概要
頭の周りが、飾り付けられた仲間という意味である。頭の後ろが襟飾りのように張り出し、その周りや顔に角や瘤が並んでいることから名付けられた。頬に突起があり、頭の後ろが張り出していることと、骨盤の一部が他の鳥盤類と、違う形しているのが特徴のグループである。堅頭竜類と角竜類に分けられる。堅頭竜と初期の角竜は二足歩行で歩き、多くの角竜は四足歩行で歩いていた。主に植物食であるが、一部の種が植物食傾向の強い雑食でもあったとする研究もある。最古の種はジュラ紀後期には既に出現してたが、目立つ存在ではなかった。白亜紀前期に次第に勢力を拡大し、白亜紀後期になると時代が進むにつれ北半球で大いに栄えていくことになった(南半球では生息してた証拠に乏しい)。特に北アメリカの角竜は、体も大きくなり、様々な形の角や襟の飾りを発達させ多様性を増した。