり反乱を起こしたりと派手な活躍をしたが、例によって失敗。再びスパークのみの姿となり、サイバトロンに恨み節を放ちながら宇宙の闇に消えた。
この時の声優は矢尾一樹氏。矢尾氏はこの後、『ビーストウォーズネオ』でセイバーバックの声を担当していた。
後の『メタルス』では、「スパークが消滅しない特異体質=事実上の不死身」であることが判明。この新事実がとある禍根の発端となった。なお、『マイクロン伝説』にもスパークが無事だったから死なずに済んだキャラがいる。
ちなみに、墜落したアーク内で他のTFと共に休眠状態に陥っている彼の姿を確認できる。

アニメ以外の媒体でも巨大になってみたり、人間型のアーマーを着てみたり、眼鏡っ娘に乗り移ったり、何故か生きてたり、コンボイとメガトロンの両方の力を持つボディを手に入れたり、スクランブル合体戦士になって憎き仇敵復活させたりと大活躍である。

挙句の果てには使徒と融合して使徒スクリームになったり…

使徒スクリーム




「愚か者の代名詞」


彼を一言で表すのであればそれで事足りる。
メガトロンの名台詞「まったくこのスタースクリームめ!」がそれを裏付けている。
このエピソードから、転じてスタースクリームという単語が形容詞であることが発覚し、以降愚か者の代名詞としてファンの間で広まるようになる。

尤も、あくまで軍団のNo.2を勤めるのだから、上述のようにそれ相応の能力は備えているのだが、如何せん知恵の使いどころを誤っている感は否めない。それ故に他のデストロンはおろか直属の部下であるジェットロン達からも信頼されておらず、人望は皆無である。メガトロンに至っては「スタースクリームの統率力はガキと同じ」と揶揄するほど。


声優

原語版と日本語版で大きく声質が異なることでも知られる。原語版ではコメディアンだったクリス・ラッタ氏の声質と演技の影響で典型的な三枚目だったが、日本語版では鈴置氏が本来のキャラクター像を守りつつ二枚目型の声色と演技を織り交ぜたことでニヒルな側面が強くなり、原語版以上に深みのあるキャラクター像を確立した(スタースクリームがTFの中でも美形の部類に入る顔立ちであることも関係していたのかもしれない)。
なお、鈴置氏はスタースクリームの他にもパワーグライドデフコン、スリングの声も担当していた。

ビーストウォーズⅡ


空爆兵と航空参謀


CV:高橋広樹(後に「カーロボット」のギルドー、『アニメイテッド』のオプティマス役も務める事になる。因みに高橋さんはインセクトロンの一員、マンティスも担当していた)

『ビーストウォーズⅡ(セカンド)』に登場する航空参謀。メガストーム率いるコンバットロン部隊の一員。
通称:カマスク、スタ姐さん

ビーストウォーズ』シリーズはG1シリーズの延長線上の物語だが、G1スタースクリームとは別人である。どことなくコンボイ顔だが、突っ込んではいけない。
元祖とは正反対にリーダーのガルバトロンに対する忠誠心が高いが、その弟のメガストームの事は軽く見ている。
オネエ口調だったり、仲間に計算を教えたり、アルテミスに好かれたりと元祖とは別にキャラが立っている。オネェ口調ではあるもののノンケである(「同性愛者ではない」と公式で明言されている)。また、ストーリーでは一度もオカマ呼ばわりされていない。

性別不詳(質問コーナーで子供から性別について聞かれたが、明らかにされていない)だが、作品中では自らを「ミスタートランスフォーマー」と名乗っていた。

人望の薄い他のシリーズのスタスクとは違い、忠実な部下兼相棒(BB)がおり、協調性が高く情も厚い

周りに優しい上司(ガルバトロン)や可愛く忠実な相方(BB)、更には追っかけ(アルテミス)がいたり、敵対したサイバトロンが歴代の中でも穏健平和的なライオコンボイ達であったため、割とリア充であったせいか、最後まで裏切らなかったスタースクリームであった(ただし、上司の抹殺を企てたことはある)。終盤では最期までガルバトロンに尽くし、仲間を鼓舞した。
『ビーストウォーズⅡ』自体は日本独自の企画であったが、海外で発売されたムック『Beastwars Sourcebook』では、更に設定が深く掘り下げられている。先進的で高度な政治システムの考案や、それと同時に仲間達(とりわけBB)を幸福に導く責任感も兼ね備えるなど、知識人・人格者としての一面が強調されている。

上司に忠実な点や忠義心に厚い部下を供にしている点を考慮すると、どちらかといえばG1のサウンドウェーブに近いキャラクターと言えるだろう(本作では、G1スタークリームの野心家としての一面はむしろメガストームに引き継がれている)。

デザインはG2期に発売された玩具スモークスクリーンドレッドウィングの仕様変更品で、G2シリーズで没になったスタースクリーム&メガトロンATB(Advanced Tactical Bomber)の配色を再現したもの。主従が逆転しているのはなかなか興味深いところである。

BBとの関係

ガルバトロンに従う以前はサイバトロンの捕虜となっており、脱出時に同じく捕らわれていたBBを助けたという設定がある。BBのスタースクリームに対する強い忠誠心はこの時から来たものと思われる。また、BBの片言のセリフは捕虜として捕らわれていた時のサイバトロンによる矯正の障害から来たものらしい。感情や言語に乏しいBBだが、割とスタースクリームに意見したりツッコミを入れたりしている。また、ジョイントロンにスタースクリームを攻撃された時は怒り、第三形態の戦車モードに変形した(BBはトリプルチェンジャー)。

能力

知力、スピードは歴代トップクラス。
ガルバトロン曰く、デストロンの知恵袋。副官的な立場ではなく(メガストームが実質的にNo.2)、参謀的な立場であった。力仕事は苦手だが、基本的に戦闘、作戦の要であり、交渉役や調査活動、医療行為など色々とできる。ガルバトロン負傷の際は手術も行った。
武器は二丁銃のスクリームワインダ-。ハリセンを使ったこともある。

BBとのコンビネーションは抜群で、協力技「フォーメーションスクリーム」は辺り一面を焦土に変えるくらいの威力である。

トランスフォーマーの中では珍しく、音楽について理解がある。クラシックではワーグナーが好きで、ダンスのセンスもあるらしい。

ストーリー中盤頃から、アンゴルモアエネルギーの影響でサイボーグサメのヘルスクリームにパワーアップする。

ヘルスクリーム様ー!



セカンド放映当時、前作のCG版『ビーストウォーズ』に登場したG1スタースクリームと同一人物なのかと間違われることが多く、区別してもらうのに苦労したらしい。
その影響か定かではないが、後の彼のリペイント品である『ロボットマスターズ』のスモークスナイパーはG1スタースクリームを嫌っている。。また、彼も情にもろいという設定がある。

彼以降、しばらくの間「G1世界以外のスタースクリームは、G1世界の彼の持つ要素のどれか一つに反逆している」と評されることとなった。

マイクロン伝説


うちの父ちゃん強いんだぞ!的な


CV:山野井仁(『アニメイテッド』でもスタースクリームを担当)

「三度でも四度でも私は裏切ることにした…私の信念の下に。」

『マイクロン伝説』(米題:Armada)に登場する航空参謀。赤と白のSu-37風の戦闘機に変形する。
リーダーに成り代わろうとしたりプライドの高い面はあるものの、元祖よりも遥かにカッコイイ面でのドラマが多いキャラクターである。

裏切りの回数は実は初代に次ぐ。更に歴代で唯一サイバトロンに身を寄せた経験を持つスタースクリームでもあり、このシーンの影響からかpixivではアレクサとの絡みのイラストが多い。(サイバトロンに身を寄せていた時期含め)仲間との関係はうまく行っていないが、マイクロンをはじめ子供達には好かれている。脱走時にマッハ達を気遣い、子供達に火星の石をお土産に持って帰る優しい一面も見せていた。
ただしコンボイは認めており、ホットロッドとも息の合ったコンビネーションを見せ、お互い憎からず思っている模様(ホットロッドは裏切りの直後は荒れていたものの後に仲間だと受け入れる)。また、アイアンハイドはデストロン軍で唯一(序盤こそ軽んじていたものの)スタースクリームの心配をしていた。

武器は両肩のナル光線キャノンと、背部の翼が変形したウイングブレード。ユニクロン3部作(マイ伝、SL、GF)におけるスタースクリームは主に剣を使うことになる。

43話でパワーアップし、体の色が青に変わる(海外版の『Armada』ではその青いボディに因んでか、名前もサンダークラッカーに変わった)。

守ってる!(DC#11)


なお、pixivでは上記のような「ラットルと仲良くしているマイ伝スタスク」のイラストをしばしば見かけるが、こちらはIDW版のアルマダスタースクリームであり、マイ伝のスタスクとは容姿以外の関連性はない。こちらのスタスクは戦後のメガトロン不在となったディセプティコンを仕切り派閥(メンバーはラットル、スクープ、フラットライン、フィクジット)を作って暗躍しているが、人望のなさは相変わらずの模様。

「漢の中の漢」


今作のスタースクリームを指すのに適していると言える言葉。

初代同様の野心の塊と思いきや、割と正々堂々とした性格で、卑怯な行為を嫌うといった初代スタースクリームの「愚か者」のイメージを破壊するスタースクリームである。上述の裏切りも、メガトロンに一人前と認めてもらいたいがための反抗心ゆえである。

特にその壮絶な最期と、そこに行き着くまでのサイバトロンや人間の子供達(特にアレクサ)との交流による心境の変化も彼をそう呼ぶに相応しい要素となっている。

ギャラクシーフォース


スタスク


CV:黒田崇矢
ギャラクシーフォース(米題:Cybertron)に登場する航空参謀。海外ではマイ伝スタースクリームと同一人物扱いだが、日本では別人であり純粋なる野心家となった。
最初は破壊大帝マスターメガトロンの忠実な部下として登場したが、徐々に本性を表していき、その執念深さでサイバトロン、デストロンとは別の第三勢力として暗躍した。因みにマスターメガトロンは部下の裏切りを全く許していない数少ない破壊大帝である。

総合テックスペックは歴代一で、一人でサイバトロン全員と戦うことが出来るほど。サイバトロン内でも互角に戦っていたのはガードシェルくらいだった。
主な武器は両肩のバーテックスブレードと胸部の機銃。フォースチップはデストロンのエンブレムだが、マスターメガトロンのチップとはデザインが異なっている。
後に左腕のブレードは巨大化してパワーアップした際、バーテックスキャノンに形を変えた。

第30話でニューリーダーアイテム(呪いのアイテム)である例の王冠をかぶってからはヘタレ度が上がり、負ける回数が多くなった。この王冠は51話でマスターガルバトロンに握り潰される。

根性はマイ伝、しぶとさはG1と並ぶ。なのでそれまでのスタースクリームの集大成、とも言える。どんなに惨めな思いをしてでも自分の野望を成し遂げようとする意志の強さは確かであり、ギガロニアへ行けるのもこの意志の強さによるもの。
現に「強い思いがあれば不可能を可能にする」とマスターガルバトロンに言っている。

最終回でソニックボンバーの通信でスタースクリームの生存を知ったガードシェルとデモリッシャーはスペースブリッジ建設隊を外れ、スタースクリームの探索へ向かうことになった(因みにベクタープライムは最初から死んでいないと明言している)。

マスターメガトロン同様、ギャグらしい言動は皆無でやりたい放題の次回予告(内容にまつわった雑談が多いので、『ビーストウォーズ』のように内容についての解説を放棄しているわけではない)もスタースクリームメインの話ではシリアス一色となる。

アニメ版では慇懃無礼な口調で偶に荒っぽくなっていたが(一人称は普段は「私」だが偶に「俺」になる)、漫画版では最初から一人称は「俺」で口も柄も悪い上、打ち切りの影響で彼が事実上のラスボスだった。

実写映画版


流線型の軌道


CV:宮澤正
実写映画に登場するディセプティコンデストロン)のNo.2。初代がF-15に変形するのに対し、こちらは最新鋭のF-22に変形する。(共に当時の米空軍の主力機種)

デザイン公開当初は「色がトリコロールでない」「鳥みたいな人間離れした顔」「カメムシ体型」「鳥脚」など、外見だけは美形だった歴代スタースクリーム達との差異が目立ったが、内面に関しては姑息・卑屈・詰めが甘いであり、いつもの病気を発症しないだけでいつも通りのスタスクである。
一作目の時点では声にエフェクトがかかっていたが、二作目『リベンジ』では歴代スタースクリームに近いハスキーボイスへと声変わりした。
主な武器は右腕のガトリング砲と左腕&背中のミサイル、機器類をダメにする音波。更に腕には丸鋸を搭載しており、自動車程度なら軽く輪切りに出来る。なお、腕は千切れてもくっつけておけば治る模様。

これでも戦闘力はナンバートゥーを務めるだけあってそこそこ高く、一作目ではラチェットアイアンハイドを軽くいなしていたり、一作目・二作目の序盤および外伝にあたるコミック『The Reign of Starscream』ではメガトロン不在時のディセプティコンを仕切っていた。人望のなさもいつもどおりなのか、部下のドレッドウィングラムジェットにあっさり裏切られるが、今回はサンダークラッカーという忠実な部下がいたりする。

ちなみに一作目の時点でメガトロンを攻撃する米空軍のF-22部隊に混じって一緒に攻撃を加えていたという疑惑が持ち上がっており、映画を見たTFファンは「やはりスタスクはスタスクか」と思ったに違いない。疑惑はともかくその後単機で大気圏を離脱してトンズラをこいており、二作目『リベンジ』ではその事でメガトロン様から御仕置きを喰らっている。

二作目『リベンジ』にて、全身にオールスパークにちなむタトゥーを彫っており、せっかくのビークルモードもタトゥーのせいであっさり見破られた。(カラーリングが似ているメガトロンと区別がつかなかった、という制作サイド的な事情もあった模様)
他にも涎を垂らしたり、メガトロン様から二回も折檻されたり、オプティマスに腕を切り落とされたりと前作に比べて間抜けな描写が目立ったが、エジプトでの敗戦時には重傷を負ったメガトロンに対して「Not to call you a coward master, but sometimes cowards do survive.(あんたが腰抜けってワケじゃないが、時には腰抜けの方が生き延びる)」と、戦略的撤退を進言している辺り、少なくとも引き際は心得ている模様。

三作目『ダークサイド・ムーン』では、メガトロンなどの目上の者にはゴマをすり、自分より弱そうな相手には調子に乗る卑劣漢としてのキャラ付けが強くなった。重傷を負ったメガトロン相手になおもおべっかを使い両手を擦る仕草が印象的である。
シカゴでの決戦では仲間とはぐれたサムを虐め殺そうとしたが、不用意に接近した隙を突かれて右目にワイヤーアンカーを打ち込まれてパニック状態に陥り、片目にサムをぶら下げたままレノックス率いるNEST小隊と交戦。更にサムに左目へ爆弾を突っ込まれてしまい、「I can't see!I can't see!(目が!目がァ!)」と泣き喚きながらのた打ち回った挙句に頭が爆裂して死亡した。
その死に様から「某大佐を髣髴とさせる(笑)」「飛べばいいのに(笑)」と日本のファンからしばしばネタにされている。

余談であるが、玩具のパッケージ裏に記載されているテックスペック上でのInteligence(知能)の値が歴代で最も低い「4」の値になっている。プロトフォームだった頃の方が数値が高い(9)って一体どういうことだ?

四作目では、3からの新参と同タイプが出ていたのに、他の機体も全く掠りもしない体たらくであった。五作目では、なんと彼の生首が、オートボットの商人デイトレーダーの商品の一つとして登場する。しかし前述したとおり彼の頭部は三作目で爆裂してしまっているため、デイトレーダーによって修復されたか、あるいは偽物ではないかとする説もある(デイトレーダーはディセプティコンとも取引することが多いため)。
劇中ではメガトロンがケイドのスクラップ場を襲撃した際に彼の頭部の残骸を拾い上げ、「お前にも見せてやりたかった、古き友よ…」と語りかけていた。任務をしくじり折檻されることもあったが、メガトロンに信頼にされていたことが伺える。

アニメイテッド

航空参謀!!


CV:日本語版の中の人はマイ伝スタースクリームと同じく、山野井仁。英語版担当者はスポンジボブを演じたこともある、トム・ケニー
主役」「イケメンを自称する航空参謀。Su-47(S-37)風の前進翼型戦闘機に変形する。
日本においては中の人がマイクロン伝説のスタースクリームと同じなのだが、性格はG1寄り…どころかG1より陰険かつ卑屈でより質が悪い。
一言で表すなら馬鹿と無能により磨きのかかったG1スタースクリームであり、そのダメさは歴代トップクラスと思われる。ただし作中における戦闘力はトップクラスであり、エリートガードの猛攻をものともしない実力を誇る。そしてある理由から明確にディセプティコンと袂を分かち、単身で打倒メガトロンおよび全宇宙支配に向けて暗躍する事になる。

更にストーリー公判ではG1シリーズ以来の不死性を身に着けるが、正真正銘の永遠の命であるG1版とは違い、本作の場合は諸事情によりスパークが消滅した状態で生き返った、いわば仮初の不死である。この為ディセプティコン反応もなくなっており、オートボット達の追跡を掻い潜ってはメガトロンの足を引っ張り続けた。

何かにつけて「主役」と連呼する様は「出張どこでも鑑定団inサイバトロン星」でお馴染みの銀河万丈がかつて演じた某一匹狼を髣髴とさせる。

War for Cybertronシリーズ

スタースクリーム


CV:サム・リーゲル
戦前期のスタースクリームが登場。初代アニメに登場した三角錐型セイバートロニアンジェットのイメージを取り込んだSF風ジェット機に変形する。

元々は衛星軌道上にある研究所に務めていた研究員で、スカイファイアーとはそこでの同僚であった。歴代スタスクは「影のサイバトロン戦士」と呼ばれていたが、本作では本当にオートボットだったという驚愕の設定になっている。玩具シリーズ『ジェネレーションズ』によると戦前はセンチネルプライムの護衛を任されるほどの名誉ある戦士であった。

メガトロンが反乱を起こした直後にこの衛星基地に配置され、仲間たちとダークエネルゴンの研究をしていたところを、メガトロン率いるディセプティコン軍団が急襲。だがここに配置されてから果てなく続く孤独と倦怠感によって例の病を患ってしまい、同僚二名を連れてディセプティコンに寝返った。この時、スカイファイヤーと袂を分かつ。

続編のFall of Cybertronでは、メトロプレックスの襲撃でメガトロンが重傷を負った途端、ニューリーダー宣言をかましてディセプティコンの乗っ取りを画策。
しかし、部下として率いたコンバッティコンの忠告を碌に聞かなかった為に大敗するという大ポカをやらかし、サウンドウェーブが復活させたメガトロンから手痛い御仕置きをされた挙句、政治犯として追われる身となってしまった。
だが、そんな事でへこたれるような彼ではなく、その後もショックウェーブの研究所に忍び込んでグリムロックの覚醒を手伝い、彼を懐柔しようとしていた。だが、まるで話を聞いてもらえず、むしろ研究所を壊滅させるという大ポカをやらかしてデ軍の脚を引っ張っている。
ちなみにグリムロックとの対話の際、アクションをとらず放置しているとスタースクリームが一方的に演説を始めたり、かと思えばグリムロックに捕まると必死に命乞いしたり、実にスタースクリームらしい一人芝居が聞ける。

なお、このニューリーダー時代に歴代スタスクが被ると死ぬ例の冠を被っているが、今回は死なずに済んだ模様。スタースクリームの暗躍パートではこれが隠し要素として存在し、手に入れるとスタースクリームが再びその王冠を被った状態でプレイすることが出来る。

腕に搭載しているガトリング砲っぽい火器はいつものナルビームではなく、「スクラップメーカー砲」という名称が与えられている。

シャッタード・グラス

SGスタースクリーム


ある意味G1世界のスタースクリームに最も強固に反逆したスタースクリームと言える驚異のキャラクター。
正義感溢れるナンバー2、というマイ伝版とは違う意味で漢を示した好人物である。
G1世界と同様に戦争が始まるまでは科学者であり、クリスタルシティの科学研究所で真っ当な研究に勤しんでいた。
その優秀さを買われてオートボットにスカウトされた際、良心を優先して断ったがために殺されそうになるが、寸でのところでメガトロンに救われたのを機にディセプティコンに加入した。
ディセプティコン入りした経緯故にメガトロンに物凄く忠実で、それもあってメガトロンからも物凄く信頼されている。
カラーリングはG1版スカイファイアーをモチーフとしており、デザインは『ギャラクシーフォース』版が基になっている。

プライム

プライムスタスクの可愛さは異常


CV:日本版は鶴岡聡 、海外版の声優はFall of Cybertronでショックウェーブを担当したスティーヴン・ブルーム。
ほぼテンプレ通りどころかゲスさと無能さに磨きのかかった、相変わらずニューリーダー病をこじらせている航空参謀。
歴代スタースクリームの中でも群を抜く無能であり、ファンはおろか制作サイドからも(歪な)愛を注がれ続ける表情豊かな人気キャラクター(棒)。

詳細は→スタースクリーム(プライム)にて。

クラウド

劇中にて『SARA』の膨大な力によって得た新たなボディは、トリプルチェンジャーであるブリッツウィングと同じく旧ボディ以上の速度と爆撃力を誇る戦闘機の姿に加え、コンプレックスと同じ強固な装甲と圧倒的火力をもつ戦車の姿へも変形できるトリプルチェンジ能力を獲得した。

キュートランスフォーマー

スタースクリームさん


CV:杉田智和
TFシリーズ30周年を記念して企画されたチョロQとのコラボにおけるスタースクリーム。

QTFシリーズでは初の、自動車以外のもの(G1同様F-15だが、丸いフォルムは過去に発売された飛行機のチョロQや、ハセガワで発売されている『たまごひこーき』シリーズを思わせる)に変型する。
玩具版は2015年9月19日に発売予定。通例に倣い、色違いのサンダークラッカースカイワープも揃って発売される。

TVアニメ版では第二期『さらなる人気者への道』からデ軍回のレギュラーとして登場。
外見・性格共にG1を意識したキャラづけがされており、台本パートでは「~ですぜ」などややスレた敬語で皮肉とアドリブを交えながら、他のメンバーが語るTFの過去シリーズに対して常識的な目線でツッコむ役回りを担う。
第七話では美少女に憑依していた事実が明るみになった事でメガトロンの嫉妬を買い、グーパンで吹っ飛ばされた。その際通例の命乞い「お許しくださいメガトロン様!」もきちんとこなした。
いつもの病気は発症しておらずメガトロンに対して表立って叛逆する事はないが、第十二話でオプティマス達と遭遇した際は「誰がニューリーダーに相応しいか、ここで決着をつけてやろうじゃないか!」と発言している。

時折、両手を掲げてヒラヒラと動かす独特の仕草を行なっているが意図するところは不明。また興奮するとロックダウンの様に暴走して飛び回ることもある。

アドリブパートでは基本的に率先して立案するが、何かと相手の性的な趣味趣向を探ろうとしている節があり、時にはカマをかけることも。
中の人がラジオ番組のレギュラーを持っているだけあってフリートークも達者で、カットされたシーンでは必ず毎回オチをつけている。またショックウェーブの中の人が危険な発言をした際は下ネタでフォローしたり、あらぬ方向に脱線した際も上手くオチをつけたりしている。
擬女化の話題になった際、中の人同様しょうじゃない方のはやみさんがお気に入りらしく、自身を演じる女性声優としてリクエストしている。なおこの質問の際サウンドウェーブがさりげなく「桑島さんですか?」と発言している。

アドベンチャー

RID: スタースクリーム


CV:スティーヴン・ブルーム/吹:平川大輔
2016年秋以降より放送の『マイクロンの章-新たなる敵』から登場。
見た目とカラーこそG1のスタイルだが、『プライム』のスタースクリームと同一人物である。

詳細は→スタースクリーム(プライム)にて。

関連イラスト

スタスクズ
すたすく詰め合わせ


デストロン航空参謀 スタースクリーム
スタスク丼



関連タグ

トランスフォーマー デストロン
ニューリーダー ニューリーダー病
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ジェットロン メガトロン
ビーストウォーズⅡ BB ガルバトロン メガストーム
マイクロン伝説 アレクサ ナイトスクリーム
プライム トランスフォーマーアドベンチャー
キスぷれ あたりスクリーム
キュートランスフォーマー

評価タグ

憎めない悪役(アニメ・マンガ) 黄金の精神(アニメ・マンガ系) 悪のカリスマ

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