概要
1999年2月3日からテレビ東京系列で放送開始。『ビーストウォーズⅡ』の続編。本作ではサイバトロンが哺乳類を中心に脊椎動物、デストロンは古生物で統一されている。G1世界の年表では最も未来に位置している。
前作の最終回で宇宙中に散らばったアンゴルモアエネルギーの回収と、それを狙うデストロンと争奪戦を繰り広げる。教官ビッグコンボイと新兵達の成長と絆もメイン。
『BWⅡ』と同じく、ニコニコ動画のアニメ配信チャンネル「フルアニMAX」にて公式配信された。
タイトルロゴはビとズの間に大きく「ネオ」と書かれているため、一部で「ビネオズ」と呼ばれることも。
トランスフォーマーのアニメでは最後のセル画作品。
登場人物
サイバトロン
数々の戦いを経験してきた一匹狼だったが、新兵達の教官に選ばれる。マンモスに変形。
キリンに変形。士官学校を主席で卒業しておりエリート意識が強い。
コブラに変形する。単独行動を好み、ブレイクとよく衝突する。
ペンギンに変形する、短気な少年兵。暑いのが苦手で、災難にあう事が多い。
中の人は前作でウサギ型ロボット「ムーン」を担当していた。
ウサギに変形する、大きな耳を使った情報分析が得意な少年兵で、臆病。
馬に変形。中盤から登場するサラブレッド隊唯一の生き残りで、正規の戦士。
NAVI(CV:田上香織)
(イラスト右側)
サイバトロンのナビゲーター。前作のナビちゃんと同型。
デストロン
本作の破壊大帝で、合体ロボ。肉食恐竜、翼竜、首長竜の3体に分離可能。
獰猛だが、確かな戦略眼を持つ。
トリケラトプスに変形するデストロン副官。
マグマトロンへの忠誠心とデストロンとしてのプライドは高い。
ステゴサウルスに変形。戦いに独自の美学を持っている。
「美しい」「美しくない」が口癖。
アンモナイトに変形する。戦う事が生きがい。
ディメトロドンに変形する。単純で、細かい作業が苦手。
始祖鳥に変形。中盤から登場する悪賢い策士。
D-NAVI(イラスト右側の水色ロボット)(CV:宮前真樹)
気難しいデストロンのナビゲーター。本名を呼ばれる事が嫌いで、ニックネームを名乗る。
モデルはメガネウラ。
第三勢力
サイバトロンとデストロンの最大の敵。
ブレントロンのリーダー。ミノカサゴとハチのキメラで、毒針が武器。
ゾウとシャチのキメラで、溶解液が武器。空間を叩き割ってワープ出来る。
漫画版
コミックボンボンで連載。作者は前作同様に今木商事。全1巻。
アニメ版と比べてシリアスだが、教え子達のビーストモードはデフォルメ化されている。
カプセル探しと黒幕はアニメ版と同じだが、キャラの設定やストーリーはオリジナル。
シリアスで重い展開が続き、特に最終回で涙した読者も少なくなかった。
コンボイが生粋のトランスフォーマーではなく、一人称が「俺」という珍しい作品。
アニメ版ではレギュラーでも、月刊誌連載故に未登場やゲスト扱いのキャラも多い。
本編のつなぎエピソードで、独自設定だがマグマトロンとビッグコンボイの誕生経緯が描かれた。
関連イラスト
関連タグ
ビーストウォーズ→ビーストウォーズメタルス→ビーストウォーズリターンズ→ビーストウォーズⅡ→ビーストウォーズネオ(アニメの時系列〈日本のみ〉)
ビーストウォーズ→ビーストウォーズⅡ→ビーストウォーズネオ→ビーストウォーズメタルス→カーロボット(テレビ放映順)