概要
アメリカ・ニューメキシコ州の白亜紀後期初頭(約9000万年前)の地層から見つかった角竜で、1998年に命名されたばかりの新種。属名は発掘地周辺の先住民のズニ族に由来する。
全長3~3.5m・体重100~150kg程と、現在の牛ぐらいの大きさで、角竜類としては中型だった。発達した襟飾りと目の上に2本の角を持っており、プロトケラトプスなどの初期の種と後に出現するケラトプス科の中間(ミッシング・リンク)ともいえる恐竜だった。
本種の発見により、ケラトプス科は北米大陸を起源とする説が強まった。また、後にディアブロケラトプスやアルバータケラトプスの発見もあり、角は鼻先より目の上のものが先に発達していたことも明らかとなった。
共存していた恐竜にはノトロニクスのほか、ティラノサウルス上科のススキティラヌスもおり、後の子孫たちのような捕食者と獲物の関係にあったと考えられている。
登場作品
『恐竜再生』
動くズニケラトプスが初めて登場した作品。
恋の季節だった為、メスとの交尾権を巡って二頭のオスが争う。負けた方は襟飾りを損傷してプライドもへし折られたばかりか、ドロマエオサウルス類の襲撃で背中に大怪我を負い、落雷による森林火災発生時に仲間達に置いてきぼりにされ、最期はドロマエオサウルス類に止めを刺されるというあんまりな転落竜生に…。
生き延びた仲間達はトリケラトプスへと変化(進化?)するシーンで舞台はニューメキシコ州からサウスダコタ州へと変わる。
『古代王者恐竜キング』
激闘!ザンジャーク第3紀で登場。雷属性。強さ1000。必殺わざはグー。
ショルダーネームは「リトルツインホーン」。
- 初登場したバージョンでは同時期に登場した超わざ「サンダードライバー」のわざカードにも描かれた。