スペック
番号 |
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所属 | |
分類 |
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ロールアウト | ZAC2030年 |
全長 | 20.8m |
全高 | 7.6m |
全幅 | 7.2m |
重量 | 94t |
最高速度 | 130km/h |
乗員 | 3名 |
概要
バトルストーリー
ゼネバス帝国軍が開発した、「動く要塞」の異名を持つスティラコサウルス型の突撃戦用大型ゾイド。
改造される以前の野生ゾイド時は大人しい気性だったが、ゾイド星人の改造によって戦わされている。元々は中央大陸戦争開戦時から居たゾイドで、かのガンビーノ氏をはじめとする帝国軍高官の指揮官機として使用されていた。それが飛来した地球人の技術を組み込むことによってパワーアップを受け、現在の色々な武装を備えた重武装ゾイドへと生まれ変わった。
分厚い装甲や充実した火器、突撃能力など帝国軍の大型以上のゾイドらしく比較的万能に戦えるが、一方で同時期に同じく地球人による改造を受けたゴジュラスには恐ろしく分が悪く、3:1の劣勢の中でも帝国の戦線を支えていた。
とはいえ、中型以下のゾイドや歩兵、超小型ゾイドにとってはレッドホーンは全身重装甲重武装のまさに動く要塞であり、帝国にとってなくてはならないゾイドである。
共和国の大型ゾイドには分が悪いだけで、全方向に火力を有し、多機能多用途で戦争とは単機の性能だけではないと説明するのにうってつけのゾイドであった。
実際、帝国軍はレッドホーンをかなり長きにわたって運用しており、設定上の性能だけではその愛されようは説明できない。
そもそも、ゾイドは生き物としての側面も持ち、パイロットとの相性や状況次第でいくらでも性能差を覆せるため、戦場ではかなりの大金星もあったのかもしれない。
ちなみにそれから数十年後にガイロス帝国が運用した機体は赤く塗り直したダークホーンで、中身は別物とされる。
アニメ
『ゾイド-ZOIDS-』ではガイロス軍のゾイドとして、後述のダークホーン共々共々登場。特にデザルト・アルコバレーノのロッソの機体はバンのシールドライガーと互角の戦いを繰り広げており、続く『ゾイド新世紀/ZERO』、『ゾイドフューザーズ』でも脇役ながら続投した。
アニメでは、クラッシャーホーンにエネルギーを纏わせている様な描写が散見された。
ゲーム
様々なゲームに登場しているが、基本的に強い機体ではない。ただし『PSゾイド1』では高圧濃硫酸砲の状態異常がやたら強力なので、共和国に比べてゾイドの性能に劣る帝国ルートでは欠かせない存在となっている。
続編『ゾイド2』では状態異常の見直しのあおりで大幅に弱体化したが、アイアンコングPKのパーツを流用した多数のバリエーション機が登場している。
バリエーション
ダークホーン
クリムゾンホーン
グリーンホーン
レッドホーンの共和国軍仕様機。
大戦末期で疲弊した両国においては鹵獲したゾイドも戦線に投下することも多かったとされ、本機も大戦中に鹵獲されたレッドホーンを共和国軍仕様で投下した例である。
一部の機体がマッドサンダーの反荷電粒子シールドの実験機となったほか、ゲーム媒体ではブレードライガーABのアタックブースターを装備することもある。
サンダーホーン
共和国軍の当時の最強ゾイドだったマッドサンダーのデータを基にしてレッドホーンを改造した、トリケラトプス型ゾイド。外見(特に頭部)もマッドサンダーに似せている。
格闘装備「マグネーザー」のテストを目的に開発された機体でもあり、機体に合わせて小型化したマグネーザーを搭載している。このマグネーザーを運用するために出力の強化が施され、これによって副次的に機動性が向上している。
また本機で得られたデータは、バーサークフューラーの武器である「バスタークロー」の開発に活かされることとなる。
余談
- ゴジュラスの実験機である「ベン・ハー」の敵として、帝国軍のザムザ三兄弟の特殊レッドホーン3機が登場しており、その中の一機は「暴風を武器にする」「トルネドス」という個体だったとされている。
関連リンク
関連動画
関連タグ
スティルアーマー スティレイザー:スティラコサウルスのゾイドの後輩。特に後者は二つ名に「要塞」と入っている他、『ゾイドワイルドバトルカードハンター』ではレッドホーンを意識したバリエーションが登場した。