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データ編集

白亜紀最後期の北米大陸に生息していた、角竜の代表格と呼べる恐竜。名前は「tri(3)+cerat(角)+opus(顔)」で「3本角を持つ顔」という意味。

実在した生物だが怪獣を彷彿とさせるフォルムもあって人気の高い恐竜の一つで、ティラノサウルス・レックスに並ぶメジャーな存在としてメディアへの登場機会も多い。


成体の全長は6mから最大で10mを超える事もあり、推定体重5~8t。

中生代を通して最大かつ最後のケラトプス科とされ、知られている限り最大の頭骨は、復元した長さが2.7mに達する。眼の上と鼻面にある合計3本の角、後頭部が発達した襟飾り(フリル)が特徴。

角は骨で出来ている上角質で覆われていて丈夫で、特に長さ1.2~1.8m程に長く伸びた2本は強力な武器として機能し、仲間同士での争いや外敵への威嚇・攻撃に際して使われた。

フリルは頭骨の半分弱を占める巨大なもので、主として異性へのアピールに用いられていたほか、他の角竜と違って厚めになっている・骨に空洞が開いておらずこれも丈夫な造りであり、急所である首元をカバーする役割を担っていたようだ。

強力な盾として機能するフリルだが顔の横を広く覆うため、(視力そのものは良いが)若干斜め後方の視界が遮られてしまうのではないか、との指摘もある。

しかし聴覚に非常に優れ、これにより不意打ちを回避していたものと思われる。

なお、角とフリルの形状および大きさは性別によって異なるとの見解もあり、一般には雄の方が巨大だったとされている。

嘴は猛禽類のそれを思わせる鉤状のもので、この嘴で硬い植物も噛み切り、デンタルバッテリー構造になっている鋭い奥歯で咀嚼したと推測されている。

また、四足歩行の生物にしては体高は高い方(2.5~3m程度)でもあり、他の草食動物よりも幅広い種類の植物を食せるというアドバンテージは、同種の繁栄と大型化に少なからず寄与したことだろう。


植物食恐竜にしては噛む力も嘴も非常に強い事から、トカゲなどの小動物程度なら食べていた「植物食寄りの雑食性」だったのではないか、との説も存在しているとのこと。


雄牛にも似たそのプロポーションから、かつては猛烈な速度で駆けて角で突き刺す「突進」が主な攻撃スタイルだったとも推測されてきた。しかし突進の衝撃に鼻先の骨が耐えられないという検証結果(ただし筋肉や骨の弾力性を考慮すれば大丈夫だ、とする反論もある)もあり、外敵の懐に潜り込んだのち、頭を振り上げるようにして角を突き刺す(ないし擦過させる)攻撃スタイルが主だった可能性も高い。仮に捕食者と真正面から対峙した場合は、緊迫感溢れる距離の詰め合いが展開されたかもしれない。

ちなみに2020年代における推定走行速度は時速24~32km程度と、かつての様な俊足恐竜扱いでこそなくなったものの致命的な鈍足というわけでもなく、ティラノサウルスの走行速度が下方修正されている説も出ている事から「別に危険な戦いをせずとも普通に走って逃げられたのではないか」との意見もある。


また脳の研究から「三半規管の影響で角を振り回して戦うと目が回るのでそのような戦い方はしなかった」という話もあるが、ティラノサウルスに噛まれたのち治っているフリルの化石などもあり、この説には反論する見解が多く出ている。


大きな群れを作って生活していたという話が一般に有名だが、これは近縁種の話であり、トリケラトプスそのものが大きな群れで生活していたかどうかは分かっていない。近年の発見から、(少なくとも亜成体が)群れを作っていたこと自体は確認されている。


なお頭部の化石の発見例は多いが、体の骨格がまともに残っていた例は少ない。それゆえ、全身がまとまって見つかった化石はかなり貴重である。

近年、胴体の皮膚の痕跡が広範囲に残ったミイラ化石が発見されている(ミイラといっても残念ながらDNAはとっくに壊れているため採取できない)。この化石によると、腹面はワニに似た長方形のウロコで覆われ、背面にはモザイクタイル状の大きなウロコが並んでいたとされる。

また、頭部全体が厚い角質で覆われていたとする説が話題になったが、実際には大きな鱗だったのでは?とする反論意見もある。あったとしても角質と鱗の2層構成だったことだろう。またトリケラトプスの背中の皮膚痕には棘の土台ともとれる部分があり、棘が生えていた可能性もある。これはもしかするとプシッタコサウルスの前例から羽毛のようなものではないか?と言われる。

トリケラトプスの武器は前面方向に集中しているため、背中を護る棘が発達していたのならば理に適っている。

 

余談だが、オスニエル・チャールズ・マーシュに最初に発見された角のみの化石(ゆえにトリケラトプスとは断定できない)は、当初その形状からバイソンの新種として命名された。


生まれたてのころは角が発達しておらず、幼体のころは角が上向きになっていたと言われている。これはニホンジカなどがそうであるように成長段階を示すものとしても機能していたためではないか?と言われている。(シカ以外にもアビシニアコロブスなどは体色で成長段階を区別することもある)一方、防衛手段を持たない幼体にとっては目上の敵に対する威嚇にも一役買った可能性もあるため、役割は1つではなさそうだ。その後成長に伴い角が前のめりに伸びると言われており、フリルと同じように角も皮膚と角質の2層構成で骨を覆っていた可能性がある。このためサイの角やトカゲのしっぽ宜しく折れても角質の部分が1年近くで回復する可能性があるという。ただしこれも確定的なものではない。


生態系上の立ち位置編集

白亜紀の最終盤・マーストリヒト期のララミディア大陸において最も繁栄した恐竜の一つ。

化石の産出数がやたら多く、トリケラトプスを含む角竜類は当時生息していた恐竜のうち4割~8割を占めていた可能性が指摘されている。

ただし、見つかる化石の多くが角やフリルを含む頑丈な頭骨の化石であり、化石として残らなかったの他の恐竜の生息数がもっといて、トリケラトプスの生息数は多めに見積もられているという説もある。


同時期同地域にはトロサウルスと呼ばれる別種の大型角竜類が生息しており、同じようなニッチを占めていたと考えられている(トロサウルスとの関係は後述)。全く同じ時代の同じ地域に同型の大型草食動物が共存していた例は珍しい。


その体格と推定される攻撃力から、対抗できる肉食動物は同地域の頂点捕食者であったティラノサウルス・レックスただ一種のみだったと考えられている。マーストリヒト期のララミディア大陸ではデイノニコサウルス類ナノティラヌスといった小型~中型の獣脚類も生息していたが、屈強な成体のトリケラトプスの前では無力だっただろう。

ティラノサウルスと被食・捕食の関係にあったのは確実視されるところであり、ティラノサウルスに噛みつかれたことで角がへし折れたトリケラトプスの頭骨や、骨が噛み砕かれたと思われるトリケラトプスの骨格などが発見されている。もっともトリケラトプスもただ黙って襲われていたわけではなく、ティラノサウルスに深手を負わせたであろうあちら側の化石や、ティラノサウルスによってフリルに噛み付かれた傷が治癒した痕がある(=ティラノサウルスに襲撃されたが、何らかの手段で生還したらしい)ものも発見されている。

一時期「ティラノサウルスは動きが鈍いためスカベンジャー専門である」とされた説同様トリケラトプスにも「角もフリルも飾り、戦える生物ではない」などという説が出た事もあったが、「戦った証拠」を考えるとやはりその様な弱い生物ではなかったのだろう。

亜成体や病気の個体ならばいざ知らず、体重8tに及ぶ健康な成体のトリケラトプスを仕留めるのは、ティラノサウルスといえども容易いことではなく、現生の肉食動物同様「弱っている者・小さい者」が積極的に狙われていたとされる。

ティラノサウルスVSトリケラトプス


ジュニア・シノニム(同種異名)の問題編集

かつてトリケラトプス属には多数の種が含まれていた(時期によっても異なるが、1990年ごろの時点でのべ18種)が、1990年の研究で、トリケラトプス・ホリドゥス1種に統合(いくつかは「疑問名」に)された。この説は、アンテロープ類(ガゼルなど)や水牛では角の形態の個体差が大きい点、トリケラトプスの多くの種が、同じ時代の半径15kmほどのエリアから発見されている点に基づいている。

この説は日本でも大きく紹介され、根強く残っているが、現在ではT.ホリドゥスとT.プロルススの2種が有効とされている。


トロサウルスはトリケラトプスだったらしいですよ

 また2010年前後、別の属「トロサウルス」(Torosaurus)として知られていた恐竜はトリケラトプスの老齢個体であるという説が提唱された。この可能性は、成熟して年齢を重ねたトリケラトプスは後頭部のフリルが伸長すると共に元々薄かった部分が穴になり、トロサウルスの特徴とされていた長大で一対の大きな穴が開いたフリル(生前は軟組織でふさがっていたと思われる)を備えるに至る、という主張に基づくものである。

この説が提唱されたことで学名騒動が発生し、日本では「トリケラトプスがトロサウルスに統合され消滅する」といった誤った情報が流れたことは有名である(実際はトリケラトプスの学名(1889年命名)に先取権があるため、遅れて命名されたトロサウルスの学名(1891年命名)が消滅するというのが正しい)。


なお、トリケラトプスとトロサウルスに関する論争については、その後の研究によってやはり別種とする説が主流となっている。大まかにいうと、二種に見られる細かい形質的差異は研究を経てなお覆されず、また成長期におけるトロサウルスの頭蓋骨は、T. ホリドゥスおよびT. プロルススのそれとは異なる形態を保持しているとする統計解析結果が提出されたことなどが根拠とされる。


ちなみに、近年命名されたオジョケラトプスタタンカケラトプスはこれをトリケラトプス属に含める説がある。研究が進んだ暁には、トリケラトプス属の種数が再び増える日が来るかもしれない。


ジュラシック・パークシリーズ編集

シリーズを通して「トライク(Trike)」の愛称が用いられている(種としての呼び方で、個体別の愛称ではない)。

あまり知られていないが、ティラノサウルス、ヴェロキラプトルらと並んでシリーズ皆勤という誉れ高い称号を持つ恐竜。

主役級の活躍、という程ではないため「ティラノにすら劣らぬ超メジャー恐竜という立ち位置にしては不遇」という声もあるが、シリーズを通して一定の存在感を見せる。


生息数は「サイトA」である「イスラ・ヌブラル島」にて1993年時点で3頭、1994年時点で2頭、「サイトB」である「イスラ・ソルナ島」にて1993年時点で10頭。


ジュラシック・パーク編集

イスラ・ヌブラル島の「ジュラシック・パーク」で誕生、飼育されていた3頭の雌個体のうち1頭が登場。

体色は黒ずんだ錆色で、全長5mほどの亜成体と推測される。有毒植物である西インドライラックを食したことによる病気で倒れており、ゲリー・ハーディングによって介抱されていた。


トリケラトプスを見た主人公のアラン・グラントは、「一番好きな恐竜だ」と語った。

また、パーク側はこの出来事を「(目玉恐竜の)トリケラトプスをいきなり病気にしてしまっていては、パークの姿勢や能力が疑われかねない」と嘆いていた。


ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク編集

イスラ・ソルナ島に生息していた成体と子供が登場。生息地は異なるが、体色は第一作に登場した個体と共通している。

インジェン社に雇われたハンターに捕獲され、ベースキャンプ付近にて檻に入れられていた。


 後に主人公らによって解き放たれた際は、インジェン社が使っていたテントやプロジェクターを破壊し、ジープをひっくり返して樹上へと投げ飛ばすなど大暴れした。その後の消息は不明だが、恐らく野生に帰ったと思われる。


ジュラシック・パークIII編集

 イスラ・ソルナ島に生息していた群れが登場。

 全長10.6m、体高4.6mと異様なまでの巨体に設定されている。トリケラトプスは全長に占める胴体の割合が大きいため、同作に登場した若いT-REXやスピノサウルスにも全く引けを取らないほどの体格を誇る。

 データはDVD特典映像およびサイズチャート、公式パンフレットを典拠とする。


 本編ではイスラ・ソルナ島の上空を飛ぶ飛行機(N622DC)の眼下に広がる草原にチラッと移る程度。残念ながらその恵体を生かすシーンは全くなかった。なお、このシーンでは子供を含めて11頭が確認でき、1993年時点から更に個体数が増えている模様。


ジュラシック・ワールド編集

 イスラ・ヌブラル島に建設された「ジュラシック・ワールド」で飼育されていた個体が登場。

 公式サイトによると、全長9m、体高3m、体重10t。年齢不明。


 成体は「トリケラトプス・テリトリー」というジャイロスフィア専用エリアに、幼体はメインストリート沿いのふれあいコーナーに生息しており、巨大だが危険度は低い草食恐竜として「ジェントル・ジャイアント」の名で親しまれていた。

 中盤に翼竜園から翼竜が脱走した際は、幼体がプテラノドンに掴まれて連れ去られそうになる一幕がある。だが如何せん重すぎたようで飛び上がれず、結局解放されている。


Jurassic Park:The Game編集

 2011年にSteamなどを通して発売された、1993年の「ジュラシック・パーク」事件直後のイスラ・ヌブラル島にて繰り広げられる物語を描いたPCゲーム。

 製作にユニバーサル・ピクチャーズが直接関わっているため、映画版の時系列において正史として扱われている。


 ヌブラル島に生息していた3頭のトリケラトプスが登場。初めに孵化したトリケラトプス(=アルファ)にして、3頭の群れのリーダーおよび母親的存在である「レディ・マーガレット(Lady Margaret)」、その娘的存在である「バキタ(Bakhita)」と名付けられた幼体にスポットが当たる。バキタは比較的人間に慣れている描写があり、第一作で介抱されていた亜成体のトリケラトプスと同一個体の可能性がある。


 本編時点ではバナナの匂いに誘われたバキタが電流の切れたゲートを破って囲いから飛び出し、道を塞いでいた。ゲートの中に誘導するためにクラクションを鳴らしたところ、リーダーであるレディ・マーガレットが出現。マーガレットによってジープが撥ね飛ばされ破壊されるアクシデントが発生した。その後、マーガレットは獲物を求めて現れたティラノサウルスのレクシィと激突し、壮絶な一騎打ちを繰り広げる。

 バキタおよびマーガレットのその後の消息は不明。


Jurassic World Evolution編集

 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のタイアップ作品となるテーマパーク建設シミュレーションゲーム『Jurassic World Evolution』にも登場。

 ベースデザインは『ジュラシック・ワールド』に登場した幼体のそれに近い。


 全長9m、体高3m、体重12t。

 ベースステータスはATTACK:90、DIFFENCE:30、LIFESPAN:73、RESILIENCE:23。攻守の合計ステータスは120とケラトサウルススコミムスを上回る値で、捕食者と戦闘が発生する草食恐竜の中では最強の種である。

 ちなみに、捕食者との戦闘で勝利する際は首を角で貫いて即死させるというR-18G待ったなしの戦法で撃破する。



古代王者恐竜キング編集

暴君の好敵手」という勇ましい二つ名を引っ提げて初期から登場。

この二つ名の通りティラノサウルスのライバル足り得る存在だが、つよさ1400の中堅層にされている。

 

甲虫王者ムシキングにおけるカブトムシに相当するポジションで、恐竜カードをスキャンしなかった場合に登場させるためだと思われる。テレビアニメ放送以前からリュウタのパートナー恐竜として扱われる事が多い。

  • カブトムシも決して小型というほどではなく、強さ140で通用しうるが、これは2003秋からは究極必殺わざを使えるようにしたためだと思われる。もっとも、2006セカンドからは一部の中型甲虫も究極必殺わざを使えるようになったが。

ただし、「カードをスキャンしなかった場合と第6紀までのカードをスキャンした時とでステータスも外見も全く同じトリケラトプスが登場するせいでカードの実用性が薄い」「第5紀までは超必殺超わざを使えなかった」という点で冷遇されてはいる。

  • 前者の点は「甲虫王者ムシキング」ではバランス調整のためかムシカードなしで出てくる「カブトムシ」はムシカードをスキャンした時の「カブトムシ」と比べて強さが引き下げられている。バージョン問わず性格なしになる、どの虫とタッグを組んでもタッグ相性が△になる、色が少し黒っぽくなるといった変更がある。
  • 後者の点は同時に同じ属性、強さで登場した「カスモサウルス」を必殺わざを逆にすれば第3紀から「ライトニングスラスト」を超必殺超わざとして使用できたのだが。なお第5紀では超必殺わざとして使える「エレクトリックチャージ」のわざカードに同時に登場したエウセントロサウルスを差しのけて描かれていた。また、この「エレクトリックチャージ」はテレビアニメで初めて使用された超わざだった。ただ、エレクトリックチャージはゲームでは直接の攻撃には使えず、自分の攻撃力を高めるわざ(バイキルトじゅうでんに近い)で、直接攻撃の「サンダーバズーカ」は第6紀まで待つ事になった。
  • 他にはアーケード版における「カードのすくみでじゃんけんで勝つだけで発動する超わざ(雷属性はこの超わざが3つ揃うのが最も遅かった)」やカルノタウルスのエースと連携した「サンダーストームバズーカ」をが使用された)。


必殺わざはチョキ、雷属性

バトルタイプは第6紀まではあいこタイプ、2007第1紀から2007第4紀+まではカウンタータイプ、激闘!ザンジャークではゆうきタイプ、それ以降はパーパータイプ。

  • 「目覚めよ!新たなる力第2紀」で登場した化石カードに限り「ふっかつタイプ」。

  • ティラノサウルス同様全てのバージョンで排出されるが、通常版は終盤期の目覚めよ!新たなる力第4紀で排出終了しており、目覚めよ!新たなる力第5紀では後述のスーパー恐竜、事実上の最終バージョンではディノテクター恐竜だけが排出された。

2007第2紀では固有名詞付き恐竜の「ガブ」が強さ1600、バトルタイプが超ピンチタイプでカード化された。通常版では体色が灰色だが、上記の「ガブ」とスーパー恐竜は体色が山吹色になっている。

  • アーケード版のわざカードで描かれている(2006雨季限定の「ギガライディーン」など)トリケラトプスはジャークアーマー恐竜の「マキシムス」やスーパー恐竜を除いて体色が灰色で描かれている。山吹色の個体が描かれたわざカードはない。

激闘!ザンジャークではディノテクター恐竜が登場。「ガブ」はバトルタイプがきょうかタイプ、固有名詞なしのディノテクター恐竜はパーパータイプ。


ジャークアーマー恐竜の「マキシムス」も登場。宇宙海賊ザンジャークのミハサが使う。

ティラノサウルスのギガス、ステゴサウルスのアルマトゥス同様にシノニム(無効になった学名)が由来で、二つ名は「三本角の災厄」。


「スーパートリケラトプス」は黄色ベースに迸る稲妻のような黒い模様が特徴。

こちらであれば強さを思いっきり上げられるとみなされたのか、強さが2000・テクニックが300になっている。唯一通常版と強さ・テクニックが異なるスーパー恐竜である。

「7つのかけら」では「覚醒トリケラトプス」として先行登場しており、リュウタを選ぶと終盤の負けバトルのあとでレベル28のこちらが自動的に手持ちに差し替えられる。★6なのでHP・攻撃力とも高いが、テクニックは他の★6の恐竜と同じで、以降のザコ敵はレベル43くらいある上、最後のダンジョンとなる「アクト団本部」ではザコが出ない代わりにボスラッシュ状態になるため、とても即戦力にならない。

戦力になる程度のレベル上げにも時間がかかる為、それまでの手持ちを入れて編成しなおす方がいいかもしれない。ちなみにレベル31で「ライトニングスラスト」を生み出せる。ギガライディーンはトロサウルスでもゲットして育てなければならないが、通常版のエレクトリックチャージと合わせれば強力(アーケード版と違って回復効果はないが50%の確率で「バトル終了まで攻撃力1.3倍」の効果を得る)。


 

※レックスだと覚醒カルノタウルス。ちなみにレベル28は通常版が「エレクトリックチャージ」「サイクロン」を生み出せるレベルだが、新しい恐竜カードとして自動的に追加され、それまでの通常版はそのまま残るる。この覚醒恐竜やアクト恐竜は図鑑にはなく、通常版より先に通信交換などでこれらの個体を手に入れた場合でも通常版が載る。


なお「ダイノキングバトル」ではパワーが最高の1000として登場している。

ARK:Survival_Evolved編集

ほとんどのマップに生息する。温厚な性格だが、攻撃すると敵対してくる。昏睡させ、野菜やベリーを与えることでテイムできる。序盤でテイムすれば、ベリーやわら集め、運搬、戦闘で活躍する。攻撃には強力なノックバックがあるため、アルファユタラプトル相手に完封することもできる。また、頭部は胴体に比べて被ダメが少ない。より強力な生物をテイムするまでのお供におすすめ。


カセキホリダーシリーズ編集

ぼくらはカセキホリダースーパーカセキホリダーカセキホリダームゲンギアの三作皆勤を果たしている貴重なリバイバー。

どのシリーズでも優秀な攻撃性能をしており、水属性のステータスの高く総じて優秀なアタッカー兼フィニッシャーとして活躍できる


第1作編集

LP500、攻撃72、防御36、命中45、回避21、会心21と安定して高いステータスを持ち、味方の攻撃+40を上げる優秀なサポーターで、瀕死になると攻撃力と命中率が300%上昇する「ラストパワー」をパッシブスキルに持っている攻撃面に優れたリバイバー。


どの技も火力が高いのに、低コストで攻撃可能な「ハシッテガーン」、相手の陣形を80%の形で崩せる回転技の「トリケラコンボ」、高火力パンチともに相手に80%の確率で命中を低下させる「金いかり」を付与する「トリケラビート」という優秀な攻撃技を兼ね備えている。

さらに味方や自信の攻撃力を上げる「ハッスル」や全体攻撃可能でそこそこのコストで使える強力攻撃の「トリケラトルネード」を持っており、まさにお勧めのリバイバー。


一応、回避を10%下げる、全ての攻撃技が反撃可能のため相手次第では詰むという弱点があるが、前者は攻撃力40%上げるだけでお釣りが帰って来るほど欠点という欠点にはなっておらず、後者は他のリバイバーに攻撃を任せればいいので、弱点にすらなっていない。


第2作編集


ステータスとパッシブスキルはそのままだが、前作の反省を生かし「トリケラコンボ」の回転率は50%に格下げと「トリケラビート」の「金いかり」削除という明確な弱体化が行われた。

また、タイプは「ばんのう」から「中距離」タイプに変更された。


が、ただでさえスペックが優秀な攻撃アタッカー兼サポーターのため、弱体化が行われても相変わらず強い。

なんなら、他のリバイバーのテコ入れやバトルシステムの改定などが行われた結果、相対的に超絶強化された


まず、今まであったバトルフィールドの変更に伴う、タイプが距離に応じたタイプに変更されたことにより、リバイバーはタイプに応じた得意な距離まで移動して戦うというのがセオリーになった。

ここまでは良かったが、対戦相手に敵前衛にデバフをかけるリバイバーがいた場合に、前作でティラノをはじめとするアタッカーとして活躍した近距離タイプに分類された獣脚類には不遇な環境となった。

また、大型獣脚類の大半のリバイバーは後衛に置くと味方前衛にマイナスのサポートをかけるため嫌厭されるようになり、相対的に前衛を強化可能な攻撃サポーター且つアタッカーで中距離タイプのトリケラが有利な環境で多くのプレイヤーから使われるようになった。


次に、獣脚類リバイバーの持つ「弱肉強食」というワザを使う行動エネルギーが1/5に下げれたことで、「弱肉強食トリケラ戦法」という凶悪なコンボが可能になったことが挙げられる。

「弱肉強食」というワザは「味方のリバイバーのLPを1だけ残して全部奪い、その分自分の体力を回復する」というもので、これを利用してトリケラにラストパワーを発動させ、攻撃力と命中力が大幅に上がった「トリケラトルネード」を開幕に打ち込んで速攻をしかける凶悪な戦術が編み出された。


さらには、回転ワザは反撃が不可能なワザにされたことで「トリケラコンボ」は反撃持ちに強く出れるワザとなり、火属性の強力なリバイバーが多かった故に水属性のトリケラは相手に優位を取りやすかったというのも挙げられる。




最強王図鑑シリーズ編集

『恐竜最強王図鑑』ではアロサウルスに勝利しティラノサウルスとも敢闘した。『異種最強王図鑑』ではインペリアルマンモスに敗れながらも敢闘している。


が、アニメ版では散々な目に遭っており、先述のマンモスのほかプルスサウルスにも激闘の末苦杯を飲まされている。そしてティラノサウルスとのリベンジ戦でも、前半こそ優位に闘えていたものの、最後の一撃を見切られてしまったせいで敗北。結果、現在は知名度が高いにもかかわらず未勝利である。

トリケラトプスは人気が高いだけにせめてアニメでは1勝を挙げることを期待する声も多いが…。



しかしながら「異種最強王図鑑 チョコウエハース」のスペシャルバトルにて、ヘラクレスオオカブトとも勝負しており、こちらでは相手の背中を強く踏みつけて勝利した。1枚絵のみのためどのような勝負を繰り広げたのか詳細は不明だが、この試合でトリケラトプスが決して弱い訳では無いことが証明されただろう。こちらもぜひアニメでの詳細判明に期待したい。


もっとも、トリケラトプスは先述の戦いを見ても分かる通りティラノサウルスと渡り合える実力者で、当時ティラノサウルス意外に捕食されることがあるのは幼体や病気などで弱った個体に限られたと推測され、史実ではティラノサウルスを撃退する事もあった(実際にティラノサウルスが真正面から襲うのを恐れる描写がある)と化石から知られるため、アニメでの冷遇差についてはつっこんではいけない…というか、つっこんだらむしろ思いっ切り痛い目を見るとだけ警告しておこう。

(Mr.モーストの愛車の破壊っぷりを見ればどんな目に合うかは一目瞭然である)


戦績は抜きにして割と善戦しているのだが、最強王トーナメントには参加していない。(ティラノサウルス戦でフリルを折られたため治療のため辞退したのか…?)




また8月23日公開の『最強王図鑑 魂の叫び』でも以上3試合がしっかりとプレイバック。特に23話での名勝負はスペシャル上映でのトップバッターを飾り、恐竜王をあと一歩まで追い詰めたことはモースト、池崎から賞賛されていた


大阪で開催の最強王フェスティバルにおいてティラノサウルスVSインペリアルマンモスの映像が終了したのちティタノボアと戦うことが示唆…されたが詳細は不明。加筆を待とう。


本種は人気も高いゆえに過激ファンが荒らしにかからないことを祈ろう。そうすれば2期で初勝利を挙げられるはずだ。

(実際にアニメ視聴者のなかにもトリケラトプスの2期初勝利を望む声は多く寄せられているため、本作への誹謗中傷はなおさら控えたほうがいいのかもしれない)


2つ名は「3本角の暴れん坊」




NHK恐竜CG編集

度々ティラノサウルスの獲物役としてバーター的立ち位置で登場。しかしそのためか史実とはかなりかけ離れた見た目をしている。(鱗の再現がない、角がカーブしていない、前脚の付き方など)

NHK恐竜番組には良質・好評なものもあるのだが、ことトリケラトプスに関しては単なる引き立て役・やられ役かの様な雑な描かれ方をしている場合が多い。

また、トリケラトプスがどういった恐竜かについても語られる事が少ないため、「トリケラトプスを知りたい」という観点からはあまり参考にならないケースが多い。


その他のフィクションにおけるトリケラトプス編集

 鳥盤目の中では最も知名度が高く、創作作品への出演は数多い。槍(角)と盾(フリル)を備えた騎士のようにも見える外見から、物語の主役に抜擢されることもしばしばある。(一目で恐竜とわかるフォルムである点も大きい。)

 キャラクターとしての立ち位置は多様で、暴君に立ち向かう勇猛な恐竜、外見は厳ついが温厚で優しい癒し系、異常なまでに狂暴な暴走列車など、まさに千差万別。


 同時代に生きたティラノサウルスとの共演は、恐竜を題材とした作品ではお約束の一つと言えるほどメジャー。ただ、ティラノサウルスとの決闘における戦績はあまり良くないという憶測もある。

前述の「古代王者恐竜キング」や恐竜を元にしたロボではあるが、スペックにおいてティラノサウルス型を凌ぐとされたグラントプスマッドサンダー(ただし相手はモチーフと無関係の武装が売り)は貴重な例外であろう。


 絵本では、黒川みつひろ氏の『トリケラトプスシリーズ』が有名。1990年代から20年以上続いているシリーズで、雄のトリケラトプスとその息子を主人公とする物語である。


 漫画では、恐竜の描写が高く評価される所十三氏によるアルビノのトリケラトプスの子どもが主人公の『AL THE WHITE TRICERATOPS』が描かれている。なお本作では言葉をしゃべるなど擬人化されてはいるものの、生活の様子や同時代の恐竜についての描写はさすがである。

 また同作者のSF戦記漫画『白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ』では人類と共存する不思議な世界が描かれるが、大砲を積み戦車装甲車のように運用される。


 特撮作品においてはグランザイラストライセラトップス・ドーパント恐竜武人ライジャアキャンバーなど、通常怪人より強力な幹部クラスに割り当てられることが多い(ただしライジャは宿敵ティラノサウルスの化石から生まれたディノザーラに同じ恐竜として気が合うと言っており、登場作ではモチーフは重視されていない)。

 戦隊ヒーローでは知名度故に副官ポジション=ブルーに置かれることが多く、トリケラがブルーでない戦隊は獣電戦隊キョウリュウジャーだけである。


 トリケラトプスを摸した拳法であるトリケラトプス拳は、驚異の破壊力を誇るという。


先述のNHKを始め、たいていの自然番組ではティラノサウルスの獲物兼ライバルというポジションが多いが、特に冷遇を受けているのはウォーキングwithダイナソー〜驚異の恐竜王国。なんと死体だけの登場に留まっている。メイキングを見てみると、角竜のフリルがディスプレイに使われていたことを示すためトロサウルスに差し変わったという考察はできるが、あまりにも冷遇過ぎないか?...と思った矢先、2025年の新シリーズではティラノサウルスと並び主人公に抜擢されたエピソードがあることが判明!これによりようやくトリケラトプスがこのシリーズで優遇されない呪霊は25年の時を経て成仏したのであった…。


またディノアライブでは、2017年のディノサファリ初演にてデビューしており、背中の羽毛と思わしき棘状の鱗までしっかり再現されている。全長は6.5m。よく劇中でティラノサウルスと戦うことも多く、2019年からは幼体もデビューしている(3.0m)。


遊戯王OCGにおいては種族としての【恐竜族】デッキ・また恐竜モチーフテーマデッキのエースはほとんどがティラノサウルスモチーフのモンスターに奪われている。

ただ、潤滑油としては必須レベルで優秀なトリケラトプスモチーフのモンスターが存在し、所謂ガチ環境では別のトリケラトプス型モンスターが大活躍した実績があるなど、こちらではティラノに負けない活躍の歴史を持つ。


トリケラトプスをモチーフとしたキャラクター編集

スーパー戦隊シリーズ編集

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角竜 カスモサウルス トロサウルス ティラノサウルス

トリケラトプス拳(バキシリーズ):範馬刃牙ピクルとの闘いで見せた技。

エレシュキガル:バスターモーションでトリケラトプスの頭骨を召喚する。

コロラド・ロッキーズMLB野球チーム。チームのマスコットである“ディンガー”のモデル。これは、本拠地球場の建設時に恐竜の化石が出土したため。


트리케라톱스

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