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モルガ

かっこいいいもむし

モルガとは、玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場する架空の戦闘兵器であり、金属生命体の一種である。
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スペック

機体名モルガ
番号EMZ-03/EMZ-15(旧)/EZ-006(新)
所属ゼネバス帝国(旧)・ガイロス帝国(新)
分類イモムシ型(旧)・昆虫型(新)
全長11.8m
全高2.95m
全幅3.0m
重量19.7t
最高速度200km/h
乗員人数1名
武装
  • レーザーカッター
  • グレネードランチャー×4(旧)/20mmガトリング砲×4(新)
  • 多弾頭ミサイル×2(旧)/地対空2連装ミサイル(新)
  • 小口径レーザー×2(旧)/3Dレーダーアンテナ×2(新)
  • 機銃(旧)


概要

中央大陸戦争時代にゼネバス帝国のガラモス大尉が設計を担当した昆虫型歩兵戦闘車ゾイドで、サイズは小型ゾイドに相当。強固な装甲が売りで、特に頭部は他の部位の2倍以上の厚さを持ち、その装甲の厚さを活かした突進攻撃と生存性の高さに定評がある。また、地面を掘削して地中に潜ることも可能。尾部はコンテナの役割を果たしており、搭載されているミサイルを降ろすことで兵員や貨物を輸送するカーゴスペースとして利用することも可能にしている。

ZAC2051年にゼネバス帝国が滅亡した後は残存兵力共々ガイロス帝国軍に接収され、後年の大陸間戦争でも同軍の主力ゾイドとして再生産が行なわれた。

配備数は小型ゾイドの中では随一で、ゾイド公式ファンブック2巻の記述によれば、ZAC2100年秋の時点で25000機、キャノリーモルガも含めるとのべ30000機にも達すると言われている。

バリエーション

モルガキャノリー

西方大陸戦争以降の時代のガイロス帝国軍のモルガにカスタマイズパーツのキャノリーユニット(120mmグライドキャノン)を搭載したバリエーション。支援砲撃から輸送までこなせるとのこと。

モルガロクロウスペシャル

タカラトミーの公式サイトで公開されていたWebコミック『ZOIDS妄想戦記』に登場したガイロス帝国軍輸送部隊のエースにして走り屋上がりのヤース・ノグチ少佐の愛機。外観はキャノリーモルガと同じだが、派手なカラーリングが施されている。後の回で再登場した時は羽が生えた成虫に進化していた。

モルガキャノリー

アニメ『機獣創世記ゾイドジェネシス』に登場。装備はモルガキャノリーとほぼ同一だが、サーボモーター(キャップ)の形状と色が異なる。ディガルド討伐軍やムテキ団、そしてディガルド武国など様々な陣営が運用している。

ドリルモルガ

バトルカードゲームや公式ファンブックに登場。工兵任務から突撃戦までこなせる。

情報隊用仕様

メカ生体時代のモルガのパッケージの裏に掲載されていたバリエーションの一つ。レーダーやパラボラアンテナが追加されており、後方での味方の支援を行う。

ゲームボーイ用ソフト『邪神復活ジェノブレイカー』では「レーダーモルガ」という名前で登場。モルガを「たんちそうち」で改造したモデルで背部に大型のレーダーユニットが増設されている。ゲームでは索敵機らしく命中精度やクリティカル発生率を強化するスキルを複数有し、敵の妨害系スキルに対抗したり素早い敵機に的確に命中させるなど堅実な戦闘を行う。小型機故に火力をはじめとする性能は微妙だが複数機投入しやすく、元となるモルガと素材となる「たんちそうち」は序盤から頻繁に入手できるため、製作も比較的容易だった。

リルガ

アニメ『ゾイド-ZOIDS-』に登場。モルガを更に小型化したような無人ゾイドで、口から糸を吐いて相手を捕縛する。爆薬を搭載して目標に突撃させ自爆させるなどの用途にも用いられていた。

モルガAA

ガイロス帝国軍によって多目的支援戦闘ゾイドとしての役割を与えられたモルガで、AAとは「アンチエア」の略称。共和国の飛行ゾイドに対抗する為、35mm実体弾高射機関砲2門と追尾レーダーを備えたユニットを2機搭載した対空攻撃仕様の機体である。この装備は飛行ゾイドだけでなく、地上の高速戦闘ゾイドに対しても有効であった。コトブキヤのHMMシリーズでキット化されている。

モルガキャリア

ガイロス帝国軍によって多目的支援戦闘ゾイドとしての役割を与えられたモルガ。腹と尾を新規のコンテナユニットに換装した輸送用の機体である。前線では地対空ミサイルを装備して戦力投入された。派生機体としてクレーンを装備した補給・回収用のトラックタイプも存在。弾薬補給やゾイドの回収など、様々な作業に用いられ活躍した。こちらもHMMシリーズでキット化されている。

その他

以下のバリエーションはHMMシリーズ「モルガAA&モルガキャリア」の取扱説明書に掲載されたものであるが、文言のみでデザインは公表されていない。

モルガ「リーコン」

索敵用のレーダーやジャミング用の電子装備を搭載した電子戦用モルガ。HMMシリーズのモルガの説明書内の解説内に登場した。

モルガ「ガンシップ」

コンテナのカバーを取り外し、そこに頭部のグレネードランチャーやガトリング砲を増設。頭部に防弾プレートを追加した対人戦仕様。

モルガ「ランチャー」

背部に最大8発ものロケット弾を同時発射可能な二連装ロケットランチャーを8基搭載した後方支援用のバリエーション機。

モルガ「ガンナー」

胴体の左右にロングライフルを搭載した遠距離狙撃用のバリエーション。

モルガ「スナイパー」

さらなる精密射撃を可能とする為に前述の「ガンナー」を改修したタイプ。ライフルは1丁のみになり、そこにガンナー用コックピットを取り付けている。専任スナイパーを乗せるため、二人乗りの機体となった。

モルガ「ブルガン」

モルガAAの対空機関砲をレッドホーン用のビームガトリング砲に換装した重砲撃用のトンデモ機体。給弾は僚機のモルガ・キャリアから行われる方式の為、行動が制限される上に発射時の反動も凄まじい為、用途や乗り手を選ぶ機体となった。

モルガ「トレイン」

コンテナを列車状に連結した輸送専用機。名前通りの車の為、戦闘は考慮されておらず、補給や長期行軍の時などに使用されている。

キットについて

キットはゼンマイ(パワーユニット)駆動タイプで、1984年に発売。ゼンマイを巻くと車輪を回転させながら体の節々を上下動させつつ走行する。コックピットハッチは二重構造となっていて頭部装甲を開くと中に帝国軍小型ゾイド共通規格のコックピットが収まっている。尾部のハッチにはミサイルを内蔵。

日本における旧ゾイドシリーズ終了後は海外でも様々なバージョンが発売されており、中でもヨーロッパで発売された『ZOIDS2』のSLITHERは銀メッキ加工された胴体とファイヤーパターン調のステッカーが印象的な一品となっている。

1999年に再生産されたモルガは胴体や顎の成型色がガンメタリックに変更され、本体色のシルバーもやや暗めの色合いとなった。

2006年には『ゼネバスメモリアルボックス1984』と銘打ってゲーターゲルダーザットンマーダと共に旧ゾイドシリーズの配色で復刻販売されたほか、2008年にはワンダーフェスティバルの会場限定販売品として初期のガイロス帝国のゾイドの配色を再現した暗国軍仕様のモルガも他の旧ゼネバス帝国の小型ゾイドと共に発売されている。

活躍

ゾイドバトルストーリー

旧ゾイドシリーズでは印象的な活躍シーンこそないものの、配備数の多さを裏付けるかのように他のゾイドに混じって戦闘に従事しているシーンが随所に見受けられる。後年に発売された公式ファンブック内のバトルストーリーにおいてもレブラプターが配備されるまでの間はガイロス帝国軍の主力機として同軍を支え続けた。

ゾイド-ZOIDS-

疾走するモルガ


ヘリック共和国の歩兵ゾイドゴドスのライバル機イグアンが登場しなかったせいか、殆どの戦場でガイロス帝国軍の主力量産機として登場している。正規軍だけでなく盗賊等も使用していた為、比較的登場回が多かった。キットではミサイルとなっているコンテナの格納装備は、アニメではビーム砲塔となっている。

ゾイドジェネシス

それまで愛機としていたフィラソードを破壊されたムテキ団の新たな乗機として登場(キャノリーユニット装備型)。敵国のディガルド武国も鹵獲、あるいは発掘した本機を使用していた。

余談

  • 『大ゾイド展』などのイベントでは1/1スケールの実物大モルガが製作・展示されていた。ただし、細部のデザインは元のキットから多少アレンジされており、頭部のガトリング砲の給弾方式がマガジンによるカートリッジ方式に解釈されていたりする。現在は栃木県下都賀郡壬生町にある壬生町おもちゃ博物館にて屋外展示されている。
  • ゴジュラスギガの開発段階では、モルガやプテラスの後継機を合体させるアイデアも存在していた。
  • ゾイドワイルド』の舞台となる地球にも、キャタルガというモルガにそっくりなゾイドが生息している。


関連リンク


関連タグ

ゾイド ゼネバス帝国 ガイロス帝国 昆虫 イモムシ
ガーニナル キャタルガ

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