概要
ゼネバス帝国軍が中央大陸戦争の初期に開発したトリケラトプス型ゾイド。
サイズは小型ゾイドクラスで、ボディおよび武装は同時期に開発された雷竜型のザットンと共通している。
二本の角が電磁砲となっており、それが本機の主武装になる。武器は他にも額に装備した3連衝撃レーザーとコクピット下部の機銃がある。
機動力の高いマーダと違って機動力は高くないが、装甲の脆いマーダと違ってその分装甲を厚くしており対弾性・生存性は向上している。だがこう見えてもマグネッサーシステムを搭載しており、高速移動も可能となっている。
格闘武器は備えていないが攻防のバランスがとれた機体で、モルガやレッドホーンと共に帝国軍の主力機を担った。だがゼネバス帝国優勢のZAC2044~2046年ごろには第一線を退いている。
後にガイロス帝国軍でも使用されているが、第二次大陸間戦争ではさすがに古くなっており骨董品扱いだった。
しかし、帝国の本拠地であるニクス大陸へ戦いの場が移ると総攻撃命令により最前線に投入された。
トリケラトプス型とされるが、鼻先の角がない事実上の二本角なためどちらかというとズニケラトプスかネドケラトプスがモデルのようにも見える。
バリエーションとしてクレーンとドーザー・ブレードを装備した作業用のゲルドーザと試作重装仕様のヘビーゲルダーが存在する。