データ
トリケラトプスと同じカスモサウルス亜科の角竜で、全長は4~6メートルほど。
アンキケラトプスやパキリノサウルスと同じくホースシューキャニオン累層から化石が見つかったが、それ等とは違い現在までに見つかっているのは頭骨一つと、かなり珍しい恐竜である。
フリルは台形で、多くのケラトプス科と同様に一対の大きな穴が開いているが、トリケラトプスに似ており、トリケラトプスの祖先型ではないかとされている。
なお角は3本だが、鼻角は発見当初角ではなく分離した骨だと考えられたため、「鼻角のない顔」を意味する矛盾した属名をつけられた。本当に鼻角がなかったのはディケラトプス(改めネドケラトプス)…とされてきたが、そのネドケラトプスも短いながら鼻先の角はあった。
ちなみにセントロサウルス亜科のパキリノサウルスやプロトケラトプス科の多くは本当に鼻先の角が無かったので、この名前は彼らにこそ相応しかったのかもしれない。
古代王者恐竜キング
2007第1紀から強さ1600、雷属性、必殺わざはチョキで登場した。2007第1紀から2007第3紀ではピンチタイプ、激闘!ザンジャークではまもりタイプ、目覚めよ!新たなる力ではひっさつタイプで登場。ショルダーネームは「勇往邁進」。
2007第3紀までの恐竜カードは2007第4紀+までのガブとバトルタイプ以外のステータスが全く同じの上、「ピンチタイプ」と「超ピンチタイプ」の違いであったため、数少ない劣化版といえるカードであった。
- アダー完結編以前の甲虫王者ムシキングでは中型甲虫限定で「究極必殺わざの有無」、タッグマッチ限定で「同属の甲虫の有無」で劣化版が多かった。
DSゲーム「7つのかけら」でも変わらずピンチタイプだが、ガブ達チビ恐竜のステータスは事実上強さ1100程度(レアリティの表記は★4つ)、下位互換になるような事態は避けられた。しかし本作の★4以上の雷・風属性はやたらとレアで、図鑑埋めの障害になりがちな一匹。
クリア後に行ける「東ダストヒルズ」で低確率で見つかるので根気強く粘ろう。「サンダーバズーカ」が欲しいなら1体限定だが確実に入手できるミニキング(雷風土雷草風炎水)か、まだ見つけやすいスティラコサウルスを頼った方がいい(レーダーとドリルを最後まで強化すると後に西ダストヒルズの赤い反応を掘るとたまに出る)。
主人公達Dキッズの相棒であるトリケラトプス、カルノタウルス、パラサウロロフス(ただし、3周目までは入手できない。またマルムを主人公にすることも出来ない)、『覚醒恐竜』(後にアーケード版のスーパー恐竜の元になった)、内部データにはあるが正規の方法では登場しない没恐竜たちを除けばどういう訳か唯一敵として登場しない。
正規の方法でちゃんと仲間に出来、かつ特殊な立ち位置にいない恐竜の中では唯一の処置である。
- 「特殊な立ち位置の恐竜」の他にも「雷属性の恐竜には強さ1800以上の恐竜が多い」「ザコ的扱いのアクトロイドが使う強さ1600の恐竜が第6紀までに登場した恐竜だけ」というのもあったかもしれないが…
- また「ティタノサウルス・コルバーチ」も敵として登場しない。もっとも、入手手段が「彫刻集め(実は人工物ではなく化石)」だけの為「特殊な立ち位置」と言えるかもしれないが。