概要
1912年、カナダ・アルバータ州のレッドディア川で長いフリルを含んだ頭骨の後ろ半分や他の部分的な頭骨が発見され、2年後にアメリカ自然史博物館のバーナム・ブラウンによって命名・記載された。
この新たな化石は、その形態からモノクロニウスとトリケラトプスの両系統の共通の祖先であると考えられ、ラテン語で「同じ角のある顔」を意味する属名が与えられた。(現在ではアンキケラトプスはカスモサウルス亜科の角竜に分類されており、セントロサウルス亜科の祖先ではなかったことがわかっている。)
1924年には新たな頭骨がチャールズ・M・スタンバーグ(カナダを代表する化石ハンター)によって発見され、A.ロンギロストリスとして記載された。
今日では模式種のA.オルナトゥスのみが有効とされている(種小名はその華麗(ornate)なフリルの装飾に因んで命名されたものである)。先述のA.ロンギロストリスはA.オルナトゥスのジュニアシノニムとされている。他にも、より古い地層からもアンキケラトプスによく似た化石が見つかっており、アンキケラトプス属の新たな種として記載される可能性もある。また、ボーンベッドも発見されている。
一般に知られる「アンキケラトプスの全身骨格」(頭部以外は完全な骨格に、A.ロンギロストリスの頭骨レプリカを合体させたもの)は、実のところアンキケラトプスのものであるかどうかはっきりしていない。アンキケラトプスのものである可能性も否定はできないが、近縁のアリノケラトプス、あるいは未知のカスモサウルス亜科である可能性も否定できないのが現状である。
全長は5メートル程で、目の上の角は外側に湾曲しフリルは長方形であった。
古代王者恐竜キング
「7つのかけら」とテレビアニメで先行登場した後、激闘!ザンジャーク第2紀+で登場。ショルダーネームは「閃光のフリル」。
雷属性、必殺わざはグー。強さ1800と高め。パキリノサウルス以来の待望の1800。
パーの「ライトニングスラスト」は覚醒トリケラトプスが生み出すので入手は容易だが、グーの「ギガライディーン」はこいつかトロサウルスでないと生み出せないため育成しているとお世話になるだろう。
アフリカのフィールドにいるモブが「サンヨウチュウの化石」と交換してくれるため、サンヨウチュウの化石を持っているなら是非。少なくとも手当たり次第に発掘しまくるよりはラク。
※北アメリカの「東ダストヒルズ」でアリノケラトプスと等確率で出る。トロサウルスは「南ダストヒルズ」でパキリノサウルスと等確率で出る。いずれも非常に出にくい。
バトルタイプは「7つのかけら」ではカウンタータイプ、アーケード版ではこんじょうタイプ。
カウンタータイプはじゃんけんで負けた次のターンに攻撃力が大きくアップするが、「ブリッツカウンター」の反撃ダメージは増えないので注意(アーケード版と違い、2ターンの間、じゃんけんで負けたら自身の攻撃力の30%分のダメージを与える。ただしこれで相討ちになった場合は負けとなる)。
目覚めよ!新たなる力ではスーパー恐竜も登場した。
テレビアニメでは第24話に登場。パリにあった恐竜カードに雷が落ちた事によって現れた。わざカードは「デスグラインド」が入っていた。
第72話では宇宙海賊ザンジャークのグーネンゴの恐竜として登場した。